ぼくのコダクローム
つい先日、ちょっと知っていたプロラボ(フィルムの現像所)が廃業したらしいと聞いて驚いていたら、またしても衝撃の事実が発覚。なんとコダクロームの現像が日本ではできなくなったらしい。コダクロームというのはコダックのポジフィルム(主にプロ向け)。エクタクロームやフジのポジフィルムはまだできるらしいけど、現像方法が違うコダクロームはアメリカに送って現像してもらうしかないとのこと。当然1本現像するのにン千円というコストがかかることに。 デジカメ全盛でフィルムの出荷は統計がでないほど衰退しているとは聞いていたけど、まさかプロ御用達のこだわりのフィルムがここまで斜陽とは・・・ 海で写真を撮る人はたいていベルビア(フジフィルム)派。青ののりがいいそうな。私メもベルビア派。でも好きな写真家がコダクロームを使っていると聞いてむやみに使ったこともあったっけ・・・よく違いはわからんかった・・・ こんなことを書いていたら思い出した。ン十年前に雑誌の企画で思う存分コダクロームを使わせてもらったことがあった、江ノ島と鎌倉で。贅沢だったなぁ、子供には高いからね。 さらについでに思い出した。実家の冷蔵庫に何本か残っていたっけ。今度帰ったら持ってこよう。でナイコンで写真を撮るんだ。 ↑この意味がわかる人いるかな?ちなみにタイトルにかかっているんだけど。 サイモン&ガーファンクルの曲に“僕のコダクローム”という曲があって、けっこうライブでも歌っていたから単なるCMソングというわけでもなさそう、で、その中に“ナイコンもって写真を撮りに出かけるのが好きなんだ”という一説があり、これまたなんともいい感じなのですわ。 ちなみにナイコンとはニコンのこと。お~そういう発音をするんだって思ったのをおぼえている。 ちなみにこの人(レナードニモイ)もテレビのインタビューでそう発音していた、“よぉうどばぁしでないこんかうんどぅぁ”って。 うーむノスタルジー。