イベリコ豚と赤ワイン
ブランカイア・イル・ブル イタリア トスカーナ一日早かったのですが、母の日ということで昨日、妻にカーネーションと一緒にステーキをご馳走しました。今回は「イベリコ豚」を使った豚ステーキにしました。イベリコ豚はご存知ですか。黒豚や金華豚やTOKYO Xなどと同様のブランド豚でスペイン産の黒豚のことをいいます。非常にやわかくて脂身も甘くて美味しいという評判です。一度イタリア料理の肉料理として食べたことがあり、とても美味しかったことを覚えていたので、奮発してしまいました。何せ100gあたり1000円近くするのです。でも奮発しただけのことはありました。今回は肉本来の味を楽しみたかったので、岩塩を少しまぶして、オリーブオイルで焼いただけなのですが、その美味しさにビックリ、豚肉というと、牛肉と比べて歯ごたえがあるというイメージですがそのようなことがありません。ナイフを通すとスーっという感じ切れていきます。口の中に入れると甘みが広がり、なんともいえない美味しさです。肉料理といえば赤ワイン。ということでこちらも奮発して、ブランカイア・イル・ブルというイタリアのワインにしました。いわゆるスーパタスカンと呼ばれるタイプのものです。このワインは肉料理に非常によく合います。このワインのすごい所は、時間がたてばたつほど美味しくなるというところです。大抵の赤ワインは、栓をあけてから2~3時間もするとタンニンの苦味が強くなってしまい、だんだん飲みにくくなってくるのですが、このワインは2~3時間たっても葡萄の味がタンニンの苦味に負けていないのです。どちらかという程よい苦味という感じで、非常に美味しく飲むことができます。ショップの宣伝によっては「翌日が一番美味しい」と書いてあったりするのですが、その宣伝に納得です。という事で、一人で一本明けてしまいました。妻に感謝する日のはずだったのですが・・・