ジョゼと虎と魚たち
DISCUS,無料期間最後を締めくくったのはジョゼと虎と魚たちです。公開時、すっごく興味を持ったものの、あらすじと池脇千鶴と言う配役で断念した映画でした。が!!オダジョー目的で見たメゾンドヒミコが面白かったのできっとこの監督の作品は好きに違いない♪っていうのと周囲の反応も良かったので見てみることに。見て終わって、今。見るのを辞めなくて良かったなぁって言う感じの映画です。私は好きでした。テーマこそ重いんだと思いますが、それをどんよりとした感じには仕上げてはおらずそれがこの監督の作品に共通する素晴らしさだと思います。ただの美談でもなく、ただの問題提起でもなく、愛の流れていく感じをふんわりと仕上げてあり素直な映画だと言った感じです。しかし妻夫木君は良いですねーなんかただの人気のある若者とは違う(笑)夜中のバラエティに出ていた頃から好きな俳優さんの1人です(もう1人がオダジョー)ふーーとした表情に感情移入しやすく、美味しい顔も、素直に笑う姿も、涙もストレートに伝わってくる。力をいれずとも見れる、だけど心に残る良い作品。もう1つみた間宮兄弟はほんわか幸せなお話です。この年齢でこんな形で仲の良い兄弟が実際いたら…それはもしかしたら怖いのかもしれないけれど、2人の暖かく、可愛い姿が珍しいけれど素敵な兄弟としてうつります。ただ何もないような日常も2人でいればとっても幸せ♪そんな関係、どんな結びつきであろうとも、なかなか得られない宝物だと思います。途中途中はいる効果が策にはしった感も感じましたが、それでもなお、暖かい気持ちで楽しめる作品です。ただすごく良い!!と思えるほどではなかったですけど、可愛かったです。しかし塚地さんはとっても良いですねーぶーーってなる顔とかもとっても可愛かったです。…ただ何と言うかなぜこの映画が撮りたかったのか、私には良くわからなかったんですよね。笑える!!って程でもなく、大好きなゆるい系とはちょっと次元が違った気がしました。