そして色々考えた
皆様ごぶさたしてます。すっかり凹んでやる気がなく、皆さんのHPにはお邪魔していたものの、自分の日記はさぼっておりました。が、心機一転aaronrickloveさんのとこから素材をお借りして、クリスマス一色にしてみました。黒と白ってやっぱりなんか暗いかな・・。必死に撮ったお子ちゃまのクリスマスフォトも、壁紙の落書き、コンセントと背景は生活感たっぷりながら載せさせていただきました。リオンの渋いスマイルにご注目を。あの事件??からどれくらい経ったでしょうね。3年ぶりにタバコを吸って(ゲホゲホ&吐き気で断念したけど)毎日98円のチューハイを飲んでアリーシャ・キースのPV見て号泣し、結果3kgの脂肪とともに悲しみよさようなら!今は元気になりました。そして今までのこと色々考えてみました。遊び人の主人とクラブで出会い、ドラマばっかりの交際期間→同棲→妊娠→結婚と、まあどこにでもある話ですわ。それはもう砂糖とタバスコが交互に胃に入ってくるような関係。日本では外国人である主人との国際結婚ですが、当時彼はベースのIDを持って基地内で働いていたわけで、彼が外国人として日本の社会で生きていくことに対する覚悟、日本で外国人の配偶者を持つという自分の立場を冷静に考えた事なんてなかった訳です。すべてが基地内でできましたから、なーんにも面倒なことがなかったんです。修羅場続きながら密かに夢見ていた甘いプロポーズ&指に輝くダイヤのリング、大きなおなかをさすりながら編物をして優しい夫の帰りを待つ自分、そういう私の願望は全て覆され、しかも子供が生まれて間もなく主人の仕事があやうくなり、自分の家族との確執は悪化、お金まったくなし・・と、何もかもが予想していた事と180度違う方向に向かっていった。結婚して子供が生まれたら何もかも変わる。夫も自分の家族も自分すら変わる。そう期待していたんでしょうね。友達が旦那さんに大切にされてされている話、ご両親との楽しい時間の話、を聞くたびに自分の立場を恨んでいた。私は全然幸せじゃなかった。不満だらけの毎日だった。でも周りにいわゆる外国人に騙された馬鹿な日本人女だと思われたくなくて、自分は違うんだと思いたくて、しっかりした奥さんだと誉められたくて、見栄で固めた自分自身をキープする為だけに私はがんばってきた。でもね、私は主人から一生忘れられないようなプロポーズがほしかった。結婚式だってしたかった。悪い男でも主人に惚れている。両親とだってできれば又仲良しになって子供に会ってほしい。ほんとはキャリアなんていらない、専業主婦になりたい。今手元に10万あったらコーチのシグネチャーラインを片っ端から買い込みたい。年子育児にうんざりする事だってある。イライラして子供を無視したい時がたくさんある。がんばりたくなんてない。できれば一人でずーっと寝ていたい。そうだよ。これがホントの私。笑われたっていい、馬鹿な日本人女でもいい。主人にそんな事を話した。私はあなたを愛している。10年たってもそれは変わらない。あなたが友達と飲みに行って朝帰りした日は、笑顔でもホントは腸が煮え繰り返ってる。今までの浮気を許したことなんてない。大丈夫だなんて全部うそ、全然大丈夫でない。でもたった一つ確実なこと。クラブで出会ったいい加減な男女が今は家族になったこと。そして私はあなたと子供を心から愛してる。永遠に。その気持ちは誰にも負けない。ベッドの中だけでなく、いつも私を女でいさせてよ。家にお父さんは2人いらないんだよ。甘えさせてよ。頼らさせてよ。私という人間を知って、向き合って。主人は絶句。ひとこと・・・・はい、がんばります。そして最高のプロポーズ。(内容は内緒)リンクさせていただいてるMoneychildさんからいただいたコメント↓★先へ進みたい自分と過去で止まってしまってる自分との葛藤で身動きできなくなることもしばしば。そういう自分を変えなくては夫婦で解決は難しいのを理解してるのに、犠牲者の意識が消えず旦那が尽くすべきだと考え夫婦間の歯車が会わなくなった。幸せでない私と幸せでない夫。何千回もの話し合いか繰り返され、3歩進んでは2歩下がるとは言えども確実に前進している私達。罪を認めるほど勇気がいることはないのでは?7年目にしてやっと旦那は自分が全てを壊したといい、私は少しずつでも自分を変えていこうと考えました★が頭から離れない。犠牲者である自分、加害者の夫が変わるべき、尽くすべき、そんな考えからは何も生まれない。私たち夫婦が解決すべき問題は山のようにある。私自身が消化しなければならない問題も山のようにある。でも前進あるのみ。今回はこのバカチンを許して、またバカチンを愛している自分を認めてしまおう。いくら子供の前でケンカしなくても、子供は夫婦間の事に敏感です。長男Dはずーっと私たち夫婦に「Mommy, Daddy is your best friend」「Daddy, Mommy is your best friend」と言い続けていた。そうか、Dにはそう見えていたんだ。ボロボロだと思っていた結婚生活だったけど、Dには私たちはBest Friend に見えていたんだ。BestFriendは大切にしなくちゃいけない。たった3歳の彼が私たちに伝えようとしていたこと。大切に受け止めていこう。我が家は反省モードの主人の提案でこれから毎日日曜必ず外出することに。たまには子供を保育園に預けてデートもするつもりだ。私たちはケンカばかりしてこの10年を無駄にした。これからの10年、できれば無駄にすることなくお互いを愛しつづけていけたら、と思う。ただし、もうこの次はない。それは主人も肝に銘じた。この先どうなるかはまったくわからない。でも今回は離婚しないことにしました。色々意見はあると思うけど、馬鹿なやつと思って見守ってくださいな。それから皆さんからいただいた数々のコメント、胸の中にいつまでもしまっておきたいと思います。本当にありがとう。私は何とか又歩き出せそうです。