父の誕生日。
(2015.6 キンシバイ) 花言葉 悲しみを止める 今日は、昨年亡くなった父の誕生日です。 一年前、病院に行く父に付き添い 父、母、私で病院の待合室の椅子に腰掛け 血液検査の順番を待ちながら 「パパ、お誕生日おめでとう」と言ったのを 昨日のことのように思い出します。 まさか、それから1ヶ月も経たないうちに亡くなるとは...。 父が通院したのは、それが最後になりました。 待ち時間の苦痛や、治療の副作用の重さが辛く 在宅医療を選択し、往診をお願いすることにしました。 今でもその選択は正しかったと思っています。 むしろ、もっと早くそうしていれば...。 父の誕生日、父が亡くなって初めての誕生日。 仏壇に供えるには、少し明るすぎたかもしれませんが 父の大好きな薔薇をメインにした花束を贈りました。 父の照れたように喜ぶ顔が目に浮かびます。 「パパ、お誕生日おめでとう」