いつかどこかで

■で隠すことで、集中力を上げるという方法。
きょうの高２のクラスで、右脳派のＳ君に試してもらった。

期末テストのために読んでいる英語長文のテキストをコピーする。
新しい単語、うろ覚えの単語が出てくるたびに、１文字だけ黒く
塗りつぶしていくというやり方をやってもらった。

たとえば、こんな英文になった。

You must prepare yourselves for the special dem■nds of learning
in co■■ege, where all your reading should be criti■al reading
--- not only to understand what you have read but also to
an■lyze and eval■ate it.

（念のため、消した文字は a,ll,c,a,u ）

いつものように、単語の意味を書き込んだり、アンダーラインを
引きながら読み進む。

「あなたは準備しなければいけない、大学で学習するときの特別な
必要性のために、そこでは全ての読書は批判的読書でなければなら
ない、つまり、読んだものを理解するだけでなく、同時にそれを
分析し評価するのだ」

それが終わると、さてもう一度最初から通し読み。

ここで、■のある単語にいつもよりも集中できるというのを感じた
ようだが、本当の効果はまだ自覚していない。

何よりも、単語の中の１文字を塗りつぶすという作業の段階で、
ふだんよりもずっと集中して単語を見つめている。

「ええと、m を消そうかな、o にしようかな・・・」

なにしろ memory という単語を money だと思ってしまうような
記憶のあいまいな生徒なので、memory の m を消そうか、o を消そう
かと悩むことに意味があるわけだ。

このとき、イメージに単語が焼き付けられていることに、彼が
気がつくのはいつなのか（笑）

英文を読んでいると眠くなる、という悩みをお持ちの方、一度
試してみませんか？

あ、■を使って英単語を右脳にインプットする、じな♪のメルマガも
よろしくです（笑）

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