いろんなことあるさ♪

[小学校生活・１年生] カテゴリの記事

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• 遠足。（嵐の後の嵐）

  お昼頃、東京地方は本当にスゴイ雷雨でした。これなら、遠足も延期になって正解。そう思い込んでいた母。午後、青空が戻ってきた頃、ツンが嵐と共に帰ってきた。がっかり・その１玄関のドアを開ける前から、ドアの向こう側のツンの声が震えているのがわかった。これはおしっこを我慢しているな、と。ドアを開けると、背中リュックを降ろす間もなく、「おかぁさ～ん、おしっこ･･････でた。」ツンは、いつも駆け込みセーフのギリギリ状態で学校から帰ってくる。家までもちそうもないから、おしっこしてから帰ろう。そいういう発想にはならないみたい。（涙）何度も失敗してるんだから、少しは学習してチョーダイ。がっかり・その２おしっこで濡れたパンツやズボンを着替えさせながら、母はツンのリュックをチェック。ファスナーを開けると、開封されたベビース○ーラーメンの袋がそのまま突っ込んであり、中いっぱいにラーメンが散乱している。は「何これっ？！」思わず叫ぶ。ツ「つんがねぇ、（袋を）あけようとしたら、Ｋくんがバッてあけたの。そしたら、こんなになった。」は「Ｋくんが開けたからじゃなくて、開けた後しっかり袋に封をしないからこんなになっちゃうのっ。」荷物を全部出して逆さにして振ると、中からラーメンがバラバラバラ･･･。あぁぁ、おニューのリュックなのにぃ。（涙）がっかり・その３ラーメンの処理をしながら、ふと思った。遠足に行かなかったのに、どうしておやつ食べてるの？は「ツン、遠足に行った？」ツ「いったよ。でんしゃにのってぇ、しゅうてんでおりた。それでぇ、あめにぬれた。　　ぴかぴかって、かみなりなった。」あの雷雨の中、遠足か･･･。大変だったね。待て。さっきリュックから荷物を出した時、カッパを使った形跡がなかったぞ？は「ツン、カッパはどうしたの？使わなかった？」ツ「つかわなかった～。だってさ、どれだかわかんなかったから。」わかんないって？！朝、母が「カッパ入れるよ。」って見せたじゃん。しかも、きっと使うだろうからと思って、リュックの一番上に入れたのに。は「じゃぁ、雨降ってきた時どうしたの？」ツ「きのしたにいた。でもぬれた。」ウインドブレーカーを着せていたので気付かなかったけど、脱がせると下に着ているデニムシャツもＴシャツも濡れている。あぁぁ･･･。濡れた時・汚れた時用に、着替え一式もリュックに入れてあったのに･･･。今まで、ツンは黄色いカッパを使っていた。そのサイズが小さくなってしまっていたので、今回は、水色のカッパを持たせたのだった。この水色のカッパも、何度かは着せていたけど、ツンには『カッパ＝黄色』の思い込みがあったようだ。がっかり・その４カッパがわからなきゃ、敷物（シート）を被れば雨避けになるじゃん。そう母は思ったんだけど、そこまでの発想は、ツンには無理だよね。でも、シートも使った形跡がない。あれ？お弁当はシートの上で食べたんだよね？？は「ツン、シート使わなかったの？」ツ「つかわなかった～。だってさ、どこだかわかんなかったから。」は「じゃぁ、どうしたの？」ツ「Ｍくんとぉ、Ｗちゃんとぉ、Ｎちゃんが、いっしょにつかおうって、かしてくれた。」何じゃそれーー！？シートだってさ、ちゃんと入れてあるじゃん。今朝、「ここにこれが入ってるよ。」って、リュックの中身を全部説明したのに。ここまでくると、立ち直れないくらい母脱力。がっかりだよ･･･。 母がいけなかったんだよ。物を見せてリュックに入れれば、ツンは理解できるだろうと考えていた母が甘かったよ。説明と見ることだけでは、理解できなかったんだよね。中に入れる物を確認しながら、一緒にリュックに詰めれば良かったんだよね。ごめんね、ツン。 今回の遠足では、何故かお茶も殆ど飲まないで帰ってきた。持って行って使った（食べた）のは、お弁当とベビース○ーラーメン、だけ？それじゃ、重いリュック背負っていく必要なかったじゃん。

  2006/04/25

• １年生を終えて。

  今日、ツンの小学校も修了式でした。ワタシは、ずっと『終業式』だと思ってたんだけど、学校からのプリントは『修了式』だったワ。昨年４月の入学式の時には、「小学校生活を無事に過ごすことができるんだろうか？」と不安だったけど、何とか１年生が終わりました。（嬉）それも全て、厳しくも優しい担任のＨ先生や、個性豊かな温かいクラスメイトのお蔭だと感謝しています。本当にありがとうございました。２年生になっても、今まで通りツンと楽しく仲良くお付き合いくださいね。（２年生は、クラスも担任もそのまま持ち上がりなのデス。）そして、未熟な１年生母を支えてくださったネッ友の皆様、ありがとうございました。躓いたり悩んだりしながらも、ここまで来られたのは、温かいアドバイスや励ましのお蔭です。ツンは、間違うことも出来ないこともまだ多いです。でも、繰り返し練習して出来るようになったり、親が知らないうちに出来ていたなんてこともあります。『それなりに出来てしまう』それが、ツンが持っている課題を見え辛くしているのかもしれません。実際、昨日の通級の個人面談でも、担当の先生から「私自身、まだツンくんのことを掴みきれていないと感じる時があります。」と、言われました。ツン自身も、まだ『自分の中の弱い部分』に気付いてませんし、今はまだ周囲が幼いので、ツンの『できない部分』も、『この年頃の子供にはありうること』で済んでいることがあります。ツンが、自分の内面を見つめるようになった時。周囲が大きく成長して、ツンとの差が開いた時。それが、『大きな壁』にぶち当たる時、なのでしょう。その壁も『それなりに』越えてくれれば嬉しいんですけどね。＜お気楽過ぎ。（苦笑）２年生からも、気合を入れて（笑）ツンと一緒に歩いて行こうと思います。凹んでしまった時には、「はないたちさん、何やってんのよ～。」と、優しく喝を入れてやってくださいね。今後もどうぞよろしくお願いします。１１時前には、元気良くツンが帰宅しました。昨日の日記の返却物も先生に渡して、持ち主の元へ返ったとのこと。（やれやれ）んがっ、持ち帰るはずの防災頭巾を教室に置き忘れたままだったようで、夕方先生から電話をもらってしまいました。（汗）１年生最後の日なのに、やってくれましたよ～。今日、持ち帰った『あゆみ』。先生が「２学期よりも厳しくつけました。」と、仰っていたそうで、「もう少し」が１つ増えてました。（汗）でも、他は「できる」がいっぱい。頑張ったね～。＞ツン。そして、持ち帰った物の中に、クラスの文集も。皆、何度も見直しをしたり、清書して作り上げたようです。余りに嬉しかったので、ツンのをご紹介～。（って大したもんじゃないけど。）２月５日の初スケートのことを書いたようです。だい：スケートをした。二月十九日、Ａちゃんと、スケートにいったよ。六人でいきました。スケートじょうについて、Ａちゃんとくつをはいて、ヘルメットをかぶりました。それでまっくをたべてポケモンのかーどをひらくと、ちりーんがでました。まっくの、ところでごちそうさまって、いいました。それで、Ａちゃんの車に、のってかえりました。日にちはズレてるし、スケートよりもマックのことがメイン？だし。読点の打ち方も変だし。でも、ここまで書けるようになりました♪

  2006/03/23

• タイムリミットは明日。

  明日は、終業式。少し前から、図工の作品やらテストの綴りやらを持ち帰ってきていた。ツンの場合、「自分の物を忘れる」ということは少ない。その代わり、どういうわけかお友達の物を持ち帰ってくる。（汗）７日には粘土ベラ。先日は、お雛様の貼り絵と飛ばすとクルクル回って落ちる羽。（＜名前不明。）お雛様の貼り絵は、裏に名前が書いてあったから良かったものの、他は無記名。「誰のだかわからないから、先生に『僕のところに入ってました。』って渡して、　返してもらって。」そう言って、毎日ツンに持たせていたんだけど、今日まで未返却のまま。（汗）明日は、終業式だぞーっ。このまま２年生に持ち越しするのかーーっ？！いい加減、キレました。はい。は「ねぇ、どうして先生に渡さないのさっ？！これはアンタの物じゃないでしょ。　　いつになったら、渡すのよっ。できないのっ？」ツ「できる～。」は「『できる。』って言ったって、全然渡してないじゃん。どうするのよっ。　　ねぇ、どうして渡さないのっ？」ツ「だってぇ、なまえ、かいてないから。」　　ガーン。ツンは何もわかってなかったんだ～。は「だーかーらっ、名前が書いてないから、誰のかわからないんでしょ。　　それで、先生に渡して、誰のか探してもらうんでしょーがっ。」ツ「はぁ～い。」は「明日は、ちゃんと先生に渡してよっ。できるっ？」ツ「できる～。」お願いしますよ。（涙）

  2006/03/22

• 先生へのお手紙。

  インフルエンザで登校禁止中のツン。皆様にはいろいろご心配をおかけしました。（ペコリ）お蔭様で『金曜から登校可』となりました。もう元気だし、自由な時間はたっぷりあるしで、ゲームし放題～。それなりに『軟禁状態』を楽しんでます。（苦笑）今日届けてもらった学校からのプリントは、漢字の授業をしてくださった○先生へお手紙を書く、というもの。しばらく知らないフリをしていたツンだったけど、自分から部屋を閉め切って書いていた。そして、部屋から出てくると、「おかあさんっ、みないでねっ。ぜぇったい、みないでっ。」はいはい、わかりました。（笑）ツンが寝た後、こっそりお手紙を見ると、『ぼくは○先生がかん字をおしえてありがとうございます。　これからもかん字をならいます。つん』と、書いてあった。（↑ツンが書いたそのままの文です。）めちゃくちゃな文だけど、ツンの気持ちは伝わるよね？ツンがこういうお手紙を書けるというだけで、母は嬉しいデス。（ウルウル）春休みは、しっかり漢字の勉強をしてください。＞ツン。

  2006/03/15

• 女の子に叩かれたぁ？！

  夕方、同じクラスの女の子○ちゃんのおかあさんから電話があった。どうやら、昨日○ちゃんがツンのことを叩いたらしい。「本人が話したがらないので、どうしてそうなったかの詳しいことはわからないのですが、　叩いたことは事実のようです。　申し訳ございませんでした。大丈夫でしょうか？」「え゛～っ？！そうなんですかぁ？？　ツンは一言もそういうことを言わないので、電話を頂くまで知りませんでした。　でも、きっと、ツンの方が○ちゃんにちょっかいを出したり、何かしちゃったんだと　思います。」「いえ、それでも、叩くのは良くないことですから。　ウチは、口も手もすぐ出ちゃって。すみませんでした。」と、○ちゃんのおかあさん。お互いに、「これからも何かご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、よろしくお願いします。」そう言って電話を切った。しかしさぁ、女の子に叩かれるって･･･どうよ？？恥ずかしいって言うか･･･情けなくないかぁ？＞ツン。○ちゃんのおかあさんも、きっと複雑な気持ちだっただろうな。ツンに確認しても、（ゲンコツで頭を殴るジェスチャーをしながら）「○ちゃんがたたいた。」と言うだけで、経過はわからず。（汗）は「○ちゃんのおかあさんが、電話で『叩いてごめんね。』って言ってたよ。　　○ちゃんも『ごめんね。』って、ツンに言ってくれたでしょ？」ツ「ん。つんはぁ、『いいよ。』っていった。」は「そっか。『いいよ。』って言えて偉かったね。」ツ「でもね～、□（別の男の子）も（ツンを）たたいた。」は「そっか･･･。（汗）」ツンも大変だったんだね。夜、「ツンが女の子に叩かれたらしい。」とダンナに話すと、「ツンが何かしたんじゃないのか？しつこくつきまとったり、『チューしよう。』って　せまったり。（笑）」ぷぷっ。そうかも。（笑）

  2006/03/08

• 上級生の皆、ありがとう。

  卒業する『６年生を送る会』が明日あるらしい。その時に唄う歌を、家でも時々唄ってるツン。は「さびしいね。６年生、卒業していなくなっちゃうんだよ。」ツ「ちゅうがくにいくんだよ。」は「そうだね。６年生は、今度中学生になるんだよね。　　Ｋくんも卒業だから、もう遊んでもらえなくなるね。」　　Ｋくんは、縦割り班で一緒のグループの６年生。　　ツンは結構なついていて、休み時間に遊んでもらったりしていたらしい。ツ「Ｓくんがいるからいい。」ツンっ、アンタは何て薄情な！あんなに「Ｋ～。Ｋ～。（生意気にも呼び捨てで。）」って、大好きだったじゃんかぁ。ごめんね、Ｋくん。は「Ｓくんって何年生？」ツ「ごねんせ～。」は「一緒に遊んでくれるの？」ツ「そ。でね～＃＄％＆＊。」お兄ちゃんお姉ちゃん達が好きで、構ってもらいたがりのツン。（正確には、おちょくられているだけかもしれないけど。苦笑）学校から帰ってきた時に、ツ「おかあさ～ん。よねんせ～のおにいちゃんとかえった。」別の日は、ツ「きょうはぁ、さんねんせ～とかえった。」と、報告してくれることがある。少し前のことになるが、図書館に行った時のこと。はないたちが本を選んでいると、ツンが２人のお姉ちゃん達に紙芝居を読んでもらっていた。１つの話が終わると、ツンが「つぎは、これよんで。」と別の紙芝居を持ってくる。全然嫌な顔もしないで、「いいよ。」ってまた読んでくれていた。２人に学校名を聞くと、ツンと同じ小学校の６年生。縦割り班は別だけど「（ツンのことは）知ってるから（読んであげた）。」とのことだった。いろんな学年の子供達に関わりを持ってもらえて、ツンは幸せだよね。ツンの周りの方々に感謝しなくちゃね。

  2006/03/02

• 放課後サッカー。

  今日は、通級はお休み。１時半には学校が終わるはずなのに、４時を過ぎてもツンは帰ってこない。また遊んでるな～？買い物に行きたいんだけど、留守中にツンが帰ってきても困る。仕方がないので、学校まで様子を見に行く。居た居た。クラスの男の子や上級生と一緒に、１０数人でサッカーをしている。教育支援員のＲ先生も一緒だ。ツンのポジションは、ゴールキーパー。Ｒ先生と、他に女の子も一緒に守っているので、ツンの出番は殆どなく、Ｒ先生にただくっ付いているだけのように見える。そうなんだよね～。試合形式になると、いつもツンはキーパー。自分からボールに向かって行くタイプじゃないし、守備範囲が決まっているから行動しやすいのだろう。家に帰って部屋でゲームしているより、こっちの方が健康的だわ。まっ、今日だけならいいかぁ。（本当は、１年生が放課後に学校で遊ぶ場合、一度帰宅してからでなくてはいけない　ことになっている。）その後、買い物を終え、家に向かう途中で下校中のツンに会う。何だかしょぼくれてて、さっきと違う感じ。これは何かあったな～？ランドセルを預かり、ツンを自転車に乗せる。は「ツン、何か嫌なことあった？」ツ「○くんに『ばか』っていわれた･･･。」は「それは『ばか』って言う人がいけないんだよ。　そう言われるようなことを、○くんにしちゃったのか？　　ねぇ、○くんに何かしたの？」ツ「ぼーる、かたづけた。」は「お片づけの時に、ツンがボールを片付けたら、○くんに『ばか』って言われたんだ。」ツ「ん。」は「それは、ツンは全然悪くないよ。お片づけできて偉かったじゃん。　　きっと、○くんは、もっと遊びたかったんじゃないかな？　　だから、ツンがボールを片付けたのが嫌だっただけなんだよ。　　ツンは悪くない。だから、もう気にしないで。」律儀なツンだから、時間になった時、まだ使っている○くんのボールもサッサと片付けちゃったんだろう。そして、○くんが怒った。目に見えるようだわ･･･。あぁぁ、こうやって日記を書いてると、自分の言葉の足りなさが良ぉくわかる。（汗）「ツンが片付けたボールは、まだ○くんが使ってたものじゃないの？」「『お片づけの時間だから、早く片付けようね。』って、○くんに言えばよかったね。」そこまで言わなきゃいけなかったなぁ。ツンをほめて擁護することばかりに、気がいっちゃってたよ。言葉で相手に伝えることが難しいツンだから、もっと詳しく状況を聞き出してやらなきゃダメだよね。まだまだ修行が足りないワ。（汗）

  2006/02/27

• 連絡帳。（先生より）

  面談について、お礼の言葉を連絡帳に書いて持たせたところ、昨日お返事を頂いた。先生の言葉がとても嬉しかったし、これからも忘れないようにしていきたいので、ご紹介。障害を持っている子だから、じゃなく、子供達皆に言えることだよね。『よく頑張っていて、よく伸びていることを、ほめてやってください。　自分の成長に自信を持てば、もっと伸びていくことでしょう。　「できなくてだめだ。」でなく、「できてよかった。」「こんなに成長した。」　というように、考えていきましょう。』

  2006/02/24

• 忘れ物。

  今日も帰宅が遅いツン。でもっ、もう迎えには行かな～い。（笑）２時半の下校なのに、ツンが帰ってきたのは４時を軽く過ぎていた。「○とＫとＭちゃんとＹちゃんとぉ、あそんだ。としょかんでぇ、○と、ほんよんだ。」そっか～。でも、も少し早く帰ってきてもいいんじゃないかぁ？ツンのランドセルには、市から貸与された防犯ブザーがつけてある。そのブザー、ライトはつくのに肝心のブザーが鳴らなくなった。電池を換えても、ウンとも鳴らない。そこで、昨日、先生に言って新しい物に交換してもらった。がっ、ブザーが入っていた箱は持ち帰ったのに、ブザーがどこにもない。どうやら学校のどこかに忘れたらしい。教室か？それとも？？ツンを連れて学校へ探しに行く。「ひとりでいってくる。」と、言うので、はないたちは校門の外で待つことに。しばらくすると、ツンがブザーを持って帰ってきた。「としょかんでぇ、あった。としょかん、しまってた。せんせいにぃ、かぎあけた。」わざわざ図書館の鍵を開けてもらい、探したら中にあったらしい。先生、お手数をおかけしました。（ペコリ）はないたちが、試しにブザーを鳴らしてみると、「これねぇ、ならすと、け～さつがくるんだよ。だからぁ、ならしちゃいけないの。」そう、いたずらで鳴らしちゃいけないの。けど、「助けて～。」って時は、鳴らしていいんだよ。しかし、いざという時のために身に付けていなきゃいけない防犯ブザーを、学校に忘れてきてどうするよ？学校へ持っていく物は、はないたちもチェックしているし、まず忘れることはない。でも、持ち帰る物は、度々忘れてくる。手袋だったり、給食袋・筆箱・鉛筆・ハンカチ･･･。今日は、上履き袋は持ち帰っているのに、上履きはそのまま置きっぱなし。しかも、今日が初めてではない。靴箱で靴を履き替えると、頭の中は『家に帰ること』でいっぱいになるのだろう。遊びに行くとなると、上着も着ず、そのまま飛び出してしまうツンだもんな～。よく事故に遭わないもんだ、と思う。もう少し落ち着いて、いろんなことに気をつけて行動することができるようになるのは･･･ずぅぅぅぅぅぅぅぅぅっと先、なんだろうな～。

  2006/02/24

• 面談。

  連絡帳の件では、皆様から沢山のコメントを頂き、ありがとうございました。午後、担任の先生と面談をしてきました。面談の時刻に教室に行くと、先生は○くんに個人指導の真っ最中。廊下で待っていると、「すごいね～。」「よくわかったね。」「もうできたの？早いね～。」と○くんをほめる先生の言葉が聞こえてくる。もう、この時点で、はないたちメロメロ。（苦笑）先生に惚れ直しました。（笑）障害について、先生がどのくらい理解をされているのかはわからない。けれど、障害云々を抜きにして、先生は子供と正面から向き合ってくださっている。あぁ、この先生なら大丈夫。この先生で良かった･･･。（ウルウル）○くんも、よく頑張ってる～。（ウルウル×２）お勉強が終わり、はないたちを見つけた○くん。○「あれ？ツンは？」は「今ね、ツンは家でお留守番してるの。」先「昨日、２人でずっとここで遊んでたんですよ。」そして、昨日の話をされた。そうだったんだ～。は「○くん、ツンと一緒に遊んでくれてありがとう。」○「明日、ツンと遊べる？また『火の用心』ってやりたい。」○くんの気持ちも嬉しかった。いろいろなタイプのお友達と、一緒に楽しく遊べるツンの成長も嬉しかった。ツンに通じる部分が多い（かもしれない）○くん、一緒に頑張っていこうね。は「いいよ。またツンと遊んでやってね。」ウルウルしながらそう言って、○くんを見送った。そして、面談開始。はっきり言って、教師としても母としてもベテランの先生には、母暦７年のひよっこはないたちはかなわなかった。（汗）ま、その前に既にメロメロだったし。（苦笑）「毎日、よく頑張ってますよ～。　昨日の遊びにしても、よくそれだけ遊べるな～って感心するくらい遊びが広がってて、　いいんじゃないですか？　お友達との関わりも広がっているし、最近は自分の方からちょっかいを出すようになりましたね。」あぁぁ、また変なことをして嫌がられてるんじゃないかな。（汗）「いや、ちょっかいを出すのは良いことなんですよ。それだけお友達に対して関心が広がっている　ってことですから。　お友達との関わりを見てると、自閉じゃないって感じがします。」そう言って頂くのはありがたいのですが、ツンは自閉ちゃんなんですよ～。「お勉強の面では、以前よりは筆圧もついてきましたし、字も上手になってきました。　でも、時々ササッと雑に書いたりすることはありますね。　漢字の書き取りでも、最近はトメ・ハネに注意するように厳しく点をつけています。　書き取りテストを見ましても、ツンくんが飛び抜けてできないなんてことはないです。　相対的に女の子は早熟ですから、全問正解している子もいますけど、それもクラスで２人くらい。　男の子では、半分もできないような子が沢山います。　あんまり完璧を求めないでください。　できないことよりも、頑張った結果できるようになったことを見てあげてください。」実際にツンのテスト結果を見せて頂くと、テスト毎に押されるスタンプ表の中に、全問正解のスタンプも押してあった。何だ。ツンが言ってるよりも出来てるじゃん。（反対に、正解が半分以下の『頑張ろうスタンプ』もあったけど。汗）家庭で漢字の練習をする場合には、トメ・ハネをきっちり指導した方が良いのですね？「まずは、決められた枠の中に書くことですね。」あぁ～、まだそのレベルなんですね～。（苦笑）「まずは、お手本の字をなぞって。そして、枠の中に（十字の）線がありますよね。　この線のどのくらいの位置から字が始まってて、どういう風に書けばきれいになるのか、　考えながら字を書かせると上手になります。　字を書き写すことは、集中力がつき、細かいところまで注意して見るから　観察力がつき、書くことで漢字も覚え、字もきれいになります。　すぐには結果は出ませんけど、続けて行くと、必ず漢字の力は付きます。」成る程～。よくわかりました。家庭でもやってみます。連絡帳の件では、「毎日黒板に、次の日の時間割と宿題を書いていますし、連絡係りが読み上げてます。　一度『じかんわりとおり』って書いたんですけど、『時間割なくしました。』って子がいて（笑）　『おかあさんが捨てた。』って言うんですけどね。（笑）　それからは、こういう風に時間毎に書いてます。」は「ツンは、口頭なので『書けない。』し、書かなくても『覚えているから。』って言うのですが、　　実際は違っていることがわかりました。　　今のところ、連絡帳を書いてなくても特に親が困ることはないのですが、やっぱり　　書いた方が良いですよね？」「覚えているのなら、書かなくても良いんじゃないですか？　書くのが面倒で、って書かない子もいますよ。（笑）段々とそういう知恵がついていくんですよね。　大事なことは（黒板に）書きますし、ちゃんと書くように言っています。」なぁ～んだ。そんなものなのね･･･。ということで、散々お騒がせしましたが、連絡帳は書かなくてもＯＫとなりました。親としては、書けるものなら書いてほしいところだけどね。「今日、国語の作文を書く時に、題を書いて行を変えて名前を書いて、一段下がったところから　書き始めるって説明したのですが、ツンくんは、そこから先もずっと１段下げたまま　文を書いちゃったんです。　私が赤ペンで書き直して『この上からなぞればいいよ。』って書かせました。　　以前は、間違っちゃいけないっていう思いが強かったみたいで、ちょっと間違えただけでも　泣いちゃってましたが、最近は、そういうこともあるってわかったみたいで、泣かなくなりました。　強くなりましたね。」「ツンくんは、身体も小さいし、指先の力も弱いです。　指先を使うことを家庭でもさせてください。　通級の先生にも、そのことは言っておきました。」「絵も以前より上手になりましたね。　アメーバーのようなフニャフニャした胴を描くようになりましたし。　それだけ、物を見る力がついてきたんだと思いますよ。　家庭では、トレーシングペーパーに好きな絵を描き写すとか、されてみてはいかがですか？」　確かに、以前は頭足人だったけど、胴らしきものを書くようになりました。（笑）「学校の勉強は、できることも大事ですが、『どこで躓いているのか・どこがわからないのか』を　はっきりすることが大事です。　それを、理解できるように教えることが、教師の役割・仕事なんです。　でなきゃ、教師なんて要りません。」先生が話の中で仰った最後の言葉が、印象に残った。とても強いプロ意識を持っていらっしゃるんだろう。子供を枠にはめることなく、そして冷静に愛情を持って、良い面も課題の部分もしっかりと見ていてくださっている。先生のお話からそう感じた。先生、ありがとうございます。これからは、先生とツンの力を、もっと信じていきたいと思います。すぐ動揺する母なので、今後も相談に伺う機会も多いかと思いますが（汗）、（きっと２年生も）宜しくお願いします。長文を最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございます。お疲れ様でした。書いた本人も、久々の超大作（？）にエネルギーを使い果たしました。（汗）

  2006/02/23

• 放課後の遊び。

  下校時刻はとっくに過ぎてるのに、ツンが帰ってこない。もう、４時になっちゃいますけどぉ～？待ってて大丈夫。いや、物騒な世の中だし、ましてや障害をもってるツンのこと。上手い言葉を疑うことなくヒョイヒョイのって、どこかへ連れて行かれたりして･･･。母の妄想はどこまでも続く。とりあえず迎えに行こう。途中でツンに会うかもしれないし。で、学校までの通学路を行ってみたけど、ツン発見できず。（汗）校庭で遊んでる様子もない。ひょっとしたら、今日は１年生皆の下校が遅いのかも？クラスメイトのお宅に電話すると、「３時過ぎに帰ってきました。」あぁ、そうですか･･･。お友達と遊びたいって言ってたから、家に帰らないで直接児童館へ行ったか？･･･児童館にも居ない。ガーン。（汗）やぱいよ。マジに警察沙汰になるのか？！近所の義母に事情を話して、ツンが帰ってきたらキープしておいてもらうように頼む。ウチの玄関ドアには、『つんへ　おばあちゃんのおうちへ　いってください　おかあさんより』と、張り紙をして、いざ捜索開始。まずは、学校だ。探すにしても人手が必要だ。あぁぁ、先生に迷惑かけちゃうのかなぁ･･･。顔を引きつらせながら自転車をこいでいると、横断歩道の向こうに信号待ちをしているツン発見っ！は「ツン～。どこ行ってたの？」ツ「がっこうでぇ、あそんでた。○と。」見ると、髪が汗でびっしょり濡れている。そんなになるまで、○くんと何をして遊んだんだ？？ともあれ、ツンが無事で良かったよ。ひとりで大騒ぎするようなことにもならなかったし。（ほっ）以前のこともあるからな～。ワタシって、人を探すのが苦手なのかもしれない。＜そういう問題か？～　母がひとりであせりまくっていたその時間。ツンは何をしていたか？　～以下、担任の先生の証言より。（２２日）「最近○くんと遊ぶことが多くて、昨日（２１日）も放課後に２人で遊んでたんです。　教室にあるこれ（算数の図形用の積み木）を出して、いろんなことをして遊んでました。　余程楽しいらしくて、全然帰らないんですね。　『ツンくん。早く帰らないとおかあさんが心配してるよ。』って言っても、『だいじょうぶ。』って。　そのうち、ツンくんが（直方体を）拍子木みたいにカチカチ叩き始めたんです。　それに合わせて、○くんが歌って、とても楽しそうでした。　　○くんと波長が合うみたいですね。　その後、私は委員会でいなくなったのですが、どうも２人で『火の用～心』カチカチって　校内全部歩いてまわったようです。　学童の子の話だと、そのまま校庭でも『火の用～心』ってやってたらしいですよ。」ぶぶっ。（笑）そんなことして遊んでたのか～？ノリノリで「火の用心」ってやってる○くんとツンの姿が、目に浮かぶようだわ。でも、お願いだから、もう少し早く帰ってきてチョーダイ。

  2006/02/21

• 連絡帳。

  ここ２週間以上、ツンは連絡帳を書いてこなくなった。それまでは、汚いながらも時間割や宿題を書いてきてたのに。訊くと、「かくのがむずい。」　＜「難しい」と言え～。「（時間割を）おぼえてるから、いいの。」だと。２学期くらいまでは、翌日の時間割が書き出してあったけど、３学期になってからは、先生が口頭で時間割とその日の宿題を言われるのを、聞き取って書くやり方らしい。やっぱり、ツンには聞き取りは難しいか？は「じゃぁ、皆が書いてる間、ツンは何をしてるの？書く真似してるの？　　鉛筆も出さないでじっとしてるの？」ツ「かくまね～。」おいおい。書いてるフリして誤魔化してるのかいな。（汗）本当に書けないのかなぁ？？連絡帳を出して実際に書かせてみると、書けないわけでもない。ただ、書こうとした時に、書く字がすんなり出てこないので、「覚えてるからいいや。」になってしまうらしい。書けないなら、余裕を持って書けるように対策を考えるから、『誤魔化す』ことだけはやめて欲しい。明日は頑張って書いてくる約束をしたけど、どうかな？

  2006/02/16

• 嬉しい言葉。

  ツンを通級の迎えに行った時。クラスメイトのＹちゃんが、はないたちに、「ツンくんに、バレンタインのチョコあげるの～。」と、話してくれた。ありがとう～、Ｙちゃん。（ウルウル）母は、その気持ちだけで充分です。

  2006/02/06

• 終業式。

  運動会に学芸会、いろいろあった２学期も、今日で終わり。明日から･･･どうしよう？（汗）終業式といえば、皆さんブログに書いていらっしゃる『通知表』。ツンの小学校では、１年生の評価は『できる』と『もう少し』の２段階。ツンは、国語の『正しく丁寧に文字を書く』という項目が『もう少し』。他は、学習面・生活面全て『できる』に○。少々甘過ぎない？と思わなくもないけど（苦笑）、ツンが毎日頑張った評価だもんね。偉かったね。よく頑張ったね。３学期も楽しく有意義に過ごせるといいね。今日のお持ち帰り。ドロドロに汚れた濡れたままの雑巾。　＜ンなモン、防災頭巾と一緒の袋に入れてくるなよ。（涙）何故だか隣の席のＫくんの鉛筆が１本入った、給食袋。踵を踏み潰した上履き。ツンが書いた全ての文字が、上から赤ペンで書き直されている、硬筆書初めの用紙。そして、ツンがまだ帰宅する前に、『連絡帳』だけを近所のＫくん・Ｎくんが届けてくれた。普通は、連絡袋に連絡帳を入れてという形なので、連絡帳そのものがむき出しのまま手渡しされることはまずないのだけど･･･。何故なんだろう？？？帰宅したツンに聞いても、「わかんな～い。」そうだよね。聞いたワタシが間違ってました。（汗）連絡帳には、２学期を平穏に過ごせたことの先生へのお礼と、３学期に向けてのお願いを簡単に書いておいた。先生からのお返事は、『３学期の様子を見て（対応を）考えていきましょう。またゆっくりお話しましょう。』と。ここまできて、やっとツンを取り巻く環境（通常級と通級と親）が、一体化してきたような気がする。後は、３者が同じ問題意識を持って、同じ方向に向かってツンを導いていくこと、かな。難しいことかもしれないけど、やるっきゃないっしょ。

  2005/12/22

• スクールカウンセラーと面談。

  入学後すぐの担任との面談、そして先日の個人面談でも、スクールカウンセラーとの面談を勧められた。その時は、「まだいいかなぁ。」　（＜何が？）　くらいにしか思っていなかったけど、今日、思い立って学校に電話した。「いろんな先生にツンのことを知っておいてもらった方が、ツンにも良いだろう。　先生方との関わりが増えると、それだけ多方面からツンのことを見てもらえるだろうし。」と、思って。丁度、午後５時間目の時間帯に空きがあったので、早速学校に向かった。話をした内容は、学習面・通級・お友達関係のこと。はないたちは、話下手だし、とりとめのない内容になっちゃったし、途中で涙は出てくるし、話を聞いてもらっているのが、申し訳なく思ってしまった。そして、カウンセラー先生が、真剣に真っ直ぐこちらを見ながら話を聞いてくださっていたので、正直恥ずかしかった。（汗）＜見つめられることに慣れていないんでね。（笑）そんなこと言いながら、しっかり時間一杯話をしてきたんだけどね。はないたちは、「ツンのことは絶対ご存知ないだろう。」と、思い込んでいた。でも、先生は、「ツンくんは、隣の席の子と仲良しですよね。休み時間も、突っつきあったり、二人で　何やらしながら遊んでいますし。　授業中も、キチンと座って話が聞けていますし、漢字テストで自分が早くできても、　静かに待っていられますし。　そういう課題を持ったお子さんだとは、こちらもわかりませんでした。」と。ひょっとして、電話した後にリサーチされました？通級について、参考までに話を聞かせてもらったところ、「通級をしていて、やめて、再度通級に、というケースは、何人かありました。　通級を続けるやめる、どちらにしても当人の気持ちっていうのが大事です。　通級をやめて上手くいったケースは、喜んで通級に通っていたお子さん。　反対に、上手くいかないケースは、自分は行きたくないのに行かされていたと　思っていたお子さん。　そういうお子さんは、やめた時に『やっぱり行かなくても良かったんだ。』と思うので、　再度通うことになった時、『どうして行かなきゃいけないんだ？』って本人の抵抗が大きいんです。　うまくいくお子さんは、やめる時に『良く頑張ったね。頑張ったから、もう通級で　お勉強する必要がなくなったんだよ。今日でここはおしまいだけど、またお勉強が　大変になったら、ここにおいでね。』って先生から言ってもらえると、また勉強なりで　つまづいた時、通級に通い易いようです。」このお話には、はないたち反省。ツンを通級に通わせようと思った時も、「ちょっと見に行こう。」そんな誘い文句で見学させ、体験させ、入れた。今は、同じ時間に通うお友達と誘い合って、楽しそうに通っている。そして、今やめさせるかどうかと迷っている時も、ツンの気持ちは置いてけぼり･･･。これじゃぁ、いかんよなぁ。（反省）そして、「今回、こうしておかあさんからいろいろお話を聞けて、大変良かったと思っています。　こちらも、ツンくんに今まで以上に関わって、心を配っていくつもりです。」と、言って頂けた。ありがとうございます。先生がお辞めにならない限り、この先長いお付き合いになるかと思いますが（笑）どうぞよろしくお願いします。話を終えて、すっきり～･･･したかな？気持ちが少し軽くなったのは確かだわ。

  2005/12/08

• 予感的中。（汗）

  学校から帰宅するなり、「おかあさん、むしきんぐのぱわ～えんぴつ、Ｔにとられた～。　たらんどぅすつやくわがたの、つよいやつ。」え゛ー？！どういうこと？？盗られたって？？？「Ｔが、『これいいな。』って、とってったの。」「『ツンの鉛筆だから、だめだよ。』って言った？」「いったよ。でも、とってったの。それでぇ、Ｔのえんぴつ、くれた。」ツンの筆箱には、Ｔくんの名前入り鉛筆が３本入っていた。「じゃぁ、Ｔくんは、『僕の鉛筆３本あげるから、ツンのムシキングの鉛筆ちょうだい。』って、　持ってったんだ。」「そ。」「それって、いつの話？休み時間？放課後？」「かえるまえ。」　放課後ってことね。「そういう時は、すぐに先生に言うんだよ。『返してって言ったのに、返してくれない。』って。」「だってぇ、せんせ～、いなかった。」「教室に居なくても、職員室に先生居るでしょ？職員室、知ってるよね？」「しらな～い。」　おいおい、入学して何ヶ月経ったんだ？！「じゃぁ、明日、Ｔくんに『ツンは、この鉛筆いらないから返す。だから、ツンの鉛筆返して。』　って言いな。」「いえない。かえしてくれないから。」「そんな。『返して。』って言わなきゃ、返してもらえないでしょうがっ。」「おかあさんがでんわしてっ。」どうしたものか。ツンは、そんな難しいことをＴくんに言えないよなぁ。明日のＴくんの出方を待ってみる？･･･あまり時間が経たないうちの方がいいよなぁ。連絡帳で先生に知らせる？･･･そんなに事が大きくなるのは、こちらもＴくんチも嫌だろう。第一こんなことで『学校に持ってこないように』ってお達しが出るようなことにでもなれば、他の子にも申し訳がないから、先生には言えない。＜おいおい。電話して直接話してみるか？･･･言い方によっては、相手を悪者にしちゃうしなぁ。（まぁ、ツンの了解なしに持っていったＴくんが悪いのだろうけど。　Ｔくんは、自分の鉛筆をツンに渡すことで、『交換した』と思っているんだろう、きっと。）一番良いのは、本人同士が話し合いをして解決することなんだけどね。「Ｔくん家に電話するから、『返して。』って言える？おかあさんも一緒に話してあげるから。」「わかった～。」　よっしゃドキドキしながらＴくん家に電話すると、すぐＴくんママが出た。･･･「ツンの話では、Ｔくんがツンのムシキングの鉛筆を持って行っちゃったらしいんです。」「え～っ、そうなんですか。申し訳ございません。」「子供の言うことなので、どこまで信憑性があるかわかりませんが･･･。」「ツンくんの言う通りだと思います。ウチの子ならやるかもしれません。＜そこまで言って大丈夫？　明日学校でお返しする、ということでよろしいでしょうか？」「結構です。　子供同士のことに親が出てくるのもどうかとは思ったんですけど、ツンは言葉が遅くて　キチンと伝えられないものですから、お電話してしまいました。」「ウチのＴが恐くて『嫌だ。』って言えなかったんじゃないでしょうか。」　･･･Ｔくんママとは初めてお話したのだけど、好感触で、こちらが恐縮してしまった。Ｔくんは生憎習い事に行っているとのことで、ツンと話はできなかったけど、明日きっと鉛筆は返してくれるだろう。そういうことで、一応事は収まった。ムシキングパワー鉛筆を買った時に、「この先何かトラブルが起きるだろうな。」と思っていたけど、やっぱりそうだったよ。（汗）余談：ツンとの会話中。「ちゃんと『返して。』って言うんだよ。」「いえない。なく。え～ん、って。ないたら、かえしてもらえる。」このツンの言葉に、驚いた。ツンは、泣くことを『手段』に使ってたのか？アンタ、泣いたら何でも自分の思い通りになると思ったら、大間違いだよ。ちゃんと言葉で言わなきゃ、相手には伝わらないんだよ。＞ツン。しかし、こういう悪知恵？が働くようになったのは、のんびりツンにとっては喜ぶべきことか･･･？

  2005/12/06

• 個人面談

  ２学期の個人面談があった。予定表を見ると、一人あたりの時間は１５分。オマケに、今日はウチが最初ときている。短い･･･短すぎる･･･話しきれないんじゃないか？いや、淡々と早く済ませたいから１番にもってきた？そんな疑いを持ちながら（先生、すみませんっ。）面談に臨んだ。と、その前に、急遽ウチの前にひとり面談が入ったので、待っている間に子供達の作品を見ていた。生活の授業で自然動物園に行った時の絵が貼ってある。皆上手～。中でもはないたちの目を惹いたのは、ちょっと気になる子Ｋくんの絵。とっても色使いが綺麗で、画用紙いっぱいを使って大胆かつ丁寧に描いている。ツンには、こういう才能はないからなぁ･･･。ちなみに、ツンの絵は、モルモット（いつもの人物に耳がついた程度のもの）３匹に太陽と木が描かれていた。･･･まぁ、それでもツンにしては上出来だわ。そして、作文を綴られた物が「ご覧下さい。」と置いてあったので、目を通した。学芸会の後に感想文を書いたもので、殆どの子が４００字詰め原稿用紙に半分～１枚書いていた。ツンは、感想文なんて書けないよなぁ･･･。案の定、ツンの作文は３行。やっぱり。（がっくり）それも『やまがありました。お月さまがきました。○＃％＄＆＊でした。』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑書いたり消したりしてるうえに、字が汚くて読解不可能。そんな作文なのに、先生からのコメントがたっぷり。先生、ありがとうございます。作文がツンのように数行で終わっている子が、他に２～３人。喜ぶべきか悲しむべきか･･･。そんなこんなで面談スタート。先生からは、「１学期も申しましたけど、ちゃんとこちらの話も聞いてますし、１度言っただけで行動できますし、　手も挙げて発表もできます。　お友達とも、ツンくんの隣のＫＴくんや前のＳＨくんと３人仲良しで、いろいろ相談しあって、　楽しそうにやってます。　当番や係りの仕事も、きちんとやってくれています。　他の子達と、何ら変わりはありません。問題ないです。」「ただ、字をもっと丁寧に書くように指導をしています。　１学期のうちは書くことで精一杯だったので細かく言いませんでしたが、２学期からは少し厳しく　先が出てはいけないところとか、字の歪みとかを直すようにチェックをしています。　算数は、計算が速いですね。ちょっと間違えたりもしますけど、他の子よりも速いです。　体育も、逆上がりもできますし。全然ご心配いらないと思います。」作文で３行しか書けていない事、書くことが本人には難しいことを話すと、「女の子とか、書くことが得意な子は沢山書いてますけど、ツンくんと同じくらいの子もいました　でしょ？１枚も書けてない子もいるんですよ。　頑張ってあれだけ書ければ充分です。」これには、はないたち反論。「でも、上を見てもキリがないですけど、下ばかり見ているわけにもいきません。　書くことは苦手な部分ですけど、少しでも書けるようにしてやりたいです。」確かに、先生は『ツンのできるところ』『頑張っているところ』を見つけて褒めてくださっている。それはとてもありがたい。けれど、できないところを少しでもできるように導きたい。ツンの苦手な部分を少しでも改善させたい。そう思って先生に協力を求めるのは、親のエゴだろうか。ツンは計算が速いかもしれないけど、うっかりミスも多い。文章題だって、問われている意味が全然わかってなかったりする。感想文も、あらすじじゃなく、自分の気持ちを書けるようになってもらいたい。こんなことを言うと、「クラスの児童全員に、そんな細かいところまでの指導はできません。」って言われちゃうかな。お友達との関わりだって、確かに和気藹々とやっているように見える。けど、普段の言葉使いや、ツンの人との距離の取り方を普段見ていると、トラブルに繋がるぞ～と思うことが多い。今は、ツンは授業中キチンと椅子に座って話しが聞けている。周囲に同調して席を立ったり、迷惑をかけたりしていることもない。お友達に暴力をふるったり、パニックになって泣いたりすることもない。＝『問題ない』と、先生は仰るのだけど、「本当に問題なしなのか？」と疑っている自分がいる。図書カードとマラソンカードも見せてもらったけど、ツンはよく本を読んでいるらしい。「こんなに図書カードがたまっている子は、女の子でもそうはいないですよ。第一、カードに　本の題名を書くことだけでも大変なんですから。　カードが足りなくなったら、『次のカードください。』ってちゃんと言いに来ますし。」　「マラソンカードも、校庭を４周すると１つづつマスを塗っていくんですけど、もうマスを　１周しちゃったんですよね。塗るところがないから、次は○を付けていこうということになって。　そういうこともきちんと理解してできていますね。皆と競争しながら走っているようです。」通級について、自分が通級に求めているものと実際との差があること。通常級で先生が「問題なし。」と仰るのなら、通級をやめてみたいと思っている。通級に当てる時間を、他の習い事やお友達と遊ぶ時間に費やす方が、ツンにとっては得るものが多いのではないかと考えている。それらを話した。「通級からの連絡帳を読んでましても、『そんなことツンくんはできるのになぁ。』って思うようなことが書いてあるんですよね。　こちらは構いませんが、あちら（通級）とも良くご相談なさって決められてはいかがですか。」「スクールカウンセラーも居ますので、一度お話されてみてはいかがでしょう。」「最初にお話を聞いた時には、どうなるかと思っていたんですけど、全然大丈夫です。　良く頑張っていますよ。」と。通級をやめることには、不安がないわけではない。『今』は大丈夫であっても、この先どこかでつまづくだろうツン。取り合えず担任のＯＫは出たけど･･･悩みどころだ。そんな内容で、個人面談は終わった。ツンについて褒められて、頑張っている姿を認めて頂いてて、「大丈夫です。」「問題ないです。」って言われてるのに、この漠然としたモヤモヤ感は何なんだろう。出来るところを認めて、褒めて伸ばす。自閉ちゃんを指導する上でのポイントを、しっかり押さえてくださっているのに。いっそのこと、「ここが出来ません。」「ここを直して、できるようにしてください。」そう言われた方が、素直に受け入れられたかもしれない。「そんなこと言って贅沢だよ。」って、誰かに怒られそうだが。そんなモヤモヤした気持ちを引きずりながら、夜ネットを彷徨っていた。そして、Ｇさんのブログに辿り着いた。あぁ、ワタシが求めていた答って、これかもしれない。そう思った。ダンナにも話すと、「今の公立の小学校に学力を求めちゃいけないんだよ。」と言う。そうなのか･･･そうなのかも。実際、４０人弱のクラスで一人一人の学力を伸ばす指導なんて、できるわけがない。子供一人一人の友達との付き合いをチェックすることも、不可能だろう。じゃぁ、学校って何？先生って何をしてるの？子供は、クラスという集団からはみ出さなければ、何をしてたって、できないことがあったっていい、ってこと？勉強は塾でして、学校は息抜きをするところ。そんな言葉が妙に納得できたりする。話が感情のまま思いっきりズレてきてしまった。すみません。（汗）書き忘れていたツンのことに話を戻すと、拗促音の聞き取りのテストを見せてもらったところ、『読書』の聞き取りを、ツンは『でくしゃ』と書いていた。『しょ』と『しゃ』は、おそらく書き間違いだと思うのだけど、「『ど』が『で』と本人にはそう聞こえるのか、それとも書く時に混乱して間違えてしまったのかわかりませんが。」と言われた。ん～、どっちも考えられる。ツンは、元々言葉を聞き取る力は弱い。『ハーモニカ』を『ハーモリカ』と思っていたし。書くことはそれ以上に難しい。普段を見ていても、書く前に自分で言ってる言葉と書いている文字が全然違っていたりする。やっぱりＬＤだから、なのかも。先生から見たツンは、字を丁寧に書かない（書けない）ことが問題。これも言ってみれば、障害からくる不器用さなのかも。加えて筆圧が弱いので、力を入れて書かなければいけない＋集中力が続かない→疲れる→速く書きたい→雑になる。更に、注意力が足りないので、字の跳ねとか止めとかの細かい部分にも気が付かない。こういうことを学校で指導してもらうことは、まず不可能。通級も、学習態度に重点を置いたような指導内容なので、そこまで期待はできない。今日の個人面談でわかったこと。子供の『できない部分』は、親がフォローするしかない。最後は尻すぼみになってしまいました。（汗）つたない長文を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。お疲れ様でした。

  2005/12/01

• パワー鉛筆、その後。

  先日、ＫＴくんからムシキングパワー鉛筆をもらってきたツン。（その経緯）学校から帰ってきたツンに聞く。「ねぇ、ＫＴくんに鉛筆１本あげた（返した）？」「あげたよ～。」ツンの筆箱を見ると、確かに鉛筆は３本。でも、ＫＴくんからもらった鉛筆が入ってないじゃん。「ねぇ、この前ＫＴくんにもらったのは、どれ？」「ひめかぶとはぁ、ＯＴくんにあげた。」「えっ？！あれはＫＴくんが『あげる』って言って、ツンにくれたものでしょ？」「だって、ＯＴくんが『ほしい。』っていうんだもん。」「それで、ＯＴくんのと交換したの？」「そ～だよ。でね～、みんなでばとるした。　○○かぶとはぁ、ぱわ～２０なんだよ。すごいでしょ。」　･･･って、もう別の話になってるし。母は呆れてモノが言えません。あの鉛筆は、ツンがＫＴくんに「欲しい。」と言って貰った鉛筆じゃないのか？それを、簡単に他のお友達にあげちゃってもいいのか？ＫＴくんはそれをどう思うだろうって、考えないのか？･･･全然考えてないよなぁ。（汗）ＫＴくん、ごめんね。

  2005/11/24

• パワー鉛筆。

  学校から帰るなり、ツンが玄関で手を合わせて、「おかあさん、おねがいです。　むしきんぐのぱわ～えんぴつ、かってください。」話を聞くと、隣の席のＫＴくんがムシキングのパワー鉛筆を持っていて、「つんにねぇ、あげたの。」　ソレを言うなら「ツンにくれた。」だろう。（汗）「それってさぁ、ツンが『いいな～。ほしいな～。』って言ったんでしょ？」「そ～だよ～。（笑）」そして、ＫＴくん・ＯＴくん・ＳＨくんと一緒に鉛筆でバトルをして遊んだらしい。ＫＴくんは、好意でツンに鉛筆をくれたんだろうけど、それもなぁ･･･。いつでも『欲しい』って言えばもらえる、ってツンが思い込んじゃうのも困るし。第一、鉛筆１本にしたってお金がかかっているわけだし。ツンには「人が持ってる物を『欲しい』って言わないこと。」「『あげる』って言われても『いらない。』って断ること。」「欲しい物がある時は、おかあさんに言うこと。」を話した。ＫＴくん宅にも電話してお礼を言うと、おかあさんは、「きっとツンくんにもあげたかったんだと思いますよ。時々お友達に『あげた。』って言ってますから。」と。でも「頂くだけでは申し訳ないので、交換ということにして欲しい。」ということを伝えると、承諾してくださった。まぁ、今回はこの程度で済んだけど、これから先友達同士でのやりとりが増えるといろんなトラブルも増えるんだろうな･･･。そして、ツンと一緒にパワー鉛筆を買いに行った。「鉛筆を買うと、ゲームはできません。鉛筆を買わないでいると、ゲームが３回できます。　ツン、どっちがいい？」「えんぴつ～。」　やっぱり、そうなのね～。こうしてツンは念願の『ムシキングパワー鉛筆』をゲット。そのうちの１本は、明後日ＫＴくんにあげる（返す）こと。授業中には絶対に鉛筆で遊ばないことをツンに説明した。家に帰ると、早速鉛筆を取り出し、バトルを楽しんでいたツンだった。カードの次は鉛筆か･･･。（涙）

  2005/11/22

• 学芸会。

  今日は、小学校の学芸会。ツンの小学校では、『学芸会』と『作品展』が毎年交互に行われるらしい。今日の学芸会を見逃したら、２年先までない。しっかりと見に行かなきゃ。幼稚園の『おゆうぎ会』でも、ツンは、しっかりきっちり自分の役をこなしていた。だから、今日も大丈夫だろう．．．きっと。そう思いながらも、心の中では「ピョンピョン跳ねないでね。立ってて揺れないで。お○ん○んを触るんじゃないぞっ。あぁぁ、どうか悪目立ちしませんように･･･。」そう祈るような気持ちで会場に向かった。１年生の出し物は、『けんかした山』。ツンは、ナレーターと黒雲の２役。どちらも台詞あり。言葉の面では、発音もアヤシイツンだけど、サッカースクールで毎回大声を出している成果か、しっかりと台詞を言っていた。１年生皆良く声が出ていたし、堂々と一生懸命演じている姿は、とても微笑ましいものだった。と、この辺りまで書いていて、１回目はミスって消してしまう。（涙）２回目を書いてとりあえずアップしようとしたら、メンテでアップできず。（涙×２）さぁ、３度目の正直だ～っ。帰りに、通級でツンを担当してもらっているＫ先生にばったり会う。今日は、他の学区の小学校でも学芸会のところがあるらしく、「観に行きたいんですけど、他と重なっていますので、観られないかもしれません。」って仰っていたのに、来てくださったんだ。「先生、お忙しい中ありがとうございます。」「いえいえ。１年生の皆上手でしたね～。　･･･あのぉ、観たんですけど、よくわからなくて申し訳ないのですが。　ツンくん、どの辺りに出てました？」先生、正直で良いわ～。（笑）２学期の大きなイベントは終わった。運動会も学芸会も、ツンはクラスメイトと一緒にやり遂げることができた。それだけで充分だよね。ツン、よく頑張ったね。お疲れ様。

  2005/11/19

• 忘れ物。ｐａｒｔ　２．

  昨日のこと。ツンのランドセルをチェックすると、筆箱がない。おいおい、またかよ～。（１１月１５日の日記を参照）「ツン、筆箱入ってないよ。」「がっこうにわすれた～。」　忘れたじゃないだろ。「ちゃんと持って帰んなきゃだめじゃん。」「だってさ、えんぴつ、なくなっちゃったから、みんながさがしてくれた。」「鉛筆がなくなっちゃったから、筆箱置いてきたの？」「そ～だよ。」　それなら「学校に忘れた」じゃなくて、「学校に置いてきた」って言わなきゃ。「クラスの皆が探してくれたの？出てきた？」「でてこな～い。」「どんな鉛筆？」「ん～と、くろとしろの、こういうの。」　はは～ん。短いアノ鉛筆だな。実際、その鉛筆は、鉛筆削りでやっと削れるくらいの長さしかなくなっている。もし、それをなくしたとしても、ワタシだったら「しゃ～ないか。」で済ませちゃうだろう。でも、ここで「もう短くなった鉛筆だから仕方ない。」って言っちゃうと、物を大切にしなくなっちゃうよね。「明日、もう１回探してみて。ツンのお名前書いてあるし、出てくるかもしれないよ。」「わかった。」そして、今日。帰宅したツンの筆箱をチェックすると、ちゃんとアノ鉛筆が入っている。「ツン、この鉛筆、なくなったって言ってたの。出てきたの？」「そ～だよ。」「誰かが見つけてくれた？」「そ。」「誰？」「わかんな～い。」　がっくし。一番肝心なところじゃないかーっ！時々ツンはこんな具合に、期待を裏切ってくれる。

  2005/11/18

• ２役？

  来週、ツンの小学校では学芸会がある。ツン達１年生は、教科書で習った『けんかした山』の劇をするらしい。先日、家庭で用意する衣装についてのプリントを持ち帰った。ツンは、『黒雲』の役。まだ個人の役が決まる前、「ツンは何の役がやりたいの？」と聞いたところ、「くろくも♪」「へぇ～。でも、他にもいろんな動物さんとかの役もあるんだよ。　そっちの方が、かわいいじゃん。」「い～の。つんはぁ、くろくもがいいっ。」ツンは、「これ。」と言ったら、絶対「これ。」だもんね。ツンの他にも黒雲の役の子はいるし、小さい黒雲がいてもいいでしょ。そして、衣装は、上下とも黒い服ならＯＫのようだ。よし、これならわざわざ買わなくて済む。ラッキー♪一昨日、通級用の連絡帳に担任の先生から「学芸会の練習で２役をこなしています。」と記載があった。なにぃ？！２役？そんな話は聞いてないぞ。ツンに聞いたところ、「くろくもとぉ、こども。」ソレを早く言ってよ。(ツンの他にも２役の子が何名かいるらしい。･･･何故？）でも、子供･･･？そんな役、プリントには書いてなかったぞ。「ツン。子供っていうかさ、ナレーターなんじゃないの？」「こどもだよぉ。」･･･左様ですか。でも、きっとソレは、ナレーターなんだよ。ということは、ナレーターの衣装も用意しなきゃいけないってこと？！あわててプリントを見ると、上は白・下は暗い色とのこと。下は黒雲の物で大丈夫。しかし、上の白って･･･持ってないじゃん。（汗）今の時期、Ｔシャツじゃ寒いし、体操服ってわけにもいかないし。子供の物を買う時、トレーナーやセーターは、まず『白』は選ばないもんね。汚れが目立つし。一応ダンナに相談すると、「いいんじゃない。１枚買えば？」衣装提出の期限は月曜日なので、買いに行きましたわよ、ユ○ニクロへ。フリースにしようかと思ってたけど、丁度白のパーカーが安くなっていたので、そちらを購入。あ、名前書いとかなきゃ。あと１週間。ドキドキだぁぁ。

  2005/11/12

• 給食袋

  少し前、ネッ友さんの間で、お持ち帰りの忘れ物が話題になっていたけど、ツンもやっぱりやってくれた。ツンの小学校では、毎週金曜日に給食袋（ランチョンマット・ティッシュ・ハンカチ入り）を持ち帰ることになっている。先週金曜日は、生活科見学で公園に出かけたためか、ツンは給食袋を持ち帰るのを忘れていた。小学校集合・解散だったんだけどね。「新しい給食袋を持って行って、帰りに先週の古い袋を持って帰ってね。」そう言って、今朝ツンを送り出した。ウチの窓からは、ツンの通学路が見える。下校時刻を２０分程過ぎた頃、ツンとお友達が２人、追いかけっこをして走っているのが見えた。ツンが、何やら袋のような物を振り回している。おぉぉ、給食袋、覚えてたんだ～。ツン、偉いっ。帰宅したツンの第一声。「あ゛～、まちがえた～。きゅうしょくぶくろ、まちがえちゃった～。」ツンが手にしているのは、今朝ランドセルに入れた新しい給食袋。「仕方ないよ。明日これを持って行って、古いのを持って帰ってね。　後で、って思ってると忘れるから、学校に着いたらすぐ２つを入れ替えるんだよ。」そう説明しながら、やけに膨らんだ給食袋を開けると、ランチョンマットがくしゃくしゃに丸められて入っている。しかも、ティッシュがなくなってるし。「ねぇ、ツン。ティッシュはどこにやったの？ちゃんと袋の中に入ってたでしょ？」「わすれた。わかんない。」･･･またそれかい。今まで何度もツンに言っているんだけど、ツンは、ランチョンマットをたたんで帰ってきたことがない。いつもクチャクチャ。（涙）そんなシワだらけのランチョンマットの上に給食を置いたって、美味しくないだろうに。幼稚園の頃は、半分半分にたたんでクルクル巻きにしたランチョンマットを、キチンとコップに入れて持ち帰ってきていたのに。幼稚園の時の方が、今よりマシだった･･･って、どういうこと？？シワだらけのランチョンマット、アイロンもかけずにそのままたたんで、袋に入れちゃったワ。手抜き母ですまぬ。＞ツン。なくなったティッシュも学校で探しておくれ。

  2005/10/31

• 学校公開３日目

  やっと、やっと今日で終わる～。（嬉）都合の良い時間に見に行けばいいだけで、全部の授業を見る必要はないんだけどね。欲張りだから（苦笑）、いろんな授業でのツンの様子を見たいのさ。今日は、ツンのご希望で『たいいく』と『せいかつ』の授業を見に行った。どういう基準でツンがソレを選んだのかは、謎･･･。まず、『たいいく』から。校庭で準備体操をした後、列の順にダッシュ（かけっこ）。その後、鉄棒。最初は、鉄棒に飛び上がって両腕と身体を伸ばしたままの体勢で、３０秒間キープ。＜こんな表現でわかって頂けるだろうか？（汗）ツンは、腕の力も筋の緊張も弱いので、腕は少し曲がったまま。身体も『くの字』の格好で何とか３０秒間鉄棒の上に居られた。他の子は皆、腕も伸びてるし、身体もピンと海老反るような感じでカッコいい。これは、まぁ･･･仕方ないか。次は、前回り。３０秒間で何回回ることができるか数える、ということだったので、皆できるだけ速くしようと必死でやっていた。ツンは、その前がそんな状態だったので、それなりにやっていた。でも、ツンが鉄棒の前回りができるようになったのは、確か年長も半ばを過ぎてからだったと思う。身体も小さかった（今も小さいけど。笑）ので、それまでは鉄棒にぶら下がるばっかりだったし。だから、『それなり』だけども、ツンにとっては『上出来』かな。そして、ドッヂボールのボールを使って、２人１組になってのキャッチボール。さて、ツンは誰とペアを組むんだろう？？こういう時って、我が子があぶれやしないか、見ている親はドキドキなんだよね。ツンは、ちょっとキョロキョロして周囲を見た後、側に来た女の子Ｗちゃんと手を繋いでにっこり。あぁぁ、良かった～。（ほっ）普通なら、仲良しの子とか、背の順で並んでいる時の隣の子とかとペアを組みそうなものだけど、まだ１年生だからか？行き当たりばったりという印象を受けた。これが、学年が進むと、特定の子とは組みたくないって言い出す子が出てくるんだろうな。最後は、紅白に分かれてドッヂボール。この時の、コートの中に入って逃げているツンの行動が面白かった。敵がボールを持つと、その対角になる角のところまで逃げて行き、しゃがむ。それが間に合わないような時は、人の後ろに隠れる。決して自分からボールを取りに行こうとはしない。･･･いい根性だ。（笑）そんな風に逃げ回っていたツンも当てられてしまい、外でボールを当てる役に。攻撃する人がコートの周りを囲んでいなければいけないのに、ツンはそこからずっと離れた所に居る。たまにボールが外れて転がっていくと、殆どの子が集団になって追いかけるのに、ツンは立ったまま。こういう集団競技で、自分の役割や守備範囲がはっきりしていないと、どこにいればいいのか自分は何をすればいいのか、わからないのかなぁ？そういえば、通っているサッカースクールでの試合の時、ツンはいつもゴールキーパーをやりたがる。その時の気持ちって、今日と同じなのかも。次は、『せいかつ』の授業。今日は、「チューリプの球根を植えましょう。」まず、球根の植え方を説明があり、各自が観察用紙に書き込んでいく。「では、球根をひとり２個づつ配ります。色は、黄色・赤・ピンク・白の４つ。　数に限りがあるから、欲しい色がもらえなくなるかもしれません。　まず、最初に１個配ります。黄色がいい人～。」と、先生。「は～いっ。」黄色の花が咲く球根が欲しい子が、一斉に手を挙げる。「･･･１７、１８、１９。じゃぁ、今手を挙げた１９人、皆にあげられるから取りに来て。」手を挙げた子が教室の前に取りに行くと、ツンもつられて前へ･･･。アンタは、手を挙げてなかっただろ～がっ。（汗）それでも、数に余裕があったのか、「ツンくんも黄色がいいの？どうぞ。」と、無事ゲット。（ほっ）その後各色が配られ、２個目も配られたのに、ツンは１個持ったまま。「皆～、２個ありますか～？ない人は取りに来て～。　２個もらった人は、球根を良く見て、用紙に絵を描きましょう。色も塗ってね。　･･･ツンくん、１個しかないの？　もう１個あげるからこっちに取りに来て。」と、先生に声をかけられる。はい、無事２個ゲット。（ほっ）そうしている間も、「３個欲しいって言ってる子がいる。」と、先生に告げに行く子あり。１個も取りに行ってない子もあり。「せんせい、描けた～。色も塗った～。」と言う子あり。「ねぇねぇ、（球根の）皮が取れちゃった。」と、おかあさん達に見せてくれる子あり。まぁ、賑やか。（苦笑）先生も大変っ！そして、絵が苦手なツンも、見本（手にした球根）を見ながらそれなりに絵を描いていた。球根の半分まで茶色に塗って、残りの半分を塗り始めた時、隣の席のＴくんが、ツンの絵を指して何やら言っている様子だった。さっと背を向けて、Ｔくんから見えないように用紙を隠し、色を塗り続けるツン。出来上がった用紙も、他の子に見えないように身体にくっ付けて先生の所まで行き、提出。チラリと見えた絵は、球根の右半分がピンクに塗られていた。さては、これをＴくんに何か言われたな？ツンの球根には、花の色を識別するピンクのテープが巻かれていたし、球根の皮の色がピンクだったって別にいいじゃない。･･･と、親は思うんだけどね。それ以上のスゴイ絵を見てきているので、それくらいじゃ何ともないワ。はっはっは～。（笑）その後、校庭に出て、各自の植木鉢（春からアサガオを育ててきた鉢）に球根を植える。「皆土が少なくなっているから、先生が土をあげます。もらったら、手でよく混ぜて　ほぐしてから球根を植えてください。」と、最初に説明があった。ツンは、ずっと鉢の前にしゃがんで、中の土を指先でいじっている。＜話を聞いてな～い。周りの子が土をもらいに行ってるのにも、気づいてない。（汗）いけないとは思ったけど、「ツン、先生から土をもらうのっ。」と、声をかけてしまった。さぁ、土をもらったものの、感覚過敏があって土いじりをしたがらないツン。皆手を真っ黒にして混ぜているのに、指先でチョコチョコやっているだけ。ある女の子が、使い終わったスコップを持って「これ、使いたい人～。」と、言っているのにそれにも気づかない。他の子のところで、支援員の先生が、「これじゃ、ちゃんと混ざってないじゃないか。こういう風に下から混ぜるんだよ。」と、スコップでやっているのにも気づかない。自分でできなきゃ、先生にスコップでやってもらえばいいのに。あのまま硬い土の中に球根を植えるんだろうか？そりゃ無理だ･･･。それでも何とか球根を１個植えた（というか『置いた』に近いくらいの深さに埋めた）ところで、「ツン、できた？もっと深いところに植えなきゃ。かしてごらん。」と、支援員の先生が、土をスコップで混ぜてほぐしてくださる。そして、「球根２階建て分の深さのところに植えるんだよ。」と、植えるスペースを確保してくださる。はい、無事終了～。（ほっ）植え終わると、指定の場所に植木鉢を並べて、水遣り。ペットボトルに水を汲んでいる時、他の子のボトルのキャップが忘れられているのに気づいたツン。「これ、だれの～？わすれものですよ～。」と、持ち主を探す。よしよし、よく気が付いたね。教室での机の上のお勉強じゃない授業だと、ツンのいろいろな面が見えてくる。でも、『人の話を聞いてない』っていうのは、ネックだよね･･･。たった２時間のことなのに、思い出すまま書いていたら、こんなに長くなっちゃった。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。お疲れ様でした。オマケ：芯が折れた茶色の色鉛筆を、ツンが家に持ち帰ってきた。どうやら、茶色が使えなくなったために、途中からピンクで色を塗ったらしい。教室には、鉛筆削りもあるのに。隣のＴくんに、「茶色、貸して。」って言えばいいのに。そういう何でもないような臨機応変な対応でも、ツンには難しいことなんだよね。

  2005/10/26

• 学校公開２日目

  昨日、通級のためにツンを迎えに行くと、担任の先生が、「（参観していて）いかがでしたか？他の子と遜色なくできていますでしょう。　大丈夫ですよ。」と。確かに、周囲に遅れるでなく悪目立ちすることもなく、できている。けれど、ワタシはそれで満足しているわけではないのですよ。＞先生。今のクラスの状況で、今以上のものを先生に要求することは、『親のわがまま』なのかもしれない。ツンに配慮をお願いすることは、甘やかしなのかもしれない。配慮することで、ツンの伸びる力を抑えることになるのかもしれない。今のままでも、ツンはきっと、クラスメイトの力を借りながらやっていけるだろう。いや、今は『たまたまトラブルなく過ごせているだけ』なんだと思う。だから、心の片隅でいいから、『普通に見えるけど障害をもっている子』という認識を忘れないでいてもらいたい。今、ツンがこうして過ごせているのは、長い積み重ねの時間があったからこそ。『今』の時間は、何年か先のツンに繋がっているのだから。で、授業は、というと･･･。最初は『ずこう』。色画用紙に白絵の具を塗って、ありの巣を描きましょう、というもの。もう授業も終わりの頃で、多くの子は仕上がって提出していた。ツンは、まだ絵の具を塗っているところ。（汗）しかも、地中のありの巣を描くというのに地平線を画用紙の半分より下のところに引いている。それじゃ、ありの巣を描くスペースがちょっとしかないじゃんかぁ。どうやら地上にも虫やら植物を描き込むらしいんだけど、それにしてもねぇ･･･。ありの巣って目に見えないから、イメージを膨らませて描くことは、ツンにとって難しいんだよね。次回は、今日描いた巣にありを描き込んでいくらしい。図鑑か絵本で、ありの巣を見せておこうか。次は、『さんすう』。最初に、プリントが返され、各自が間違っている個所を訂正し、先生に提出する。そのプリントを、「各班の○番の人、取りに来て～。」と先生が言われ、皆に配るわけだが、ツンは○番にもかかわらず、取りに行こうとしない。隣の子と話をしていたし、周りもざわついていたので仕方ないかもしれないんだけど、注意が先生に向いていないのよね。そこで指導員の先生が、「ツン、○番だろ？取りにいかなきゃ。」と、声をかけられたのにツンはそれにも気づいていない。（汗）あぁぁ、側に行ってツンに言いたいぃぃぃ。結局プリントは他の子が配ってくれたし、大したことでもないんだけど、『話が聞けない』『聞いているようで聞いてない』って問題だよね。さて、ついにやってきました～っ。＞繰り上がり計算。はないたちの中には、「きっとつまづくぞ～。ココが肝心だぞ～。」と、ミョーな期待？があった。（苦笑）けど、実際繰り上がりが始まってみると、意外にすんなり。最初の問題で、クラスの殆どの子が式も答も正しくできていた。（皆お勉強してるのね･･･。）ツンも、ノートを覗くと正解していた。けれど、「前に出て問題をやりたい人～。」って言われても、全然手を挙げない。皆が手を挙げるので、「今日、まだ当たってない人～。」とか「おとうさん、おかあさんが来ている人～。」と、先生も言われるんだけど、「当たったけど、やりた～い。」「おかあさん来てないけど、やりた～い。」と、皆が手を挙げている。ツン～、できているんだから、おとうさんもおかあさんも来ているんだから、手を挙げようよぉ。手を挙げなきゃ、先生も当てられないじゃん。結局その時間は、一度も手を挙げないで終わった。･･･まぁ、挙げたくなきゃいいけどね。でも、何もすることがないからって鉛筆と消しゴムで戦いをするのはやめろ～っ。（怒）最後は、『こくご（漢字学習）』。この時間は、担任でなく専科の先生が指導されている。今日の漢字は、『八』『九』『十』。それぞれ、読み方・漢字を使った言葉・書き順・漢字が入った文章を、学習ノートに書いていく。この時間、先の『さんすう』とはツンの様子が違った。「はい、この漢字の読み方、知ってる人～。」と言われ、サッと手を挙げるツン。指名されて、「○○ですっ。」と、キチンと答えていた。（よしよし）次の漢字でも手を挙げていて、他の子が答えると、「あ～ぁ、（答を）いわれちゃったよぉ。」と、残念そうにつぶやく。この積極性は何なんだぁ？？少しは『さんすう』に分けろ。２時間目の途中から４時間目まで見せてもらったけど、今日は妙にハイテンションな子がいて、変な笑い方をしたり、つられて一緒に教室を出て行っちゃったりする子もいた。（すぐ戻ってきたけどね。）ずっと以前から気になっていた子達も含め、教室内がザワザワ落ち着かない。今日は、一時先生方が３人も１つの教室の中に居たんだよぉ。皆この状況でよく授業を受けていられるね。申し訳ないけど、それが正直な感想。そして、今の状況で、ツンに対し親として何をしなければいけないか、考え直さなければ。

  2005/10/25

• 学校公開１日目

  今日から３日間、ツンの小学校は学校公開。はないたちが教室に入ったのは、１時間目の『こくご』の授業が終わりかけの頃。まず、入ってびっくり。教室の後ろ側で、児童が２人机をつき合わせ、教育活動支援員の先生が付きっきりで指導をしている。（他の授業も同様だった。）他の子供達の中にも、時々立ち歩いたりする子・後ろを向いて話をして何度も注意をされる子・すぐに指示された行動に移せない子･･･。大多数の子達は、キチンと先生の話を聞いて授業を受けているんだけど、そうでない子達が目立つ。２学期のこの時期で、こんな状況で大丈夫なんだろうか？？ツンは、集団の中にうまく埋もれている･･･って感じ。立ち歩いたり、授業と関係ない話をしたりすることはないので、全然目立たない。けれど、暇があると、鉛筆と消しゴムを戦わせたりしている。（汗）遠目からではあったけど、配られていたプリントを覗くと、枠の中にそれなりに答の文章が書き込まれていた。まぁ、一応書けてるのね･･･。（ほっ）答が合ってるかどうかはわかんないけど。ツンの隣の席は、ほんわかおっとりした感じのＴくん。前の席は、同じ幼稚園だったＨくん。後ろは、しっかりタイプの女の子Ｋちゃん。普通席替えは学期毎くらいかと思うんだけど、ツンのクラスでは、全体を替えたり部分的に入れ替えたり、先生が子供達の様子を見ながらされているみたい。お勉強に関しては、人に余り関わられたくないツン。Ｔくんとは相性が合うみたいだし、周りが落ち着いている環境は、とてもありがたい。『こくご』が終わって休み時間になった時、ツンは、「つぎはぁ、さんすうですよ～。」と言いながら、『さんすう』の教科書とノートを机の上に準備していた。感心、感心。２時間目は、『さんすう』。長さ比べ・足し算・引き算の総まとめの内容だった。教科書にある例題や、先生が出された問題を、まずは先生が黒板に書き、それを各自がノートに写す。それから問題を解き、指名された子が前に出て答を書く。この『問題をノートに書き写す時間』が長い。クラス全体の歩調を合わせて授業を進めなきゃいけないのはわかるんだけどねぇ･･･。でも、そのお陰？で、ツンも授業に付いていけているんだろう。長さ比べで、６つの絵があって「長い順に番号をふりましょう。」という問題で。ツンは、それぞれ長さが違う２つのものに『２』をつけたらしく、（＜ケアレスミスだわな。）「なんで『２』が２つもあるんだよ～。」と、Ｔくんに指摘されていた。（苦笑）足し算・引き算の計算は、学研でも何度もやっているし得意な方。「前に出てやりたい人～？」と、先生が言われても、ツンは手を挙げない。何で～？間違うのが嫌なのか？おかあさん達が大勢見ているから恥ずかしいのか？皆「僕が（私が）前に出て答を書きたい。」って、指名されたがっているのに。いつもの『やりたがりツン』は、どこに行ったんじゃ～っ。最後は、班に分かれて、数カードを２枚めくって『合わせて１０になるカード』だったらもらえる、というゲーム。『神経衰弱みたいに２枚めくる』という説明の言葉がインプットされたみたいで、同じ数のカードが出たらもらえる、と思った班メンバー。ツンが、「合わせて１０になるカードだよ。」と説明してるのがこちらから見えたんだけど、メンバーに「それは違うよ～。」と押し切られていた。ツン。自分が正しいと思ったら、それを通しなさい。２０分休みには、殆どの子供達が校庭に飛び出していく。ツンも、あっという間に教室からいなくなった。校庭を探すと、前に隣の席だったＹちゃんを追いかけたり、（戦いごっこのように）攻撃したりしているのが見えた。（汗）Ｙちゃん、ごめんね～。休み時間が終わって、教室に戻ってきたＫくんが、「ねぇねぇ、ツンが好きな、ラブラブな女の子がいるんだよ。」と。「へぇ？誰？教えて。」と言うと、「あのね、Ｙ（フルネームで）。ツンとね、ラブラブなんだよ。」だって。（笑）確かに、ツンはＹちゃんのこと大好きなんだよね～。しかし、肝心のＹちゃんは･･･どうなんでしょ？３時間目は、『おんがく』。鍵盤ハーモニカを弾くのは、ツンには楽勝～。先日の音楽集会で演奏した曲を合奏することになって、大太鼓・小太鼓・カスタネット・タンバリンを、やりたい人がそれぞれ立候補。やりたい人が複数なので、じゃんけんで決めなきゃいけないくらい皆やる気満々なのに、ツンは全然手を挙げない。幼稚園のおゆうぎ会では、「もっきん、やりたい。」って立候補したくらいだったのに。あの『やりたがり』は、ドコへ行ったんじゃ～っ。それでも、何度か同じ曲を繰り返し演奏し、「これで最後にするから、前でやってない人は出てきて。」という先生の声で、ようやく前に出てタンバリンを手にする。皆上手に演奏できました。（拍手～）先生が曲を説明している間とか、特に何もすることがない時、ツンは鍵盤ハーモニカの吸い口（３０ｃｍくらいの蛇腹状のもの）を振り回したり、自分の首に巻きつけたり、両手に持って足で引き伸ばしたり･･･。吸い口で遊ぶんじゃなーいっ。（怒）４時間目は、『こくご（としょ）』。図書館での読み聞かせ･･･の途中で、体力が限界になり帰宅。はないたちが見ている間は、皆と同じように絵本に集中してお話に聞き入っていた。とりあえず、１日目を書上げました。長々とつたない文章を読んで頂き、ありがとうございました。お疲れ様でした。

  2005/10/24

• 運動会。

  爽やかな秋晴れに恵まれた今日は、ツンの小学校生活で初めての運動会だった。運動会自体は、幼稚園で３回経験済みだし、地域コミニュティの運動会にも参加しているので、あの『自然と気持ちが高揚するような独特の雰囲気』にも慣れている･･･はず。気がかりと言えば、静かにしなければいけない場面でピョンピョン跳ねちゃうんじゃないか、ということ。でも、それも目立たなかった。（ホッ）ツンの参加種目は、『じょんがら踊り』『かけっこ（５０ｍ走）』『玉入れ』。そして、全校児童による『大玉送り』と、縦割りグループ別になっての『ふれあいダンス』。『じょんがら踊り』は、先日の練習の時と同様に、ツンは張り切って踊っていた。嬉しかったのは、練習の時に参加していなかった彼が、ちゃんと黄色のハッピを着て踊っていたこと。１年生全員で、最後まで立派に踊れたね～。（嬉）ウルウルウル。（涙）途中、ダンナがプログラムを見ながら「ねぇ、次ってツンどこ？」と、アホな質問をしてきた。「んなもん、一番前に決まってんじゃん。それか、せいぜい２番目。」「（笑）そりゃそうだ。探しやすくていいや。」「そう、一番ちびっこいの探せばいいんだよ。」･･･夫婦の会話でした。（笑）『かけっこ』では、男女６人で走ってツンは２着。上出来っ。お弁当の時間に、「かけっこ頑張ったね。」と言うと、「Ｇ（同じ組で１着だった子）が、はやかったんだよぉ。」と、ツン。おぉぉ、少しはお友達を意識してたのかな？ツンを見ていると、『「この場面では、こうしましょう。」と先生が指導されたこと』がよくわかる。踊りで移動したら、決められたラインまで戻ること。玉入れ終了の合図が鳴ったら、ラインまで戻って座ること。大玉送りも、玉を送ったら座ること。そんな何でもないことなんだけど、ツンは素早く行動していた。周囲よりもワンテンポ速いんだよね･･･。（汗）ツンの小学校では、１～６年生が縦割りグループをつくり、週１回『ふれあい集会』という一緒に遊んだりする交流の時間がある。『ふれあいダンス』は、そのグループ毎に輪を作って（グループ担当の先生も一緒に）全員でダンスを踊った。ツンは、グループの６年生Ｋくんが、大好き。「Ｋとあそんだ～。たのしかった。」＜偉そうに呼び捨てデス。（汗）「つん、Ｋすき～。Ｋやさしい～。」と、よく言っている。今日は、ツンの隣で踊っていた４年生が、ダンスの途中のジャンプする振りで、ツンを後ろから抱えて、赤ちゃんのタカイタカイみたいにジャ～ンプ。それも、１回じゃなく全部。「おもちゃにされてるよ～。」って笑って見てたけど、嬉しかった。その４年生は、踊りが始まる前にも、ツンが「かめはめは～っ。」とかやっているのに合わせて遊んでくれていたし。やんちゃな弟分を面倒見ていてくれてる、って感じかな。ありがとう、上級生の皆。ウルウルウル。（涙）温かい上級生にも恵まれて、つくづくツンは幸せ者だと思う。プログラムのラスト近く、５・６年生全員による組体操があった。グランド全面を使い、キビキビと繰り広げられる隊形。まさに迫力～。この感動を胸に６年生は中学に進み、５年生はこの経験を次の５年生に伝えていく。そして、ツンも皆と同じように･･･そんなことを思いながら、ウルウルウル。（涙）ツンの１つ困ったこと。それは、この運動会に限ったことではなく、普段でもそうなんだけど･･･。よくお○ン○ンをさわっていること。ズボンの上からのこともアリ、中に手を突っ込んで、もアリ。今日の運動会では、大玉送りの列のまま全校児童がグランドに並んでいて、次の合図を待っている時にやってくれた。勿論、ツンは列の先頭･･･。そんなにズボンを下げるんじゃないっ。中が見えちゃうじゃんかっ。（汗）もういい加減、手を出せっ。いつまで触ってるんじゃ～。（怒）ツンとは離れているので、遠くから叫ぶわけにもいかず。ううう･･･。（恥）先日の『親の会』に出席した時にも、同じことが気になっているおかあさんがいたけど、やっぱり、今のうちに何とかしなきゃ。大きくなってもまだ『ソレ』をしていたら、変態に間違われるよね。それは置いといて（苦笑）、ひとりひとりが頑張ったとっても良い運動会でした。お疲れ様でした。久しぶりに早起きしてお弁当作ったので、おかあさんも疲れたよ。

  2005/10/01

• 運動会の練習。

  今週末は、ツンの小学校の運動会。じょんがらの踊りの練習で、今日は本番のようにハッピを着たり手ぬぐいを巻いたりするということで、お手伝いに行ってきた。ツンの普段の様子も見たいし。きっと、練習の様子も見られるだろうし。登校すると、全校生徒による『大玉送り』の練習をしているところだった。ツンは、白組の一番チビッ子だから探しやすい。（笑）悪目立ちすることなく、普通にその集団の中に溶け込んでいる。それで充分だわ。練習の最後は、校庭全体に広がっての整理体操。これも、（ツンは一番前の中心だから）自分の位置は白線でバッチリ示されているので、そこに立つだけでＯＫ。身体が小さいことで助かっていることって、結構多い。ちょっと話がズレてしまうかもしれないけど、以前の保護者会で先生がお話をされた中に、「大抵背の順で並びますから、後ろの方の背が高い子には、指示が通らないことが多いです。　小さい子は、（教師の）すぐ側ですし、何か（変なことを）やっていたらすぐわかりますから　すぐ注意もできます。　けれど、（前方の子が何かやっていると）後ろの方までは、中々目が届きません。　それに、例えば、１列で歩く場合でも、前の方の子は自分のペースで歩けばいいですけど、　後ろの方の子は、列の途中の子がゆっくりだったり速かったり、そういう他の子のペースに　合わせて歩かなきゃいけなくなるわけです。　後ろの方の子は、大変なんです。」というものがあった。ツンが、もしもっと身体が大きかったら、広い校庭で自分の位置を探すのに苦労していたかも･･･。全校練習を終えて、一度教室に帰る。それぞれ豆絞りをして、子供達は先に体育館に向かう。後から体育館に行くと、殆どの子が走りまわっていた。（笑）＜皆体力が余ってるよね～。ツンは、何人かに囲まれ（誰かに後ろから抑えつけられてたような？）その後追いかけられていた。まぁ、ふざけていた延長のことだろうし、ツンは『追いかけられること』が好きだし、余り深刻には考えていないけど、嫌なことをされても『嫌な顔』ができないツンだから、判断に苦しむところだ。そんな皆が、先生が来られる頃には、しっかりと踊りの隊形に並んで体育座りをしていた。感心っ。最初に、前列から交互に黄色と青のハッピが配られた。ツンは、青のハッピ。ツンは、黄色の方が好きだろうけど、色のこだわりはないから、すんなり着ていた。ここで、クラスで前から気になっていた子。彼は、ハッピが配られる間「青がいい～。」と、言っていた。でも、彼に配られたのは黄色。「青がいい。」と訴えたけど、「順番なんだから変えられないんだよ。」と、先生は却下。すると、黄色のハッピをバシッと放り投げ、体育館から出て行っちゃった。障害をもつツンの親であるワタシから見れば、彼も何らかの問題を抱えた子なのかもしれない。（素人が勝手な判断はできないけどね。）彼も、もっと気持ちの切り替えがスムーズにできたら、自分の希望と違うことを受け入れやすくなれれば、もっと毎日が過ごしやすく、楽しくなるんじゃないのかな。踊りは、２回見せてもらったけど、皆上手。（拍手～）ツンも、日舞か？って思うくらい（笑）手先まで揃えて振りをしていたし、リズムに乗り遅れることなく踊れていた。途中の隊列を変わる場面も、自分の位置に行けたし。ＹＡＭＡＨＡでもそうだけど、先走ってしまう傾向にあるのは、ツンの課題。とにかく、約３週間という短い練習期間で、皆良く頑張りました。本番の運動会でも、今日のように最後まで立派にやり遂げてくださいね。

  2005/09/28

• 「おなかいたい。きょう、おやすみする。」

  今朝のツンの第一声がコレだった。やっぱりきたか･･･。思い当たるのは、先週の席替え。（９月３日の日記参照）後ろの席のＫくんとうまくいってないのか？しらばっくれてツンに聞いてみる。「お腹痛いの？」「ん。きょう、おやすみするの。」そのわりには、「かる○すのみたい。」とか言ってるじゃないかよ～。幼稚園の頃から、ツンが「おやすみする。」って言う時は、身体の具合が悪くてではなく、何か嫌な理由があってのことが多かった。「どうした？何か嫌なの？」「いやなの。」「何が嫌？先生？お勉強？お友達？」「Ｋくんがや。たたいてくる。」「そっか、Ｋくんが叩くの。Ｋくんが叩いたら『やめて。』って言えばいいじゃない。」「『やめて。』っていったら、『そんなことしらね～。』って、たたく。」「『やめて。』って言ってもやめてくれなかったら、先生に言えばいいんだよ。　『やめてって言ってもやめてくれない。』って。」タオルケットをクンクン嗅ぎながら、首を振るツン。そして、涙をタオルケットでぬぐっている。そうなのよね。先生と普通の話はできても、こういうことって言えないんだよね。さて、どうしたものか･･･。「ツン、お休みするとゲームに行けないよ。学校行く人はゲームできるの。」「じゃぁ、（ゲームは）あしたする。」「明日は、土曜だから学校お休みじゃん･･･。」どうしても今日は行きたくないらしい。はい、『ゲームで釣る作戦』失敗。（涙）やっぱ、正面から攻めてみるか。「ねぇ、Ｋくんて、授業中もたたいてくるの？」「たたかない。」「休み時間は？休み時間にＫくんと一緒に･･･ツンは遊ばないよね。」ツンは、温和なお友達と相性がいいみたいだから。「あそばない。」「給食？給食の時？」「そ。」ツンのクラスでは、給食を班ごとに机をくっ付けて食べている。隣の席と後ろの席２人の４人で、１つの班。そうなると、Ｋくんは必然的にツンの隣の席になる。それかぁ。「Ｋくんがたたくのは、給食の時だけ？」「そ。」ツンには、まず、楽しく（嫌がらずに）学校に通って欲しい。学校を休ませる・無理矢理学校に連れて行く・登校させ給食を食べずに早退させるなど、選択肢はいろいろあるけど、早退させることを選んだ。ツンが嫌だという時間を避ける、いわば消極的な選択だけどやむをえない。親ばかになっちゃうけど、ツンが笑顔でいられる選択をしたい。その後のことは、先生と考えよう。「じゃぁ、今日は給食を食べないで、４時間目の授業が終わったら帰ろう。　おかあさん、お迎えに行ってあげる。先生にお手紙（連絡帳）に書いてあげるから。　それならいい？」「いい。」「じゃぁ、着替えて。」パッとタオルケットを離し、着替え始めるツン。学校が嫌なんじゃないんだもんね。いつもの登校時刻よりも遅くなったので、ツンの自転車に乗せて学校に向かう。すると、途中の交差点で担任のＨ先生発見。「バスに乗り遅れちゃって。」と、先生。「先生と一緒に行けば？」と、自転車から降ろすと、ツンは、サッと先生と手を繋いで歩きだした。ニコニコしながら･･･。後は、先生にお任せしよう。先生、お願いしま～す。さて、ツンとの約束のお迎えの時間。教室に向かうと、クラスメイトが音楽教室から帰ってきているところだった。あ･･･ツン、居た～。「お迎えに来たよ。帰る？」「きゅうしょくたべてかえる。」「給食食べるの？そんな･･･食べるんだったら、５時間目の授業も受けて皆と帰ってよ。」「たべるの。たべたらぁ、かえるからぁ、おむかえきて。」と、ツンはサッサと教室に入って、机を給食用に移動させ、椅子に座ってしまった。え゛ーーーっ、何それーーーっ。食べるならそれでもいいけどさ、食べ終わるまで待ってろってか？廊下に立っていたはないたちに、ツンのクラスメイトが話しかけてきた。「ねぇねぇ、ツンのおかあさんでしょ？ツン、もう帰っちゃうの？」ううん。皆と一緒に給食食べるよ。「ツン、身体悪いの？病気？」お迎え来てるとそう思っちゃうよね。大丈夫だよ。ありがとう。皆、優しいいい子ばっかりだね。（ウルウル）そして、「今日ね、朝ね、いけないことした子が皆に謝ったの。ツンはさぁ、その子達が謝る前に　泣いちゃったんだよ。」と、教えてくれた。そうなんだ～。先生は、ツンをたたいた『その子』ひとりを責めるのじゃなく、クラスメイトひとりひとりが自分がしたことを振り返って反省する機会をもってくださったんだ。子供達皆が、成長過程。皆が良い方向に向かって伸びていけるよう考えて、対応してくださったんだ。Ｈ先生、ありがとうございます。（ウルウル×２）そして、ずっと今日まで我慢してきたツンの気持ちを思うと、胸が痛くなった。そんな話をしている時、ツンは、机の後ろで他の男の子に後ろから羽交い絞めにされていて、必死で逃れようとしているのが見えた。そこに来たのが、ツンの隣の席の女の子Ｙちゃん。ツンと同じくらい小柄なＹちゃんが、男の子の腕を持ち「やめなさいよっ。」ってふりほどいているようだった。Ｙちゃんの気持ちが嬉しかった。Ｙちゃん、ありがとう。でも、女の子に助けてもらうようじゃ、情けないぞ～。＞ツン。そうこうしているうちに、給食の準備が始まった。はないたちに気づいた先生が、教室から出て来られた。「本人は、『給食食べる。』って言ってるんですけど、いかがでしょうか？」「あぁ、大丈夫だと思いますよ。　今朝、その子だけがっていうんじゃなくて、他の子も皆いけないことをしているので、　『いけないことをした人は、した相手の人に謝りましょう。』っていうのをクラスでやりました。　最初、ツンくんは『されてない。たたかれていない。』って言ってたんですよ。　私にも何も言ってきませんでしたしね。言えなかったのかもしれませんが･･･。　でも、たたいた子は、『僕がたたきました。』って認めたんですね。　最後には、ツンくんも『その子にたたかれた。』って言ってました。そして、たたいた子も　ちゃんと謝りましたので、それで気が済んだんじゃないでしょうか。　『５時間目の授業も受けて皆と下校』で大丈夫だと思いますよ。」と、先生。ありがとうございます。（ウルウル×３）そっか。ツンの中では、その時でもう気持ちの整理はついたんだね。後は先生にお任せして、ひとりで帰宅したはないたちだった。ツンは、元気に帰宅した。「きょうね、○○△△（隣のクラスの男の子）といっしょにかえった。」と、報告してくれた。これからも、小さなことでも何でもいいから、おかあさん言ってね。おかあさんも、先生も、ツンやクラスの皆が大きく成長できるように、応援しているからね。　とんでもなく長くつたない文章を、最後まで読んで頂きありがとうございました。お疲れ様でした。

  2005/09/09

• 席替え

  小学生になってから、ツンはひとりで寝たがるようになった。はないたち家は狭いし、ダンナの出勤の関係もあって、ツンとはないたちはダンナとは別の部屋で１つの布団に寝ている。それが、「おかあさんは、おとうさんとねて。つんは、こっちでひとりでねるから。」と言い出し、「こっち、こないでね。」と、部屋の戸を閉めてしまう。ひとりで寝てくれるのなら、いいや。こっちも楽だし。そして、何故だか「げつようびと、かようびと、すいようびと、もくようびと、きんようびは、ひとりでねるの。どようびと、にちようびは、おかあさんとねる。」と、言うようになった。何じゃソレ･･･。昨夜（金曜日）、ひとりで寝るはずの日なのに、「おかあさんとねる～。」と、言い出した。まぁ、そんな気分なんだろう。まだまだ赤ちゃんなんだワ。しばらくツンの側に寝っ転がって“早く寝ろよ～。”と思っていると、「きょう、くじ、したの。」「くじ引きしたの？」「つんね、いちばんまえになった。」アンタは大抵の場合、一番前だろ。「席替えしたの？」「そ。」「どこの席になったの？窓の方？廊下の方？」「ん～、わかんない。」「わかんないじゃないでしょ。ツンの席は、校庭の窓と廊下と、どっちの近く？」「ろ～か。」廊下側の一番前の席か。今回も先生が配慮してくださったんだ。「そう。ツンの席の前には、誰もいないのね？」「うしろは、Ｋくん。」おぉぉ、あのＫくん？！大丈夫なんかいな。Ｋくんは、１学期の参観日にちょっと気になった子である。「Ｋくんのとなりは、Ｋ（別人）くん。」「ツンのとなりは女の子でしょ？誰？」「わかんな～い。」「『わかんない。』って･･･隣の席でしょ。今度、『名前何だっけ？』って聞いてごらん。」「やだ。」＜おいおい。ツンは、人の顔はわかるようなんだけど、名前との一致となると難しいようだ。女の子の場合は特に。「Ｋくん、きらい。」「Ｋくんって、ツンに何かする？」「Ｋくん、たたいてくる。」「そういう時はどうしてるの？『やめてよ。』って言ってる？」「つん、『しないでっ。』っていってるのに、たたいてくる。」「でもさ、ツンもＫくんを叩いたりしてるんでしょ。（笑）」「そ～だよ。（笑）」お互い様だわな。でも、叩き返すくらい逞しくなったもんだわ。「ツン、いじわるされたり嫌なことされたら、『やめて。』って言うんだよ。　そして、ママに言ってね。ママ、ツンを守ってあげるから。」「だいじょうぶ。Ｈせんせいがいるから。」「そっか。何か困ったりしたらＨ先生に言うんだよ。Ｈ先生、好き？」「すきっ♪」ツンが絶大なる信頼感をおいている担任のＨ先生。ツンとの良い信頼関係を築いてくださったことに感謝している。そういう先生が、ツンの側にいてくださるだけでありがたい。

  2005/09/03

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