認知症ケア専門職研修
夕べ、6時半から9時まで認知症ケア専門職研修に参加してきました。 自分には関係ないとは言えないな、と思って帰ってきました。 2009年現在 認知症は200万人と推定。 そのうち在宅の認知症高齢者は5割。 2035年には400万人になると予想。 65歳以上の人の中で6,7人に1人が認知症になっているとのこと。 認知症は病気なので早期発見が大事です。 がんや骨折と一緒です。 認知症の早期発見の最大の意義は治療可能な原因を見つけることです。 たとえばアルツハイマー病の早期診断がされれば、薬物療法に加へ非薬物療法(音楽療法、回想療法、運動療法、芸術造形療法...)がなされることにより、進行を遅らせたり改善させたりすることが出来ます。 社会的繋がりも大切な要素になります。 認知症には、脳血管性認知症、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症の3つがあります。 また、うつ病との関係もあるため、とにかく早めに受診して診断名をつけてもらう必要があります。これが一番大切です。 「年相応のボケだな」となんとなく片付けられてしまうことが多かった今までですが、SPECT(脳血流シンチ)という画像診断が出来ますので早期診断が可能になりました。 物忘れ、性格が変わる、といった初期症状から、電話の伝言が出来ないとか、半年ぐらい前から変わってきたなと、と思ったころが受診のタイミングだということです。