人の情けが身に染みる秋でございます。
なんとかと秋の空、それに習ったかのように迷走する台風です。ボートを陸揚げするかどうするか?みなさん迷っている様子。うちのボートは北側の茶花港に移動。ここ2,3日波が高かったのですが、今日の午前中はなんとか移動できるくらいの波に。主に冬場に停泊させておく島の南側にある供利港は基本的に避難港で、それほど台風には強くありません。陸揚げしないのであれば茶花の港に置いておくのが吉。移動したのはいいけれど、この二つの港は5kmくらい離れていて、供利港に車を置いてしまうと帰りの足がなくなります。そこで自転車をボートにを積んでいって、茶花港から供利港までエッチラオッチラとペダルをこいで車をとりに行かなければなりません。これがけっこうかったるい。ひろしゃか(島人)でもいれば迎えに来てもらうのですが、あいにくとヨッパらってフニャフニャ状態。“天気も悪いしかったりぃーなぁ”とぼやいていると同業者のIさん夫妻がやってきました。おなじ茶花港でも停泊場所が離れているのですが、自転車を下ろしている様子を見てわざわざ車で迎えにきてくれたのです。同じようにボートを移動させたところでした。グッドタイミングです。よくぞ気づいてくれました。いやぁーありがたかった。タイトルどおり身に染みました。やっぱり秋なのですねぇ。