図工。
いつもご訪問頂き、ありがとうございます。今更ではございますが(汗)、2008年もよろしくお願いします。2008年の最初の日記。明るく楽しい話題にしたかったのですが、まぁ、これも現実ということで。先週のこと。朝7時過ぎ、起きるなり「おなかがきもちわるい~。」と、ツン。ツンが朝不調を訴える時は、(今までの経験上)大抵『何かが嫌』な時。は「そう。じゃ、ゼリーでも食べる?」ツ「たべる。」そして、誤魔化しながらパンをすすめると、それも食べた。<『何か嫌病』決定。は「ツン、何か嫌なことあった?」ツ「やなこと、ないっ。おなかきもちわるい~。きもちわるいから、がっこういかない。」は「誰かに嫌なことされた?」ツ「されない。」その後も、「きもちわるい。」「がっこういかない。」「おやすみする。」を繰り返す。(この時点で7時半。)は「今日は、何の授業があるんだっけ?1時間目は?」ツ「ずこう。…ずこう、や、なの。」はぁ、学校に行きたくない理由は、図工ですか…。は「図工の何が嫌なの?」と、聞きかけて、それじゃ答えにくいかもと思い、 「今、図工は何やってるの?絵を描いてる?」ツ「はこにぃ、すきなのつくっていれるの。おりがみとかぁ、ひもとか。 ねんどあるひとは、もってきてもいいって。」ん~??何なんだか、全然わかんないんですけどぉ。は「好きな物を作って箱に入れるのね?それのどこが嫌なの?」ツ「どうしたらいいかわかんないぃ。」は「何を作ったらいいのか、わかんないの?」ツ「ちがう~。」は「どうやって作ればいいかが、わかんないの?」ツ「そ。おかあさんがおしえて。」は「おかあさんが一緒に学校に行って、ここはこう作るんだよってツンに教えるの?」ツ「そ。」は「それを教えてくれるのが、先生なんだよ。わからない時は、先生に聞けばいいの。 『どうやって作ったらいいですか?』って。『わかりません。教えてください。』って 言っていいんだよ。」ツ「いえない~。」は「自分で言わなきゃ、先生はわからないの。おかあさんだって、そうだよ。 ツンが言ってくれなきゃ、おかあさんだってツンのことわからないの。 だから、自分で言いなさい。」ツ「じゃぁ、れんらくちょう、かいて。」は「いいよ。連絡帳に書いたら学校行ける?」ツ「いける~。」(この時点で、8時20分。汗)大急ぎで連絡帳を書き、「先生に出す時に、『すぐに見てください。』って言うんだよ。」と、ツンに伝える。学校に行きさえすれば、後は先生が上手くやってくださるだろうと期待して。ツンを自転車に乗せて、学校まで送る。校門の所で、「行っておいで。」と、頑張れよのエールを込めてむぎゅ~とツンを抱きしめたら、「はなせ~。」だと。(こういうところが、ドライなんだよね~。)そして、母を振り向くこともなく、まっしぐらに教室に向かって走って行った。放課後。ツンは、元気よく帰宅。連絡帳を見ると、図工の先生(ツンの小学校では、図工は専任の先生が教えている)からのお返事が、何と3ページも。担任の先生から、すぐに図工の先生に連絡帳が渡されたらしい。内容は、今回の連絡に対するお礼と謝罪の言葉。そして、今の授業の内容と進度について。「前回の授業で、箱の中に作りたい物をデッサンしました。今日から『この部分は、何を使って形に していくか』を、作業に取り掛かる前に、クラス全体で確認しようとしていたところでした。 そこのところが、ツンくんはわからなくて、心配で心配で心を痛めていたのでしょう。 次回からは、当日の目当てや進度をツンくんと一緒に確認しながら進めていきたいです。 これからも小さなことでもご連絡ください。一緒に考えていきましょう。(詳細略)」と、綴ってあった。ツンが『一番困っていること』に心を寄せて頂けたこと。そして、それを解決しようとしてくださっていることが、とてもありがたかった。ツンへ。困っていること、嫌なこと、いろいろあるよね。先生でもおかあさんでもいいから、言ってください。なるべく早くね。<いつも、登校ギリギリの時間なんだもん。(汗)