SLEEP LESS,LIVE MORE
睡眠時間の1日の平均は8時間だ。1年ではおよそ2920時間の間、睡眠に費やしているということになる。つまりは1年の3分の1は寝ているということだ。 では、睡眠時間を6時間に減らしてみると、一年当たり30日間の間起きている時間が増える。つまり、1ヶ月増えるということだ。簡単に言うと、毎日8時間睡眠のひとは毎日6時間睡眠の人よりも1年間が1ヶ月短い。反対に、6時間睡眠の人は8時間睡眠の人よりも1ヶ月多く1年を過ごす。 参考【SLEEP LESS,LIVE MORE】エヴェレット・マットリン著(竹村健一訳) 三笠書房 なるほど。ではおそらく肉体的限界であろう睡眠サイクル90分×3回として4,5時間睡眠ならばどれほどお得なのかというと、1642,5時間しか眠らないということになるので、8時間睡眠の人よりも53日ほど1年が長い。なんと、1ヶ月と20日以上も長くなるのである。 と、いうことで、私はプロジェクトを打ち立てた!!平均睡眠時間8時間の私は、とりあえず、6時間にする計画だ。【06/6/12 プレジデント特大号】によると、入眠後3時間は深い眠りのノンレム睡眠が多く、3時間以降は浅い眠りのレム睡眠が多いようである。『睡眠は生理学的に見れば3時間で充分といえます。それ以上は惰眠といっても過言ではない』と医療法人社団美喜会の理事長で医学博士の林泰氏はいう。うむ、しかしさすがに3時間まではいきなり無理だろうなw ノンレム睡眠は、大脳の休息・ホルモンの分泌・血液の循環・呼吸や体温を調節するなどの役割を持つ。そして、レム睡眠時に起きるとすっきりと起きられる。長く寝るほど健康というのは間違いで、昔から8時間は寝なくてはいけない、などと言われてきましたが、こうした睡眠神話は、医学的には何の根拠もない。寝不足で調子が悪くなるというのではない。睡眠時間の長短よりも熟睡することのほうが重要なのです。