★大宇宙と小宇宙★
『 私たちのからだは大宇宙の自然と共鳴し、同調するものですが、もう一方で、私たちのからだのなかで完結している小宇宙でもある。「万物、皆我に備わる」(「孟子」)でありまして、人は天の分身であり、自然の一部であるからこそ、万物を一身に含んだ小宇宙なのです。そのなかで、ゆらぎ、バランスを回復させながら生きています。それが健康な状態です。 しかし、適応範囲を超えたときに、バランスに破綻が生まれ、それを回復させようとするときに、発熱したり、下痢をしたり、健康なときに感じない不快な症状が起こります。 ところが、これは、私たちのからだという、小宇宙そのものが破綻しているのではなく、小宇宙の適応範囲を超えた毒などの物質を除去する、あるいは、部分的に修復しようとする小宇宙の防衛反応だと考えた方がいいでしょう。この治ろうとする反応を病気と錯覚して、薬でとりのぞこうとするのが、現代医学です。 この不快な反応を支配しているのは、副交感神経です。副交感神経がゆき過ぎると、たとえば下痢をしますが、この反応を薬によって強制的に止めると、本当のバランス回復はありえません。』(免疫学の威力 なぜあなたの主治医は病気を治せないのか 安保 徹 著 より引用)私は薬で症状を止めることの不自然を、以前にアレルギー性鼻炎を経験したときに実感しました。薬を飲むと確かに症状は止まるのですが、眠くなってカラダもだるくなる、などの副作用に悩まされました。そして飲んでも飲んでも治るところまで行かないんですね。ついつい薬に依存する、でまた、カラダがだるくなる、を一時繰り返していたのです。結局その後、あるサプリメントに出会ったことがきっかけに、薬との違いを体感し、今はそのようなサプリメントを飲まないでも鼻炎の症状が出ることはなくなりました。私の場合は、食生活のバランスが崩れていた結果、そのような症状が出ていたようです。食生活のバランスが悪いために、免疫バランスもおかしくなってますよ、という小宇宙からの警告だった、のだと今は捉えてます。最近、つくづく感じるのは、人間の身体ってやっぱり凄く精巧に創られているんだな、ということです。安保氏が仰られているように、広大な大宇宙の秩序と何ら変わらない、素晴らしい宇宙を私たち自身がいただいているんですよね。そう考えると、感謝の気持ちでいっぱいです。今、生かされているということそのものに・・・・・・。感謝!今日もご来訪ありがとうございます。