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頭の中のふわふわしたもの

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2009年02月24日
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カテゴリ:フィクション
穴を通り抜けると、そこは丘の上であった。




・・・・・・!





私は驚き言葉を失った。


目を背けたくなるような悲惨な光景がそこにはあった。




あたり一面火の海だったのだ。




眼下の街が燃えている。




家々からは真っ黒な煙が上がっている。





私は辺りを見渡した。


少年の姿は見つからない。



しかし少し離れた場所に女性がたたずんでいた。




女性は女の子を抱いていた。女性の子供であろうか。


女の子は泣き叫び、この恐怖からの解放を訴えているようだった。





しかし女の子の声は全く聞こえなかった。



全く声を発していないのだ。



彼女には"声"という概念すらないようにも思えた。





母親はうつろな目で、その娘をただじっと見つめているだけであった。






私は彼女達に近づこうと、一歩踏み出した。



彼女達を助けなくては。


そう思ったのだ。





しかし私が歩み寄ろうとした瞬間、その考えは意味を失った。






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最終更新日  2009年02月25日 00時47分02秒
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