福寿草☆ー3
今日から学生にもなった私です またまた忙しくなりますが、自分で忙しくしているので がんばるしかないですね さて、私が勤務している病院は、 若い患者さんもいらっしゃいますが 高齢者の方がとても多いです。 老人施設で体調を崩したり、骨折などをして 入院になったり 他の病院が受け入れを拒否した患者さんや 退院させられて、行き場のない患者さんも多くいらっしゃいます。 救急患者さんの受け入れは断らない 3ヶ月を過ぎても、受け入れ先がなければ 無理に退院させないというのが理事長の方針です。 なので、次から次へと入院を希望する患者さんがやってきます。 ご家族も、主治医の先生に頼み込んで 少しでも長く入院させて欲しいとお願いしたり。 自宅では介護ができなかったり 老人施設が決まらなかったり 経済的な問題だったり まったく身寄りがなかったり。 事情はさまざまですが、 時々私は病院に勤務しているのか 施設に勤務しているのかわからなくなることもあります。 そんな時、患者さんが読んでいるある本が目に留まりました。 可愛い絵と目を引くタイトル。 「面白そうですね」 「面白いし、良い本よ」 次の日に出勤すると 同じ病室の別の方のところにその本がありました。 「あの方から借りて読んだんだけど、面白いの」 しばらくして、少し離れた病室の患者さんが同じ本を読んでいて 談話室であった患者さんに借りた、というので 我慢できなくなり、ネットで買いました。 おばあちゃんが、ぼけた。 [ 村瀬孝生 ] 村瀬さんの老人を見る優しい目線に、 心が温まりました。 とっても読みやすい、良い本です。 と、前置きが長くなりましたが... 私も時々、村瀬さんのように 患者さんとの日常を書いてみようかなと思っています。 自分の記録としても。 これから大学で学ぶ分野でも役に立つはず 新年度、新たなスタート、がんばります では、皆様今日もお元気で☆