やはりいるのか・・・!?
不動産の賃貸仲介の仕事をしていると、「まさか・・・いやでも・・・」と思うことがあります。私は幽霊の存在をあまり信じていません。けど、いるかもって思えることが多々。実際入居者が死んだ部屋よりなぜか長く空室の方がよりよく感じます。お仕事がら、部屋写真を撮影しに毎日でかけます。同じ部屋を何回か分けて入るケースもあるけど、毎回出た後吐き気を少々感じる部屋があります。毎回寒気で全身悪寒が走るコーナー(部屋の隅)があります。私の性格上、毎回「たまたま体調不良だぜ!!」とうやむやにして帰ってくる時のほうが多いですが、えらい気配を感じる部屋もあります。私は霊感などないのに、けど何かを感じるのはなぜ???TVのゴールデンで巫女とか霊媒師とかスピリチュアルとか特集していたら見ても信じないし、実際「はっきり見た事はない」から不思議だけど、やっぱり何かはあるかも。何かって、分からないところがまたまた想像力をかきたてられます。悪い方に考えたら仕事にならないので、いい方に考えてます。まずは肯定から入ります(笑)「何か」はいるのだ!そして撮影しないといけないし、入居者も決めないといけない。何かは案外いい何かだろうさ。で、その「何か」と直接交渉をすることを試みています(アホ)「その部屋」に入る際は、ぞっとしてきたり何かを感じたら、(1)あいさつをする「あ、おじゃましまーす。ちょっと部屋写真とりまーす。私の仕事なんで、すぐ出て行きますから」と実際喋りながら部屋で撮影してます(笑)(2)ほめる「築年数たってるけど、けっこうきれいな部屋ですねー、いやー今住んでいる人の心をあらわしているのかなー」もちろん空室です。(3)同居を促す「ここが空き室のままって、ちょっとなー、もったいないですよねー、誰かと住んだら楽しいですよー、嫌だったら出て行ってもらったらいいし」(4)最後もあいさつ「おじゃましましたー、いい写真がとれていると思います。ではまた来ますねー(何も余計なものは写ってませんよーに!)」馬鹿らしいかもしれないが、元来自分は怖がりなので効きます怖がりなんですが、いつも1%好奇心が上回り行動してしまいます。空室の多いマンション・アパートには「悪い気」みたいなのがきっと漂ってます(見えませんが)。病死したり、自殺する入居者の部屋は大概ものすごい状態にまで乱雑できたないらしいです。きれいな部屋でもどんより~とした雰囲気がする部屋もあります。たいていは空室のままです。そういった雰囲気は男の人は鈍感で、女性客の方が「なんとなく」で感じているようです。彼氏がここにしよう!と決めても彼女が「なんか、嫌」という理由でやめることもあります。数多い物件の中、見向きもされない部屋や内観なしで決まっていく部屋、入るとかなりの確立で離婚する部屋(入りたい人いますか?)。いろいろあります。きっと気のせい。気のせいの、気ってなんなの???何かは「気」なんでしょうかねー。信じれないけど、自分が感じているなら何かは存在するのかもしれませんねー。霊の存在を全く信じていないと言い切る人も「前入居者が死んだ部屋」とかは敬遠するのはなんでなんでしょうね。信じてないならいいじゃん、とか思ったりするんですが。存在を全く信じてない、否定100%、感じることもないあなた!自殺した部屋、殺人事件の部屋、病死の部屋、なぜかその部屋だけ異様に湿気る部屋(ドア・壁がねちょってする)、全てお勧めします格安ですよ(笑)お墓が部屋からすこしでも見えたら嫌がる方とかも多いです。私なんか、お墓があるとかえって安心しますが。夜中にひとりで墓参りするのが好きなんです。(もちろん親族の墓ですよ) ↑信じてないんでできる行動かと。いやいい方にしか考えないんで。ここで大いに発揮される私の武器、鈍感力ですよ(笑)「ま、いっか」いてもいなくても。いた方がより面白いかも、みたいな。だから怖くはないです。見てみたい!という好奇心の技でしょうか。 (写真はアーリントン墓地 NY旅行より) ↓