木の芽時
春の日差しに若葉がキラキラと輝き、街のあちこちにお花が咲いていて、とてもさわやかな過ごしやすい季節になりましたね。この時期は、日中が暖かくて過ごしやすいので、油断しがちです。晩の気温の急激な変化に伴い寒暖の差が大きく、体の不調を訴える方が多いようです。この時期、まだ若いのに突然亡くなった方もおられます。クリニックに、月に何回か来られていた患者さんのTさんの事なのですが、Tさんは、貧血気味で少し肝臓が悪く三月末までは内服と点滴の治療に通院されていて、来るたびに、「体調はどう?しんどくない?」と声をかけ「大丈夫やで」また「採血しあかんね~」と、遣り取りをして安心していたのです。でも、四月に入って一回も来ないので、調子いいのだろうか仕事が忙しくて来れないのだろうかと思っていたたら、突然,、体調が悪くなり上部消化管出血で亡くなってしまったのです。後で家族に、話を聞いてみると体の具合も悪かったのですが、ストレスも原因だったのかなと思いました。木の芽時は、冬の間、蓄積していた体毒が、暖かくなって一気にでてきます。そのうえ気候、、気温の変化によって風邪を引いたり、腰痛、肩こり、リウマチ、関節炎などの、症状が低気圧が接近してくると悪化します。だから、この時期は気候、気温の変化にも気をつけ、体調にも気をつけていきましょう。