門外漢のねごとたわごとひとりごと

[四季風物] カテゴリの記事

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  実家の母に年始あいさつ…

  歩いて5分くらいの近所に母と妹が住んで居る。むかしから両親の家には元日に年始の挨拶に行くのが習慣だったのだけれど、わたしの娘夫婦が正月二日の日に行くので、迎える方の母と妹は両日で相手をすることになる。それがもうしんどいということで、両家併せて同じ日に来てくれということになって、数年前からそれが二日の日ということになっている。つまり今日です。娘夫婦はおそらく午後3時くらいに我が家に来るはずですから、我が家で新年を祝ってから5時くらいに母の家に行くことになる。それで3～4時間くらい過ごしてから、娘夫婦ともどももう一度我が家へ戻ってから、みやげなどを持たせて神戸へ帰すことになる。これが終わると我が家の新年のセレモニーは一応終わりです。あとはわたしに関しては、明日3日のスポーツクラブ開始日に行ってクラブ仲間と挨拶をかわし、できればスイミングも少しして、そのあとサウナに入ってくる、というのが当面の予定ということになる。ただそれも、今夜の酒量の多寡にも大きく影響されるので、ひょっとしたらスイミングの方は実行できずサウナの方だけということにもなるかもしれない。ま、いずれにせよ今年も一年間お世話になるスポーツクラブですから、無理をせず長続きがするように頑張って参りたいと思っているところです。　　　　　写真は昨日2016年元日7時過ぎ　桂川越しに見た東山からの初日の出です。

  2016.01.02

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  外の迎春準備は完了、あとは…

  しめ縄とか角松など正月の玄関飾りはもう長い間買っていない。ここのところ正月用の玄関飾りは、2種類のタッチの違う飾りを年ごとに交互に付け替えたり、両方を組み合わせて使ったりしている。それが近年の我が家流である。むかしはちょっと高価なものも買っていたことはあるのですが、もうそういうことは止めました。もちろんそれが無駄なことと思ってのことではありませんが、もうそこまでする必要はないだろうとの判断です。要は新年を迎えるにあたっての気持ちの問題ですから、その気持ちの方を大切にしていようと思ってのことです。さて来年のお正月は、わたしにとって何回目になるのか、思い出すのも癪なのでもう忘れたことにしておきます。家族みんなが健康で元気に新年を迎えられることを感謝して、新たな活力が漲ってくることを願っているといったところです。さて後は今日と明日で、おせち料理を。

  2015.12.30

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  師走のこの時期日本中のあちこちで…

  平成27年12月23日（水・祝）15時、つまり明日の3時に神戸文化ホールで神戸フィルハーモニックによる、ベートーヴェン交響曲第9番合唱付きが『市民の第九』と称して演奏披露されます。神戸フィルハーモニックは、神戸市に本拠を置く管弦楽団で1980年デビューコンサートを開催。それ以降、定期演奏会・依頼演奏会などを重ねてきている。そして音楽監督は創立以来現在に至るまで一貫して、朝比奈千足さんが務めている市民オーケストラという位置づけです。このオーケストラの特徴として、音楽大学卒業生の団員が数多く、弦楽器の各セクションの指導者はプロ奏者が首席奏者を務めていて、運営の主体は団員ではなく最初から運営母体があるのです。当初は「神戸市交響楽協会」として始まり、現在では「神戸市民文化振興財団」が母体となって運営している。35年前に創立されて以来「神戸市民自身のオーケストラ」を掲げていて、現在も多くの法人や市民が後援しているということです。そんな市民管弦楽団の『第九』をこの年末に聴くことになりました。この楽団で過去に『第九』を演奏したことがあるのかどうかは知りませんが、わたしは初めての経験をするわけです。この楽団にはわたしの娘も団員の一員ですから、行かない訳には参りません。なお、独唱：ソプラノ／老田裕子さん　　アルト／福原寿美枝さん テノール／馬場清孝さん　　バリトン／伊藤　正さんということですが、そのほかに大勢の合唱団が必要です。この合唱団は『神戸文化ホール第九合唱団』として、主として神戸市の各区で行われた「第九を歌おう！」講座の市民受講生で結成されたのだそうです。師走のこの時期、日本各地でこのような市民楽団によるベートーヴェン『第九』の演奏会が開催されていることでしょう。さて明日は如何なる演奏になるのか、ちょっと期待している。今日は冬至、なかなか早起きができないでいる。南瓜を食うか、柚子湯にでも入ろうか。

  2015.12.22

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  そろそろ準備を始めなければ…

  ここのところ数年は、年賀状の図柄ネタは前年に行った旅行の写真をベースにしています。それは我が女房殿が作っている。昨日そのデータを印刷会社に送ったところ。刷り上がりまで1週間くらいかかりそうです。52円の年賀切手はもうすでに購入してあるし、刷り上がりを待ってゆっくりと宛名書きをすることになります。去年の年賀状、つまり一昨年に出した年賀状は50円切手でよかったのですが、郵便料金が値上げになって、今年の年賀状から52円切手が必要になっています。それまではがき料金が50円だった時には、年賀切手を使わずに昔の額面50円の記念切手をわざわざ買ってきて、それを貼ってお出ししていたのです。しかしそれができなくなりました。今も50円記念切手は手元にストックがありますが、年賀状にその50円切手と2円切手を追加して貼るわけにもいきませんので、昨年から年賀切手を使わざるを得なくなっています。さて印刷の上りその前に、今年戴いた年賀状の仕分けをしておかないといけません。と言いますのは、喪中欠礼のお葉書を随分たくさんいただいているものですから、失礼の無いようにしなければなりません。こういうことをやりだすと、やはり年の瀬が近づいてきているという気がして、忙しない限りですが、これも風物詩の一つですから怠らずに遂行することにいたします。それにしても年々お出しする年賀状の数が減ってきている。ま、これは仕方のないことですけれど・・・。

  2015.12.10

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  やはり傷んでいたのだろう、上の方が…

  三連休の中日の日曜日、午後遅く3時ころから京都御苑へ出かけた。ここ数年、毎年観ている大イチョウの黄色く色づいた様子を見るためです。おそらく樹齢は何百年も経っているだろうと思われる、とても立派なイチョウの木があるのです。この木はかなり遠くからでも、その木のてっぺんが望めたのですが、どうも今回はそれが見当たらないのです。確かこの辺だったとあたりをつけて向かうと、少しこんもりと盛り上げた裾にはイチョウの落ち葉で真っ黄色になって地面が見えないような状態になっていた。　　　確かにそこにイチョウの老大木は存在した。しかしその大老木は私が思い描いていた、背の高い壮大なものではなかった。上の方の枝がいくつも切られていて、背が低くなって以前のような美しい偉丈夫ではなく、ちょっと無残な姿を見せていた。これは残念なことでしたが、やはり相当傷んでいたのだろうか、枝打ちをされてしまって大木全体のシルエットが変わってしまっていました。京都御苑は常緑樹である松の木がたくさんあるのですが、秋から冬場には色づく楓や銀杏や桜もあって色どりを添えている。中でもこのイチョウの老大木はそのシンボルのような位置づけですから、昨日観たその姿は大いに残念なことでした。管理が行き届いている京都御苑の樹木たちですらも、老木たちは　“寄る年波には勝てない”　ということなのでしょうか。　　　さて明日はいよいよ師走に入ります。早いな～！

  2015.11.30

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  もうそんな季節になっている…

  　　　今年もこの便りが届き始めた。もうそんな季節になっているのです。　　　　“喪中につき賀状欠礼挨拶”　の便りです。この手の便りは年々増えてくるような気がするし、それは受け取るこちらも年を取ってきているということなのだろう。めでたい便りが少なくなって訃報や喪中の知らせが多くなる、仕方のないことだと納得しているのですが…。喪中の賀状欠礼の挨拶の意味は、「身内に不幸があったので来年の年賀状はお出ししませんのであしからずご了承ください」というものですから合わせて「そちらさまから当方に年賀状をお出しいただきませんようにお願いいたします」ということなんだろうと、一般的には理解されているようです。それを切っ掛けに、長年続いてきた年賀状のやり取りがその次の年から途切れてしまうこともよくあることです。先方との繋がりが年賀状のやり取りだけになっていて、今後会うことはきっとないだろう相手も多いのですが、そうなればこそなお途切れさせたくないと考えてしまうのです。我が家がその　“賀状欠礼挨拶”　を出す立場になった時は、我が家流で「身内に不幸があったので来年の年賀状は出しませんが代わりに　“寒中見舞い”　を出して、もし賀状をいただけるのであればウェルカムです」との考え方をします。それが良いことなのか悪いのかはよく分かりませんが、たとえ年賀状だけという希薄なつながりでも、先方の無事が確認できて現状の一端を垣間見えたりすることで、瞬間相手のことを想うひと時が過ごせるのです。毎年のように年賀状廃止論や虚礼廃止が飛び交いますが、仮にそれが虚礼であったにしても無駄と考えるのではなく、日本人の良き慣習あるいは四季風物の一つとして、いつまでも残しておきたいものだと思っている。そろそろ来年の年賀状の準備をしなければいけない季節です。

  2015.11.11

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  ゴミが全く落ちていない美しさも…

  ウィークデーだったその日、天気は抜群に良かった。一昨日の事です。もう昼は過ぎて午後2時くらいだったけど、あまりに清々しいので歩きに出かけることにした。今回は　“街歩き”　ではなく、紅葉の様子を見がてら嵐山へと向かったのです。といっても時間が時間でしたから歩きで嵐山へ行ったわけではなく、嵐山までは電車で行って、向こうでしっかりと歩いてきたということです。嵐山へ来るのは久し振り、ちょうど一年ぶりくらいになる。以前は毎週最低でも一度はランニングで来ていたのですが、最近はここまで走ることが無くなっていますので、ご無沙汰ということになってます。さてその嵐山ですがウィークデーなのにかなり人出が多い。名にし負う景勝地・観光地のことですから当然といえばそうなのですけれど、ちょっと予想を覆されました。渡月橋を渡って天龍寺へ向かい、その天竜寺の裏手の竹林を行くと大河内山荘へ着き、そこを右折して更に行くとそこは紅葉で有名な常寂光寺、その門前を下って左折するとそこには落柿舎が佇んでいる。それを横目に見ながら北へ向かうと二尊院。このあたりは風光明媚なところで、散策には最適なところです。ただし人が少なければとの但し書きが付きますが・・・。そこを左折して更に山の方へ行くと、化野念仏寺やらもっと行くと有名な平野屋があって愛宕（おたぎ）念仏寺がある。そしてトンネルを抜けると清滝へと出るのですが、今回は時間も遅かったのでそちらへは行かず、二尊院を越えたところで右折して清凉寺の境内を抜けて、後は真っ直ぐ南下する。　　　すると元の渡月橋に戻ってくる。ま、ざっとそんなコースを歩いたわけですけれど、どこも観光客が多く、その観光客のなんと半分くらいは外国人でした。これにはいささか面食らってしまいました。ここ嵐山に来るには、やはり早朝が最も佇まいが落ち着いていて静かですから、ここの素晴らしさが満喫できると再確認した次第。ただ　“さすがは観光地”　というべきか、いわゆるゴミが全く落ちていない美しさ。これには感心いたしました。地元住人の意識と誠意と努力も大きく貢献しているのでしょう。これくらい綺麗にされていると、小さなごみのポイ捨てなどすると罪悪感に苛まれてしまうのか、ごみを捨てる人がいなくなるのですね。嵐山の限らず、日本に限らず、世界中の観光地やそれ以外の場所も、そのようになれば良いのに。　　　嵐山、色付き始めてはいましたが、見頃にはまだちょっと早かったようです。

  2015.11.06

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  最初は母も行くと言っていたのですが…

  お盆の時は暑すぎてとても行く気にはなれませんでした。　　　それでお彼岸間近かになったこの時期に行きました、お墓参りです。父が亡くなってから3年半が過ぎましたが、1年に1～2度くらいしか行くことはありません。今回はわたしの母も同行すると言っていたのですが、あまり無理もさせられない歳なので留守番をしてもらうことにした。場所が大阪の四天王寺ですからちょっと遠いのです。やはりこの涼しくなったこの時期といえども負担になると考えてのことです。車があれば車で行くのが良いのですが、あいにく私は車に乗りませんしほかに運転するものもいないので、公共交通機関を使ってということになると無理があるかもしれません。次回母と来るときには、京都からタクシーで行くことになるかもしれません。墓地は汚れもあまりなく、掃除は比較的楽にできました。ただ墓地のコンクリートが一部割れて剥がれていたところがあったので、準備していたセメントで応急処置だけ施してきた。彼岸前ということで墓参客もまだ少なくて、滞りなく墓参も済ませるとちょうど昼飯時。最寄りの駅である四天王寺前夕陽ケ丘駅近辺のイタリアンレストランで昼食を摂りました。先週の木曜日もイタリアン居酒屋での飲み会でしたから、ちょっとイタリアンづいています。そして帰路はしばらく訪れていなかった天神橋筋商店街を、ぶらぶらと歩いて帰ってきました。雑貨店が多かった天神橋筋商店街、久しぶりに歩いてみると、ちょっと雰囲気が変わっていてパチンコ屋さんが随分増えていました。そのお店がどこもかなり客が入っていたように思います。

  2015.09.21

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  般若心経の文字数と同じ262というのだが…

  一昨日8月16日の夜は京都夏の風物詩『五山の送り火』、一般的には『大文字焼き』でした。今年は見に出かけることなく、ローカル局のテレビの実況生中継番組で観ました。　　　大文字といえば反射的に『如意が嶽』。　　　京都市内のあちこちから見ることができる大文字山のことである。と思っていた。ところが確認のために調べてみたところ、　＜＜もともとは一帯の山塊を「如意ヶ嶽」と呼んでいたそうなのだが、現在は火床がある西側の前峰（標高465.4メートル）を『大文字山』と呼んでいて、最高点である主峰（標高472メートル）を『如意ヶ嶽』と呼ぶことになっている＞＞　らしい。いつからそうなったのかはよく分からない。また　“大”　の字の中央には大師堂と呼ばれる、弘法大師を祀った小さな祠があるそうです。そしてこの大文字山の麓には法然院というお寺がある。ある書物によると、この法然院のどこかから『大文字山』の火床への階段の数が262段あって、この数が『般若心経』の文字数（本文）と同じになっているというのです。（但しこの文字数には数え方によって諸説があるようです）私は自分の足で確かめたわけではありませんので受け売りということになりますが、それを疑うつもりはありません。ですけれど、ちょっと俄かには信じられない気持ちです。と言いますのは、標高465メートルの山の中腹にある大文字の火床まで、262段の階段というのは少なすぎるような気がしているのです。その本の著者は確認をした上で書いておられるのでしょうから、本当のことなんでしょうけれど、どのような階段になっているのか自分の目で確かめてみたいものです。ネットで調べても、その階段の数に触れているものが見当たりません。　　　因みにそのローカル局の番組がこんなことを言っていました。　＜＜現在は「大文字」「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の五山で執り行われている『五山の送り火』ですが、その昔明治以前はもっと多くて、ほかに「い」「一」「竿に鈴」「蛇」「長刀」の合わせて『十山の送り火』だった＞＞　ようですよ。

  2015.08.18

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  今年は例年より咲き方が早い…

  ちょっと前といってもまだ寒い時期に、女房殿が剪定をしていたところだったと思っていたら、昨日今日もう一気に咲き始めて満開状態です。　　　我が家の玄関先の植木鉢で育てている薔薇の花。　　　今が一番いい時、花の命は短いものですから見ごろはそんなに長くはありません。　　　バラは育てるのに手間のかかる花です。女房殿に言わせると、剪定つまり枝を切ることによって、新芽が伸びて花をつける特性を持った植物だそうです。またその枝は3年ほどで花がつきにくくなってくるので、新しく発生した枝と古い枝を順次入れ替える必要があって、古い枝の根元から切ることで、常時たくさんの大きな花を咲かせることができるのだそう。仮に剪定をしなくても花は咲く。ただし花が小さくなったり、樹形が乱れたり、さらには枝が込み合って風通しや日光が届かなくなったりして、病気が発生し易くなって、株全体が弱ってしまうことになる。バラの剪定作業は良い花を咲かせるだけでなく、株をいつも元気に若々しくしておく上でも重要な作業なのだと言っていた。

  2015.05.09

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  選りによって最も寒いとされる日に…

  1月20日に二十四節季の内の『大寒』に入り、2月4日の『立春』までが一番寒い時期です。先日ニュースの天気予報を見ていると、本編の天気予報とは別にちょっとしたお天気情報が紹介されていた。それは底冷えのするといわれる京都、その中でも一番寒い時期がデータではやはりこの大寒の時期なんだという。NHKニュースでフリーの気象予報士 南利幸さんの説明がありました。画面で提示された京都府全体の中で、京都市内のデータを見ると、平均的には　“1月29日”　が一番寒い日なんだということが示されていた。この日を境に徐々に気温も上がって行き、一日一日春に近づいてゆくことになるといっている。つまり　“春遠からじ”　ということである。人間というものは現金なもので、暑い暑い真夏や残暑厳しき時期には「早く冬になってくれないか、冬だと寒ければ服を着込めばいいけれど、暑いのは衣服を脱げば済むということにはならない」というようなことを言う。一方冬になれば、それと反対のことを言って　“春や夏を恋しがる”　ことになるのです。　　　とそんなことを書いていると嫌なことを思い出してしまった。花粉症である。春に時期には毎年これに悩まされることになるのだった。なんでも今年の花粉に飛散予想は前年の45パーセント増しになるのだとか。これはこれで大変なことになりそうです。いっそ春を通り越して早く夏になってもらいたいとも思うのですが、それだとまた冬が来るのが早くなってしまうのですね。ところで京都市で、一年で一番寒い日とされている本日『1月29日』、実は私の誕生日。選りによって一番寒い日に…！

  2015.01.29

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  このシャレっ気が粋でお洒落に…

  百貨店をはじめ量販店や各種専門店や近所のスーパーマーケットまで、判で押したように年末には迎春準備セール、それが済むやいなや節分のセールがあってその次にはバレンタインデーのキャンペーンである。もちろんその次には桃の節句雛祭り、端午の節句が控えていることは言うまでもない。そんなに次々と追いかけるようにイベントといってもいいようなものがあるので、1年間の過ぎるのが早くて早くてもうたまらない気持ちになります。そんなに急かさなくってもいいのに！と感じてしまう私の気持ちはさておいて、先日何だったか忘れてしまったが「うん　なるほど　そんなのも有りか！」なんて思ったものがありました。　　　それは　“バレンタインデー”　に女性から男性へ贈るプレゼントの事。昔からこの日のプレゼントはチョコレートと相場は決まっていたのですが、近年はそれに変化が出てきて、主流であるチョコ以外にもいろいろなものが出てくるのも珍しくなくなってきているようです。わたしがなるほどと納得したのが『バレンタインデーには　“お猪口（ちょこ）”　を贈っては如何？』というもの。酒好き、ましてや日本酒好きの私だからこそ思わず首を縦に振ったのかもしれませんが、このシャレっ気がちょっと粋でお洒落に思えます。日本のバレンタインデーにチョコレートを贈るという慣習を作ったのが、どなたかの陰謀だったとしたら、この猪口を贈るというのも誰かの陰謀、とまでは言わないまでも、仕掛けなのかもしれませんね。

  2015.01.22

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  虚礼だというけれどやはり存在価値は…

  年々少しずつ減少してくるわたし宛の年賀状ですが、その理由は徐々に音信不通になってしまう自然減ということが大きい。また先方の方が、年賀状もそこそこエネルギーを使うので出すことが面倒になったのか？　はたまた虚礼廃止の精神を取り入れられたか？　前年の賀状に　“もう今年で年賀状は最後とし、今後は欠礼させていただきます”　とのことわりが印刷されているのも珍しくはない。ま、それも世の流れかもしれないと少し寂しい思いをしながらも納得しているのです。先日も書いたけれど、年賀はがきの需要が落ちて発行枚数も減ってきている現状ですから、今後ますますこの動きは加速することになるかもしれません。と、そんなことで減ってきたとはいえ、まだまだかなりの枚数いただいた年賀状をあらためて拝見すると、私と同年配あるいはちょっと上の年齢の方は、元気に毎年のように海外旅行にご夫婦で行っている人が何人もいる。また晴耕雨読を文字通り実践している人もいるし、自分の好きな趣味の道を行く人もいる。そしてご自分の体力維持のために運動をして健康管理に勤しんでいる方も一人や二人ではない。かと思えば、その逆に健康に不安を抱えている人も何人も居られるようだ。思えば今年いただいた年賀状の半分くらいに方は、もういまや年に一度この賀状だけでのつながりになっていて、今後お会いすることもきっと無いだろうと思えるのです。でもそんなことだからこそ年に一度の年賀状のやり取りで、ほんの少しだけ先方の方の様子が分かればとも思うのです。年賀状はそんな意味を、もしくはなにかしらの存在価値を持っているのだと…。

  2015.01.09

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  午後からは予報通り雪が…

  目指すは『松尾大社』。ランニングで初詣です。我が家から5キロ弱ほどのところにある。昨日つまり元日の朝、早朝に起きてランニングで桂川の川っぺりから初日の出を見るつもりだったのですが、起きた時には日が上がってしまっていたので諦め、ちょっといつもよりも長い距離を走ることになるけれど、初詣をしようとの思惑です。朝、私が走ろうとする時間帯は抜けるような快晴だった。寒くて風も強かったけれど、その寒風吹きすさぶ中を嵐山方面へ向かってランニングで初詣です。松尾大社まで5キロの道中、こんなに風の強い日にはめったに人には会わないのだろうと思っていたのですが、意外にも世の中には酔狂な人がいるもので、ランニングやジョギングをしている人が結構いるのです。この行き帰りの道中で23人ものランナーとすれ違うことになった。　“一年の計は元旦にあり”　なんてことを思って走っている人もいるのだろうなー。そんな中で一人だけ顔見知りのランナーがいた。このランナー、顔見知りと言っても名前も何も知らないし、時々朝のランニングの時に出会うランナーで、私よりかなり若く私よりスピードも速い人で、すれ違いざまに挨拶を交わす程度の知り合いです。すれ違う時にお互いに「おめでとうございます」と挨拶を交わした。これが今年わたしが最初に発した新年の挨拶でした。そんなことがあって到着した松尾大社は、初詣客でそこそこ賑わっておりました。もう少し時間が経つともっとたくさんの人が押しかけてくることになるのだろう。初詣を済ませて帰路につく時、このまま嵐山まで足を伸ばそうかとも考えたのですが、そのつもりで走り出したわけではなかったので、無理はせずに今回は思いとどまることにした。元日から10キロ弱のランニング、そして初詣、寒い日ではありましたが、走り出してしばらくすると身体が温まってくる。そうなれば何ら問題はなく、後の爽快感が何とも言えない。　　　そんな2015年最初の日の朝の事でした。午後からは予報通りひたすら雪が降りしきって、10センチ以上の積雪になりました。底冷えのすることで有名な京都市内では、こんなに雪が積もるということはあまりないのですが…。

  2015.01.02

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  今年も連日更新を目指して…

  　　　2015年　　　あけまして　おめでとう　ございます　　　本年も『ねごとブログ』よろしくお願いいたします　　　新年最初のこの更新で通算2318本目の日記です　　　ブログ開設してから2506日目の事ですから　　　はや７年近くにもなるということです　　　いつまで続けられるか不明ですが　　　できるだけ続けて参りたいと…　　　それにしても今日の朝は殊更寒いようです　　　これは走るのが大変そうだ　　　　　　　　　　　　　　smiling drunkard

  2015.01.01

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  来年も同じタイプの日めくり…

  　　　今年も一年間お世話になった『日めくりカレンダー』。　　　とうとう最後の一枚になりました。　　　ここ数年毎年使っている卓上『Pin-Ups illustration CARENDER』です。リビングのオーディオラックの上に置いていて、毎晩就寝前に翌日の日付に捲っておくのです。年間の日めくりということですが365枚あるわけではなく、土曜日と日曜日で一枚になっていますので、310数枚ということになります。また来年も一年間、この同じ作業を毎晩繰り返すことになるのです。この手のイラストレーションは、実にたくさん描かれていて、何年もこのシリーズのモノを使ってきましたが、ごく稀にしか絵がダブることがありません。そしてもう一つ気付くことが、これらのイラストレーションのモデルの基本的イメージは、あのマリリン・モンローから派生していることです。彼女自身は望んでいなかったかもしれませんが、“彼女の持つセクシーさ”　がこれらイラストレーションの底流に流れているといって過言ではないと思うのです。　　　　ではまた来る年もよろしくお願いいたします。　　　　それでは皆様、よいお年をお迎えください。

  2014.12.31

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  ゆーっくりと時間をかけて…

  過去にこんな早い時期に書き始めたことはなかった。年賀状が早く刷り上がったものだから、例年よりも3週間も早く書き始めることになった。なんだかまだその季節になっていないような違和感を覚えながら…。毎年年末の押し詰ってから書いていたものだから、なんだかオートメーションの消化作業のようで味気なかったのですが、今年は一人一人先方の顔を思い出しながら、ゆっくりと進めています。昨年までは数百枚の宛名書きを一気に一日で書いていたのですが、今年はゆっくりと二～三日と時間をかけて書くことにしています。そして昨日夕方に、一応書くべき人には書き終えて、切手も貼って一段落着いたところ。あとはもう一度見直して、漏れがないかどうかを確認したうえで、投函日が来たらポストに放り込もうと思っています。

  2014.12.12

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  早くも刷り上がってきた、それも3種類…

  最近は仕上がり時間が随分と早くなってきた。つい3～4日前にデータで印刷に出したばかりなのに、もう刷り上がりが届けられた。来年の年賀状です。我が家の年賀状はもう何年も前から、わが女房殿がデザインはじめ制作を担当している。私は聞かれればそれにアドバイスをしているだけで、まったく手出しをしておりません。今年彼女が作ったデザインが3種類。年賀状など1種類でよさそうなものだけど、結局3種とも印刷に出して3種類刷り上がってきた。ひと昔前なら多色刷り年賀状の4色分解印刷には結構費用が掛かったものですが、いまは随分安価にできるようになっている。だから3種類ものデザインで作ることができるのです。長年私製ハガキで作っていたものですから、切手を貼らなければなりません。今までは、その切手は年賀用の切手ではなく過去の50円額面の記念切手を使ってきました（額面の料金で買えましたので）。ところが郵便料金の値上げによりハガキが52円になってしまったお蔭で、この手法が使えなくなってしまいました。仕方なく来年の年賀状は年賀用の切手を使うことにした。でもまだ今年の年賀状に使いきれなかった額面60円の記念切手がかなり残っていますので、それもおそらく使うことになるのだろう。師走になったばかりのこの時期に、年賀状が刷り上がってくるというのは近年にない早さです。本当のところ、年賀状は年初に先方へ届けばいいものですから、こんなに早くなくってもよかったのですけれど…。それにしても今年は、いつになく喪中欠礼の挨拶ハガキがやたらに多く届く年ですなー。今朝朝刊を取りに行くと、また更に2枚郵便受けに入っていた。

  2014.12.03

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  師走、第一週からからもう…

  　“少なくなったなー”　昔ならこの時期にはかなりの予定が入っていたのですが…。本日12月1日現在で年内の飲み会（つまり忘年会）予定がそれでも3つ入っている。この中には個人的な小規模のものも1つある。在職中には12月の中～後半には毎日のように公私共の忘年会が入っていたが、退職してからというものはやはり圧倒的にそういったものからは遠ざかってしまうことになっている。別にそういったものが恋しいと思ったことはないが、稀にお誘いがあったりするとふとそういう昔のことを思い出すことがある。お酒を飲むのが目的ということではなく、人恋しいという気分なのかもしれない。ただ、公の会であろうと個人的なものであろうとこういった会合は、お酒がないと話にならないというのも確かです。ソフトドリンクだけではなかなかこのような会は成り立たないのだろうと思います。望むべくは昔のような、“山賊の酒盛り”　のような騒がしい忘年会はできるだけ避けて、静かに料理と会話を楽しむといった大人の忘年会にしたいものですなー。

  2014.12.01

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  二日続きで紅葉狩り…

  近年の天気予報はとても正確な気がする。今日の予報が雨予想だったものですから、天気の良いうちにと昨日も二日続きで出かけることになりました。昨日は街歩きではなく、いわば郊外の　“田舎道歩き”　または　“河川敷歩き”　です。向かう先は『嵐山』。我が家から桂川に沿って川上へ、歩くこと約1時間ほどで着くのですが、スタート時間が遅かったので往路は阪急電車で嵐山へ向かい、帰路をウォーキングで帰ってくることに変更。往路は昼の2時過ぎていたのにもかかわらず、阪急電車はかなりの混みようで、嵐山駅は行く人と帰る人とでごった返しておりました。そして肝心の嵐山の紅葉ですが、ちょうど嵐山（地名ではなく山の名前のほう）が赤や黄色に色づいて、さながら錦のよう。ちょうど見ごろのピークだったのだと思います。そして一方渡月橋を渡る人も犇めいていて、「渡月橋を渡っている人は立ち止まらずに、ゆっくり歩いてお渡りください」というアナウンスがひっきりなしに流されていた。これと似たようなアナウンスをごく最近に聞いたことがある。はてなんだったかしら？　すぐに答えは出た。先日京都国立博物館で観た『鳥獣人物戯画』の甲巻を鑑賞している時に同じように「立ち止まらずに移動しながらご鑑賞ください」と係員が絶えず促していました。かように嵐山はたくさんの観光客で大いに賑わっていました。おそらく日本全国あちこちからこの名勝の地嵐山に足を運んできたのだろう。そんな観光地にほど近いところに住まいする私には、身近にあり過ぎてその有難味を感じたことがない。嵐山から帰り道の道中には紅葉する見どころは少しだけしかありません。でも、歩くことが目的の一つですから、それはそれでいいのです。この時期の夕暮れはまさしく　“釣瓶落とし”　のようで、我が家に着くころにはもう真っ暗になる直前でした。

  2014.11.25

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  いつ来てもほっこりとする…

  穏やかな小春日和の昨日、またまた街歩きに出かけました。行き先は特に決めていたわけではなかったのですが京都御苑（御所）へ向かいました。京都御苑は松などの常緑樹が多いのですが、あちらこちらに紅葉する樹木もあって、この時期にはしっかりと色付きを見せて松の緑とコントラスト美しく映えてくれているはずと思っての事。そんな京都御苑のなかでも素晴らしいのが銀杏の大木。こんもり盛り上がった地面にその大木が1本だけ。葉っぱが真っ黄色になって眩しいくらいの偉容を誇っています。もう少し日が経つと、その黄色い葉っぱが盛り上がった地面に落ちて一面を黄金色に変貌させてしまいます。これも見どころの一つです。昨日は枝に付いた葉っぱがすべて黄色に変色し終わって、落葉（らくよう）も始まっていた。　　　その全容はひときわ見事なものでした。日曜日で祝日でもあったので、いつもと違って人出は通常ウィークデーの数十倍多かったようですが、ここは圧倒的に広いので、まったく人出の多さを感じさせません。松の濃い緑の中にところどころの紅葉の赤と銀杏の黄色が織りなすハーモニーに、見惚れてしまっていました。紅葉の名所でも何でもありませんからここの　“紅葉情報”　などは発表せれるわけでもありませんが、いつ来てもここ京都御苑は綺麗なところで、気持ちがほっこりしてしまいます。京都市内のど真ん中に、こんなに広い癒し空間があるのは有り難いことではある。　　　（この写真は、あまり人が通ることのない京都迎賓館の裏です）

  2014.11.24

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  たまにはいいかと思い直して…

  いつもの通り5時過ぎに目が覚めてみると、雨が降っている。これは走るのは無理と判断して、傘を差してのウォーキングに変更してその準備を済ませ、パソコンに向かってブログを更新してアップ、そしていざウォーキングスタートと思って外へ出ると雨が止んでいる。空模様は相変わらず鬱陶しいが走れないわけではない。ま～しかし今更変更するのも…、たまには歩くのもいいかと思い直して、予定通りウォーキングに決定。これまでもときどき5キロメートルのウォーキングはしているのですが、そのたびに走って帰ってくることになってしまっているのです。速歩きをしていても途中からどうしても走りたくなってきてしまう。そして2キロメートルを過ぎたところ辺りでたまらず走りだしてしまうことになる。それで昨日は途中から走りださないようにデジカメを首にぶら下げて歩くことにした。こうしておくとデジカメがブラブラしてランニングの邪魔になって走りださなくなるからです。このようにして昨日の朝は45分間ほどかけて、5キロメートルのいつものコースを久しぶりに完歩したのです。背中にうっすらと汗はかきますが走った時のような大汗にはならず、速足での歩きもたまにはいいものです。途中で見た愛宕山はすっぽりと雲の中。コースの終盤に近いところで桂離宮の前を通りますが、その前庭はもう紅葉が美しく色づき始めていました。そして道端には山茶花の花が咲き誇っている。　もう　“立冬”　ですもの、ね。

  2014.11.07

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  髪の装いでも季節感を演出…

  京都の街歩きをしていて、祇園辺りを時には通ることがある。そんな折に、運が良ければ舞妓さんのあでやかな姿を見かけたり、すれ違ったりすることもある。ついつい歩を緩めて　“ほーっ”　とばかりに感嘆してしまうことも…。あからさまに写真に撮るのも憚られるので、おとなしくその　“だらりの帯”　の風情を楽しんでいるのですが、なかなか簪（花簪）の細かいところまではとても観察が行き届きません。その舞妓さんの花簪ですが、季節によっても違うし毎月ちがう簪であの日本髪を演出しているのだそうです。一年を四季に分けて、春は三月弥生（やよい）・四月卯月（うづき）・五月皐月（さつき）、夏は六月水無月（みなづき）・七月文月（ふみつき）・八月葉月（はづき）、秋は九月長月（ながつき）・十月神無月（かんなづき）・十一月霜月（しもつき）、冬は十二月師走（しわす）・一月睦月（むつき）・二月如月（きさらぎ）　ということで、毎月その季節の移ろいを装いに託して変化をつけているのです。その花かんざしのモチーフとなる花も、季節の花なら何でもいいというわけではなく、一応の決まりごとはあるのです。まず春の三月弥生は、菜の花や水仙や牡丹。四月卯月は、とうぜん桜です。五月皐月は、躑躅（つつじ）かと思ったら違っていて藤と菖蒲ということになっている。夏の六月水無月は、柳や撫子そして紫陽花。七月文月は、花ではなくて祇園団扇と金魚とちょっと変わっている。八月葉月は、ススキや朝顔と涼しげである。秋になると九月長月は、桔梗と萩。十月神無月は、菊。十一月霜月は、やはり紅葉となっている。そして冬に入って十二月師走は、餅花と南座の顔見世のまねきがモチーフになっている。一月睦月はいろいろあって、松・竹・梅に羽子板や寒菊や糸車なんだそうである。そして最後に二月如月は、梅となっている。そしてさらに一月睦月とは別にお正月には稲穂と白鳩とのことで、この稲穂にも約束事があって舞妓さんは右に挿し芸妓さんは左に挿すことが決まっているのです。このようなことを私が知ったのは、祇園情報誌季刊「ぎをん」から得た知識であります。この季刊誌からは、祇園のいろいろなことを知ることができております。　

  2014.10.24

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  2年半が過ぎようとしている…

  　“暑さ寒さも彼岸まで”　とはよく言ったもので、もうすっかり天は高いし朝夕は涼しくて、薄着をしていると寒いと感じるくらいになっています。けれども昨日の昼間は、夏に戻ったかのように日差しは強く暑い日でした。ご承知の通り彼岸には　“春彼岸”　と　“秋彼岸”　があります。それぞれ春分の日（3月21日頃　その年により変動）、秋分の日（9月23日頃　その年により変動）を中日（ちゅうにち）にしてその前後の3日を合わせた7日間を彼岸といいます。彼岸の中日である「春分の日」「秋分の日」は、春の種まきや秋の収穫などとも大きく関係があり、自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちにも通じてお彼岸は大切な行事となったのです。祝日法の趣旨によると、春分の日は『自然を讃え、生物を愛しむ日』とあり、秋分の日は『祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ日』とありました。親父が亡くなって2年半が過ぎようとしています。今年はお盆に墓参りに行けなかったから、秋彼岸には是非行かなければいけないと思っていましたので、昨日半年ぶりにお参りしてきました。お彼岸の時期でありますから当然多いのだろうなと思っていたのですが、四天王寺は意外にも墓参者の数は少なく、お寺の参道や境内には縁日の露店などで随分と賑わっておりました。天気も良かったというかよすぎたので、暑くてお墓の掃除などをしているとしっかりと汗をかき、顔も腕も日焼けしてしまいました。ここへ来るのは半年ぶりでしたが、よき墓参となりました。あれから2年半の時間が経過したのです。

  2014.09.23

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  これには夏の終わりというイメージが…

  各地で広い大きな河原で開催される花火大会、その大きな打ち上げ花火、仕掛け花火は華やかで派手で豪快でとてもいいものです。わざわざ現地へ出かけて観に行くということはもうありませんが、先日のこと、日本三大花火大会の1つである秋田県の大曲地区雄物川河川敷運動公園というところで開催の『全国花火競技大会』をLIVE放送をテレビで見た。この大会は全国の花火業者や花火師達が、新作創作花火を披露して出来栄えを競うというもので、この世界では最も権威のあるものだという。その打ち上げ花火の優劣に関しては私は全くわかりませんが、どの花火も華やかでワクワクするもので、火薬の匂いも漂ってくるような臨場感がありまし。このような大きな花火もいいですけれど、一方小さな花火つまり線香花火もなかなか風情があってわたしは好きです。打ち上げ花火は　“真夏の大川べり”　のイメージがありますが、線香花火は　“夏の終わりの家の前の溝の横”　というイメージが私にはあります。線香花火を思い出すと「行く夏、来る秋」と私の中ではイコールということです。ところで線香花火の種類は大きく２種類あるのですね。「すぼ手」と呼ばれるものと「長手」というものです。「すぼ手」は、竹ひごや藁でできた柄の先に、黒色火薬がむき出しに付着しているもので、私が知っているのはこの線香花火です。これは西日本に広く分布していたようです。そして「長手」の方は東日本に多く、和紙を紙縒り（こより）状にしてその先に、黒色火薬が包み込まれているものです。最近の関西における線香花火は、全てといってよいくらいこの「長手」の方しか見かけません。私が子供のころに遊んでいた、藁でできた柄の線香花火はどうしてしまったのでしょうか？　もう製造していないのかもしれませんね。　　　夏の終わりに、ちょっとだけ残念な気がいたします。

  2014.08.26

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  小さな青い花も今までで一番…

  我が家の玄関先にある　“ローズマリー”　、もうアプローチを半分以上ふさいでしまいそうなほど成長しているほんの小さなスペースに苗を植えたのですが、なかなか根を張ってくれずに当初はやっぱりダメかと諦めかけていたものです。それが途中で枯れることも無く生き延びて、もう10年近くになるのではないか。それがこんなに育って、今年は小さな青い花も今までで一番たくさん付けている。　“ローズマリー”　は、地中海沿岸地方原産でシソ科に属する常緑性低木だとありました。またいろいろな品種があるようで、地面に這うように成長する　“匍匐性”　の品種と立って育つ　“立性”　とに分かれるという。我が家のローズマリーは　“立性”　ということになる。もちろんこの植物はハーブなのですけれど、香りがちょっと強すぎて我が家では料理に使ったことはあんまりありません。花はいつごろまで咲いていてくれるのでしょうか？　　　『ねごとブログ』しばらくお休みします。　smiling drunkard　

  2014.04.15

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  今年は都合三か所を…

  二日続けての花見です。おそらくこれが今年の桜の見納めとなるでしょうか。行った先は京都府立植物園と鴨川べりの枝垂れ桜の並木です。植物園の桜は種類が豊富で、鴨川べりの少し花の色が濃い目の枝垂れ桜の並木、どちらの桜もなかなか見ごたえのあるものです。京都も北山の近辺は多少気温が低いのか、開花状況も少し遅れてくるようです。ウィークデーの火曜日だったのですが、かなりの人出で賑わっておりました。やはり桜はそこそこ陽気に賑やかで喧騒が似合うように思います。今年の私は、こと桜の花に関しては当たり年といっていいでしょう。まず天候に恵まれ、桜の開花状況に関してはこれ以上は望めないというほど満足のゆくものでした。都合3か所訪れたのですが、どこも満開直前のまさに花盛りといったところで桜を愛でることができました。鴨川べりを歩いて下流へ、適当なところでバスに乗って四条通りを真っ直ぐ西へ西へ、と行きつく先は松尾大社ということになる。因みに松尾大社駅の桜はもうピークを過ぎておりました。そこから阪急嵐山線に乗って桂へと戻ってきた、半日がかりの桜観賞歩き旅でした。

  2014.04.09

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  あとは植物園と鴨川べりの桜を…

  京都御所春季一般公開を翌々日に控えた昨日、京都御苑の桜を見物に行った。ここの桜はあまり騒がれないのですが、いろいろな品種のものがあるので、花の色も1本1本微妙に異なってバラエティ豊かで、ソメイヨシノの桜並木とは違った趣がある。ウィークデーではあったが、人出はいつもの京都御苑よりは多くて、でも多過ぎることはなく心地よい。外国からの観光客らしき人たちも桜を楽しんでいる。御苑の桜は昨日がちょうど最盛期だったのではないだろうか、と思うくらいドンピシャだったようです。根元を見ても、まだ花びらは散ってはいない状態で、ここ2日ほどがピークと思われた。先日に訪れた近所の桜並木も昨日の京都御苑の桜も、絶妙のタイミングで見ることができました。後は京都植物園の桜を見に行って、帰りに鴨川べりの枝垂れ桜を愛でながら川下へと散策することを計画している。それもおそらく今日明日あたりが見頃かと思っている。余談ですが、電車の乗車券を買おうといつも通りの小銭を用意して券売機に・・・・・・そうか値上がりになっているのだ！

  2014.04.08

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  あまりに風が強すぎて…

  未明から雨が降っていて、夜が明けるころには止んでいた。お蔭で朝のランニング及びストレッチ運動はできたし、昼近くには陽も差してきて良い天気になってきたので、出掛けるつもりだったのですけれど、如何せん風が強くてそれも断続的に吹き荒れるのですが、それが尋常の強さではなくて、もう春の嵐といっていいくらいの強風で、外出は断念せざるを得なかった。もちろん近所のスーパーへの買い物も止めにした。自転車もおそらく、向かい風なら進むことはできないだろうと思えたからである。おそらくスギ花粉もたくさん飛散していることだろう。家の中に居てもどこからか入り込んでくるのだろうか、花粉のせいで目頭が痒いし鼻水は出てくる、困ったものである。部屋の中から窓外のユーカリの枝を見ると、突風に煽られて千切れんばかりに撓っている。ユーカリの木は枝が柔軟なので折れることは決してないのですが、気の毒なくらい吹かれまくっていた。天気予報では明日も雨が降るらしいのですが、もし早くに雨が止んで風も強くなければ、用足しに出かけようと思っている。

  2014.04.05

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  最も見栄えがする時でした…

  もうウィンドブレーカーは必要ない。むしろ着ていると汗をかきすぎてしまって、面倒になる。ただし花粉の飛散は尋常ではないのだろう。 もちろん目には見えないが、目や鼻がよくそれを察知している。そんな昨日の朝にでも、習慣になっているランニングは励行している。花粉症なんだけれど、不思議なことに走っている時はあまり影響はない。走り終えて整理運動をしている時くらいから、目は痒くなるしくしゃみは出るし、鼻水も出てくるのです。そんなにしてまで走らなくってもいいのにと自分でも思うのですが、ついつい。いつも5キロを目途に走っているのですが、昨日は少し長めの7キロを走ることにした。これは自分で設定している7キロのランニングコースには、桜並木のあるところを通るからです。ここ数日の陽気で桜が急に咲きだして、もう満開に近くなっているところもあるとの開花情報に触発されてということです。暗に違わず、現地の桜並木は満開間近で最も見栄えがする時、デジカメを持って来なかったことが悔やまれる。気が向けば午後からでも、自転車で写真を撮りに行ってみようかとも思っていたのだが、かみさんも見に行きたいというので、コンビニ弁当を買って歩いてゆくことになりました。歩いて行くとなるとちょっと遠いのですが…。それで撮ってきた写真がこれらの写真です。西洋からし菜が群生しているところもあって、花芽を摘んできてお浸しにして、夕食の食卓に一品が加わりました。ほろ苦い味が大いに春を感じさせてくれました。

  2014.04.03

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  あのちょっとほろ苦い味覚が…

  暖かくなった1週間ほど前から、向かいの土手に土筆が芽を出し始めていることには気づいていた。それが数日後にはどんどん増えて、その丈も高くなり目立ってきている。昔はこの土手には上がることができたし、この季節には土筆を摘んで持ち帰り、甘辛く卵とじにして　“春の味”　を食したものだった。今は阪急電鉄が禁止しているので、土手に上がることができなくなっていて、旬の味を味わうことができないのがいささか残念である。ごく稀にこの季節、土筆を売っているのを見かけるが、やはりこういう野趣豊かな食材？　は、自ら摘み取ってきたものでないと旨味に欠けると信じているので、ここ何十年間も土筆の卵とじは食べたことはない。あのちょっとほろ苦い味覚が、何とも懐かしいものだ。もう蕗の薹や土筆のみならず、卯の花（ウツギ）が咲く月　“卯の花月（うのはなづき）”　になろうとしているのだから…。

  2014.03.29

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  再訪、京都御苑の梅林、こんどは…

  四月中旬の陽気だったとか、暖かい日であった。早朝から北は愛宕山から北山、東山の山容などは煙ってしまっていて何も見えないし、朝陽は朱色にちかい橙色で肉眼で見ることができるほど。これはひょっとするとPM2.5かもしれない、困ったものである。　おまけに花粉の飛散がとても激しくて、わたしの鼻や目は大変なことになっている。そんな状態だったのにその日以後の天気予報が良くないので、ちょっと無理をして用事を済ませるべく出かけることになった。そのついでにと言っては礼を失することになるかもしれないけれど、先週にはまだとても見頃とはいえなかった京都御苑（御所）の梅林へ再度赴いたわけです。その梅林、今週はそこそこ見栄えがするようになってきている。それでも品種の差なのだろうか、三分咲き・五分咲きから七分咲きを越えたあたりのものが混在していて、まだどれも満開というわけではなかった。しかしこの梅林の辺り、ウィークデーにもかかわらず、多くはないが家族連れや外人のカップルも含めて人出があって思っていたよりは賑わっていた。皆さんケータイやスマホで写真撮影に勤しんでいる。スプリングコートを羽織って行ったのですが、脱いで持ち歩くことになってしまって、もう春になっているのだと実感することになった。

  2014.03.18

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  梅便りに誘われて行ってはみたけれど…

  結果的にはまだ早かった。品種の問題もあるのかもしれないが、京都御苑の梅林の梅は咲いてはいたのだが、まだ盛りというには少し早いようだった。テレビのニュースや新聞の梅の開花情報を見ると、今が見ごろのように報道されていたものだから、早速街歩きを兼ねて京都御苑の梅林へと向かったのです。しかしこの写真のように咲いてはいるのですが、まだ少し寂しい。もう少し咲いて華やかになってくれないと見ごろとはいえない。梅は桜ほどの華やかさは無いものの、梅は独特の清楚とした落ち着きと静けさが漂ってくるものです。もう少しだけ日を置いて、近々もう一度訪ねてみることにするつもりです。

  2014.03.12

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  私だけは元日にひとりで…

  我が家は家族そろって初詣に行くという習慣が昔からない。でも私だけは元日に一人で、必ず行く。それは早朝ランニングを通常通りやっている途中、桂川の堤で京都東山から出てくる初日の出を見てから、これもいつも通りの道すがらの御霊神社にお参りをする。これが私のここ数年の初詣のパターンである。何もそれだったら正月元日に限らず、いつも日常的にやっていることではないか。　何も変わりがあるわけではないではないか。　つまり何も変わりないことになる。とは言っても、新年が来て初早朝ランニングで訪れる　“御霊神社”　ですから、やはりれっきとした初詣ということになるのです。今年も一年の家内安全を祈願することになるのです。　　　　　みなさま　あけまして　おめでとう　ございます本年も相も変わらず、うだうだと拙文を書き散らかす事になりますが、『ねごとブログ』をよろしくお願い申し上げます。2014年元日京都の早朝は典型的な曇天で、初日の出を拝むことは残念ながらできなかった。

  2014.01.01

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  ちょっと出遅れてしまって…

  しまった！　ちょっと出遅れてしまった。50円の方は売り切れでもう無くなっていて、あるのは50円＋3円の方だけになっていた。年賀状に貼る年賀切手です。さてどうしようか？　「決して3円の寄付をするのが嫌なわけではないが…」と考えた末、やはり今までやってきたように年賀切手にこだわらず、ネットオークションで封書の料金が50円だった頃の記念切手をみつくろって落札することにした。そしてそれは予想通り出品されていた。即座に入札して即決で落札した。『近代美術シリーズ第1集～第8集　16シートセット』という、今から30年以上前に発行されたものです。額面50円の切手が1シート20枚ですので1000円。すべてで16シートということなので総額16000円となりますが、それが15000円で売りに出されていて、なおかつ送料は無料となっていた。つまり額面より安く買うことができたのです。こんなに枚数は多くなくてもよかったのですが、また使うこともあるでしょう。でもただ来年は、日本郵便が20年ぶりに2014年4月に消費税が5％から8％に上がった場合、郵便料金を封書は82円にはがきは51円に値上げする方針だというニュースがあった。そうなると51円切手などという記念切手が都合よくネットオークションに出てくるわけもなく、この手はもう使えないようになるのであります。

  2013.12.16

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  結局は今度も作ることになりそう…

  毎年同じことでどうしようか悩んで、悩んだ末にやっぱり自分で作ることにしてきた。今年こそもう作るのは面倒だから、予約して買おうという思いが強いのですが、いざ申し込む段になってやはり止めておこうとなってしまうのです。　“お節料理”　です。有名料亭やホテル、割烹料理店や食品生産会社などが作ってくれるもので、11月初めころから予約を募っている重箱に入っているものです。もちろんお値段もピンからキリまである。どれがどうなのか写真で見る限りはどれも大差ないようにも思えるのですが、そこはそれ素材が全く違うのだろうと…。しかし昨今の、ホテルやレストランなどの食品偽装を目の当たりにすると、まさかとは思うが……ということも考えないでもない。何も特別なものは作らずに、いつも通りに揚げ物やサラダや炒め物なんかが、元日の食卓に並んでいても問題はないとは思うのですが、どうしてもそのようにはできないのですなー、これが。やはり一年の最初の日だと構えてしまう部分もあるのだろうか？　『一年の計は元旦にあり』なんて言葉を思い出すのも、一年中でこの時期だけくらいですから。かようになんだかんだといっても、結局は材料を買ってきて自分であれこれ作ることになってしまうのだろうなー………『お節料理』！

  2013.12.12

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  もう顔を合わすことが無さそうな方も…

  年賀状の印刷が出来上がってきた。昨年は喪中だったので年賀状は辞退したので、2年振りということになる。これを機会に、2年前までに出していた枚数をいくらか減らそうと思っている。と言っても、一昨年にいただいた年賀状を一枚一枚見直して、要不要を選別しようとしたのですが、結局余り減らすことはできなさそうで、精いっぱい無理をして減らして1割減といったところでしょうか。その見直し選別をしている時に、相手の顔を思い出しながら今はどうされているのか？　息災で過ごされているのか？　思いを馳せながら、しかしそれでもおそらく今後、生涯顔を合わせることはなさそうな方も多数ということになるのです。だから出さなくってもいいということには、なかなかできない。むしろそういう方だからこそ年賀状を出す必要があるのだとも思えてくる。さてこれからしばらく時間をかけて、先方の事を思い出しながら宛名書きをしてゆこう。受け取る枚数も徐々に減ってくるものだとも思っているので、自然減に任せておこうと思う。

  2013.12.10

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  一足お先に見ることになりました…

  もう19回目の開催になるようだ、『神戸ルミナリエ』。　今年の開催本番は明日12月5日から16日までということになっていますが、昨日12月3日の日に　“ネスレジャパン”　の冠付き特別イベントが催されていて、ひと足早くそれを観ることができました。加えて有難いことにネスカフェも何種類か用意されていて、来場者に振る舞われました。イルミネーションが点灯されたのはメイン会場となるところだけで、道路の部分は点灯されませんんでしたけれど、なかなかに美しいものでした。阪神淡路大震災で被災地と被災者を、励まし勇気づける意味で1995年の12月に始められて、今年で19回目にもなるのですけれど、実際に点灯しているところを観るのは初めてのことでした。近くで見ると、たくさんある複雑な形の大きなアーチに小さな色電球が無数に付けられていて、そのアーチ型ゲートはすべて木で作られているのですねー。それらが倒れずに立てられているのは、土台が土に埋められているわけではなく置いてあるだけで、無数のピアノ線でそれぞれが複雑に固定されているのです。この仕掛けを設置するだけでも、ものすごいエネルギーがいるのではないかと、いささか驚きを隠せなかった。イベント実行委員や現場の方々のご苦労に敬意を表したい。『神戸ルミナリエ』は今年19回目、阪神淡路大震災の震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事として今後とも末長く続けられてゆくことを望みたいところです。

  2013.12.04

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  ちょっと寒かったけどなかなか見ごたえが…

  京都各地の紅葉だよりが、ほとんど全て　“見ごろ”　ということになっている。ちょっと寒かったけれど天気の良い昨日、紅葉狩りに行こうと思い立った。さてどこへ行こうか？　紅葉の名所はいくつもあるけれど、人出の多いところはなるべく避けたいという思いが強い。名所へ行くと、この時期はどこも混みあっていることだろう。そんなところを避けるとなると、思い当たるのは府立植物園と京都御苑です。植物園はつい先日に行きましたので、自ずと残る選択肢の京都御苑ということになる。　“京都御苑”　ここは紅葉の名所というわけではないのですが、私は隠れた紅葉の名所と言えると思っている。街のど真ん中にあるにもかかわらず、なによりも広くて静かで人が少ないのが一番最大の魅力です。ここにある樹木は松などの常緑樹が中心となっているのですが、ところどころに楓や銀杏や欅など色付く樹木もたくさんある。この深緑の中に散見される紅色や朱色や黄色が、際立って美しく感じられるのも確かです。見渡す限り一面の色付きも素晴らしいと思いますが、京都御苑のようなところどころに色付きが見られるのは、見様によっては宝石のようでもあるのです。

  2013.11.27

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  こんなに大きくなるんだー　金木犀って…

  先日嵐山まで散歩がてら、ゆっくりと桂川沿いに歩いていると、その道中にはちょっとした発見があった。嵐山東公園のここにこの木があるのは知っていたが、今までは名も知らぬ木だった。この木は何の木やろー？　とずーっと思っていた。それが小さな橙色の花をつけていて、あの独特な強い匂いを放っている、ようやくこの木が　“キンモクセイ（金木犀）”　であることが分かった。キンモクセイって家の垣根に使われる樹木くらいにしか認識していなかったけど、こんなに大きくなるんやなー！　こんなに大木とは思ってなかったので金木犀には思い至らなかったのです。嵐山に歩いてゆく道には、ほかにも途中にある桜の並木があるのですが、そのうちのまだまだ若い桜の木が季節外れの八重の花を咲かせていたのです。秋咲きの桜なんて言うものがあるのかどうかは存じませんが、あまり嬉しくないような気も致します。

  2013.11.13

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  もうこれを売りに来たのか…

  まだ11月初旬です。ちょうど気候もよくなって、天気の良い日などにウォーキング街歩きをしている時など、まだ汗ばむこともある。そんな時には長袖シャツの袖を捲りあげて「半袖シャツにすればよかったなー」なんて思うこともある、まだそんな季節なのです。けれどそんな一昨日のちょうど昼間に、聴きなれたメロディが外から流れてきた。〽ゆーきやこんこ　あられやこんこ　ふってはふっては　まだふりやーまぬ…〽　というあの童謡である。この童謡は、灯油巡回販売に来る小型タンク車が流す、冬場の季節限定の風物詩とでもいうようなものです。聴きなれたメロディだったのですが瞬間的には、灯油巡回販売とは結びつかなかった。そしてすぐにそのことに気付いたのですが、もうそんな季節になっているのだ。たしか今年の4月の第1週までこの巡回販売は来ていたと思いますので、あれから7か月が経って、季節は冬になっているということなのでしょう。因みに18リットルポリタンク1杯の灯油料金は1350円とのことで、3月時点とは変更は無いようですが、3年くらい前は850円くらいだったと記憶しています。今後どうなることやら…。そんなこんなで、こんなことでも季節の移ろいを思い知らされることになっている。ようやくやっとのこと嵐山の紅葉が始まろうとしているくらいだというのに。

  2013.11.09

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  何故だかここはことさら暑く感じる…

  あまりにも暑い夏だったので、お盆には行けなかった墓参りをこのお彼岸の時期20日から26日の間にということで、昨日朝から行ったのです。我が家からはちょっとだけ遠いところですので、どうしてもお盆の猛暑の時期には行く気が起こりませんでした。特に墓地は何故だかことさら暑いのです。おそらく墓石そのものが熱を蓄えているからだろうと想像しているのですが…。我が家先祖からの墓地は大阪の四天王寺境内にあります。四天王寺の伽藍の北側がすごく広い墓地となっていて、我が家の墓はその中でもいちばん北の方にある。そこそこ広いお墓の敷地ですので、何基もある墓石や我が家系の出自を刻んだ石碑などもあって、その掃除や周辺の草むしりなどもやらねばなりません。10メートルほど離れたところに立派な井戸があって、そこからポンプで水は汲んでくるのです。何回も何回も水汲みの往復をして、墓を綺麗にして昨年4月に逝った父をはじめ、先祖の霊にお参りをしてきたわけです。ここに来るのも年に1～2度くらいしか来れません。因みに、四天王寺は聖徳太子が建立した七大寺の一つです。その七大寺とは、法隆寺（斑鳩寺）・広隆寺・法起寺・四天王寺・中宮寺・橘寺・葛木寺ということになっています。この四天王寺は蘇我馬子が建立した飛鳥寺とならんで、日本で最古の寺ということです。聖徳太子がこの寺を建てた意図は、“修行を行う敬田院”　“病の者に薬を出してあげる施薬院”“病院のような施設の療病院”　“身よりのない者を受け入れる老人ホームのような施設の悲田院”　この四つを基本の柱として四天王寺を建てたという。ご存じのように四天王寺の伽藍の配置は、南から北へ中門・五重塔・金堂・講堂と一直線シンメトリーに並べられ、『四天王寺式伽藍配置』と呼ばれて有名なもの。これらを回廊で囲んでいる姿は、日本寺院の建築様式の最も古い形です。聖徳太子七つのお寺の中で、この四天王寺の雰囲気が一番庶民に受け入れられているというか、気取っていないというか、良くも悪くも俗化していてざっくばらんな親しみやすさを感じます。『四天王寺』大きなお寺なのですけれど、法隆寺や広隆寺のような荘厳さがあまり感じられない。それは地元の住人達とお寺とのかかわり方などの反映かもしれません。そんなところをゆっくりと観察したので、あらためて披露いたします。

  2013.09.22

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  町内の大きな年間行事を一つ済ませた…

  昨日の朝からセッティングの準備して、本日の朝9時から夕方4時まで本番『地蔵盆』でした。近辺の道路は車通行止めにして、町内の子供のための地蔵盆。お地蔵さん本体もいつもの祠からこの日ばかりはお出まし願って、然るべき位置にお祭りしてお寺さんにもお参りいただいてセレモニーを済ませ、あとは子供のために設えた金魚すくいやヨーヨー釣り、輪投げにスイカ割りやその他抽選会などとお付き合いしていたのです。ただし私は会計を担当しておりますので、ご町内の皆様（有志の方）のお供えの受付と管理が中心の仕事です。この地蔵盆の費用に関しては町内会費で運営するのではなく、当日のお供えいただいた浄財で賄うことになっています。お供えの見込み金額というものも収入予算として設定していますので、それに到達するのとしないのとでは大違いということになります。前年の実績という数字もありますので、事前の買い出しなどの必要経費は会費からの仮払いということで、前年並みを支出いたしました。そして結果は、町内からの転出者があった事も影響して、お供え収入は前年よりも少なかったのですが、終始はなんとか維持することができました。近年子供たちの数も想像以上に減ってきて、町内でこれだけしか子供はいないのか？　とちょっと驚いた次第です。そういえば町内の高齢化がどんどん進んで、町内自治会の役員選出の該当者がとても少なくなってきているという。町内会の規約の変更を迫られてきているのですが、さてこれを誰がやることになるのやら…。因みに我が町内の役員候補者は、71歳以上の方は免除で、役員をやった翌年から10年間は免除することになっているのですが、この10年間免除というのがネックになっていて、該当者がほとんどいなくなるようなのです。したがって、この10年間を5年間にあるいは3年間に変更するとなると、現在免除中の人から大いなる反対が出そうなのです。これをうまくやる策があるものだろうか？とはいえ今年の町内の行事でも大きなものを一つ済ませました。

  2013.08.19

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  京都特有のものかもしれません…

  いよいよ町内自治会の役員にとって、真夏の大きな行事『地蔵盆』の当日です。昨日の朝7時から、役員と班長の有志とでその準備作業が行われ、皆汗だくになって任務を遂行していたのです。町内の倉庫から、あまり綺麗でもない茣蓙やら絨毯やらを、阪急電車嵐山線のガード下2区画を使って敷き詰めて、子供たちが裸足でこの上で遊べるようにするのです。それと肝心のお地蔵さんの祭壇を組み立てて、その前にお供え物をお飾りする棚など、なんやかんやとやることがたくさんある。いろいろと手分けして準備するのですが、結構な時間がかかりました。さすがにこの特別な暑さの中、ぐったりとしてしまいましたが、本番は今日ですので気を抜くことはできません。この『地蔵盆』という行事は京都特有のものかもしれませんが、基本的には子供のための夏祭りのようなものですから、子供たちが主役です。でも最近はお隣の町内なんかは、子供の数が少なくなったということで取り止めにしたようです。年中行事が一つ無くなれば楽でしょうけれど、それはそれでちょっと寂しいものがありますね。

  2013.08.18

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  夏を越せないというか落ち着かない…

  やはり年に一度のことですから見ておかないと夏が越せないというか、落ち着きません。１年中で一番暑いこの季節の京都。そうです『祇園祭』です。昨日は山鉾巡行の前日で『宵山』、最も見物客の多いといわれる日です。夕方から夜にかけてはもう人混みでいっぱいになりますので、そんなのは当然避けて昼間に行くことにしている。昨日は大丈夫でしたけれど、京都では連日夕立があって、鉾の保存会の町衆の皆さんは苦労をされていることだと思いますが、その夕立が短時間ですがゲリラ豪雨のような激しいもので、もうびっくりしてしまいます。貴重な美術品のような鉾や山のことですから、その気の使いようも一方ではないでしょう。先日書きました“太子山”の『荷茶屋（にないちゃや）』、今日の巡行でお目見えですが、町衆があれこれ打ち合わせをされているところをパチリと１枚。ともあれ今年も鉾を見ることができて、盛夏を越すことになるのですが、年々夏が暑くなるように感じてしまうのは私だけでしょうか。

  2013.07.17

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  風景に緑があると清涼効果があるよう…

  私が住んでいるところの最寄りの駅は阪急京都線桂駅です。この桂駅前のロータリーの植え込みに樹木が数本植えられている。桂の木です。駅の名前が『桂』だから、『桂の木』というベタな発想だということだろうと思いますが、これからの暑くなる季節、このたった数本の豊かに生い茂った緑が、ほんの少しだけ涼風を送ってくれるような心地がするものです。やはり身近な風景にも緑は欠かせないものだと実感しています。

  2013.05.27

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  もうその季節になっている…

  昨日までキャベツ畑だったところに今日は水が引かれて、まさに今にも水田になろうとしている。そういえば早くも5月の末になっている、もう初夏なのだ。そしてもう暫くすると梅雨の季節になる（今年の梅雨はちょっと早いようだ）。ということで急がないといけないのです。毎年京都では、この頃から田植えの準備が始まり、6月の初頭にはほとんどの田んぼで田植えは完了していることだろう。その姿を変貌させつつある田んぼの隅の方には、近々その田んぼに植えられるであろう苗床が整然と待機していた。こんなちょっとした変化に気付き時の流れを身近に感じるのも、毎朝同じ風景の中を通っているからなのかもしれない。もう何十年もそうだったのだから。

  2013.05.25

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  雨中の歩きもなかなか風情が…

  深夜未明からしっかりと雨が降っていた。夜が明けても止む気配はない。ひと雨ごとに新緑が色濃くなってくる時期だ。ランニングウェアに着替えたものの、雨が止まないのでは仕方がない。久しぶりに雨の中をおして、傘を差してのウォーキングをいつもの5キロランニングコースで挙行した。さすがに雨天の早朝ということもあって、全くと言っていいほど人と出会わない。傘を差してはいるのですが、かなり歩幅を大きくとっての歩きですから、膝から下はかなり濡れてしまいます。気温はそこそこで寒くはなかったので、雨降りもなかなかいいものだとの想いに浸りながら、河川敷をスタコラ歩いてきた。コースの終盤近くにある小さな神社、早くも白い躑躅が雨に濡れて綺麗に咲いていた。

  2013.04.25

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  このようなことでもない限り…

  何とも思いがけず雅（みやび）なものをいただいた。毎年春と秋に開催される京都の伝統芸能で、花街（かがい）の　“をどり”　の一つである『鴨川をどり』の招待券である。 『鴨川をどり』は、『都をどり』『京をどり』『北野をどり』と並び称される舞妓さんや芸妓さんの修練された踊りの見せ場です。それぞれの　“をどり”　には特徴があるようなのですけれど、観に行くまでにそれらのことも、ちょっと予備知識として調べておこうと思います。これらの　“をどり”　は、4月から5月中旬にかけて、それぞれ時期をずらせて行われるようで、この『鴨川をどり』はその一番最後に演じられることになっています。5月の1日から10日までの期間、先斗町歌舞練場で開催されます。当然、歌舞練場に足を踏み入れるのも初めてということになります。とにかく初めてのことですので、如何なる世界が展開されるのか楽しみにしております。ただ私なんかが行くと、かなり場違いな感じがあるかもしれませんから、それが心配です。

  2013.04.24

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  おそらく昨日がラストチャンスだったかな…

  今日は嵐のような悪天候予報ですが、昨日はまったく違って朝から終日快晴で昼頃には暖かくなって、ちょっと汗ばむくらいの絶好の花見日和となっていました。今年はあきらめかけていたお花見ですが、この機会を逃すまいと近場で花見をしようと、桂川の堤へと出かけました。春休みも終盤になって有名花見スポットは、おそらくたくさんの人出が予想されますので、そこは避けることにいたしました。行った先は京都桂川のJRが交差するところで、家からゆっくり歩いて30分ほどのところです。御覧のように人は疎らで、プライベート花見スポットのようです。小さなコンビニ弁当とお茶を持って、桂川の土手で桜吹雪にまみれながらちょっと遅い目の昼食です。桜の花としては、ピークを少し過ぎてはおりましたが、まだまだ長閑な風情は十分に楽しめました。それに引き換え、相変わらず花粉だけは頻繁に飛んでいるようで、マスクとメガネを装備して行ったのですが、少々難義をいたしました。でもこれだけは辛抱をしないと仕方ありません。おそらく本日と明日の天気予報通りだと、きっと桜はすべて散ってしまうことになる。したがって昨日が花見のラストチャンスだったということになるのでしょう。

  2013.04.06

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