上海のお稽古事【将棋】
シュンは、去年の夏、5歳で将棋にはまった。中国に日本の将棋を普及させた許先生の教室にどうしても通いたいというので、浦東の将棋教室まで、毎日はとても無理だったけど週2,3日は連れて行った。将棋教室には、上海の小学生が朝9時頃から来て対戦をしていた。途中、大学生のお兄さんが大きな将棋板で駒の動かし方など説明をしてくれる。お昼はお弁当を頼んでみんなで食べてまた対戦、対戦・・・で4時過ぎくらいに共働きのご両親のどちらかが迎えに来るまで延々と、ひたすら将棋をさすのだった。その頃は、多分、あっという間に強くなり・・・かけていたのだろう、と思う。一度、もちろん駒落ちでだが、大学生の強いお兄さんを負かして、「強いね~、きっとすごく強くなるよ!」と唸らせた事もある。しかし・・・熱しやすく冷めやすい・・・覚えるのも早いが忘れるのも早い・・・そんな子供なのであった・・・。学校が始まるとなかなか浦東までは通えず近くの某日系マンションに許先生が出向いてきてくださる将棋教室は日本人学校の予定にあわせて、月に平均2回ほどしかできない。すると、シュンの興味と集中力は、風船がしぼむみたいにシューン・・・としぼんでいったのだった・・・。今でも時々「ママ、将棋やろう!」と言う。でも、シュンと同時に将棋を知った私では、相手にならないし、上手に導いてあげることもできない。で、将棋、何とかならないかな~と思っている。======(読み聞かせ)遊びつかれてソファで眠り、読み聞かせなし。