リカちゃんの次は…
おはようございます私が子どもだった頃から定番の着せ替え人形といえばリカちゃん。伯母の一人がとても手先の器用な人で、オリジナルのリカちゃん用の洋服を手縫いでよく作ってくれました。娘のサキ(中1)も小学生の頃はよくリカちゃんで遊び、不器用な私の代わりに、自分でティッシュやビニールを使ってはオリジナルドレスを作ったり、髪の色をマジックで変えたり、バッサリ切ったりしていました。(ビニールで…)(ティッシュで…)そんな娘が、昨年あたりからとても気に入って、毎日のようにPCで眺めている人形があります。Pullip(プーリップ)です。娘が特に気に入っているのは、水の妖精「アクエル」深夜アニメに詳しい人なら誰でも知っているような人気アニメ“ローゼンメイデン”(私にはスーパーの“○うてつローゼン”に聞こえてしまいますが。笑)とのコラボ人形もあるそうで、その中では「真紅」がお気に入り。最近出たものの中ではハローキティとのコラボも「可愛い!」。最初は、「え~~?人形?」(もうそろそろ卒業でしょ?)なんて思っていた私も、あまりの可愛さに、いつしかひとつひとつを真剣に見始め…「ママはこれが一番好き!」これ、ジュンプランニングという日本の会社と、韓国のデザイン集団”天上天下”とが共同で作っている人形だそうです。「プーリップ」という名前は韓国語の「若葉」が由来、とか。5年ほど前から販売スタート、毎月一体ずつ新作が出て、同じ人形は一度しか作らないため、予約販売が主で、既に売り切れてしまっているものはオークションなどで手に入れるしかないそうです。上記のローゼンメイデン「真紅」も、私のお気に入りの人形も、残念ながら既に売り切れています。この人形、洋服や靴だけでなく、髪や目などのバーツだけも別売りで販売されているようで、目の色を変えるときには目玉ごと取り替えるそうで、「ちょっと怖いよね…」と娘。同じ種類とはいえ、一つずつのイメージがすべて違うので、見ていて飽きません。製作スタッフたちの思い入れも深く、一体の人形の制作に約一年という時間をかけ、イメージに合う洋服の布地探しに海外まで出かけて行ったりしているそうです。子どもの着せ替え人形かと思いきや、ファッションやメイクに興味ある、どちらかというと大人の女性を対象とした本格的な人形といえそうです。値段も8,000円~12,000円と、かなり高価ファッションやアートに関心の薄い私はPCを眺めるだけで十分満足ですが、ファッションデザインにも興味がある娘が欲しくなる気持ち、わかります。ただ、これほどの値段になると、そう簡単に買ってあげるわけにはいきません普段のお小遣いでは手も足も出ない娘は、お正月のお年玉で何とかならないか?と、密かに考えているようです。ひなたまさみ