女房殿は行きたがっていたのですが…
我が女房殿は「健康で動けるうちにしか海外旅行なんかに行けない」と言って、どうもヨーロッパにまたまた行きたがっているようなのです。加えて旅行会社からもしょっちゅうと言っていいくらい、つまり週に2度ばかり海外旅行の旅行パンフレットや冊子が郵送されて来る。そして一応それらのディスティネーション・メニューは眺めて見てはいる。驚くのはそれらそれぞれの行き先への表示された料金一覧である。一目でとても高くなっていることに気付くのです。我々夫婦がヨーロッパ旅行に行きだした10年数年前の価格、その倍の金額が平気で表示されている。その表示されている金額は当然一人当たりの単価ですから、二人で行くとなるとその倍は必要という事になる。昨年6月にリスボンとパリに2週間ほど行ったのですが、それは個人旅行だったこともあって旅行会社のツアー旅行よりは安価だったと思う。ただし往復ともビジネスクラスを使ったために、当然高くはついたけれど・・・。いま旅行会社のツアーでビジネスクラスを使って二人で行くとなると、200万円以上は平気で覚悟しておかないと、とてもヨーロッパなんかには行けない。そんな事もさることながら、”欧州ではウクライナや中東のガザ地区で本格的な戦争” がもう結構長い間続いて拡大の一途を歩んでいて、そのどちらも終わる気配が全くない。そんな現状でヨーロッパ旅行など、危なくって行く気がわたしはしない。もちろん仮に旅行に行ったところで滅多なことは起こらないと思うけど、何もそんな悪化した世界情勢の時に行かなくっても良いではないですか? というのがわたしの目下の想いで有るのです。