さっちゃんと９人家族

[教会にて] カテゴリの記事

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  「キリスト教的マインドフルネスへの招き」柳田敏洋師

  さて、去年も開きましたが、兄の柳田敏洋神父が京都に立ち寄る機会に、衣笠教会でマインドフルネス講座を開きます。ご興味のある方は、是非ご参加ください。７月１７日（火）　夜　１９～２１時...７月１８日（水）　午後１１時半～１６時半（ご自分でランチをご用意ください）指　導：柳田敏洋神父 　　（イエズス会　霊性センター「せせらぎ」センター長）場　所：カトリック衣笠教会　聖堂またはホール　京都市北区衣笠御所ノ内町4　(西大路北大路西側角） 　　　　　　　　最寄バス停　金閣寺道参加費500円（寄付）申し込みは​　sacchan_grapetree@yahoo.co.jp

  2018.06.30

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• いってらっしゃい！！

  日曜のミサの時、珍しく｢今日のミサは亡くなった○○さんのためにお捧げ致します」と神父さまがおっしゃった。 　最近主日のごミサに個人のお名前を入れて捧げることは殆ど無くなっていた。 　お名前を聞いても、昔からのここの教会の信者さんの ご親戚の方かな、と思うだけだったのだけど、そういえば、そのご家族の方がどなたも今日はみえていない。...あれ？え、まさかおばちゃま、それともおじちゃま？　というのもお名前が男も女も使えるお名前だったから・・・ ふだん、おじちゃまおばちゃまとしかお呼びしないし、お名前をみることもないし・・・すると、ミサの最後に神父さまがお話をしてくださって、まさしくほんの数時間前におばちゃまが息を引き取られた、とのことだった。80代のご高齢とはいえ、先週もいつも通りごミサにおいでになっていたよ。とショックが広がっていった。昨日の夕刻、そして今日のお昼とおばちゃまとのお別れが行なわれる。主婦をなさっていた高齢の方のお葬儀として異例といってもいいのではないかと思うぐらい、お御堂はいっぱい。どこにも企業の名前も団体の名前もない。お御堂の隅々までおばちゃんが生涯をかけて紡がれたご友人たちとそのご家族でいっぱいになっていた。一人っ子のおばちゃまは早くにご両親を亡くされ、たった一人になられただけでなく、若いときに病気になられて肺の一つは使えなくなってしまった。そんな中でご結婚、そして命がけで4人のお子さんをお産みになり、今は孫、ひ孫まで総勢25人になられたそうです。ご長男さんが語ってくださる（決まり文句がひとつも入らない）言葉一つ一つが、おばちゃまの人生そのものを伝えて下さっていた。ほんとうにすばらしい人生を歩まれた。 「生き切る」を体現されたおばちゃまこれからは大きくなったご家族を天国から見守って下さるのですねありがとうございます。そしておばちゃまも、もちろん　ずっとずっと幸せでいて下さいね。

  2018.01.24

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  みんなありがとう～～、地区集会

  今日は教会で、今年最初の地区集会開きました。 　普通、教会行事の多くをこの地区というグループ活動によってこなしています。 「いつもの」というイメージがあるので、なかなか地区集会にはメンバーさんが集まってくださることが少ないのですが、今日は16名(たぶん普段教会に来て下る方の殆どの方々）が集って下さいました。　正直言うと、このままではなかなか地区活動を続けていくことがむずかしかも・・・と思った私が声を掛けたのですが、こんなに皆さんか関心を持ってくださったということは、「未来は明るい」 　今度の集まりは、是非みんなで「楽しめること」したいなっと思います。何が良いかなぁ？

  2018.01.21

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• 1月のミニ真名＆あったか～～い結婚式

  1月のミニ真名は1月25日（木）11時～1月28日（日）13時～ 場所は自宅、または近くのお店ご参加いただく方に追ってお知らせいたしますね。　ご連絡、お話、楽しみにしています。さて今日は教会で信者さんのお孫さんの結婚式がありました。 朝から雪の積もった寒い日でしたが、たくさんの祝福と喜びでみんなの心はほっかほか　新しい家族の誕生はみんなの幸せお二人は間もなくメジャーデビューを目指すバンドメンバーのアーティストさん式の終わりにサプライズで1曲披露して下さいました。それは新郎さんが新婦さんのふるさと教会(私の通っている教会)でミサに与り、おじいさまのお墓にご報告にいかれた時の気持と感動を歌いこまれたものでした。とってもすてき　心に響く言葉の数々　　すばらしいアーティストさんです。

  2018.01.15

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  キリスト教的マインドフルネス講座20170704

  7月はじめ、京都教区聖書講座に帰って来る兄に、前日にマインドフルネスの講座を開いてもらうことにしました。皆様、どうぞご参加くださいね。7月4日(火)　お昼の部　10～16時半(昼食は食べる瞑想）...　　　　　　夜の部　　19～21時 場所　カトリック衣笠教会　　http://www5b.biglobe.ne.jp/~kinugasa/　　最最寄のバス停　金閣寺道講師　柳田敏洋師 　　　　イエズス会　霊性センター「せせらぎ｣センター長 参加費(献金）　500円 持ち物　筆記用具　昼食お申し込み　こちらまで「さっちゃんとぶどうの木」～7月2日まで

  2017.05.22

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  最後の役員のお仕事

  　本日、教会では新旧合同の評議会が開かれました。　これが私の役員最後の公式のお仕事。一緒に取り組んだほかの役員の方々は、この一年を振り返って、「楽しかった～～～」て言ってくださるのが何よりのご褒美。滞りなくバトンパスして、次の方々が気持ちよく役員のお仕事していただけるように、バックアップいたします。　それにしてもここ京都も久しぶりの一日降雪積雪　　　金閣寺付近は長蛇の列になっていました。　

  2017.01.16

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  Merry Christmas !!

    Merry Christmas    　 ご降誕おめでとうございます　 　　暗闇の中で輝く一筋の光　　　　　　一人ひとりのこころに　　　　　　　　　優しい光がとどきますように

  2016.12.25

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• 兄の叙階25周年記念ミサ

  7月31日は聖イグナチオ･ロヨラのお祝いの日、兄の叙階25周年記念日でした。　偶然幼少期を過ごした衣笠教会でちょうど25年のこの日にごミサをたてることができました。　小さな敏ちゃんを知っている人たちの温かいまなざしの中で、この25年を振り返るお説教ができることも、そしてれを聞かせてもらえるみんなにとっても、新たな明日に向かう希望のひとときとなりました。...感謝！！

  2016.08.03

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• 20140419

  　今朝クァルテットの練習 今度コンサートをさせていただく復活教会のお御堂で練習をさせていただきました。当たり前だけれどもいつもと聞こえ方がずいぶん違うので、戸惑いあり　今、今日の練習の録音を聞いているけれども、やっぱり時差が感じられる。やっぱりまだまだ音楽共有できてないのかなぁ 午後は私の通っている教会に出向いて、明日のイースターのパーティーの準備を同じ地区の皆さんと一緒にしました。80を越えたおば様たちが颯爽とリーダーシップを取りながら、次々と段取り進めて下さる。 本当に格好良い姿。　明日はご飯のスイッチを入れに6時半には教会のキッチンに行ってくださるという。あんなふうにできるようになりたいなぁ～～

  2014.04.19

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  日曜学校卒業

    本日は、教会では洗礼志願者の祈り、と日曜学校の卒業式がありました。 　今年の卒業生はAともう一人の男の子でも男の子はただいまご家族で長期出張中でいらっしゃらないので、A一人だけの卒業式 　ちょっぴり寂しいけれども、その分皆さんからの祝福をいただいたような・・・...　神父様　「中学生になっても、教会に来てくださいね」 　本当に、ここからが大事なんだよね～～　　そういうものの、この日もバレエのレッスンを大遅刻する覚悟で式に臨み、終ったとたんにバス停に走っていきました。なかなか両立は難しいです お祝いは和英対照の新訳聖書　　いつ読めるようになるやら・・・　

  2014.03.23

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• 教会　新年会と祝新成人

  今日は教会では新年会、及び新成人のお祝いでした。くることが出来た3人の新成人のうち、一人のベルちゃんは、昨日もお仕事見本市の応援団としてお手伝いして下さった立命館大学BBSさんのメンバーのひとりなんです。 　初々しく未来を語る成人たちの明日が、明るく開けますように その責任を負うのは私たちの判断、行動にほかありません。 神様の深いく豊かな恵みの中で生きることが出来ますように・・・

  2014.01.26

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• 1月１９日教会

  今日は　教会では受付当番だったので、早めにＶｎを持って出て、ミサの前後に受付のお仕事をしました。　ミサ後の方が風雪が強くなって寒くてびっくり！ そしてお知らせでも皆さんに伝えていただいていた、今度叙階５０周年の金祝を迎えられる溝部司教様に、みんなで霊的花束をおくろうということで、私がその用紙をお御堂から出てこられる方々にお渡ししていたのですが・・・。お顔も見る間もなくつぎつぎと用紙を差し出していたのですが、ふと目を上げてみると、まぁなんと差し出した相手は溝部司教様本人ではないですか・・・周りのみんなも司教様も一斉に　「ぶっ～～～」と噴出し大笑いをしました。これが二つめのびっくり！！そしてＯＢオケの練習に行くために、ちょっとおにぎりを食べようと、教会の中の憩いサロンのドアを開けたら、そこには思いがけない方がおいでになっていて、またまたびっくり！！　ごミサのときにはおられなかったから、余計にびっくりしたわけです。　びっくり続きの教会でした。

  2014.01.19

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• 今年初めての聖書深読

  今日は今年最初の「聖書深読」ヨハネの１章２９～２４節でした。 　　洗礼者聖ヨハネの言葉がつづってあるのですが、読んでいるととても勇気が出てきました。 　いただいた命、未来は見えないけれど、だからこそ、勇気を出して歩こう・・・今年の毎日が楽しみです。

  2014.01.16

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• クリスマス　おめでとう～～

  クリスマス　おめでとうございます。 　ちょっと長女は遅れちゃったけれども、家族みんな揃ってご降誕のごミサに与ることが出来ました。 　ここにはいないMちゃんやWちゃんも、きっと小さな小さなイエス様がそ～～と心の中に生まれたこと、その喜びと安心を感じてくれていることでしょう。クリスマスは大好き　　　みんなが家族のことを思う日だから・・・心を暖めあえるクリスマスが毎日続きますように

  2013.12.24

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• 本日は望洋庵！！

  朝、女子パウロのシスターとご一緒にノートルダム女子大で晴佐久神父様の講演をお聴きしましょう、とお約束していたのです。がCalgaryのWから連絡があり　あれこれとすぐに英文をしたためて連絡を取らなくてはならない事情が発生したので、とうとう講演に間に合わなくなり、お聴きすることが出来ませんでした。それでもシスター方には何とか会いたいと思い、その後行かれると聞いた『望洋庵』の方に講演が終わった頃合いを見計らって行ってみると、シスターは夕方に来られるとのこと。そんなわけで一旦引き返して、また夕方にお邪魔致しました。 『望洋庵』のことは、友人たちからいろいろとおうわさは伺っていましたが、庵が開かれて1年後にやっと初めての訪問という、なかなかやるべきことの上位に入ることが出来なかった気になる場所の一つでした。 今日２回もお訪ねすることが出来て、今までの分を取り戻したような日になりました。 　だいぶ老朽化していた庵をお年を召した神父様方や友人たちが、それぞれに力を発揮してどんどん美しい味わいのある庵にされて、それはそれは見事。 今は若者たちがお部屋いっぱいになるほど集まって来られるようになったとか。 年を重ねるほどに、若者たちへの篤い思いを募らせ、それを実現しておられる溝部司教様 さっちゃんさん、是非息子さん、いやお嬢さんもここに連れてきて下さいね　と宿題、いただいちゃいました。　そうそう、シスターのことをお伝えするの忘れそうになってしまいました。お目にかかったシスターは前K教会にもバザーの度に来てくださっていた方々で、お顔を拝見しているだけで懐かしく、またちょっとしたお言葉の中にキラッとしたものがあって、とても楽しいお話の時間をいただきました。それにしてもシスター方はとってもお茶目で、本当に毎日が楽しくって！！て思っておられるのが伝わってくるようでした。

  2013.10.12

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• 教会で敬老会

  今日は教会の敬老会、いつも敬老の日にバザーを行っているので、少し間をおいての開催です。とても真心のこもった手料理と企画であたたかい～～雰囲気が70代、80代、90代の皆さんの心を温かくしたと思います。神父様いわく「今日ここにお集まりいただけた皆さんは本当にお元気で、何にも心配していませんが、おいでいただけなかった方々へこそ、心を留めて何かしら皆でしていきたいと思います。・・・」本当にそうですね。私も「Amazing Grace」を弾かせていただき、ありがたいひと時を過ごしました。感謝！！

  2013.09.29

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• 聖霊降臨の大祝日

    日曜は聖霊降臨の大祝日いつも通っている教会は「聖霊」という言葉を冠にいただいた教会なので、信者の皆にとっても、とても「我が教会」という思いが募る祝日です。私はパーティーの当番だったので、昨日から下準備のお手伝いをしてきたのですが、今日は午前中にカナダからの大事なメールのやり取りがあって、ミサ前のお手伝いは出来なかった。　このところ毎日遅くなるのは、カナダがこちらの23時ごろから10時ぐらいまでが同時にメール交換できる時間帯だからなんだ。なかでも大抵が夜中の2時前後。私として我慢、の2時半就寝さて、パーティーのメニューは散らし寿司。もちろん手作り。４升のご飯も、朝6時にきてくださったおばあちゃんたちがスイッチを入れてくださって炊き上がる。... 　リーダーを務めてくださったHさんも、お孫さんが結婚されようか、というお年だけど、そんなこと全く関係なくビシッとすべてのことを上手にリードされる。この長年の経験から引き出されたデーター、というものは決して文字化されてはいないのだけれども、格好いいぐらいに最適を見出しておられる。　経験の積み重ねはしなやかな力ほんとうにステキ

  2013.05.20

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• 原稿のチェック

    夜、カトリック京都教区に配る時報に載せるための原稿（Toさんが下書きをしました。）を二人でチェックしました。　ちょっとてこずりました。よくＴｏさんは自分の原稿を私にチェックして、て見せてくれるのですが、その文は大抵読みやすいものです。なぜならそれは専門のものではなく、一般の人向けにのものを書く場合だからです。でも今日の原稿は教会を代表する委員会の総意としての文の下書きで、自分の言葉を伝えるのとは、大きな違いがあるのだと、つくづく思いました。それでもＴｏさんの考え方や目標というものは、文の中ににじみ出てきます。　そんなわけで少しずつ言いたいことを確かめて、わかりやすく、少しスリムな文に変身できたかな、と思います。... 最後にタイトルをどうしよう、と語っていたときにあまり好きでないんだけど「分かち合いの場」はどうか、というＴｏさん。肩もみのし合いっ子でそこにいた三女Ｋ（２３）がいう。「分かち合う場」は？１字違いでもえらい違いしばらく考えたＴｏさんは「よし、それでいこう」ということで採用されたＫはえらく喜んでいた。

  2013.04.06

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• 祝　ご復活

  　　イースター　おめでとうございます。　復活祭はキリスト教信者にとっては最も大切なお祝いの一つ。ひょっとしたらクリスマスよりも大切かもしれない。　キリストがお生まれになった意味がイースターによって分かるのですもの。どんなことがあってもその中から希望が生まれてくるきっと私が最も大切にしている考え方さあ　今年も新しい自分になって出発！！ 

  2013.03.31

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• 1月2回目の聖書深読会

  　今日は聖書深読会ルカ4章21～30節までを呼んで、ノートに書き写し、そのノートを見ながら、いろいろとみ言葉を思い巡らして、心に留まる一言、を見つけます。　今日は「理解」　　人間同士も神様と人間の間にも、双方向の理解がものすごく大切、と思ったのです。　理解とは一方的なものではないのですね。親が子どものこと分かっていると思えていることは、子どもも自分のことを分かってくれている親と感じているはずです。　双方向からの波が合わさったとき、理解（受け入れ）が生まれる。そこには上も下もない。私と神様という方の存在も同じような感じ。神様は私の願いを一方的に受けて、それを実現しなければとされるわけでもなく、私も自分を持たずに言いなりになっているわけでもない。...神様が私に望んでおられることは具体的にいつも分かっているわけではないけれども、それは生きている私にふさわしいことである、と私は思えるし、また私の日常の中に必ずメッセージを盛り込んでくださっているので、分からない、と不安になることもない。　自由にいったりきたりできる意思表明できる環境の中でこそ、理解が深まっていくのではないかな、と思いました。  

  2013.01.30

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• 教会　新年会

  　　教会ではミサのあと、新年会が催された。「京都で一番遅い新年会かも？」なんて司会の方がおっしゃりながらも、新しい年を迎えた、ということをもう一度思い出し、新鮮な気持ちにさせてもらえたことは、とても良かったと思う。毎年この席で新成人のお祝いもするのだけれども、5人の新成人たちはいずれも出席できず、おばあちゃんやお母さんたちが代わりに成人のお祝いの聖書をいただくという、とっても寂しい瞬間もあった。　これが現状を端的に表していることは否めない。おばあちゃんおじいちゃんたちは戦後からずっと教会に通い、中心メンバーとして活躍してきたが、子どもたちの世代はぼちぼち教会に顔を出せても、孫世代は十代になれば、すっかり足が遠のいてしまっている。　私たちが子どもの頃は土曜は午前の学校が終われば、皆教会に集まって土曜学校（教会学校）に参加して、ついでにお知らせの印刷のお手伝いやトイレの掃除をして帰...っていた。日曜ももちろん空いているから、一日中教会で遊んでいたようなものだった。　でも今の子どもたちは全く違う土日を送っている。今日も多くの子どもたちが英検に参加していたし、地域のスポーツクラブに参加している子、うちの子どものように、習い事（バレエ）に行っている子どもも少なくない。何でももっともっとやらなくてはならないので、一番教会という場が最後列になって、足が遠のくのだ。　教会に集まれないことは教会自体のパワーを弱らしていることは明らかだけれども、そういう世に生きているときこそ、子どもたちにしっかりと神様の心を伝えたいと思う。　今日もバスの中でA(10) と話した。「誰でも、自分の意見が良い、正しいと思っているし、皆にそう認められたいと願うものだけれども、いつも自分の考えだけにこだわらず、人の意見や思いに耳を傾けようね。　そうして、今本当に必要なものは何か、皆で見つけていくのよ」  

  2013.01.27

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• 聖書　初深読会

   　　今日はシスターと二人、聖書の初深読をいたしました。　ルカ三章１５～１６，２１～２２　求め待ち望む心があって初めて神様の呼びかけに気付くことができる。水に浸るバプティスマから聖霊に浸るバプティスマへ　求め待ち望む心がいざなってくれる。イエス様がいただけかれた天からの言葉「あなたは私の愛する子　　あなたは私の心に適った者」　私たちも皆いただいている　「あなたは私の愛する子」　どうか、私たちを導いてください。　　神様の心に適った者となることができますように・・・どうか、私たちに伝えてください。　　私たちの物差しから離れる方法を・・・

  2013.01.09

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• 11月聖書深読会 No.2

    聖書の箇所はマルコ13章24～32節までです。聖書の本文はこちらにて　キリストがこの世の終わり(終末)について語る場面です。私はこのみ言葉、以前に読んだことがあったかしら？と思うぐらい記憶の中のどこにもなくて、とても不思議な気がしました。(三年に1度聖書の同じ箇所が必ず朗読箇所として取り上げられているはずなんだけど・・・）　沈黙のうちに繰り返し読み重ねていくと、こんな疑問が頭の中に浮き上がってきました。人間にとって神様という方が必要、というのは良く分かる。でも、神様にとって人間とはどういう存在なんだろう。　ご自身に似せて作ったという人間だけれども、弱くてすぐに自分勝手なことをしてしまう。人間は神様にとって必要な存在なんだろうか・・・？と思ってしまったのだ。　しかし、もしその弱くてだめな人間たちが、物事を良く分かり、自分勝手になりがちな自分に気がついて、誰かのためになる、そんな行動をとることができたとしたら・・・　それをご覧になった神様はさぞかし嬉しいくて、嬉しくて、人間たちのことを誇らしく思ってくださることだろう。　忍耐強く見守り、善きことは何か、を示し、時にはがっかりしながらも・・・、それでも希望を失わず、必ずきっと｢あなたは分かるようになる｣と待っていてくださる。神様にとって私たち人間は｢生きがい」？？　そうね、やっぱり神様はお父さんなんだ・・・・てことになりました。面白い深読でした。 

  2012.11.14

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• 鹿ヶ谷修道院でのごミサ

     今朝　ノートルダムの鹿ヶ谷修道院のお御堂にはじめて入って、ごミサに与りました。　オルガンを弾かれる方がいらっしゃらないということで、メロディーだけでもよければとVnを持っていきました。　どういうごミサがあるのか、何にも知らないままに行ったのですが、ノートルダム女学院卒業生や保護者の皆さんの集まりでクリスチャンファミリーの会というのがあるそうで、その会が主催してのミサだったのです。　最後に女学院を代表して校長先生がお話をしてくださったのですが、女学院はこの10月に60周年を迎えられたこと、そしてこの日、女学院を運営しているノートルダム教育修道会の代表メンバーたち35カ国80人を超えるシスターたちがバチカンに集まり、会議をされているとのこと、を伝えてくださいました。　そんな特別な日にこのお御堂に来ることができミサに与り、Vnを弾き、神父様とお話をさせていただいたなんて、本当にありがたいという以外に言葉がありませんでした。そしてとても驚いたことに、小学校からの友人にばったり会うことができたのです。慈子絆の会の友人、Sさんがおっしゃるのです。「ここはシスターになりたかった慈子さんと神父になりたかったご主人のTさんが初めて出会われたところよね」あっ、本当だ！二人はここで「招命（神様からの招きが修道者になることか結婚することか）を考える練成会」に参加されたことがきっかけで、結婚されたのでした。　う～～ん　スペシャルなはずです。　「今日はきっと慈子さんもご一緒にお祈りくださっていたよね」の言葉に、私はうんうんと深く頷いたのでした。

  2012.10.24

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• 教会の敬老会

   　いつも教会ではこの時期に敬老会を催します。なぜなら、9月の敬老の日は教会バザーの日、と昔から定番になっていて、おいでいただくご近所の方々もそう思ってくださっているので、敬老のお祝いは一ヶ月遅れで行うのです。　今日も60人近くの方々が来てくださいました。長らく教会においでになれなかった方もお顔を出してくださるので、皆とても嬉しい。　神父様いわく『生まれることができた』、というそこから始った恵みは、年を重ねれば重ねるほど大きくなり、自分としてはできないことが増えたとしても、違がった形で神様の恵みを周りの方々に伝えることができる、すばらしい仕事が与えられます。お腹にいる赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまですべて年齢、世代の人々が集まることができるところが教会です。皆がいることで完成される、と言っても良いぐらい。皆でこの意義を心に刻み、深く与えられている恵みを味わいましょう。 敬老会に参加してくださった方々の中に福島から避難してこられた方がおられます。『すべてを失ったからこそ、本当に大切なものが見えてきました。・・・」とお話してくださいました。ほんの5分ほどの短いお話でしたが、本当に体験した人だけが語れる言葉だと思いました。『今は全く知らない土地に来たけれども、誰彼となく『お元気？』と声をかけるのが何よりの喜び』と輝く笑顔でおっしゃいました。とても力強い姿！！ 

  2012.10.14

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• 久々の聖書深読会

   　4ヶ月ぶりの聖書深読会、本日の箇所は今度の日曜日の朗読箇所、マタイの10章2～16節です。『神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」（9節）とか『子どものように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」（１５）などが出てきます。こういう箇所を読むとおのずと『結婚とは?』とか「神の国とは」、『子どもとは？」と、考えずにはおれないのです・・・。婚姻届を役所に出したとき、教会で婚姻の秘蹟を受けたとき、確かにそれは結婚だ、と形の上ではなるけれども、今日の聖書を読んでいると、神様が結ばれる結婚にはまだまだ遠いような気がしました。たとえば今日一緒に深読をしたシスターは、ご自分から修道会に入会したいと思って入られたけれども、入会してからこそが大きな苦労で、神様への本当の信頼や委ねにいたるには、長い長い時間を旅している、とおっしゃっていました。たぶん、結婚も同じ。共に暮らしつつ想定外のいろんなことに出会いながら、互いに本当の信頼と委ね、を持てるようになったとき、それこそが神様が結び合わせてくださった二人になれたのだ、と思ったのでした。　

  2012.10.03

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  福島からこられた・・・２

    　　小学生のお孫さんがいらっしゃる、そんなご夫妻なんだけれども、特にやっぱり女性同士ということでか、多くは奥様とお話しをしていました。きっとお話をする時間さえあれば、何時間でもお話してくださるでしょう。だけど思いはあっても語りたくても、語れないものもたくさん持っておられると思いました。それまでの私はなんと平々凡々とし、なんとたくさんのものを持ち、なんと平和だったんだろうと思えるぐらいに、生きる、とか生活する、というイメージが変わった。日ごとにいろんな思いに出会い、いろんな感情が出入りする中でも、その積み重ねはちゃんと一つの方向を見出すことへ導いていた、ということが今になって分かってくる。そこが人間のすごいところだと思う。京都での毎日はとても楽しい、と言われる。物を持たず「シンプル」を中心にすえ、新しい朝に感謝して私は心から良かった、良かった、と思う。

  2012.09.25

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• 福島からこられた・・・

   　　昨日教会で始めてお目にかかったご夫妻がいらっしゃる。私たちがカナダに行くころに教会にこれらたようで、ちょうど入れ違いで昨日までお目にかかることができなかったみたい。ごミサ（礼拝）の後1時間あまりお話を聴いて思った。　何かが起こったとき、自分の心に何を思い浮かべたか、何を感じたか、が自分の一日に対して非常に大きな影響を与えるということ。すごく当たり前に響くかもしれないけれど、これは私が思っている以上に大きかった。

  2012.09.24

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• 教会バザー

   　今朝になってMの熱はひき、体もずいぶん楽になったという。良かった、熱が出たままだったら、病院に行かなくちゃならないところだった。孫のMi君はすっかりA（10）やW（14）に懐き、それどSころかS（20）にいたっては彼がいないと大泣きして探し回るというほどSのことが大好き。SがなんとなくMiのお父さんのK君に似ていると感じているのかしら・・・？それともSがめがねをかけているから？？？何にせよ、Mi君に追い掛け回したいぐらい好きな人がこの京都にいてくれてよかった。 さてさて、今日は年に1回の教会バザーの日。わたしはMのことなどで昨日も全然お手伝いできなかったけれど、朝一番7時から長男AとSはお手伝いに行ってくれToさんは9時から、私は10時半ごろから1時半ごろまでお手伝いしました。バザーの素敵なところは常日頃は教会に来れない方々もいの一番に顔を出してくださるということ。去年「マザーテレサの写真展」でお世話になった女子パウロ会のシスターNも来てくださった。とてもニコニコ楽しく押しと語をされているのが良く分かる。焼きそばで大活躍のSさんもいつもどおり来てくださって、大粒の汗を流しなら皆においしい焼きそばを食べさせてくださった。久しぶりのSちゃんはご主人と一緒に来てくださって、笑顔で皆にごあいさつされていた。あちらこちらでお話の花が咲き誇り、「ありがとう」の風船が空に上り、嬉しい笑顔が広がった。ご苦労さま～～ 

  2012.09.17

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• 聖テレジアを知ろう

   　　Aおばあちゃんを支えていたリジューのテレジアのことを知りたくて、インターネットで本を注文しました。実は家にも買っていた本があるはずなんだけれども、こういうときに限ってその本はどこかに隠れてちっとも私が探すところに姿を見せてくれない。なので一番早く手に入るかな、と思って本を注文し、今日それが届きました。一つは「テレーズ」その生涯における苦しみと祈り　　フランシス・ホーガン著　山口カルメル会訳　出版　女子パウロ会もうひとつは「テレーズ」空の手で　C・D・メーステル著　福岡カルメル会訳　出版聖母文庫　『からの手で』は深読を一緒にしているシスターFが良く引用してくださっていたし、確かおばあちゃんの家にもあったと思ったので読むことにしたのです。『生涯における苦しみと祈り』は特に大きな理由はないけれども、少なくともこのテレジアが「苦しみ」をどんなふうに語るのか、知りたいと思いました。届いた本を少し読んで、あちゃ～～と思ってしまった。私は本を読むことは嫌いではない、むしろ本当は好きだと思う。私が本を読みだすとしっかりその世界に入ってしまうので、子どもの話も耳には届かなくなる。できることなら家事はしたくない、そうなってしまうので、逆にできるだけ読まないようにしているわけです。ところで、あまり本を読まない人だからこそかもしれないけれど、そこに書かれている文体というのか、言い回しというのか、そういうものに受け入れやすいものとそうでないものとがはっきりあって、それによって読み易さが全然違う。今回の本は後者だった。　訳本はたいてい読みにくい。やっぱりそうだったか～～残念、とは思うけれども、ここは自分の好みを押さえて、ゆっくり読むことにしました。　4歳で身に受けた母の死、その後精神的に非常に過敏に反応するようになったテレジアはすっかり同年代の女の子たちとは違っていました。 

  2012.06.10

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  おばあちゃん、ばいばい（５）

   　昨日、おばあちゃんの洗礼名、リジューのせいテレジアの話を書いたら、友人がそのテレジアの育ったおうちを訪ねられた時のブログを紹介してください。　ぜひ訪ねてみてください。写真もたくさん載っています。　MISAさんより「リジューのテレジアの生家を訪れましたが、育った家の中がそのまま保存されているのに感動しました。その家を見た時のブログはこちらです。　   雲の上から見る雲が大好きなMISAのブログ  「フランス巡礼」リジューの聖テレジア」　

  2012.06.09

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• 堅信の秘跡（２）

  今日の堅信式は京都南部合同なので、５８人の方が堅信の秘跡を受けられました。とてもたくさんの方々で、河原町教会もいっぱいです。 　司教様はじめ４人の神父さまもみんな赤に金色の刺繍のある祭服で、とても晴れやかです。この赤は聖書の中で、聖霊が舌の形をして燃えていた、というような表現があったからなのでしょうか？それも分かっていない～～でも濃い過ぎず明るすぎず、上品な赤いバラのような色でした。大塚司教様（阿南慈子さんご夫妻とは学生時代からのお友だち）「父と子と聖霊、この聖霊とは御父と子イエスとの絆となる愛のことです。」わぁ、いきなり『三位一体だよ、W』と心で思い横を向いたら、Wはもう半分こくり、コクリ・・・「堅信を受ける皆さんも、そして私たちも、みんなこの父と子の愛に与って励まされ、父が喜ばれることが私たちの喜びとなるのです。・・・」願わくは眠りの中であっても、肝心要の司教様の言葉がWの心に届いていますように・・・こうしてWは堅信の秘跡を与りました。目に見えるものは何一つないけれども、彼女が生きていくこれからの毎日の中できっと、神様とともに、聖霊とともに歩ませてもらっている自分に気がつくときがくるでしょう。それが一番大切なことその感受性を育てていくことが私の役目です。　感謝！！

  2012.05.28

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• 堅信の秘跡

   　　今日は教会の暦では聖霊降臨のお祝いの日です。キリストにならいて、福音（良い知らせ）を伝えましょう、と弟子たちが派遣されるとき、聖霊の力が働いて、さまざまな国の言葉が話せるようになったり、癒す力をもらった、ということから、新たに秘跡をいただくお祝いの日になっています。　今年は４女のWが堅信の秘跡をいただきました。特にうちのように赤ちゃんの時に洗礼を受けているものにとってはとても大事な秘跡で、神父さんとの勉強会を含めて、自分がクリスチャンであることをしっかりと自覚していくに必要なステップです。とは言え、まだまだ信仰というものが１４歳になったばかりの子どもに分かるわけがない。そういう私だって何が分かっているの？分かっていないのか？それも分かっていないというようなものですから・・・。それでも、そうであっても、自分の毎日の中に、周りにいる人や自分だけではなく、そこに神様がいてくださる、ということはかけがえのないこと、と私は思うので、Wが否定しない限り、堅信の秘跡を受けることをお勧めしました。今日、河原町教会に行く道すがら、訊いてみました。「神父さんとの勉強会で、一番印象に残っているのは何？」W「三位一体かな？　『父と子と聖霊は一つのもの』ていう～～」「へ～、三位一体は『一番難しい教義』て言われているんだよ。」なかなか、目の付けどころがするどいんじゃない？と思いながら教会の門をくぐりました。つづく

  2012.05.27

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• Mくん　初めての教会

   　生後1カ月を12月23日に迎えたMくんが、初めて病院以外の場所に足を運びました。ご降誕祭でにぎわう教会です。　多くの方は次女のMのことを心配してくださり、また1カ月早く生まれたM君のことも気にかけてくださっていたので、元気良くクリスマスミサにあずかるMママとその赤ちゃんの姿を目にして、とても喜んでくださり、そしてほっとしてくださいました。　久しぶりに教会に来られた方は、あれ？あれ？どうなっているの？ということで、まずはびっくり！！いきさつをお話ししては会話が盛り上がり、一層にぎやかなクリスマスパーティ。M君は和製のイエスさま代理、Mママはマリア様、ヨゼフさんのK君は不在だけれど、代わりにToさん？いや、やっぱりToさんはじーじヨゼフさん。　ということは私はばーばマリアさんだ～～～　じーじやばーばになることは自分は何の努力もすることなくやってくるけれども、それって格が上がったのかなぁ、下がったのかな～～　いやいや肩書きが一つ増えたと考えましょう。　つまり一人の赤ちゃんはかなり多くの人に自動的に肩書きを配ってくださいます。　爺＆婆　曾おばあちゃんおじいちゃん、叔母ちゃん叔父ちゃん、姪＆甥・・・　すごいなぁ～～などなど、たくさんお話をして、ポットラックパーティで持ち込まれたご飯をいっぱいいただいて、楽しい時間を過ごしました。　その間Mくんはずっと寝ていましたけど・・・・・・・ 

  2011.12.25

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• 11月6日のみことば深読会

   　久しぶりの聖書深読会のような気がしました。11月6日のみことばはマタイ25章１～１３節です。本文はこちらからお読みください。　シスターとかなりたくさんの話をしました。その中で私が印象的に思ったことの一つは、この聖書の中に、｢愚かなおとめ｣｢賢いおとめ」と明確な区別があるということです。ある意味私には衝撃です。何しろ神様は私たちを等しくお造りになり等しく愛してくださっていると私は思っているのに、等しいどころがズバズバと振り分け、最後には｢私はお前たちを知らない｣とまで言い切られるのですから・・・。これは何なんだろう、と考えました。そして小一時間経ったとき、等しく生まれ等しく愛されていても、私たちには自由という素晴らしいものも与えてもらっている。どちらに向かって歩くのか、何を基準に決めるのか、何もかもが私たち自身に任されている。だからこそ、｢愚か｣もあり得るし｢賢い」もあるんだ。２５章１～１３を通して｢私のやるべきことは何なのか、私の向かうものは何なのか｣それを本当に自覚していなければならないということだなっと思いました。それは｢最後に『お前のことは知らない』」と言われることがかなしくさびしく恐ろしいからではなく、自分が生まれ生きている、その恵みを思うなら、神様の想いとともに歩むことほど自分を生かす毎日はない、と思うのです。シスターいわく｢神様の想いは聖霊となって私たちのところに届くのよ」その思いに気づくことができる私たちでありますように・・・  

  2011.11.02

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• １０月の聖書深読（４）

   　そしてシスターは面白い言葉を教えてくださいました。　「苦言は薬なり」　お習字をするとき、何度もこの言葉を書くんだって！！　そしてもう一つ　「静座は金なり」　心静かに背筋を正して座ることは、日常の中においてとても大切なことである。　もう今の私なんて、座っている時間があったとしても、誰かとお話をしていたり、作業をしていたり、食事をしながら転寝をしていたりで・・・とても心静かに凛とした姿勢で沈黙の時間を持つなんてことからは、かけ離れています。　「静座は金なり」心して持つように心がけようと思います。　

  2011.10.08

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• 10月の聖書深読（３）

   　この日、シスターはとっても面白いことを言われいました。　礼服を着ていない男の人が一人いる。つまりほかの人々は皆礼服を着ていたのですね。この礼服を着るとは一体どういうことなのか、とずいぶん前から考えていたそうなんです。そしてこの日、ふと心に浮かんできたことがあった。それは礼服は自分できるのではなく、神様に着せていただくのだ。神様にかなう行いをしていたら、きっと神様はそれにふさわしいものを着せて下さるだろう。見せかけの礼服ではなく、必要とされているのは心に神様への礼があるかどうかだというものでした。私はこの日のみことばを何度も読みながら思いました。私は神様のみ心に適ったことができるとは、とても思えないけれど、神様のことが大好きなのは本当のこと。これはたぶんかなり小さなときからのことで、病院訪問などでおばあちゃんたちのお相手をして差し上げることができた時など、とても嬉しくてお空に向かって（神様に）にこにこしていたものでした。神様のために何かをする、というのでもないけれども、良心に適うことができるということは何よりの喜びにつながっています。 

  2011.10.07

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• 10月の聖書深読（２）

  　　昨日は聖書深読の個所だけしか書くことができず申し訳ありませんでした。このところ、毎日バスの一日乗車券を買ってあっちこっちに出かけることが多く、ゆっくり時間をとることができません。コメントも日記もぼちぼちなのでよろしくお願いいたします。 　さて　深読の方ですが、この王さまはずいぶん激しいというかバッサリとご自分の思いを行動に移されるので、天国がこんなふうだ、と言われると、え？、ほんま～～と思ってしまいます。聖書ってそういうところがありますね。今の現代だったらちょっとそぐわないなぁという表現なんかが使われていますが、当時ではそのように言う方がそこにいる皆さんには言いたいことが伝わりやすかったのかなぁと思います。　私がこの日、一番に注目した言葉は11「王が客を見ようと入って来ると、婚礼の礼服を着ていない者が一人いた。 12王は、『友よ、どうして礼服を着ないでここに入って来たのか』と言った。この者が黙っていると、13王は側近の者たちに言った。『この男の手足を縛って、外の暗闇にほうり出せ。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。』　同じ人物に対して最初は「友よ」と呼び掛けているのにすぐに「この男」という呼び名になってしまうところ。どうして親しみを込め愛情を感じる「友よ」という言葉から「この男」になったんだろう。それはこの男が王の問いかけに対して黙っていたからではないかしら・・・。応えたくても口に出せない、そういう言い難い理由がそこにあったのか。それとも王の問いかけを無視しているのか。いずれにしても彼は「黙る」という行為で、次の道を選んでしまったのだと思います。王から再び「友よ」と呼ばれる機会をもつこともできただろうに、「この男を外に放りだせ」と言われてしまう道を選んでしまいました。何を選び取るのか　その物差しが大事です！！  

  2011.10.06

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• 10月の聖書深読

   　　今日は深読の日。こちらも先月の深読が台風のために中止になったので久しぶりです。　マタイ22章1～14節　　   〔そのとき、イエスは祭司長や民の長老たちに言われた。〕1イエスは、また、たとえを用いて語られた。 2「天の国は、ある王が王子のために婚宴を催したのに似ている。 3王は家来たちを送り、婚宴に招いておいた人々を呼ばせたが、来ようとしなかった。 4そこでまた、次のように言って、別の家来たちを使いに出した。『招いておいた人々にこう言いなさい。「食事の用意が整いました。牛や肥えた家畜を屠って、すっかり用意ができています。さあ、婚宴においでください。」』 5しかし、人々はそれを無視し、一人は畑に、一人は商売に出かけ、 6また、他の人々は王の家来たちを捕まえて乱暴し、殺してしまった。 7そこで、王は怒り、軍隊を送って、この人殺しどもを滅ぼし、その町を焼き払った。8そして、家来たちに言った。『婚宴の用意はできているが、招いておいた人々は、ふさわしくなかった。 9だから、町の大通りに出て、見かけた者はだれでも婚宴に連れて来なさい。』10そこで、家来たちは通りに出て行き、見かけた人は善人も悪人も皆集めて来たので、婚宴は客でいっぱいになった。 《11「王が客を見ようと入って来ると、婚礼の礼服を着ていない者が一人いた。 12王は、『友よ、どうして礼服を着ないでここに入って来たのか』と言った。この者が黙っていると、13王は側近の者たちに言った。『この男の手足を縛って、外の暗闇にほうり出せ。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。』14招かれる人は多いが、選ばれる人は少ない。」 》

  2011.10.05

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• 永遠の命

  　　　先日より、コメントをいただきながらお返事ができていませんこと、どうかお許しくださいませ。持てる短い時間を本文記述に使わせていただいています。悪しからず<m(__)m> 　　今夜、友人のご主人のお通夜がありました。友人といってもだいぶ先輩なので、悲壮感漂うというようなものではありませんでした。確かに急に亡くなったということは、家族にとっては唐突なことではあったのですが、でもいずれやってくるもの、とそれなりの覚悟を持って過ごされてきて、心穏やかにこの出来事を受け止めておられるご様子でした。神父さまはお説教の中でこんな風なことをおっしゃいました。「生きている私たちにとって、等しく必ずやってくるものが『死』というものです。どんなに科学や医学が進歩しても、そのことが変わることはないでしょう。そしてその死に向かうとき、この世で得た地位や名誉やお金や財産、そういうものは持っていけるものではありません。けれども、『死しても変わらぬもの』があります。それが『絆』です。亡くなった○○さんがご主人であること、お父さんであること、おじいちゃんであることはずっと変わることはありません。○○さんがこの世において友人や知人の方々と結ばれた絆は亡くなられた後もはっきりとつづいていきます。そのことを『永遠の命』と聖書では表現しているのだ、と僕は思っています。」　『絆』　これは私のテーマでもあります。『絆』よりも、仕事を選んでいないか？『絆』よりも、お金を選んでいないか？『絆』よりも、点数を選んでいないか？　この間から幼稚園真名の会、ミニ真名の会、そこでのお母さんたちの不安の背景には『絆』を軽んじる社会の風潮（絆を尊重させてくれない圧力）があるなぁ、と今日はっきりと思ったのでした。  

  2011.06.21

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• 5月22日のみことば

   　聖書深読会でした。ヨハネ１４章1～12節〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕1　「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。2わたしの父の家には住む所がたくさんある。もしなければ、あなたがたのために場所を用意しに行くと言ったであろうか。 3　行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたをわたしのもとに迎える。こうして、わたしのいる所に、あなたがたもいることになる。 　　一度目に読んだとき、この３節の文と特に「あなた方を私のもとに迎える」という言葉が心に響いてきました。　イエスは自ら行って私たちのために場所を用意し、私たちのために戻ってきてそして迎えてくださるという。私が　どうか、お願いします。と言わなくても、もうすでに私を迎える用意はできている、というのです。「私を迎えるための用意（準備）」、一体それは何なんだろう。ありのままの私で居られる場所ありのままの自分を私が認めることができる場所私にとってそれが一番居心地のいい場所のように思います。　　

  2011.05.18

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• 新しい神父さま

   　　4月24日に復活祭が終わり、教会で働く神父さまたちの1年が終わりました。復活祭が終わったら少し休暇をとったり、あるいは新しいところに赴任したりするのです。教会で働く、という表現に？をお持ちの読者もいらっしゃるでしょう。神父というものは資格の一つと言っても良いかもしれません。神父でありながらいろんな仕事をしているいらっしゃいます。学校や大学の先生はとても多いし、福祉的お仕事をなさっている方もいらっしゃいます。必要とあらば、神父ではあるけれども社会的資格も持ちそこで働くことも使命の一つなのです。教会の神父さまたちは、基本的には信者さんのお世話や教会を中心としたところで宣教司牧にあたられるのです。そんなわけで、我が教会にも4年ぶりに新しい神父さまが来られました。ごミサの時から全く雰囲気が違います。本当に不思議です。ごミサは決められた式の流れというものがあるので、形は同じ。でも同じごミサに与っているのに、まるで違うものに感じられます。時間の流れさえもです。これが人間の違いなのですね。これが神さまが造られた人間一人ひとりなんだなぁ～～、てすっかり感心しました。 

  2011.05.01

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• イースター

   　今夜はイースター（復活祭）のごミサがありました。金曜のイエスの受難から土曜、日曜と3日目になったその瞬間に復活祭のお祝いをするために、昔は本当に日曜午前0時からミサを行っていました。けれどもこの頃は夜中ではなく土曜の夜に復活徹夜祭のミサを行います。　光の祭儀　みんなローソクを持ち、野外で大きなローソクに十字の赤い印（十字架上でのイエスの傷を表しているのでしょう）を入れるところから始まります。そのローソクに灯された火を各々持っている小さなローソクにいただいて行列を作り、歌いながらお御堂に入っていきます。　十字架刑で亡くなったはずのイエスが復活する。その出来事そのものが暗く閉ざされた世界に光をもたらす、そのイメージから来た祭儀なのでしょうね。ローソクの火はオレンジ色でゆらめき、暖かで生きているような、そんな独特の雰囲気を作り出します。今ではこんな時ぐらいしかローソクの火に出会えることはなくなってきました。だからローソクの火を灯すたびにWもAもまじまじとその火を見つめていました。　言葉の祭儀イエスの死と復活の意味を伝えるために旧約聖書の中から7つの物語を取り出して朗読することになっていますが、これもあまりに長くなるので、3つの朗読になっています。間に挟まる詩篇は歌います。最初の部分はソロなのですが、その声は透明感があって音に揺れがなく、心の中に注ぎ込まれるように響いてきます。　洗礼洗礼志願の方がおられる場合はここで受洗の式をしますが、今日はありませんでした。実は洗礼を受けられる方はいらっしゃるのですが、お年を召した方なので明日の日曜のイースターのミサの前にすることになったのです。　ミサここからやっと普通のごミサになります。クリスマス、これはだれでも知っている言葉だけれど、イースターはそんなに有名じゃない。けれどもイースターはきっとキリスト教を信じる人々にとってはクリスマスよりも大切なお祝いの日。　できそこないのような自分にも生きるチャンスがあるよ、というきっかけ　どんなに苦しんでいても、それがいつか喜びになる、と信じさせてくれる　まっさらな私になれる毎年、精神的に新しい自分をスタートさせられるチャンスをもらうって、本当にありがたいことです。　

  2011.04.23

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• レクティオ・ディビナ（聖なる読書）

   　　ミサの後、初めて「レクティオ・ディヴィナ（聖なる読書）」を体験しました。　これはミサ中に取り上げるみ言葉の朗読を２度してもらい、心に留った言葉やフレーズを一つ二つ取り出し分かち合います。そしてもう一度朗読を味わい、それについて考えを深め、またそれを語り合って分かち合います。四度目の朗読を挟んで今日、自分の心に留めたい目標になることを見つけ、分かち合い、最後に共同祈願と言って、それぞれが共に祈りたい言葉を語って、一緒に祈ります。　今日のみ言葉は「ヨハネ９章1～41節」でした。ちょっと長いので、「レクティオ」をしにくい個所ですが…、と神父さんはおっしゃりながら朗読をして下さいました。その中で私の心にとどまったものは「いろいろな意見に分かれた」と「信じたいです」という二つの言葉でした。　最近、互いに意見を交換することが多くなりました。するとつい正しいものは何か、とか多数の意見に合わそうとか、自分だけういてはいないだろうか、などという考えが見え隠れしているのが分ります。けれどもよく考えてみれば、意見の違いを受けとめるということは、単にその違いを知る、とか違いの存在を認める、ということではないのですね。　意見とはそれぞれが今までに出会ってきた経験や思いや考えから生まれたものです。意見そのものよりも、その背景になっているものに思いを馳せ、それを知ろう、それを理解しよう、と試み少しでもそれを受け取ることができれば、もはや表面上の意見の違い等は全く気にならないものになっている、そんなふうに感じている私です。様々な意見こそ、個人を知る糸口となるもので、とてもありがたい。だから人が言葉を伝えてくれなくなったとき、私は困ったなぁと思います。でもそこにも今は言いたくない、自分を表したくない、そっとしておきたいわたし、という思いが込められている。その思いに応えることこそ、私の仕事。今日のレクティオ・ディヴィナ体験は面白いでした。  

  2011.03.27

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• コミュニケーション（４）

   　　日曜、ミサの後、２６聖人の「パウロ三木最後の説教」の朗読劇の練習に向かう前、教会での集まりで「Lectio Divina レクティオ・デヴィナ」がありました。日本語で言う「聖なる読書」です。　手短かにいうと、聖書の朗読を聴く。　そして心に留った言葉を分かち合う。もう一度、もう一度、と４回朗読と気づきの分かち合いをして、今日の神さまから受け取った「招き」や「呼びかけ」を共有していく、という聖書の読み方です。私は練習があったので、最初の説明のところだけを聴いて失礼したのですが、その時「分かち合い」のために最も必要とする語ること、聴くことについての話がありました。「Respectful Communication Guidelines 互いを尊重するコミュニケーションのガイドライン」です。R　あなた自身が話すこと、またあなた自身が感じていることについて、他者を非難することなく（自分で）責任をとること。E　共感をもって相手の話を聴くこと。S　コミュニケーションのスタイルが（一人ひとり）違うことに敏感であることP　話す前、あなた自身が聴いたこと、感じたことについて、まず考えること。E　あなた自身の仮定（先入観）と直感とを吟味することC　（分かち合いでの）秘密を厳守することT　曖昧さ《不明確さ）に寛容であること、なぜなら、私たちはだれが正しく、だれが間違っているかを議論するためにここにいるのではありません。 というRespect を示されました。語ること、聴くこと、それぞれになんと注意深くあるべきなのでしょうかそれぞれになんと愛情が込められていることでしょうかこれが本来のコミュニケーションのあり方だ、と思いました。 

  2011.01.24

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• 12月19日のみ言葉の深読

  　今度の日曜日(待降節第4主日)のみ言葉はマタイ１章8～24節です。 18　イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。19　夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。20　このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。21　マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」22　このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。23　「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。　　　その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。24　ヨセフは眠りから覚めると、主の天使が命じたとおり、妻を迎え入れ〔た〕。　まずシスターとご一緒に声に出して輪読したとき、心に留った言葉は「聖霊によって宿る」２３の「この名は『神は我々とともにおられる』という意味でした。そして書祷と言って、ノートに書き写す作業をしていたらさらに１９『正しい人」『ひそかに縁をきろう」２０『夢』21「この子は自分の民を罪から救う」がクローズアップされてきました。全体としてはヨゼフの視点に立って描かれているこのマタイのご降誕の序章はとてもユニークな気がしました。新約聖書の中でもヨゼフの記述はものすごく少なくて、家族を描くときも大体マリアとイエスという母子が登場します。そんな中でのヨゼフのこの姿は、ゆっくり味わっていく価値があると思います。それにしても『イエス=インマニエル』が『神は我々とともにおられる』という意味の名前だということ、これが神さまからの一番のメッセージだと思いました。

  2010.12.18

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• 12月19日み言葉の深読

   　今度の日曜日(待降節第4主日)のみ言葉はマタイ１章8～24節です。 18　イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。19　夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。20　このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。21　マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」22　このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。23　「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。　　　その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。24　ヨセフは眠りから覚めると、主の天使が命じたとおり、妻を迎え入れ〔た〕。　まずシスターとご一緒に声に出して輪読したとき、心に留った言葉は「聖霊によって宿る」２３の「この名は『神は我々とともにおられる』という意味でした。そして書祷と言って、ノートに書き写す作業をしていたらさらに１９『正しい人」『ひそかに縁をきろう」２０『夢』21「この子は自分の民を罪から救う」がクローズアップされてきました。全体としてはヨゼフの視点に立って描かれているこのマタイのご降誕の序章はとてもユニークな気がしました。新約聖書の中でもヨゼフの記述はものすごく少なくて、家族を描くときも大体マリアとイエスという母子が登場します。そんな中でのヨゼフのこの姿は、ゆっくり味わっていく価値があると思います。それにしても『イエス=インマニエル』が『神は我々とともにおられる』という意味の名前だということ、これが神さまからの一番のメッセージだと思いました。 つづく 

  2010.12.15

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• ミサの中で・・・

   　　教会のごミサ（礼拝）しばらく外から体験して下さった友人Tさんは、車の中でこうおっしゃいました。「今日、思いがけずミサというものにほんの少し触れることができてとても嬉しいでした。一番私の心を惹きつけたことは、神父さまが『みんなのために祈りましょう』ておっしゃったことなんです。」私は心の中で「？」と思いました。私にとったらそれはあまりにも普通の昔から聞き慣れた言い回しで、当たり前のことだったからです。彼女は言葉を続けます。「私のために、私の家族のために、私の友人たちのために…と祈ることはだれもがその気になればできることだと思う。けれども、だれ、ということのないみんなのために祈ろう、と言えたり、実際に祈っている、ということはすごいこと。そういう祈りをしている人たちが、この地域にいてくれているんだ、と思うだけですごく豊かな気持ちになれます。祈ってくれてありがとう、と言いたくなります」えぇ　そうなの？と私は目をぱちくりとしました。「メサイア」の練習後に送ってくださったKさんにそのことを言ったら、彼女も「私も、そう思う」というのです。へ～～とまたびっくりしました。小さな時から、「祈り」とはみんなのためにするものだとばかり思っていたからです。だから却って「自分のために、我が家族のために…」祈ったりすることは、すごくわがままなことなのではないか、自分だけのことを、自分の良いように祈るなんて…、そんなこと神様許してくれるのかしら・・・？とさえ思っていたのですから。 あるとき、シスターが「良いのよ、自分のことを祈っても。願わくはこうして下さい、て祈っていいのよ。それが、今のあなたの願いなんだから・・・。その思いを神さまは受け取ってくださるのよ。」と言ってくださったのでした。今の私は、みんなのために祈りましょう、というより、具体的にお一人お一人の顔を浮かべて祈ることの方が好きです。 

  2010.12.13

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• 10月24日のミサ

   　　日曜日だけど、今日はＷのバレエの練習がお休みなので、久しぶりに下のＡと3人でミサに行きました。（Ｔｏさんは出張です） 　今日のみ言葉はルカの１８章９～１４節で二人の人が祈るために神殿に上った、というたとえ話です。　　一人の人は規律を良く守るファリサイ派の人で、こんな風に祈りました。「神さま、私はほかの人たちのように、奪い取る者、不正な者、姦通を犯す者でなく、またこの徴税人のようなものでないことを感謝します。私は週に２度断食し、全収入の十分の１を捧げています。」もう一人の徴税人は遠くに立って、目を天に上げようともせず、胸を打ちながら言ったそうです。「神さま、罪びとの私を憐れんで下さい」さて、どちらの人の祈りを神さまは受け入れるでしょうか？もちろん、後者の徴税人です。　神父さまはおっしゃいました。「人間は罪をおかすものです。その罪を自分で認めること、許しを請うことができるようになることが、本当に大切なことです。誰かと比較して、より正しい私を自慢したり、あるいはできていない人をさげすんだりする傲慢な心に陥りやすいことを良くよく知っておきましょう。アダムとエヴァたちの罪もそうでした。「どうして、あの知恵の木の実を食べたのか？」と神様に訊かれたとき、アダムは「エヴァにそそのかされた」といいました。エヴァは「蛇にそそのかされた」といいました。 二人とも、自分のやったことをやったこととして認めなかったんですよ。食べたこと（約束を守らなかったこと）よりも、もっとそれが罪深かったわけです。」ととてもわかりやすいお説教をしてくださいました。　これって、子どもたちのために…かな？　だとしても、大人の私たちにも最もいいお話ですね。　言葉上では謙虚なことを表現する癖が付いているけれども、その言葉の下で、傲慢になっていたり、人のせいにしたりしていることは、すごくよくあることです。心して、本当の謙虚、謙遜に少しでも触れる毎日を過ごせるように、祈りたいです。しかし、深読のシスターＦは以前「「謙遜でありたい」と願うこと自体が傲慢だ、とおっしゃった」と聖テレジア？の言葉を紹介して下さった。う～～なんと厳しい言葉でしょう・・・・ 

  2010.10.24

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• １０月１７日のミサ

     今日のミサのお説教の中で大変印象的なことを神父さんが言われました。『キリストは何も持たず、ただ神の教えを、福音を伝えようとしました。」お金を数えることもなく、運営もなく、権力もありません、ということです。人間はそういうこと（お金や組織）を整えることで、安心を得ようとしてしまう。そのことをおっしゃっているのです。マザー・テレサも一人の人の善意からくるものは喜んで受け取られますが、組織だったものからのものは要らない、とおっしゃる。原点に忠実であるということがいかに分りづらいものか、難しいものか、を感じます。 

  2010.10.17

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