帰国後は食生活に気をつけています
ブータンから帰ってきて、ほぼ一週間がすぎようとしています。最近は、数日前から、食生活に気をつけています。はじめに、ブータンでの食事を思い出してみました。朝食は、近くの食堂で、店頭に並んでいるものの中から、いくつかを選んで、食べていました。例えば、これはある日の朝食です。左は、シャバディと言われている、ジャンボ餃子に似たもの、右は、野菜料理で、ゆでたじゃがいもを唐辛子で炒めたものと、チャナと言われてている豆のようなものを唐辛子で炒めたもの、それと、とても甘い紅茶です。たまには、シャバディの他に、ティモモやロティというパンのようなものも食べていました。昼食や夕食は、レストランで、チャーハンのようなものなどを食べていました。これは、ガサに行ったときに、友人宅で昼食をごちそうになった時の昼食です。(ガサは唯一県庁まで車で行けない所です。ティンプから車で5時間さらに徒歩で5時間です。)大きな皿には、ブータン人が大好きな赤米と、大変貴重な卵。(卵はインドから輸入されていましたが、現在は輸入禁止になっていますので、品薄の地元産だけです。)小さな器には、じゃがいものチーズ煮込み、ここではケワダチと呼ばれています。普通のブータン人の食事は、ご飯はこの2倍か3倍をたいらげ、おかずはケワダチか唐辛子のチーズ煮こみのエマダチなどを食べています。私も友人の所に行くと、大体はこのような食事になっていました。ということで、ブータンでの食事は、かなり偏った食材ですから栄養も大変なものです。前回の2年間滞在期間中には、できる限り自炊をして多くの野菜を使用したり、缶詰やチーズを使ってたんぱく質を増やしたり、日本から持ちこんだサプリで、ビタミンやミネラル類を補っていました。今回の2ヶ月間では、完全な外食で、時々友人宅を訪問していたので、すっかりブータン的な食事が中心でした。さらに、これまでの健康診断では、体重と体脂肪率が大きく減少し、ヘモグロビンが少し上昇、それと、なんと軽度の脂肪肝になってしまいました。(脂肪肝はたんぱく質などの栄養不足でも起こるらしいのです)そこで、帰国後は、ご飯などの穀類は控えて、魚や大豆類のたんぱく質を多めにとり、野菜は種類も量もかなり増やしています。牛乳やヨーグルトもとっています。この状態で、しばらくようすをみようと思っています。---