これから
日頃、ファッションについてほとんど考えぬひよこではありますが先日、大阪に参りましたとき・・・・やはり、ある程度は考えなければならないのだなぁ・・・と。いや、何も、これからは我が身を飾り立てようというわけではなく(笑)暮らしの中において いかに安全で着心地のよいものを探していくべきか真剣に考えなければならぬ年齢にさしかかったのだ、と。もっとわかりやすく言いますとあまりに長いスカートだと、階段や段差で躓きやすくなる。だからといって、ある程度の長さのものでなければ足もとの保温が出来ない。また これから寒くなるからといって重い素材のスカートを履いていては疲れてしまう。・・・これらのことを十分に踏まえた上で安全性、着心地の良さ、動きやすさを考慮に入れ自身にあうデザインを吟味していかなければならない。結構大変なものだなあ・・・と。以前にも何度か日記に記しておりますので詳しくは書きませんけれども私自身、あまり華やかなものも着ることが出来ません。そしてまた 幼い頃からお腹が弱かったため腰のあたりを締め付けるようなデザインもNG。そして今のヘアスタイルに似合うようなデザイン・・・となりますとこれまた非常に限られてくるわけです。(本当は長い髪をばっさりと切り、パーマをかけたいのですが)娘に止められております(笑)。「お母さんが髪型を変えてしまったら 他の人になったような気がするから駄目。」だそうです。お母さんは地味な方がよいのだそうです・・・。え、「地味」で思い出しました。ひよこは、よく店員さんに間違われます。図書館や学校でも職員に間違われます。自分が、デパートにて一生懸命うつわを選んでいるとき突然うしろから「すみません、○○はどこでしょうか」などと訊かれる。いや、こっちは私服、しかも あなたがお客なら私もお客。でも皆さん、真剣な顔で「○○はどこですか?」と訊いてくるんです。それも一度や二度ではない(涙)。 図書館でもそう。「この本、どこにあるか調べてください」などと見知らぬ誰かが私に語りかけてくる。しかも、突然。当たり前のように。娘の学校の入学式でも「○○はどこですか?」と見知らぬ人が話しかけてくる。どうやらお子さまの教室を探しているらしい。いや、あなたが保護者なら、私も保護者。私だって初めて来た校内で混乱している(笑)。もう少し華やかないでたちであったならばこうも店員さんや職員に間違われることもないのでしょうがこのあたりのこともまた、考えていかねばならないのでしょう。うふふ、お洒落などというものは世の美しい方々がなさるべきものでありまして私のようなひよこは 何と言いましょうかまあ、そこそこに、見苦しくない程度の身だしなみでよいのではないかと(笑)。これから年齢を重ねていけば暑さ寒さからいかに我が身を守り、着心地のよいもの、肌に負担のかからぬものをいかに選んでゆくかおそらくはそういうことに神経を使わねばならず若い頃とはまた違った観点でファッションを見ていかなければならぬことを実感。しかし私自身、ほとんどを家の中、もしくは近所で過ごす主婦に過ぎないのですから自分のことよりもまずは主人のこと。男性は1歩家の外に出れば7人もの敵がいる、と。私たち主婦は自身が女性であるというより以前に家庭を守るべき立場にある故自身亡きあと、遺された主人が物理的、金銭的に困らぬよう手はずを整えておかなければなりません。自分に投資するよりも他にやるべきことがある。その立場を弁えつつこれから40代、50代なりの身だしなみについて考えていきたいと思います。