三好一美さん~山古志村 読み聞かせの旅より
モリームーンの翻訳者、三好一美さんから、山古志村での読み聞かせボランティアのお便りをいただきました。現地の模様がよくわかります。 @ @ @----------------------------------------------Dear Friends,*-*-*-*-*-*-*あー、催眠術がつかえたら!*-*-*-*-*-*-*新潟中越地震で避難生活を続けている山古志村の子どもたちに、本のプレゼントと読み聞かせをしますと書いたところ、たくさんのご支援・ご声援をいただきました。ひげうさぎ先生から『子どもを本嫌いにする9つの方法―親と子と教師のための読み聞かせガイドブック』、ブックレビューの大御所松山真之助さんから『ねずみとサンタクロース』(まつやまのりも作)、そして大学宇宙工学コンソーシアム事務局長の川島レイさんからは、可能性への挑戦と元気を語った『上がれ! 空き缶衛星』がたくさん届きました。http://www.higeusagi.com/top/bk.htmhttp://world-reader.ne.jp/books/matsuyama-011222.htmlhttp://future.way-nifty.com/reiland/『ねずみとサンタクロース』の本はもう在庫がないのですが、お父さんの“しんのすけさん”が職場の方と思いを込めてプリント製本し、一冊ずつ被災された皆さんに励ましのメッセージを書いてくださいました。ひげうさぎ先生の本にもサインとメッセージが丁寧に書かれていました。みんなの思いを載せて、11月18日、モリー・ムーンの本と共に山古志村の種苧原地区の皆さんが避難されている長岡大手高校体育館に到着しました。二つある体育館の大きいほうに皆さんが暮らしています。小さいほうの体育館では、半分で大手高校の生徒がいつも通りバレーやバスケットの練習をしていて、ファイトオオオ(気勢)、ダダダダダ(走る音)、ビシッバシッ(ボールを打つ音)、半分は支援物資置き場とボランティア&役場の方が活動する場。そして一角に子どもコーナー(子どもの家)。4時になると小学生たちが帰ってきます。体育館の外には、古着や、おもちゃ&ゲームなどがフリーマーケット状態で並んでいて、子どもたちが群がります。外で遊んでくれるボランティアもいて、子どもたちは表面上、結構元気がありました。山の子どもたちはひょっとして、物質的には今までにないほど裕福な状態かもしれません。芸能人も次から次へと慰問に来ます。このような状況ですから、子どもたちがたくさん集まって静かに本を読んでもらうなどということはありえません。それでも、テレビやゲームに夢中になっている子を尻目に、本に興味をもった小学生が5-6人が集まり、話を聞いてくれました。「漢字は読めネエ」と文句をいいながら、『ねずみとサンタクロース』や『なぞなぞライオン』を、逆に私に読んでくれる幼稚園の子もいました。「何かな?」と、通りかかったお母さんたちにも本をお見せすると、嬉しそうに手にとってくれました。実は、若いお母さんたち(つまりお嫁さんたち)がいちばん心のケアを求めています。お嫁に来た若い母さんたちは気の休まる暇がありません。実家も被災された地域にある方が多いでしょう。両親のところへ行く間もないと聞きました。みんなが苦労しているときに泣き言をいってはいけないと、我慢し続けているようです。ごくごく危険な地域を除いては、ボランティア活動のおかげで、結構手は足りつつあると聞きました。物資面も皆さんの気持ちがたくさん届いています。でも、お母さんたちの心はどうやったら癒すことができるでしょう。モリー・ムーンの著者ジョージアの手紙を思い出し、このときほど、催眠術がつかえたらどんなにいいかと思ったことはありませんでした。http://www.molly-moon.jp/04.html?_04.html=l1その場でお渡しした本以外は、分散している避難所に山古志村役場の方が配本してくださいます。役場の方も同じ被災者なのに、嫌な顔ひとつせず、とても元気にはきはきと対応してくださいました。今回のアレンジを快諾くださった山古志村役場の熊田さん(男性)、現場で対応くださった上田さん(女性)の笑顔が忘れられません。実際に現地へ行ってみると、書くことがあまりにもたくさんあります。ほんの断片ですが、ご支援・ご声援いただいた皆さまにお礼とご報告まで。★『絞首台までご一緒に』がWebook of the Dayで紹介されましたhttp://webook.tv/Webook Travel Inc.とは??うーむ、楽しみですね!!www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150747210/mollymoonjp-22/★勇気・挑戦のポジティブ思考がどんなに大切かを教えてくれるモリーの物語。ご家族でお楽しみいただける他、お子さんのいらっしゃる方へのちょっとしたプレゼントや販促ギフトに喜ばれています。ぜひモリー・ムーンをご利用ください。『モリー・ムーンが時間を止める』はこちらから↓www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152500166/mollymoonjp-22/購入が難しい場合は、info@molly-moon.jp までご一報ください。プレゼント用にサイン等をご希望の方も、info@molly-moon.jp まで。『モリー・ムーンの世界でいちばん不思議な物語』を読んでいない人は、この機会にぜひ↓www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152500018/mollymoonjp-22/※このメールは三好一美の友人ならびに名刺交換させていただいた方にお送りしています。もしご迷惑であればお手数でもご一報ください。⇒ info@molly-moon.jp頓首★@@~☆@@~★@@~三好 一美 Kayes Miyoshi『モリー・ムーンの宝石箱』http://www.molly-moon.jpc/o パイロエンタープライズ東京都港区北青山3-12-7カプリース青山605 〒107-0061Phone/Fax: 03 3499 3736Mobile: 090 4436 9288Email: kazumii@tkg.att.ne.jp★@@~☆@@~★@@~ -----------------------quote end--------------------