なるほど。。。
またまた番外編です。毎日読んでいるブログがあるのですが、興味深いことが書いてあったのでそのままコピペします。KHコースケさんのブログです。なので、まずかったらKHコースケさん、言って下さいね。その時は削除します。>ここから何気なしにある大手メーカーの建築現場を見ていて、ふと考えた。悪貨は良貨を駆逐する金と銀が主要な通貨だった時代に、金銀の含有量の低い通貨(悪貨)が流通すると、含有量の高い通貨(良貨)を懐にしまいこみ、悪貨だけが市場に流通するようになるという、グレシャムの法則を言う。本来は金融用語だが、建築にも他の事にも言えるのかもしれない。本当に良い物でも売れるとは限らない時代らしい。特に大量に売るには最上のものであったりしては駄目らしい。すご~く美味しいレストランは大きくなれないらしい。過度の美味しいと言う潜在意識は、次に食べた時に味が落ちて感じてしまう。そんな事を聞いたことがある。だから、、少し美味しくて、大量に人をさばけるレストランが1番なのだと言う。建築現場、大手メーカーは建て方が早いなあ~。もう家の形が出来ている。ふと見上げると屋根の下地が、鉄骨だけどその細い事。まあ、構造計算よって、その程度の太さでOKなのだから別に何も問題がない。う~ん、でも、他の木造住宅の屋根下地小屋組の方が、300%頑丈!おそらく、建築にだずさわっている全ての人が、そう思っているだろう。屋根だけじゃなくて、他の構造、設備、仕様も、普通の木造の方が勝っている点が多い。負けている点は、おそらく建物そのものではない、建物以外の全てなのかもしれない。営業力、プレゼンテーション力、現場管理力、あらゆる点でのパフォーマンス力、まあ、そういうものを総合して、比較して建設会社を選ぶ訳だから仕方がないと思う。何千万円もする高い買い物をするわけだから、建物そのものだけが良くても駄目で、営業マンがきちんとしているとか、模型を作ってきてくれたとか、1級建築士が300人いるとか、コーディネーターが照明もカーテンも相談に乗ってくれるとか、引渡しの時にテープカットをしてくれて、下請け業者が全員集まっていて、いろいろな説明をしてくれるとか、etc。こういう全てが整ってない会社は駄目なのだと思う。わかってはいるのだが、不足な部分、不可能な部分も多い。情けない・・・。悪貨=大手プレハブ、良貨=木造 という図式ではないが、建物自体の本質、構造、設備、仕様において明らかに金銀の含有量が少ない方が、堂々としかも最良なものとして流通しているのは事実である。この造成地は周りじゅうがAハウス,Bハウス、Cホーム、、みんな大手ばかり。今に始まった事ではないのだが、近いうちに駆逐されちゃうのか不安になった。>ここまで私の知り合いの大工に、某ハウスメーカーの仕事ばかりしている人がいます。そして、こう言います。「ようこげな家に住むタイね。俺はこげなおもちゃのごたる家にはよう住まんバイ!(よくこんな家に住むよね。私はこんなおもちゃのような家には住まないよ!)」最近もてはやされているローコストハウスに関してですが、建て方の現場を見ていて、「細おーっ!地震の時持つンかいな?」思います。KHコースケさんが上記で書いているように、構造計算上問題ないのかもしれませんが、実際の現場の大工が「こんな家住みたくない」とか言っている現状を考えると、つまりプロの目から見ても理屈じゃなくて危なっかしいということになります。別の知り合いに、某大手ハウスメーカーの営業マンが居るのですが、契約価格の45%はそこのハウスメーカーの利益だそうです。企画・研究開発・販促などの費用を考えると仕方ないのかもしれませんが、地場の工務店が平均15~20%粗利で経営している現状を考えると、すごい利益率です。逆に言うと、それだけ下請けの工務店は安い金額で施工しているのです。ある意味、手抜き工事は仕方ありません。上記の写真もKHコースケさんのブログからの流用ですが、こんな屋根の構造で地震の時、躯体はもつのかな?