夏の日の少年・・・?
夏になるとこんな風に遠くまで雲が連なっている風景をよく見かけますが、この風景が大好きで、あわよくば雲を追いかけてどこまでも行ってしまおうかと、四十を越えて今なお少年(バカ)のような心を持っているわけです。で、実際に15歳のころそんな“少年の日の夏”を実践してしまい見事に迷子となりまして、朝6時から日にちをまたいで深夜2時ころまで自転車をこぎまくり、それでもなお目的地に着かないというなんとも愚かな“青春”を過ごしました(やっぱりバカ)。以来、迷子癖が身につき、おかげで見知らぬ場所での待ち合わせなどでは迷子時間を考えて余裕をもって行動するという良癖も身につきました。そして今、私には“ボート”という足がありまして、沸々と“少年の日の夏”を取り戻したい衝動に駆られるのです。世間ではそれを“迷子”とは言わず、“遭難”といいます。もう大人なんだから・・・71.8