給食その後…と除去解除について
幼稚園のお別れ会で初めて給食を食べた華。卵・乳製品・小麦が入ったものを食べましたが、元気に園バスで帰ってきました。当日は蕁麻疹や湿疹なども出ず、特に変わった様子はありませんでした。が、翌日の夜、耳の裏が痒いと言うので見てみると真っ赤になっています(@_@;)お風呂上りは身体が温まってひどく掻いていましたが、痒みは1日で治まりました♪耳裏って…大豆?油?給食の揚げ油かな?給食を食べたのが木曜日。症状が出たのが金曜日。月・火に2日続けて私が作った豆乳かぼちゃプリンを食べています。給食の揚げ油に大豆油が入っていた可能性は大きいし、きっと酸化して黒くなったものかもしれない(@_@;)華は大豆アレルギーはなく納豆も豆腐も大丈夫ですが、私が大豆アレなので、普段自宅ではトランス脂肪酸フリーのソルレオーネグレープシードオイルを使っています。大豆油で反応しているか、酸化した油は誰にとっても良くないので、酸化した油に反応しているのかもしれません(@_@;)゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆ 主治医の指示で、華の除去解除を少しずつ進めています。華は血液検査ではすべて陰性の「隠れ型」なので、検査結果を目安にすることはできません。「食べて症状が出るかどうか」これだけが判断基準です。小麦は3歳のときに反応していることに気付き、除去・負荷試験を繰り返して、調味料以外の小麦製品の除去を始めました。除去中、蕁麻疹の経験もして、食べたい気持ちよりも痒い方がイヤだと感じた華ですが、それまで華はうどんや卵乳なしのベーグルやフランスパンなどを食べたことがあるので、生まれてから一度も口にしたことがない卵や乳製品と比べて、やっぱり「食べたい」という気持ちが強かったです。約1年間の除去後、デュラムセモリナ100%のパスタから、国産小麦のうどんなど少しずつ試して、行きつ戻りつしながら、現在は国産小麦のパンまで症状なく食べられるようになりました。私は、子どもの食物アレルギーは、成長とともに耐性を獲得し食べられるようになると信じています。 ですから、最終的には「食べられるようになる」ことを目標にしています。 子どもがアレルギーっ子で生まれてきてくれたお陰で、たくさんのことに気付かされ、食への意識が変わりました。 世間一般の「好き嫌いなく何でも食べよう」「栄養のバランスよく食べよう」というのは、ちょっと違うかな~と思うようになりました。 食べられるようになることを目標にしていますが、例えば牛乳を毎日ぐびぐび飲ませたくはないです。 (牛乳はお酒やたばこと同じように嗜好品だと思います。) しかし、親として、子どもが社会生活を送る上ではある程度は食べさせてあげたいと思います。卵・乳製品・小麦の除去解除を進め、近い将来に何の症状もなく食べられるようになったとしても、アレルギーのお陰で得た知恵を無視して、今の食生活を大きく変えるつもりはありません。でも、誕生日とかイベントなどハレの日には、ケーキやアイスクリームなどを食べさせてあげたし、たまには甘いおやつやパンが食べられるといいですよね♪「食べられない」と 「食べられるけれど、(普段は)食べない」は大きく違います。ファーストフードやスナック菓子、アイスにチョコ、インスタント食品…、今はほとんど食べられないし、本当は健康を考えれば余り与えたくないものだけれど、たまにはお楽しみで食べれるといいなと思います。「食べようと思えば食べられるけれど、我が家ではあまり食べない」という風にしたいです♪主治医が今、除去解除を積極的に進めるのは、華が4月には年長になり、あと1年もすれば小学生です。小学校の給食を出来るだけ食べられるようにしたい との思いがあるのだと思います。決して「みんな一緒」という教育には賛成できないし、「みんな違ってみんないい」(金子みすず「鈴と小鳥と私」より)と思います。理想は給食とお弁当の希望制だけれども、現状では全生徒が給食を食べるのが前提なので、「食べられるのであれば給食を」と思います。牛乳を飲ませたくない とか、原材料が気になる とか、添加物が気になる とか、そこまで言い出して「(アレルギー的に)食べられるのに食べさせない」のは「親のエゴ」になるのではないでしょうか。小学校の給食は、管理栄養士が考えた献立で、最近はアレルギーのことも考えたものになっているようです。それに比べて、現在の華が通う幼稚園の給食は、市内の惣菜屋兼仕出し弁当業者のもので、一応栄養士さんは置いているようですが、献立を見ると「食べさせたい」と思える給食ではありません(>_