火焔太鼓!と貸借対照表!
ジェイカレッジNo8がありました。1.6(金)JALビル25F。満員御礼の中、立川志の吉さんの落語からスタート。いきなりお囃子にのって登場した志の吉さん。会場は、普段のセミナーの雰囲気があってちょと硬い・・・・しかし、さすが志の吉さん、時流のネタなどを使い、じょじょに会場はセミナー会場から落語会場へと変化する。つづいて、公認会計士田中靖浩さん(三大・エンターテナー会計士=もっとも分り易く会計の話ができる人のお一人)の貸借対照表のお話。P/Lのことは普段よく使っている人も、B/Sの話を人にわかりやすく説明するのは意外に難しい。田中さんが紹介した学生時代のB/Sにまつわるエピソード: バランスシートの右側は負債と資本、総じて貸方と呼ぶ。 その中の長期負債、短期負債とかは、銀行から借りている金をさす。 借りているのに、なんで貸方にあるのか? 相手の立場にたってものを考えよとはいうが、これは自己分析の話 だし、なんかヘンだ。 Assetの部(左)は借方という。 ここにある項目で売掛金は、まだお金を回収していなくて いわば相手に貸しているようなもの。 貸しているのになぜ「借方」にあるのか? 貸しているのに借方・・・なんかヘンだ。 田中さんも学生時代悩んだそうだ。で、教授にも聞いたりしたが、 すっきりしない。・・・・ 結局わかったこと、借方、貸方を意味をもって考えては いけない、単なる記号なんだ! ということらしい。 東方、西方とかのほうがマシだ・・ こんなふうに言ってもらえると、ホッとする。この日のB/Sの講義は、一切数字なし! すごい試み。記号や図のみでの解説は、しかし、実に分り易かった。へぇー!そうだったのか!がいくつもあった。B/Sの本質をあれほど明快にかつ単純にかつ分り易く解説されたのは、初めてである。すごい資料だった! ・→・→・これが何を意味するか・・・出た人はすぐにリアルに思い出せる。 調達と運用これは、赤いボールペンで書いた→とグリグリだ。(出た方はふむふむ)最後に志の吉さんの火焔太鼓。古典落語のすばらしい公演は、迫力満点。あの太鼓の音は、実に『良い値色』だったねぇ!おまえさん。笑最後は、新年らしく3本締めで決まり!ジェイカレッジも新春の新しいチャレンジでした。田中さんと志の吉さんも新企画のチャレンジは、緊張されたとおっしゃっていました。大盛況。名残惜しげに家路につかれた参加者のみなさまのお陰です。田中さん、志の吉さん、運営スタッフのみなさん、参加者の皆さんほんとうにありがとうございました。