心地よい疲れ、そして旨い酒…
私にとっては初めての近畿以外での山登りでした。『なべの会』5月例会が一昨日に広島で慣行されました。登った山は『弥山(みせん)』という、厳島神社を海から見た時に背景になっている山です。535メートルくらいの山ですが、実際に登ってみると思いのほかキツイ。というのは、海抜0メートルから正味登るのと、ジグザグに登ったりするのではなく、直線的に頂上に向かって登るという部分が多く、勾配が急だったことが大きな要因と思われる。思い返せば、登山当日は朝が随分早かったものですから、少々寝不足気味だったとはいえ、頂上に着いた時には爽快感でそんなことは忘れておりました。因みに弥山全山を覆っている原生林は、古代より人間の手がほとんど入っていないとの事で、非常に貴重なものだという事です。ロープウェイもありますが、ほとんど目に付かないように作られていました。登山道も含めて、人間の手を最小限に止めているのです。そして汗だくになった下山後は、風呂に入って汗を洗い落としてリフレッシュ。心地よい疲れで打ち上げ飲み会。気分はゆっくりと旨い酒も飲めました。旨い酒処のある土地柄ですから、日本酒党の私にはもうたまりません。日帰りをした人もおりましたが、私は泊りを選択して帰宅したのは昨日午後のことでした。余談ですが、私は厳島神社へ行くのは初めてのことでした。JR宮島口へ到着した時に、「フェリーの乗船切符を各自で買ってください」と言われた。私は「山に登りに来ているのに、なんで舟に乗るんや?」と。「乗らないと渡れないからね」と言う答え。そして私「宮島って島だったんや、てっきり陸続きかと思ってた!」。嘘のようなホントの話でした。なお、厳島神社の大鳥居は過日大荒れの天気で傷んだらしく、やぐらが組まれていて修理中。残念!