門外漢のねごとたわごとひとりごと

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  おそらく昨日がラストチャンスだったかな…

  今日は嵐のような悪天候予報ですが、昨日はまったく違って朝から終日快晴で昼頃には暖かくなって、ちょっと汗ばむくらいの絶好の花見日和となっていました。今年はあきらめかけていたお花見ですが、この機会を逃すまいと近場で花見をしようと、桂川の堤へと出かけました。春休みも終盤になって有名花見スポットは、おそらくたくさんの人出が予想されますので、そこは避けることにいたしました。行った先は京都桂川のJRが交差するところで、家からゆっくり歩いて30分ほどのところです。御覧のように人は疎らで、プライベート花見スポットのようです。小さなコンビニ弁当とお茶を持って、桂川の土手で桜吹雪にまみれながらちょっと遅い目の昼食です。桜の花としては、ピークを少し過ぎてはおりましたが、まだまだ長閑な風情は十分に楽しめました。それに引き換え、相変わらず花粉だけは頻繁に飛んでいるようで、マスクとメガネを装備して行ったのですが、少々難義をいたしました。でもこれだけは辛抱をしないと仕方ありません。おそらく本日と明日の天気予報通りだと、きっと桜はすべて散ってしまうことになる。したがって昨日が花見のラストチャンスだったということになるのでしょう。

  2013.04.06

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  見ごろまであとしばらく…

  その場所は近くといえば近くです。というのはランニングで５キロの時はそこまで行きませんが、７キロを走る時のコースにその桜並木は入っているのです。その桜並木の場所は京都桂川の堤で、道路ではありません。一昨日、その咲き具合をちょっと長めのランニングで偵察に行ったわけです。ところがカメラを持っていかなかったので写真を撮ることができず、昨日改めてカメラをポケットに入れて、二日続きの７キロランニングと相成った次第です。品種によってはもう満開近いものもあるのですが、ソメイヨシノに関しては三分咲きから五分咲きといったところで、見ごろまではあと一日二日ほどかかりそうでしたから、まだほんの数日早い感じです。明後日の日曜日から来週の火曜日あたりが見ごろなのでしょうか。この場所はほとんど地元の人以外は知りませんし、地元の人はウィークデーにはまず来ませんので、ちょっとした穴場？　というか、“プライベート・チェリー・ブロッサム・スポット”　とでも言うくらいのものです。近々天気の良い暖かい日に、散歩がてら弁当でも持ってプライベート花見としようと考えている。

  2013.03.30

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  それでもどこか一か所くらいは…

  ようやく先週末、京都で桜の開花宣言がされました。東京では先週末にピークを迎えたそうですが、近畿は少し遅いようですね。一昨日に出かけた時の高瀬川沿いは、まだまだほんの少しほころびたという程度のものでしたが、おそらく今週いっぱいが見ごろということになるのでしょう。時間はあるのであちこち出掛けようとは思うのですが、如何せん私が重度の花粉症ですので、それこそ眼鏡にマスクの重装備をしなければいけません。そんなことがねっくになって、ちょっと気持ちが削がれているということもあるのです。それでもどこか静かに感桜が楽しめるところを探して、「一か所くらいは観に行かないといけないなー」、そうしないと春を迎えることにならないような気も致しますので…。昔から桜は、どうも騒がしくっていけません。静かに観賞したいものですから…、さ～てさてどこへ行きましょうかね！

  2013.03.26

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  二十四節季でいうともう…

  　“一月行く”　“二月逃げる”　“三月去る”　という言葉を、毎年のことだがこの時期ほど実感することはない。とにかく年が明けて３月が終わるまで、時間の経つのがとにかく早い。一日が半分くらいの時間しかないような気がするほど早いのです。今日はもう春分の日です。この二十四節季のうちの春分の日は、太陽の中心が春分点（天球上の赤道を太陽が南から北へ横切る瞬間の交点のこと）に達し通過する瞬間を春分というのです。つまり全地球上の昼と夜の長さがほぼ等しくなる日のことです。この日を境にして夏至まで昼間が徐々に長くなり、夜が短くなっていくのですが、現実には日本で昼夜がほとんど同じになるのは、春分より３日くらい前であるらしい。春分と秋分の前後3日の7日間を「お彼岸」といい、先祖を供養するためにお墓参りをしたり、仏壇にお供えものをしたり、故人を偲んだりする。 そして春分の日、秋分の日をお彼岸の　“中日”　といいます。お彼岸の最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸の明け」と呼んでいます。 「彼岸」とは「向こう岸」という意味で、仏教では死後の世界のことを指し、現世＝「此岸（しがん）」に対して、煩悩を脱却することができた人が到達する　“悟りの世界”　のことを「彼岸」いうのです。くどくどと書きましたが、“暑さ寒さも彼岸まで”　と古来から言われてきたようにこの日を境に、寒くて重苦しかった日々から目を覚まして、どんどん暖かく移ろいます。なににせよ嬉しいことではあります。

  2013.03.20

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  もう一度訪れてみたいと…

  近くにあるのですが、もう40年くらいはこの寺へ行っていない。　“西芳寺”　通称　“苔寺”　と呼ばれ、京都西山の麓にある。　若い頃にはよく訪れたお寺です。と言ってもお寺そのものよりも、メインである苔のお庭を回遊するのが目的だったのです。高校時代の同級生が卒業してから、このお寺の受付で働いていた事があったので、そんな事も訪れる回数を増やしたのかもしれません。今年の元日朝の7時過ぎからNHKのテレビ番組で『奇跡の庭　京都・苔寺』というのを放送していた。私はその時間帯はランニングに行って、初日の出の写真を撮っていましたので、録画予約をしておいたのです。1年がかりで取材したその録画をようやく昨日見た。美しい苔寺の四季の移ろいを映像で観て、改めて素晴しいお寺なんだという事を思い知らされた。私がよく訪れていたころの西芳寺（苔寺）は、誰でも制限なく参観できるお寺でした。しかし1977年からは一般の拝観を中止することになるのです。その理由はいろいろあるといわれているのですが、制限なく参観客を受け入れると　“苔”　がすごく傷むのだそうです。もっと酷い例になると、その苔をこそげ落として持って帰る人がいたりするとの事で、以来大きく入場制限をしているという事です。今は往復はがきによる事前申し込み制となっており、拝観料は1人3,000円とお寺拝観としては随分と高めに設定されている。これは見ようによっては、お寺側の「もうべつに来てくれなくってもいいよ！」との参観客拒否反応とも受け取れるのですが、実はそうでもなくて　“拝観に際しては宗教行事に参加する事が条件”　となっているのです。その宗教行事の内容は、お住職の説法と般若心経の唱和があって、その後に参観者が写経を行い、写経に願い事を書いたものを本尊に永久奉納していただけることから、祈祷料やお布施の意味合いが籠められているということです。ともあれ比類なき美しい映像を観て、私が覚えている景色もあったが、随分とイメージが違うところもあって（むかしはこんなに綺麗ではなかったような…）、これはぜひ3000円を支払ってでも、もう一度訪れてみる必要があるのではないかと思っているところです。

  2013.01.10

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  元旦に教訓を受ける事に…

  目が覚めたときには、もう外が明るくなり始めていた。ちょっとあわてて起きることになった。初日の出を見るためだ。毎年初日の出を見るポイントは決めてある。桂離宮の東南角辺りから桂川越しに東山を望むところです。それは例年朝のランニングを兼ねて、その日だけはデジカメをポケットに入れて行くのです。ちょっと出遅れたかもしれないとの想いで、いつもより少しペースアップして目的地へ…。間に合った。東南方向の東山稜線は朝焼けに染まってはいたが、まだ太陽は姿を見せてはいなかった。しかし焦らしてくれるものだ、待っているとなかなか初日の出を拝めない。その辺りの空がどんどん明るくなってくるし、デジカメも構えているのですが、太陽は一向に姿を見せない。日の出直前の写真を何枚も撮っていたのですが、あろうことか、もう太陽がもう上がりそうという時にカメラ画面が暗転して　“バッテリーを交換してください”　なんて表示が出た。なんということだ、この肝心な時に！　交換バッテリーは持っていなかったので、日の出の瞬間の写真は諦めていた。それでも初日の出はしっかりと拝んでゆこうと、東山の稜線を凝視し続けた。そして間もなく2013年初めての朝日が姿を見せた。その時点でもう一度だけカメラのスイッチを入れると、シャッターがおりる状態になっているではないか。こわごわ押してみるとシャッターがおりて2枚だけ写真が撮れた。そしてもう1枚と思って押すと、もうシャッターは落ちてくれなかった。やはり何事も　“準備は念入りにやっておかないといけない”　という教訓を、元旦に再認識する事になった。　そんな背景があって撮れたのがこの写真です。

  2013.01.02

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  　"peace of mind "　があふれるような…

  さあ、20分ほど前に2013年が明けましたみなさま旧年に変わりませず、今年もよろしくお願いいたします私はこの日記をアップ済ませてから寝床に入ることになりますそして目覚めて起きてから、これも例年の通り私は初ランニングに行くつもりです早く起きることができたら桂川べりで東山から登る初日の出を見ることができるでしょう少し遅れるとそれはかないませんが...とりあえず天気予報では、雨は降らないようなので安心していますこの日のランニングにはデジカメを持って行きますからもし初日の出を撮る事ができましたら、明日の日記に載せることになるかもしれません今年が我が家にとって、皆様にとってそして現在の世の中の状況ではとても望むべくもありませんがひいては地球全体に　"peace of mind "　があふれるような良い年でありますように願っています～憂世自由人～

  2013.01.01

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  もう明日は2013年ということになる…

  新京極に用事があって、大丸百貨店から錦通りを通って行こうと歩き出したのですが、さすが年の瀬の錦通りです、大勢の人出でごったがえしていて、歩きにくいことこのうえない。急遽ルートを変更して、通りを一つ上の蛸薬師通りを通る事にした。そんな事とは全く関係ありませんが、迎春準備として大晦日にはとりあえず重箱を出して、元日とその翌日くらいの食べ物の用意を今年もすることになった。用意をするといっても、金時人参や蓮根や蒟蒻などの野菜をはじめ、出し巻き卵を作って、海老や鶏肉や魚の子を煮〆にするくらいの事しかやりませんが…。それらの材料はすでに買ってきているので、もう買出しに行くことはないと思われる。それらが冷めたら、買ってきた蒲鉾などとともに重箱に詰めるだけのことです。これを大晦日にやって、重箱に入りきらなかったものをアテに、夕方の早い時間からギターなんぞを小脇に抱えながら、燗酒をちびりちびりと始めて、夜遅くになって蕎麦を食べるというのが例年の事。そんな時間を過ごしながら、今年一年の我が家の出来事に思いを馳せること、そして来年の事などを思い描くこと、そうして世が更けて行くことになるのだろうなー、ことしの最後の日も。もう今日は大晦日、明日はいよいよ2013年ということになる。

  2012.12.31

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  正月の迎え方はどうすれば…

  数日後に迫った元旦ですが、どうしたものだろうか？というのは、今年我が家は喪中ですから年賀状は出しませんが、正月の迎え方はどうすればいいのだろうか？　ということです。家族で新年の挨拶はするのだろうか？　新年の門松や注連飾りはどうするのか？　お雑煮やお節料理は作るのだろうか？　初詣には行ってもいいのだろうか？　いくつもの疑問がこの時期になって次々と浮かんでくる。調べてみると、これまたいろいろな事が出てくる。一切の祝い事は排除して過ごすのだというのもあれば、社会の一員である限り一切の祝い事を排除することができない場合もたくさんあるのでケースバイケースで…、というのもある。また気持ちの問題であるから、個人それぞれの判断で行うべしというのもあった。例えば四十九日のように、そこそこ時間が経っていれば、通常通りで良いというのもあって、諸説百出です。我が家の結論としては年賀状意外は、もう例年通りの変わりないお正月にしようということにいたしました。と言いますのも、亡き父が生前に「わしが逝ったら皆が集まってドンちゃん騒ぎをやってくれ」と常々申しておりましたので、その通りにやろうと思い至ったわけです。そうする事で、良い年が迎えられそうな気がいたします。

  2012.12.27

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  本格的冬の到来が…

  積もっているわけではない。薄っすらと雪化粧というやつです。いつも通りにランニングに行こうとしたときの事。外気はとても冷え込んでいて、雪もちらついている。道路も凍結しているかもしれない。この道路状態は走るのにまったく相応しくない。スリップして転んでしまう危険性も大いにある。急遽走るのは止めにして、ウォーキングに切り替えることに。気温が低いと空気が澄んでいるような気がして、気持ちはそれなりにいいものだ。しかし、手袋はしているものの、指先からだんだん凍えて痺れてきた。何度も息を吹きかけてみるのだが、あまり効果は無かったようだ。いつものランニングコースの5キロを、45分ほどかけて歩いてきたのですが、コースには2人ほど自転車の人が私を追い抜いて行く位のもので、道行く人はまったく居ない。いつもはくっきりとしている愛宕山も、雪が降っているのかほとんど姿を見る事ができない。そして家に着く頃には、案の定私の身体はしっかりと凍えていた。冬場にはランニングやウォーキングに出かける前に、風呂のスイッチを入れてからスタートするので、帰ってきたときには沸いている状態にしている。冷えた身体を湯船に沈めると、手や足の指先からとろけてゆくようで実に心地が良い。この瞬間を味わうためだけに、この寒空の中ウォーキングなんていう酔狂な行動をとっているのかもしれない。なんだか今年は、猛暑の夏から本格的冬の到来がすごく早かったような気がする。

  2012.12.11

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  初冬の夕暮れ影長く…

  秋から冬にかけての夕暮れは、スピードが極めて速いように実感する。少し遅い目の昼食を食べたところだったのに、もう陽が傾きかけているということがよくある。今日は日の入りの時刻が一年中で一番早いのだそうだ。関西では夕方4時47～8分位だという。なんだか気持ちが急かされるようだ。すでにわたしは時間に追われる生活からは開放されているので、日が早く暮れようがあまり影響はないのだが…。夕方に川ッペリを歩いていて、ふっと横を見ると私達の影が長ーくくっきりと芝生の土手に写っていました。思わず撮った写真がこれ。この写真からも季節の匂いがはっきりと分かります。

  2012.11.30

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  昨日は最高の紅葉狩り日和…

  昨日の京都は、それこそ正真正銘の　“雲ひとつない快晴”　で、絶好の紅葉狩り日和。出かけた先は『京都府立植物園』、最大のお目当てとしていたのは　“フウ”　の木の紅葉です。厳密に言えば、ピークは前日くらいだったかというところでしたが、それでも素晴しい紅葉を見ることができました。このフウの木は樹齢100年は有に越していそうな巨木で、一見色付き加減を見るとカエデの仲間に見えます。ところが調べてみるとマンサク科に属する台湾原産だということで、日本には1720年ごろに中国から渡来したのだそうです。この植物園はこのように珍しい樹木もいろいろあって、わたし達にとってはとてもいい憩いの場所となっているわけです。もちろんこのフウの木以外にも園内いたるところに、色とりどりの紅葉が見られて、3連休の最終日ということもあって、いつになく来園者数が多く、老若男女赤ん坊からお年寄りまで幅広い年齢層が初冬の色付を満喫していたようだった。

  2012.11.26

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  近くにもこんなに鮮やかな色づきが…

  あちこちの観光地の紅葉情報が、色付きはじめています。今週末や日曜日には各地、紅葉狩りをする観光客で賑わいを見せる事になるのだと思います。私もどこかへ出かけるつもりで居りますが、なるだけ人の少ないところが望ましいと思って、穴場はないものかと探しているところです。通常ならランニングをするところなのですが、その日はデジカメを首にぶら下げてのウォーキングにした。いつものコースなのですけれど、初冬の風景をパチリパチリ撮りながらのウォーキングです。そしてコースの終わりの方になる桂離宮の前、ここの桂垣越しに覗く紅葉が今最高に美しい状態でした。こんなのを見ると、紅葉狩りをするだけなら遠くまで出かける事もないかもしれないと思いながら、デジカメのシャッターを切っていた。我が家からほんの近所に、このような美しい紅葉スポットがあることにちょっと驚きを感じてしまいました。

  2012.11.21

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  この分だと12月もそこそこに忙しい…

  あと10日ほどで　“師走”　です。今年も余すところ40日ほどということです。年賀状欠礼の挨拶状も書き終わったし、一段落しているところですが、一方で忘年会のお誘いが現段階で既にいくつか入っております。「鍋を囲んで一杯飲りましょう｣というわけです。そういった話は望むところですから、もちろんどの会も喜んで参加するつもりです。ただこういった飲み会が混んでくると、日程の調整が不可欠になります。どの会も手を抜くことなくお付き合いするつもりですから、連日にならないように、適度に間隔を空けておかないとペースを乱してしまうことになります。昔のように若くはないのですから…。でも、11月も予定がたくさんでなかなか忙しかったのですが、12月もこの分だとそこそこに忙しくなりそうな予感がいたします。それはそれで結構嬉しいのですが、特に飲み会は心して掛からないといけません。ところで余談ですが、12月の事を「師走」という由来には諸説があるのですが、どれもあまり明快ではないので、もっとも一般的に言われている　“12月は年末で皆忙しく、普段は走らない師匠（お坊さん）さえも趨走（すうそう）することから、これが「師走」になったとされている”　というこの説で良いのではないかと私は思っております。

  2012.11.20

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  気がつけば　“立冬”　が過ぎて…

  知らず知らずのうちに、晩飯のメニューが鍋物になっていることが多くなってきた。先日久しぶりに嵐山へ行って、秋の深まりを実感してきたばかりなのに、昨日はもう　“立冬”　だった。暦の上では冬になったのです。あーっ、忙しない事だ。気温も随分と下がってきていて、半月くらい前まではまだ半袖だったのに、うっかりするともうコートが必要となる季節になったのです。これで来年　“立春”　を迎えるまでは、冬への突入という事になる。季節の移ろい、時間の経過がとても早すぎるように感じてしまう。言っても始まらないけれど、歳は取りたくないものである。もっとゆーっくり、ゆったりと時間が流れないものか？そう感じられる方法はないものだろうか？その術を私は未だ知らないのです。よく言われていることに「歳を取ると1日が長く、1年が短く感じるようになる」との言葉がありますが、私の場合は1年はもちろんの事、1日の方も短く感じられるのです。これからもいろいろ模索して行こうと思っておりますが、そんな術を本当に発見できるのかどうか？　でもそれが保証の限りではないという事も良く分かっているのだが…。そんな事とは何の関係もなく話はがらっと変わりますが、大阪中之島のフェスティバルタワービルが完成したというニュースがありました。昨日、別の用件でその近辺を通る事があったので、写真をパチリ。来春に新フェスティバルホールの杮落とし公演が上演されるのですが、今度の新ホールも音響効果が前にも増して素晴しいとの前評判だ。大いに期待しておこう。

  2012.11.08

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  昨年に引き続いて今年も…

  これは決してイベントではない、いうなればセレモニー（仏教行事）である。『大文字焼き』。この言い方は一般的ではあるが正しくないし、京都の人はこの言い方を総じて嫌っているようである。正しくは『五山送り火』というところか。毎年8月16日の夜に行われるこの送り火行事は、お盆に迎えた精霊＝京都では　“お精霊さん（おしょらいさん）”　＝を再び浄土へとお送りするための火であって、山焼きイベントではない。同時に無病息災や家内安全を祈るものである。先祖への感謝意識がこの仏教行事を生み出したといえるのである。一般的にはこの『五山送り火』は、夏の京都のイベントとして認知されていて、『大文字山焼き』と称して四季風物の人気があり受け入れられている。いまやそういった受け入れられ方も認めて良いのではないか、とも思うのだが…。その『五山送り火』を昨年に引き継いで昨晩、大変な人出の京都御苑から仰ぎ見てきた。父の初盆で初送り火となったわけである。

  2012.08.17

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  京都らしい風物詩を堪能…

  さあいよいよ今年もこの季節がやってまいりました。なにも大袈裟に言うほどのことでもありませんが、『鴨川床』です。予約していたのが昨日でよかった。その一日前だったら大荒れの天気だったので、えらい目にあっていたかもしれません。『鴨川床』。ひと月ほど前からやっているところはあったようですが、何といってもまだその頃は気温が低くて、とても川の上へ出張って酒を飲もうという気にはなりませんでした。それがこの5月末を迎えて、梅雨入りの前で気温もちょうど良いくらいになってきました。それで京都と横浜の二重生活をしていて、今は住んでいる大学時代からの友人と、比較的行きつけている先斗町のお店の川床で一献と洒落こんだわけです。もう少し先に延ばすと、梅雨に入ってしまいますから、取り敢えず行けるときに一度行っておきましょうということです。それが昨晩の事、といってもまだ明るいうちからの飲み会ということですけれど。じつは私は鴨川川床初めての体験でした。いつもは鴨川べりを歩きながら、川床で宴会をやっている人たちを横目で見るにつけ、ちょっと羨ましく思っていたのものです。お店の中で飲むよりは割高ですけれど、なかなか風情があって夏の京都の風物詩の代表的なものですから、経験しておかないと話しになりません。昨日は気温もそこそこで、暑くもなく寒くもなくといったことでしたが、真夏の夜なんかだと川床のほうがかえって暑いかもしれませんね。お店の中のエアコンの効いている方が、ずっと過ごしやすいかもしれません。さあ、明日はもう水無月ですよ、早いですねぇ。

  2012.05.31

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  惜しい事にピークは済んでいた…

  一昨日はクラス会、少々飲みすぎたので昨日は朝の5キロランニングはやめて、7キロウォーキングに切り替えました。歩きですから首にデジカメをぶら下げて、早歩きに出かけました。いつもの5キロコースだとここは通らないのですが、7キロだとコースの中にはこの桜並木があり、それをカメラに収めるということも目的にひとつだったです。ちょっと前からここへは花見に来なければいけないなーと思いつつ、ようやく昨日になってしまったのです。惜しい事にここの桜のピークは二日ほど前に越えていたようで、花吹雪が舞っておりました。しかし散りゆく桜もまた独特の雰囲気を醸し出していて、加えて人っ子一人いなかったので、その気分も倍増されていました。

  2012.04.17

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  せめて　“花茣蓙”　にしてくれませんか…

  昨日夕方に、強風向かい風の中、おそらくは花粉も随分飛んでいたはずである、そんな中を酔狂にも自転車で嵐山へ桜の開花状況を確かめに行った。やはり今年はいつまでも寒い日が続いたせいもあって、開花状況は例年より遅いようである。品種の違いでもう咲き誇っている桜もあるにはあるのだが、あくまで少数派でソメイヨシノはまだ蕾膨らむといった状態で、全体的には咲き始めというのがあらまし見たところです。本日は土曜日で予報では寒くなるようなのだが、昨日の夕方時点でもう花見の場所取りなのだろう、例によってあの無粋な青のビニールシートがあちこちに敷いてある。どうもあのビニールシートはいただけない。簡単安価でいいのだろうけれど、あれだけは何かの事件現場の目隠し以外では似つかわしくないように感じられて仕方が無い。折角年に一度の桜の花見を楽しもうとするのであれば、やはりちょっと面倒くさくってもほんの少しだけ贅沢に、違った風情のある敷物を敷いてもらいたいものです。　“緋毛氈（ひもうせん）”　とまではいいませんが、せめて　“花茣蓙（はなござ）”　くらいの雰囲気づくりをして、一献の酒でも酌み交わしながら桜花を愛でる、それだけで豊かな気持ちになる、いいではありませんか。

  2012.04.07

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  二十四節気七十二候…

  まだ時折寒い日もありますが、一日も日毎に長くなって、もう日差しは春の陽光です。それもそのはずです、二十四節気の　“啓蟄”　もとうにすんで、もう数日後に　“春分の日”　が控えています。この　“二十四節気”　は、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、それぞれをさらに6つに分けた24の期間を表すものです。そしてこの二十四節気を、さらに5日ずつの初候・次候・末候の3つに分けた、“七十二候”　という分類があって、各節気の各候に応じた自然の特徴が、気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になって記述されているのです。このそれぞれに付けられている短文が言い得ていて面白い。ちょうど本日3月16日だと時期は　“啓蟄の末候”　にあたり、その短文コメントは『菜虫化蝶』で「青虫が羽化して紋白蝶になる」というそういう時期だといっている。そして間近に迫った　“春分の初候”　はというと、『雀始巣』で「雀が巣を構え始める」とある。こういうのを知ると、俳句の季語のあり方などにも通じていて、知識を覆っている膜が一枚はがれ取れたような気がいたします。ともあれ少しずつ暖かくなってきて、気分もうきうきとしてきますね。

  2012.03.16

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  1週間待った、それでもまだ早すぎた…

  前回来た時はまったくといってよいくらい咲いていなかった京都御苑の梅の花。あれから1週間経って再度見に来たのだが、やはり今年は寒さが例年より厳しいせいか、まだまだ早すぎたようだ。辛うじて紅梅が1～2本、白梅が数本ちらほら咲きといったところで、とても梅見に行ってきたというほどのことではない。週間予報では気温も上がってくるようですから、もう少し時間が経てば見ごろを迎えられます。ただ、梅は桜と違って華やかさや派手さが控えめですので、陽気に花見酒というような気にはなかなかなりません。やはり梅の花は清楚に静かに鑑賞するのが似合いそうです。梅の花のネタでしたが、今日は　“桃の節句”　です。

  2012.03.03

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• 少々違和感を感じるけど…

  今年届いた年賀状、さすがに在職中よりは少なくなってきている。それは当然の事で、今後その傾向は年々顕著になってくることだろう。今年いただいた年賀状の中で、2通に同じ趣旨の文面が添え書きしてあった。そういえば思い出したが、昨年も1通ありました。それは「今年の年賀状をもって最後としたい」というのです。つまりもう「来年からは年賀状を書きません」「もう年賀状は出しません」「もう年賀状はいただかなくて結構です」ということを宣言して予め了承を得ようとしているのです。これには少々違和感を感じてしまった。この差出人の方は、来年から年賀状を出す事を全面的にやめるのか？　はたまた年賀状を出す枚数を減らそうとして、出すのをやめる人を選別しているのか？　そのあたりが読み取れないのです。おそらくかなり前から言われている　“虚礼廃止”　を実践しようとされているのだろうと思いますが、いかがなものだろうか？　年賀状は果たして虚礼なのだろうか？確かに私も賀状のやり取りをしている方で、おそらくはもう一生会う事はないだろうと思しきひとは何人もいる。けれどだからこそ、そのやり取りだけを続ける事に意味があるのではないだろうか？　とも私は思うのだが…。

  2012.01.07

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• 地元の人しか来ないようだが…

  我が家は家族揃って初詣なんて習慣は昔からない。初詣に行かないわけではない。私は毎年元日に必ず参っている。といっても、三が日で何十万何百万人もが参拝客が訪れるような有名神社へ行くわけではない。地元の御霊神社という橘逸勢を祀っている小さな神社である。境内拝殿横にあるフリースペースのある建物には、地元小学生たちが書いた習字手習いがたくさん貼り出してある。こんなところにも　“三筆”　と謳われた人の一人を祀っていることが表れているのだろう。本殿といっても小さなお社の前に、新年参詣者用の芳名帳がサインペンとともに置いてある。それの前のページの方を見てみると、名前と住所の町名とが記してあるのですが、名前の方はともかく、町名の方はそれがすべて私が知っている近所の町名なのです。このお社は地元に根付いた神社なのだ。正月だからといって、何もわざわざ遠くの人ごみでごったがえす有名神社へ出かけることもないのだと、改めて認識いたしました。人のいない、きわめて静かな初詣も気持ちが研ぎ澄まされていいものだと…。

  2012.01.03

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• 今年は見ることができなかった…

  京都は曇天である。ともあれ穏やかな幕開けではなかったか、２０１２年。新年だからといって、生活リズムが急な変化をするわけではないので、昨日の元日も私はいつもの朝と同じように早朝ウォーキングに出かけた。ただ、初日の出が見られるかもしれないとの気持ちもあったので、デジカメだけはポケットに入れていた。いつものコースを歩くわけであるから、初日の出といっても特別なアングルがあるわけではない。桂川の堤に立って京都東山方面を眺めるだけのことである。ところが今年は晴天日本晴れというわけにはいかない。とても初日の出なんかを見る事は望めそうもない。でもしばらく待って、ぼんやりと日の出かなと思しき写真を撮った。明快に初日の出を見たわけではないが、まーそんなこともあるでしょう。見なかったからといって何かが変わるわけでもない。　“今年が万人にとって良き年となるよう”　雲に隠れている初日の出に祈念しておいた。

  2012.01.02

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  またまた立て続けに紅葉狩りに…

  　　　 気候が歩きに出かけるには最も適している季節ですから、またまた連日の紅葉狩りお出かけとなりました。今回のコースは、まず京都御苑を南（丸太町通り）から入り北（今出川通り）へと、御苑あちこちの美しい紅葉を愛でながら通り抜けて、次は賀茂御祖神社（かもみおやじんじゃ）つまり通称下鴨神社へと向かい、その糺の森（ただすのもり）を通り抜けて、京都府立植物園へと行くコースです。このコースはいつものパターンとは正反対の行程です。　　　　 　 不思議なもので距離は変わらないのに、いつもとは反対の道のりを行くと随分と遠くに感じてしまうものです。その道中、ところどころ何気ないところにも紅葉が見てとれて、初冬の季節を主張しているかのようでした。観光地化されている紅葉の名所も良いものですが、あまり人の行かない、つまり有名な観光地ではないところの紅葉狩りもなかなか乙なものであります。今年は、春にはあちこちのバラ園めぐりをして、夏には緑深き山に遊び、そして初冬のこの時期には紅葉狩りを楽しんでいる。そこで感じたことだが、日本は世界第2位の森林国家ということで、四季自然には願ってもないくらい囲まれている。そんなに良好な環境に恵まれているにも関わらず、そこここにゴミが散らばっている事もあって、大いに興ざめするのもよくある事。一人ひとりがちょっとだけ気を遣うだけで、みんなが気持ちよくなれるのにそれができていない、やろうとしないのは文化民度が低いとしか言いようがない。改めてもらいたいものだと常々感じていることだ。

  2011.12.10

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  雨の予報でちょっと心配な紅葉狩り…

  新聞の報道写真を見ると、全山これ見事な色づきの紅葉になっている。カメラアングルは渡月橋越しに見る嵐山である。昨年もちょうど今頃、この嵐山の事を書いたかと思いますが、今年は雨予報の中の紅葉狩りということで折りたたみ傘を持って行く事になりました。一昨日は火曜日でウィークデー、そして雨降りだとの天気予報もあって、人出は少ないだろうと思っていたのですがさにあらず、嵐山はかなりの人出ではありました。ただ私たちの目的は嵐山を横目に見ながら、百人一首で有名な小倉山を目指したのです。ここには百人一首のすべての歌が、自然石に彫られ歌碑となってあちこちに散らべられていて、これを一つひとつ探しながら散策するのもまた一興ではあります。ただ、こちらの方は嵐山とすぐ側にあるのに、人影もちらほらといった具合で、ちょっとした穴場感覚がありました。もともとある程度それを見越しての目的地ではあったのですが…。この嵐山という景勝の地は、我が家から歩いてでも行ける距離にありますので、以前は早朝ランニングのコースでもありました。つまり週に1～2回は訪れていたところですから、そんなにありがたみを感じたことはありません。一昨日訪れたのは3ヶ月以上あいだが空いていましたので、久しぶりの感がしました。真夏の時期、真緑の嵐やもを見て以来のことですから、この毛足の長い錦の絨緞を被せたような一昨日の嵐山は、曇り空のために太陽の光が当たらなかったので、紅葉の煌めきのような輝く感じは味わえませんでしたが、艶やかな感じはしっかりとありました。この美しさもおそらく数日の事、もう来週には色褪せてくる事になるのでしょうね。ここ嵐山、四季折々の美しさをその都度見せてくれる、景勝の地の名には恥じないものではありました。　　　　　　　　　　　　

  2011.12.08

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• やっぱり今年も女房殿に任せた…

  今年は自分で作ろうと思っていたのだが、やはり今回も我が女房殿に任せてしまった。来年の年賀状デザインである。大昔は私が作っていたのだが、なんだかあれもやりだすと結構凝ってしまうし、その分やはり時間も食うししんどいものでもある。それでここ何十年も女房殿に任せっきりにしてきている。それで一昨日に完成したのでデータにして、印刷に出してくれる人のところにCDを郵送したところです。確か16人分を集めて、一緒にデータを集版して印刷に出してくれるのです。するとフルカラー印刷にしても、自分の分だけ単独で印刷に出すよりはるかに安価にできるのです。ここ何年もそのお世話になっている。この方法をとると、その16人の参加者の中で希望枚数の一番多い人と、物理的に同じ枚数が刷られることになるのです。例年でいうと、“そんなに出す人がいるのんかー”　と思うくらいの、なんと700枚を必要とする人がいて、したがって私の年賀状も自動的に700枚届けられる事になる。私の場合、もちろん半分以上が手元に残る事になるのですが、かといって来年の自分の年賀状をまだその年が来てもいないのに、早々に廃棄処分する事もできないのです。ありがたいようなそうでないような妙な気持ちではあります。さて今回は何枚届けられる事やら・・・。（写真は昨年、つまり今年の年賀状の残った分であります）

  2011.12.03

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  桂離宮紅葉…

  デジカメを持ってウォーキングをしているわけではない。しかし朝のウォーキングをしていて、カメラを持って来ればよかったと思うことが時々ある。夜が明けて間なしの風景や空の雲がとても美しく感じたり、何気ないものに四季の移ろいを体感するとか、前方から野口みずきさんが走ってきたとか、そんないろいろなことなのだけれどカメラに収めておきたいということがある。昨日の朝もそんなことがあった。いつも通る私のウォーキングコースの終盤にあたる所、桂離宮の前庭に先日は目を奪われた。なぜかその日の紅葉が、朝の光の具合か、逆光がとりわけ美しかったのです。しまった！　カメラを持ってくれば…。ここ桂離宮から我が家までは500メートルくらいである。そのまま通り過ぎてカメラを持ってもう一度ここへやって来ようと、ウォーキングスピードをアップさせました。折り返し自転車に乗ってデジカメ持って戻ってきたのですが、光の具合が変わっていて、先ほど思ったほどの感動はなかったけれど、それなりには美しい紅葉が収められました。この写真が桂離宮の正門なのですが、私はいまだかつてこの正門が開いているのを見たことがありません。見学者が入る入り口通用口は別にあるし、おそらくこの門が開かれるのは、特別な方が来られた時にのみ使われるのだろうなーと…。　　　　　　　 何にしても桂離宮正門と枯れた桂垣、常緑樹そして紅葉真っ盛りの取り合わせが絶妙ともいえるコントラストでありました。

  2011.12.02

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  ようやく街中の紅葉も、らしくなってきた…

  ここ２～３日は寒い日が続いたせいもあるのでしょうか、京の街歩きをしているとあちこちにようやく紅葉がらしくなって見られるようになりました。やはりこうでないと季節の移ろいが感じられません。ついこの間までは、紅葉せずに落葉していた木々が目立っていたように思いました。もう秋をすっ飛ばして、このまま冬に入ってしまうのだろうかと懸念しておりました。　　　　 せっかく四季がはっきりとしている国にすんでいるのですから、その変化移ろいを楽しみたい、愛でたいと思いますよね、やっぱり。

  2011.11.24

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• 早くも届いた忘年会のお誘い案内第一弾…

  通常は偶数月の第一火曜日が慣例となっております、京都での晩御飯飲み会のお誘いです。ところが今回は何の都合か、11月に繰り上げるということになっていた。案内状の文言には、「恒例の納会懇親会を例年より少し早くはございますが、下記の通りご案内申し上げます　云々」とある。これはもう忘年会の案内状ではないか、と思って下記を見ると日時は11月15日（火）午後6時30分より　と記されている。ま、私にとっては忘年会であろうがそうでなかろうが、そんな名目はあまり大きな問題ではない。前回の10月実施分に参加ができなかったので、このいち早い忘年会には是非とも参加しようと思っています。突然に話はかわりますが、早いと言えば巷では百貨店や量販店・スーパー、はたまた料理屋さんなどが早くもおせち料理の予約を募っています。今予約をすると10％引きとか15％とか安くなるというサービス特典がついているようです。しかしながら、忘年会の第一弾といいこのおせち料理の予約の件にしても、なんだかこちらの気分が慌ただし且つ忙しなくなってくるような気がします。何が変わるわけでもありませんが、気持ちが落ち着かなくなってくる。かてて加えてそんなに生活のリズムをどんどん先へ進めると、早く歳をとってしまいはしないか！　と錯覚するようにさえ感じられて、ちょっと複雑な気分で納得がゆきません。

  2011.10.19

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• 家庭菜園は収穫最盛期なのだろう…

  以前このブログに書いた、家庭菜園をやっている方とはまた別のご近所さん、この人も近くに畑を借りて家庭菜園をされていて、採れた野菜を「ほんの少しだけど」と言いながら持って来ていただいた。これまでも時々収穫した野菜をいただいていたのです。もちろん農作業に関しては素人の方ですから、とは言っても立派な出来栄えで、採れたてですから新鮮で、みずみずしくてそれだけで美味しいことこの上ない。この人はおばさんなのですが裁縫の達人で、私がネットで買ったジーンズの裾上げやほころびの繕いなんかを頼んだりしていて、何かとお世話になっております。いつも丹精込めた菜園で採れた野菜をいただくと、私は大変に嬉しいのですが、いつも私が困るのは、何をお返しすればいいのか？　何が喜んでいただけるのか？　これに悩んでしまうこと。もちろん買ってきたお菓子でもいいのですが、それだとなんだかよそよそしい気がして愛想がないような感じがする。もうちょっと気持ちのこもったものが相応しいような気がする。そこで今これはどうかな？　と考えているのが、私が作る　“自家製のポテトサラダ”　です。　そうだこれだ！　これにしようと考えが至った。冷蔵庫を覗くと材料は一応揃っているから、今日か明日には早速作って差し上げる事にしようと思っている。美味しいと喜んでいただけたらいいのだが…。それにしてもこの夏場は、ご近所の家庭菜園をやっている3人の方々から、ここ最近立て続けに夏野菜をいただくことになって、野菜中心の食生活を目指している当方としては、大いに嬉しいところです。きっと今が夏野菜収穫最盛期なのだろう。

  2011.08.24

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• 季節感が感じられて、ちょっと嬉しい…

  つい先日のことうちのかみさんの友人から箱入りで大きな実の　“水蜜桃”　が届いた少し早いけれど誕生日祝いだということでした昨日とうとう最後のひとつがなくなってしまいました水蜜桃は７～８月に収穫の最盛期を迎えるから俳句の季語としては秋の季語になります近年食べ物に関しては一年中出まわるものもたくさんあって季節感がなくなってしまっていることを如実に感じています我が国は幸せなことに春夏秋冬がはっきりしているのですからその四季折々の風物を愛でて楽しみたいものですねちなみに桃の花は春の季語になるようです

  2011.07.28

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  雨がよく降るのに　“水無月”　なのです…

  例年より早く梅雨に入って、雨の止み間に歩いた京都御苑。天気の良い日には少し埃が立って歩くのも少し疲れる一面小石の砂利道が、雨のおかげで締まっていて、とても歩きやすいし埃が立たないのがよい。今年も早いものでもう６月に入りました。　“水無月”　です。６月は梅雨の入りで雨が多いはずなのに、不思議にも　“水無月”　と名付けられているのです。何故なのでしょうか？『六月のことを水無月というのは？』について調べてみると…、まず旧暦六月の異称とある。“水無月”　の語源については諸説あるらしく、本当のところはよく判らないというのが実態のようです。以下、引用いたします。説1）梅雨も終わって水も枯れ尽きる→「水無月」＝新井白石説2）田植えも済田ごとに水を張る→「水張り月」→「水の月」→「水無月」＝谷川士清説3）田植えが終わり、農作業をやり尽くすとの意→「皆仕尽」→｢皆尽月」→「水無月」＝「奥義抄」説4）この月は雷が多いことから→「加美那利月」の加と利を略し→「水無月」＝加茂真淵説5）「田水之月」が略転し→「水無月」＝｢大言海」説6） ｢水の月」で水を田に注ぎ入れる月の意＝｢広辞苑」「大辞林」説7）「な」は「ない」の意で「無」の字があてられているが本来は「の」意味である。「水の月」「田に水を引く必要のある月の意」→「水無月」＝（国語大辞典）と、以上のようにいろいろ出てくるのですが、　“水無月（みなづき）”　の　“無（な）”　は　“之（の）”　の意味だというのが、一番それらしいと思いました。余談ですが、和菓子に『水無月』というのがありますが、あの菓子もこれと関係があります。京都では6月30日にはこのお菓子を食べて『夏越し（ナゴシ）』の厄払い・厄除けを祈願するのだと言い伝えられているという。元はというと宮中では、この時期に『氷室の氷』を召し上がる行事に因んでいるのですが、　“ういろうの上に小豆がのった菓子”　をその氷に見立てた四角を斜めの半分に切ることで、その三角ひとつを半年間と見做し、これを食べる事で残りの半年を元気に過ごせるように、との願いが籠められているという。　　　　　　　　　　　　

  2011.06.02

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• 膝丈くらいの低い位置に藤の花が…

  いつもと違う事をやったりすると意外な効果があったり、意外なものを見つけたりして、ちょっと得をしたような気持ちになることがある。先日の事、いつものコースとは別のその道も人通りはほとんでない、そんな道を走りましたところ、地面すれすれの高さのところに綺麗な薄紫色をした藤の花が、ひっそりと咲いておりました。うっかりすると見過ごしてしまいそうな、現実には一旦通り過ぎてから戻ってデジカメに収めたくらいです。一般的に藤の花は、目の高さより上からぶら下がって咲いているものとのイメージが強いので、この藤のように低い位置に咲いているものはあまり見たことが無い。だからよけいに美しいと感じたのかもしれない。こんなに人通りの無い道端にも、四季の移ろいを感じさせる花々があることが嬉しくなってしまう。いつも走る時はカメラを持たないのだが、なぜかこの日は持って出た。後悔しなくて済みました。………あの悪夢から２ヶ月。みながんばっていると思う。しかし、いまだ復興のトンネルの出口方向すら見えないでいるのが……つらい。

  2011.05.11

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  多分、今年最後の花見かな…

  傘を持ってゆくことを覚悟していたのだが、結果的には天気予報は朝から雨降りの予想だったにも拘らず、とても良い天気で汗ばむような陽気であった。朝早くから出かける用事があったのだ。所用を済ませて、いつも通り歩いてウィークデーの御所を通り抜ける事にした。あまりに暑かったので、ベンチに腰掛けて途中のコンビニで買ったおにぎりとお茶で少し遅い目の朝ごはんを食べていたら、ふと目の前の新緑がとても美しい。そりゃそうだろう、もうそろそろ５月の声が聞こえるところにもなっているのだから。人のほとんどいない広い広いスペースで、しばしゆったりと贅沢な時間を堪能いたしました。その新緑もさることながら、この京都御所には遅咲きの八重枝垂れ桜が満開、こちらも最高潮で得をした気持ちです。　　　 これがおそらく今年最後の花見となることでしょう。しかし今年ほど桜を見る機会の多かった年は今までにはありません。やはりこれも、時間がたっぷりとあるからにほかなりません。

  2011.04.29

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  その翌日は缶ビールと弁当を持って…

  その日の翌日も天気は上々、暑くもなく寒くもなくといった申し分のない按配でした。今度は家族で、といっても３人でお弁当と缶ビールをぶら下げて、先日朝に歩いて行った桂川堤の桜並木を、再びその翌日に訪ねることになったのです。その日は昼からだったので、ほんの少し人出があった。この近辺在住と思しき人が散歩がてらに花見をしているのです。そしてその前日がやはりピークで、“明日からは散り始めるのだろうなー”　との私が予想していた通り、満開のソメイヨシノがちょうど散り始めていて、桜吹雪もこれはこれで風情があって好い見ものでありました。シートを広げてビールと弁当でちょっと遅い昼ごはん。周りには人がほとんどいなくて、あるのは桂川のながれと、堤に沿って満開散り始めの桜の並木、その周辺には西洋からし菜の群生、そしてわずかに霞のかかった快晴だ。　　　　　　　　　　信じられないくらい長閑なものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昨年までの勤務をしていた時には、考えられないひとときなのです。 こんな風景を我が家族だけで独占してきたわけです。それにしても今年は、例年になく花見に行くことが頻繁です。その後も、植物園の桜、鴨川べりの桜並木、大阪造幣局の通り抜け等々を見に行っているのですから。西洋からし菜の芽を摘んできて、水洗い塩をして二日ほど寝かせて漬物にして食べたのだが、これがほんのり苦味があって、野趣の漂う味わいでありました。（写真を撮り忘れたので載せる事ができませんでした）

  2011.04.18

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  ここの桜は若木ばかりで元気がいい…

  その日は早朝ランニングをやめ、デジカメをぶら下げてのウォーキングに変更した。なにもブログネタを探しに行った訳ではない。ウォーキングにしたので、通常ランニングコースよりは余計に歩くつもりでスタートした。行く先は決めていた。桂離宮のあたりから桂川の堤を下流方向へと15分ばかり行くと、かなり立派な桜並木があるのです。もう既に散り始めているかもしれないと、大きな期待はせずにいったのですが、これがなんと　“明日からは下り坂になるのだろうなー”　と思えるほどの満開の最高潮でありました。この場所はもともと人があまりというか、全くと言ってもいいくらい来ないところです。おまけにウィークデーの早朝ということもありましたので、人っ子一人いない状態です。本当は一人だけ三脚つきのカメラを持った人がいましたけれど…。絶好の天候にも恵まれて、かくいうような独占状態を満喫したわけであります。老木の桜もおおいに風情があって魅力的ですが、この場所のようにまだまだ若い桜ばかりの並木も、花に勢いが漲って若々しい感じが爽快です。　“こんな事なら弁当かおむすびを持ってくればよかったなー”　と嘆息する事しきりでありました。カメラを持ってきたのがせめてもの慰みだったということです。無名のスポットでもこんなに素晴らしいところがある。これだと円山公園とも勝負できるのではないかと思ったりもする。　　　　 昨日、福島第一原発の事故が国際的事故評価尺度で「深刻な事故」とされる　“レベル７”　に引き上げられたという。まことに心が痛む！

  2011.04.13

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  まだちょっと早いかなと思いながら…

  数日前に北野の天神さんの梅が開花したというニュースがあった。そうかもうそんな季節なんだと、現実に引き戻された感じがした。そこで私たちも梅見に行こうと思い立って、一昨日に出かけたのです。さてどこへ行くか？　考えた末のこと北野天神はちょっと前に行っているということと、人出が多そうだと予測して行き先候補からは外した。人出が少ないところを目指すなら、ここしばらく訪れていない植物園があるではないか。あそこには立派な梅園もあるし、何よりもこの花の一番少ない時期の、ましてやウィークデーの火曜日という、最も空いているであろう植物園こそ穴場ではないか、と思って行き先は植物園と決定。予想していた通り、園内には人の姿はごく稀にしか見かけず、いつもよりもさらに広々としているように感じました。園内のあちこちで花壇の模様替えをしたり、土を掘り返して桜の木の保護作業が行われていたりと、花の世話をされる方々は忙しくされておりました。やはり、この入園者が一番少ない時期を見計らってそんな作業がされているのですね。そしてお目当ての梅の花ですが、まだ一分咲きくらいの花を付けた梅の木が数本といった程度で、まだまだこれからが本番といった様子では有りました。これは植物園が北山にあるため、若干温度が低いということはあるかもしれません。何の花でもそうですけれど、最盛期が良いことはもちろんですが、それよりも花の咲きはじめが一番魅力的に思えます、力強さが漲っていて…。　　　　　　　　　 梅見が目的でしたから、今回の園内滞留時間は比較的短く、帰り道は北山から四条河原町まで鴨川沿いに歩いて下ってきました。ここも人が少なくって、散策には申し分ない雰囲気ではありました。

  2011.02.10

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• 今年は南南東らしい…

  一体誰がこんなことを決めたのだろうか？２月３日節分の日に、その年の決められた恵方に向かって、巻き寿司を丸かじりして食べることです。まして、その巻き寿司１本を食べ終わるまで、口を利いてはいけないというのです。この習慣のことは昔から知っては居りました。しかし意味は全く知らずに今日を迎えています。いったいこれはなになんでしょうか？　おまじないのようでもあるし、そうでもないようだし…、何なんだろうと思って調べました。＜＜関西では節分に、その年の恵方（えほう）を向き、福を巻き込んだ巻寿司を切らずに、無言で１本食べきると、その年１年良いことがあると言われています。福を切ってはいけないので１本のまま、大きな口を開けて太巻き寿司を食べるそうです＞＞と、こんなことが書いてありました。内容は分かりましたが、いつ頃から言われていて、何よりも一体誰がこのルールを決めたのかは分かりませんでした。私は実際にこれを実践したことはありませんが、巻き寿司そのものは好きですので、この日に食べたことはあります。なんといってもこの時期には、予約を取るくらい巻き寿司が大変たくさん出回りますからね。でも、私がいつも食べる巻き寿司はいつも、買ったときから切ってありましたけどねっ！

  2011.02.03

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• 結局今日が初出勤日となりました…

  年が明けたかと思えば、今日はもう早くも　“七草粥”　を食べる日となりました。年明けから何やかやと慌ただしく、時間が飛ぶように過ぎてゆきます。私は他の勤め人の方よりは正月休みは多かったと思っておりますが、このように時間の経過が早いと、いつも駆け足をしているような気分が否めません。今年はもう少しゆったりと日常を過ごしてみたいものです。ところで今日のこの　“七草”　とは、１月７日の　“人日（じんじつ）の節句”　の朝に、７種類の野菜を入れた粥を食べる風習のことですが、これは『せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ』と、この７種の草や根菜が入った粥のことであるのは、みなさまよ～くご存知のところです。一方、１月15日の小正月の方にも　“七種”　と書いて「ななくさ」と読むのがあるのですが、今日一般的には７日正月のものが　“七草”　と書かれ、庶民に広まっている慣習だそうである。今となっては、本来の意味がもうわからなくなっていて、１月７日に「七草粥」が食べられるようになったという風習だけが、今日形式として残っているのだとありました。このような風習や慣習が、わが国にはいろいろありますが、必ずしも守らなければならない事としてではなく、こういった慣習を思い浮かべるだけでも、四季風物の移ろいを感じ取れる事となり、折々の季節に接することができるのです。スーパーへ昨日行って、入り口すぐのところに　“七草粥セット"　が並べられているのを見て、こんな事を思いました。ちなみにもう少し調べましたところ……七草のそれぞれに効能があって、セリ（せり）＝解毒・食欲増進・神経痛・リウマチナズナ（ぺんぺん草）＝高血圧・貧血食欲増進ゴギョウ（ははこ草）＝咳止め・痰きり・利尿作用ハコベラ（はこべ）＝歯槽膿漏・催乳・健胃整腸ホトケノザ（こおにたびらこ）＝体質改善スズナ（かぶ）＝骨粗鬆症・腸内環境改善スズシロ（だいこん）＝骨粗鬆症・腸内環境改善以上のような事が書いてありました。

  2011.01.07

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  初日の出をしっかりと見た…

  さー、2011年の夜明けです。みなさま、あけまして　おめでとう　ございます　本年もどうぞよろしくお願いいたします。毎年元日の早朝は、いつもの通りランニングをいつものコースを走って、桂離宮のあたりで初日の出を寿いでそして、これもいつもの通り近くの神社へ初詣ということになるはずでした。元日の今日は昨日とうって変わって天気が良い。しかし凄く寒い。昨日に降り積もった雪と今朝の気温の低さで凍結した路面では、ランニングはとても無理というもの。結局は走りではなく歩いて初詣へということになったのですが、その路面の滑って歩きにくい事。足元に気をつけながら桂川の堤へ着いて間なしに、東山から初日の出がことさら眩しく顔を見せた。間に合った！　朝起きるのがちょっと遅かったので、どうかなと思っていたのだが…。こんなにしっかりと初日の出を見たのは久しぶりのような気がする。そして神社へ初詣。ちなみに我が家は昔から、家族揃って初詣という習慣はありません。初詣を参っているのは私だけであります。以前は嵐山まで走っていって、帰りに松尾大社に初詣というのが習慣だったのですが、ここ数年前からはそんなにたくさん走ることはやめて、地元の神社に参っています。しかしながら、今年も良い年でありますようにと願いつつ、初ブログをアップということです。　　　　　　　 　　　　　

  2011.01.01

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• 新年を迎える準備がとりあえずできた、かな…

  １年の中でも数少ない長期休暇となる年末年始です。ところが私は昔から、この時期が好きじゃないのです。勤め人にとってみればこの休みはありがたいはずなのに、私はそうじゃなかった。気が急くというか、気分が落ち着かなくなるのです、何をしていても。周りが慌ただしいのは放っておけばよいのに、どうもいけません。何か正月の準備をしなければいけないという、強迫観念のようなものに追いまくられている気がします。今年もそんなお休みに入ってしまいました。迎春準備のお節料理の買出しや玄関の飾りつけなど、ぼちぼちとマイペースで初めて、ちょっと格好がついてきたのかなー。この時期に今年１年を、頭の中で振り返るのですが、なんといっても今年は春先に病巣が発見されて、３週間も入院したことが最大の出来事だったと思います。無事に戻ってこれて大変元気にしておりますので、結果オーライという事にはなるのだろうーな、と胸を撫で下ろしているところです。来年はこのような災厄がふりかかりませんようにと祈りつつ、“我が家風注連飾り”　を付けたところです。それにしても１年の経過するのが早いこと、もう信じられません。

  2010.12.30

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  北野の天神さん、迎春準備が進んで…

  本当に押し迫った28日の火曜日に、北野天神へ今年最後のお参りに行った。するとそれなりに参詣客は来ていて、そこそこの賑わい。先日ニュースで見た　“大福梅（おおぶくうめ）”　も売られておりました。買いませんでしたけど。境内のあちこちで禰宜さんはじめ関係者の方々が、注連縄を張ったりして迎春準備の真最中（まっさなか）といったところでした。　　　　　　　　　　 その準備の中で面白かったのが、この下の写真のもの。新年になると参詣客がドッと押し寄せて、おみくじを引く人も大勢いらっしゃる事でしょう。通例、良くない結果のおみくじは、境内に植わっている木の枝に結んで行くことが多いですね。この写真の注意書きは、北野天神さんの象徴でもある梅の木の枝に、結び付けていかないでとのお願いなのです。梅の花の蕾が傷んでしまうから、との心遣いという事です。言われてみればそのとおりですね。それくらいここは梅の木を大切にしているのです。

  2010.12.29

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  初めて目にした野菜だった…

  年の瀬を間近に控えたある日、世間で言われるところの京の台所“錦市場”を歩いてみました。決して買い物に行ったわけではありません。京都歳末の一風物詩として見ておこうとしたのです。錦通りはいつもと同じように賑わいを見せておりましたが、まだ年末に毎年のように取材されているような人出ではなく、比較的歩きやすくゆっくりと見て歩けました。。するとやはり発見というものはあるものです。有名な京野菜を一手に扱っているある一軒のお店、その店頭で見つけたものです。このお店、写真を撮ろうとすると拒まれます（かなり昔に写真を撮ろうとしたら怒られたことがある）ので写真はありませんが、その見つけたものとは、３つ４つ積み上げられている巨大なキャベツです。通常の大きめのキャベツのサイズでは直径で２倍くらい、重さでは５～６倍はありそうなでかいものでした。ネーミングは　“大キャベツ”　とごくごく普通の名付けがされておりました。これは初めて目にしたキャベツです。このキャベツは何なのか？　日本の野菜なのか知りたくて調べてみました。そして、おそらくこれだろうと思えるものが見つかりました。それは『札幌大球（サッポロタイキュウ）』というキャベツだろうと思われる。この品種はキャベツの中で最大の大きさを持つとされており、一般的に市販されていいるキャベツの10倍（10kg）以上にもなるものが存在するるとのことが書かれておりました。　　　　　　　　　　　　 この歳になってまだまだ初めて見る経験をするものがあるのだから、今まで見てきたものこそほんの一部でしかないのかもしれないと痛感するばかりだ。

  2010.12.26

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• 今年も年賀状用の切手が届いた…

  ここ５～６年はネットオークションで買う事にしている。年賀状に貼る切手です。私は年賀状に毎年発行される年賀状用の切手は使わないのです。郵便の封書料金が50円だったころの50円の記念切手を使うのです。そのころに発行された記念切手で　“近代美術シリーズ”　という日本の洋画や日本画、彫刻などの著名な作品ばかりが選ばれたシリーズがある。このシリーズは2種類ずつ16回発行されたのでので32種類あるのですが、後半に発売された16種は郵便封書料金が60円になったのと連動していますから、私が使うのはその前半に発行された方が中心になります。なぜそういうことをするかといえば、毎年この時期に発行される干支の図柄の年賀切手は、大多数の方が使うので私は使いたくないというのが一つ。そして年賀状を貰った方は、当たり前でない切手が貼ってあると、一瞬なりとも手が止まって少し目立つことになるだろうことを期待しているのが二つ目。はたまた三つ目はというと、何よりも私が買った切手は額面より安く、つまり額面価格割れで買っているのです。このように昔の記念切手といえども、発行枚数の多いものに関してはそのような相場になっているのであります。半世紀ほど前の大昔に熱を上げていた　“大切手ブーム”　の頃を思い出すにつけ、今や隔世の感がいたします。

  2010.12.17

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  元はアイヌ語だと聞いたことがある…

  今年もとうとう一番最後の月、“師走（しわす）”　です。この言葉を聞くと、何とも気忙しい気持ちがするものです。別にいつも通りに、のんびりとマイペースで過ごせばよさそうなものなのに、なぜか後ろから急かされているような気がするのは私だけではありますまい。そう思うのは、年賀状の準備をしたり宛て名書きをしたり、迎春準備であれこれいろいろあって、押し迫ってくると、中でも特に『お節料理』の用意はことさら面倒である。毎年、「もうお節料理を作るのはやめにして、普段通りの食事でええやんか―」と言っているのですが、いざ実際にはなんだかんだとやっぱり作ってしまっていたりすることになる。まー、これも１年に１回の事だからと自分自身を納得させておりますが、問題が一つある。この時期の食品たちの価格が、否応なくどれもこれも高騰するのです。なんとかならないものかしら？　と、これも毎年おなじように感じる事ではあります。例えば、お節料理には付き物の一つである『数の子』なんかでも、昔に比べてずいぶん高価になってきているように思います。ちょっと大層な言い回しですが、今やこれを買うには相当勇気が必要となる思いです。『にしんさけたらいかこんぶ（鰊鮭鱈烏賊昆布）』という言葉、北海道の代表的な海産物。中でもその筆頭に置かれているのがこの鰊（ニシン）です。ところでこの　“数の子は鰊の子である”　ことはご存じのとおりですが、ではなぜニシンの子を数の子というのでしょうか。　　　　 昔に聞いた話ですが、北海道を中心とした太平洋沿岸各地では、鰊とその若魚のことを『カド』と呼んでいたそうです。この『カド』というのは、元はアイヌ語だそうであります。よって、“ニシンの子”→“カドの子”→“数の子”となり、現在呼ばれているようになって、子孫繁栄を願ったおめでたい食べ物の呼び名となったという事のようですよ。

  2010.12.06

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• 早くも年賀状準備の時期がやってきた…

  毎年そこそこの枚数を出しますので、ここのところ何十年間も印刷しております。図柄は毎年うちの奥さんが描いて、文字などをレイアウトしてデータにして印刷屋さんにお願いするのです。そのもっと昔には、木版の多色刷りで作っていたこともあったのですが、それができたのは出す枚数が少なかったからということが大きな理由だったのです。毎年いただいた年賀状をもとにして出しているのですが、宛て名を書きながらその人の事を思い浮かべながら、“長い間会っていないけれど元気かしら”　とか　“この人とはもうおそらく生涯会うことはないだろうなー”　とか　“いま会っても分らないだろうな”　とか、いろいろな事を年に一度だけは確実に想い巡らせているわけです。ここのところ年々増えてくるのが、年賀はがき両面、宛て名も含めて全てが印刷されていて、自筆部分が皆無な賀状です。住所録の管理などをパソコンでされているのでしょうか、住所宛名もシールに印刷されたものが貼ってあるだけというもの。これは少々残念であるし、味気のないものに感じられてしまいます。相手によっては、この１年に１回の年賀状だけでしか接触していない人も数多く、だからこそ少しだけ心の通じ合えるものとして、この年賀状という風物詩をを受け止めておりたいものだと考えます。

  2010.12.02

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• いろいろな　“秋”　がありますなー…

  先日のブログで、『読書の秋』という言葉を使いましたが、“秋” という季節はいろいろな形容がなされますなー。『読書の秋』のほかには、『スポーツの秋』『食欲の秋』『味覚の秋』『芸術の秋』『実りの秋』『収穫の秋』『行楽の秋』『オシャレの秋』『思索の秋』などいろいろあります。『天高く馬肥ゆる秋』や『灯火親しむ秋』のような言い回しもあって、なかなか奥深いものが感じます。他の『春』『夏』『冬』の季節には、こんな慣用句はそうたくさんはなさそうです。なぜ秋にばかり集中しているのでしょうか？　ちょっと考えてみました。物事が熟成し結実してきて、思いが成就するような達成感といったイメージが強くあり、ゆとりが生まれて豊かさの恩恵を受け、一番落ち着いた季節だという事ができるのではないでしょうか。そんな落ち着いた季節だからこそ、読書や芸術やスポーツにいそしんでみようと、気持ちの持ちようにも余裕ができて、精神的に豊かになれるからではないかとも思えます。

  2010.10.18

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  誰が言ったか知らないが流石です…

  今朝、雨の降らないうちにランニングをしてしまおうと思って、着替えて外へ出ると、もうしっかりと降っている。仕方がないので傘差しウォーキングに切り替えです。「暑さ寒さも彼岸まで」と昔の人はよく言ったものです。あの猛烈だった今年の夏の暑さであっても、彼岸を迎えたこの時期には、きっちりと計ったように涼しくなってくれている。さぁ、私は今日から少し長い休みに入る、と言っても10日間ほどではあるけれど…。気候が良くなってきている（という事はイコール気温が低いというのと同義語です、我が家では）ので、夏場にどこにも出かけられなかったので、これを機にあちこちへと散歩がてらに出歩いてみようかと思っている。もちろん遠くへ出かけるわけではありませんので、行き先は自ずと限られてきます。近畿圏から外へは行きませんから、行先はいつもと同じような所にはなると思いますが、こちらは土日祝日を避けて平日に外出しますので、どこへ行っても人出は少なめで済むはずです。行き先を物色しておりますが、まず美術館では今なにが開催されているのかを調べました。＜京都市立美術館＞＝●高島屋百華展（9月18日～10月29日）――近代美術の歩みとともに――●院展（9月23日～10月10日）●京都市立芸術大学創立130周年記念展（9月25日～11月7日）京都日本画の誕生――巨匠たちの挑戦――＜京都国立近代美術館＞＝●日本画の前衛１９３８－１９４９（9月3日～10月17日）＜京都伊勢丹「えき」美術館＞＝●モーリス・ユトリロ展（9月9日～10月17日）＜サントリーミュージアム＞＝●ポーランドの至宝（10月6日～10月31日）――レンブラントと珠玉の王室コレクション――＜京都国立博物館＞＝●高僧と袈裟（10月9日～11月23日）――ころもを伝え　こころを繋ぐ――＜京都文化博物館＞＝●ナポリ宮廷の美（10月9日～12月5日）――カポディモンテ美術館展（ルネサンスからバロックまで）――＜奈良県立美術館＞＝●平常遷都1300年祭特別展『花・鳥・画』（9月28日～11月14日）――中国・韓国と日本――など、ざっと挙げただけでこれくらいある。中にはまだ開催されていないものも含まれておりますが、この内のいくつかはきっと観に行くと思います。　　　　　　 取りあえず京都駅へでも行って、ユトリロでも観てきますか。それとも京都市美術館の院展か？　高島屋百華展か？　両展ともか？

  2010.09.23

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  なんと階段が６６００段もあるらしい…

  世界遺産を紹介する番組だったと思いますが、中国の　“泰山”　が取り上げられていたのを見た。「泰山鳴動して鼠一匹」という言葉のあの泰山だ。1500メートル位の山で、道教の聖地とされている。孔子もたびたび泰山を訪れていたこともあって、泰山には孔子にまつわる名所や孔子廟が作られているということだ。その番組ではもちろんこの山について、いろいろな説明がされていたのですが、残念ながらそのほとんどはぼんやりとしか覚えておりません。この山の頂上にある御廟を詣でるのに、人々は6600段の階段を登って行くのだという。もちろんその映像をしっかり見ていたのですが、この階段を鈴成りの状態で登っている人達は、もうみんな青息吐息でゆーっくりと登っている。最も急角度の階段は頂上近くの数百段で、その角度は45度もあるという。角度が45度の階段なんていうものは、登るのは登れても降りるときがすごく怖いだろうと想像できる。おそらく真っ逆さまに落ちていきそうな恐怖感があるに違いない。これらの映像とコメントに驚愕して、肝心の泰山の説明をほとんど覚えていないという事です。中でも一番驚いたのがこれ、この泰山の頂上には、やはり売店があるらしくて、その売店へ商品を運び上げる　“強力さん”　が何人もいるのです。この強力さん、自分の体重と同じくらいの荷物を天秤棒で担げて、この6600段を登って行くのですが、さすがに辛そうではありました。おそらく毎日の事なのだろうと思います。その売店のオバちゃんやオジちゃんも、毎朝下から登ってくるノンかなー？　なんて思ってしまいました。話は替わって、私は金毘羅さんへは行ったことがありまして、あそこも長ーい階段があって本殿まで行き着くのに大変だという事です。足腰の弱い方は、駕籠に乗せてもらって担ぎ上げてもらう人もいるという事。しかしその金比羅山の階段の数は、それでも785段です。私が登った時は、中腹まで車で行って最後の300段ほどだけを自分の足で登ったという経験があります。ただ、奥之院（こちらへは行っておりません）まではもっともっとたくさんの階段を登らないと行き着きませんけどね。この金毘羅さんの785段の階段についてですが、本当は786段あるのだそうで、そして最後に１段だけ降りる段がありました。つまり786段－1段＝785段という事だそうで、当然そこで　“なんでやねん？”　という事になる。それは、“786”　は　“なやむ（悩む）”　につながるとの事で、それを嫌って避けているのだと…。　　　　　　　　　　　　　　　 この話、団体さんについていた地元の男性ガイドさんが説明しているのを、横から聞いていて「ふーん、そうなんかー！」という事です。

  2010.09.16

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