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老親の住まい

私の中では実家はないのだけど親が住む場所が実家としたら夫が亡くなる年に内緒で購入したマンションが盆栽置き場兼息抜きの別宅だったのがいつの間にか住まいになってた。私も親だけどもう子どもと暮らすのは選ばない。自由がなくなるなら一人で好きに暮らしたいと思うよね。田舎のような広い家なら違うかもしれないけど庭のない狭い家に仕事をしていない大人が何人も暮らすのはけっこうキツイ。今では父だけが一人住むマンションは古くて、リフォームしたにしては水回りは新しくなくてプロからしたら老人の住む家としたら不合格です。今日は家の中の水漏れ対応に水道屋さんにイロイロ頼んで状況把握したけどもう古くて他にも直すところだらけ。台所、トイレ、浴室洗面所と幾らかかるって８６歳になってリフォームするなら購入した１７年前にやっておけば良かったのにって話。実家としても居心地が悪いのよ。キレイ好きな父は老いてできなくなったのか麻痺したのかもう昔ほどには家のことに手が回らない。毎回、やることは台所の引出しの中にある使用済みの大量の割りばしをこっそり持ち帰ること。洗ってはあるけど使わないのにね。それから布巾や使ってる食器を全て漂白する。冷蔵庫の中の古い調味料や食材もこっそり持ち帰る。今日は賞味期限が５年前のソースとか３年前のケチャップ２本。それから冷蔵庫内の掃除をした。持って行った梨を向いて保存容器に入れたり冷蔵庫内の位置を変えたりした。トイレ掃除やらキッチン、冷蔵庫掃除で今日は終わり。合間に昼ごはんのお弁当を食べておしゃべりして帰宅。これからリフォームする気はないらしいけどトイレに入るたび、キッチンに立つたびに一緒にだれも使いたくないと思うわ。リフォームするならやはり早めがいいね。猫君は帰宅したら大喜びですよ～。新しい箱がお気に入り。追いかけっこ大好きなんだからそれで痩せれば一番いいね。

父の日と役割

娘の渡航前、私の実家訪問は父の日。前日は娘とアウトレットへドライブ（アッシーとも言う）はるばる時間とガソリン代と高速代をかけ半日歩きまわり父の日のプレゼントを購入。娘は一目ぼれの可愛いワンピースをゲット。それを着て実家へ。朝一で魚屋で寿司を買いまたまたドライブ。実家へは距離は短いけど渋滞で70分はかかる。相変わらず運転が好きになれないのは渋滞するから。それでも私一人で行くより孫である子供達と一緒ならとても喜ぶからがんばる、って話。妹も合流してお寿司食べて妹の髪を切る娘。次にいつ会えるのか？ボケずに元気なまま父と会えるってそれは確率的に少なくなるからね。娘の夫くんと会える日を楽しみにして元気に暮らしてくださいそう願ってるよ。半年強のうちに2回もガン手術してるしそれでも一人暮らししてがんばっているからなにかしらの楽しみがあって日々を送ってくれるといいな。ほぼ無趣味、いや盆栽だけど一人で完結。友達も近くにいないしデイケアも行かないから孤独じゃないのかな。人と関わらない老後はツライな。達観しているのかな。８６歳の気持ちは想像できない。

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