本当にまいった話ー2
昨日の続きになります。 携帯用の空間除菌グッズを使い続けて1週間目の朝、 部屋の中がかなり塩素臭いことに気がつきました。 なので、この日は持ちあるかず、 帰宅すると家中がカビとり剤を撒いたように塩素臭がしました。 目は刺すように痛くなり、鼻もツーンと痛くなりました。 急いで換気をして、ジッパー式のポリ袋に2重に入れました。 ジッパー式のポリ袋に2重で入れても きつい塩素臭がします。 これは...バスの車内などに持ち込んでいたら 異臭騒ぎで事件になっていたかもしれない... 私は、パッケージの後ろに書いてある販売元に電話をかけました。 あらかじめお話しておきますと この話は現在進行形で、解決はしておりません。 私は、一般消費者なのでわからなかったのですが 今現在は「消費者庁」「国民生活センター」の対応にがっかりしているところです。 お話を戻します。 受付で出た女性の方は 「あ~そうですか~。それでは使用を中止していただいて。代品をお送りしますんで」 という回答でした。 私は、こういう危ない商品が出たら まず私の手元の商品を回収、至急テストして 同じ製法で作られた商品の回収などをしてもらえるのではないか、と思っていました。 私の手元にある商品は、 1ヶ月間、ウィルスや菌から守ってくれるものではなく 危険な塩素ガス発生器です。 それなのに、とてもありえない反応で... 販売の責任者の方が会議中とのことだったので いったん電話を切り 消費者庁のHPを見ました。 受付の電話番号に電話すると... なんのことはない、ナビダイヤルで県の消費生活センターにつながりました。 そこで出た女性は、こういった商品自体知らず、 商品の説明から始めなければなりませんでした。 延々話した結果、市にある県の出先機関の電話番号を紹介され 結局たらいまわしですか?と不満を言うと それではこちらから連絡をするというので待っていると 「保健所に持ち込むことも可能だけれど、保健所ではテストなどはしないそうです」 といわれました。 「?それでは、保健所に持ち込んでも無駄足ということですか?」 「まあ受付はするということでしたが...無駄足と言われても仕方ないですね」 この手の商品は、今年大ブームになり 次から次へと類似品が販売されています。 TBSの「ひるおび」や日テレの「世界一受けたい授業」などで紹介したそうで そのように紹介して、販売しているお店が楽天にもたくさんあります。 職場で使う人などが、50個単位でネットで買ったりしています。 火付け役になった商品は 固形の二酸化塩素を使っていますが 私の買った商品は、漂白剤を布に湿らせてクエン酸などを混ぜたようなもの... はっきり言って「粗悪品」です。 前に買ったものは売り切れていて...私は安易に安いものに手を出してしまいました。 消費生活センターや国民生活センターは、 同じような事故が数多く起こったり、 私がこの商品で入院でもしない限り、早急な対応はしてくれないようです。 国民生活センターに、一応「テスト」をしてもらう希望は 消費生活センターを通じて伝えてもらいました。 が、テストをしてもらえるかどうかは 国民生活センターの判断で決まるそうです。 仮にしてもらえても、テストをする商品が立て込んでいて 結果が出るまで2ヶ月かかるとのことです。 その間に、危険な類似品はどれだけ売られることでしょう。 明らかに薬事法に触れる内容で、商品の説明をうたっていても テストの結果が出なければ、改善命令も出せないそうです。 まさに売ったもの勝ちですね。 これでも、以前は商品テストの結果が出るまで半年かかっていたそうで 今は早くなったと胸を張って言うんですから、あきれてものも言えません。 明日に続きます。