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テーマ:英語のお勉強日記(8043)
カテゴリ:ことば
"It's not and it isn't." という英文がある、いったいこれは
なんなのだ? というわけで、ネット漂流はさらに続きました。 この場合、やはり逆の並びも検索しておくべきですよね。 "it isn't and it's not" というのも調べたところ、 "it's not and it isn't" 843件 "it isn't and it's not" 245件 という結果でした。この数の違いに何か理由があるのだろうか、 後者が言いにくいってことがあるかなぁ・・・ イットイズント、イッツノット、イッツノット、イットイズント イット・・・・ とまぁ、つぶやきながら、さらにネットを旅しておりますと、 数の問題以外ににも、この検索結果からわかってきたことがあり ました。 1)「もしAがBなら、CはDだ」という仮定の文の後に 「しかし、AはBじゃない、だからCはDじゃない」という意味で "but it's not and it isn't." という表現がかなりあるということ。 この場合、ふたつの "it" は別のものを指してるわけですね。 念のため、"It isn't and it isn't" の並びと、 "It's not and it's not" の並びも検索しましたが、ひとつの 文として存在していたのは1例だけでした。 繰り返しを避ける、というのは、英語としては自然なことなので よくわかるのですが、じゃあ、どうしてこの順番なのか? ってことですよね。 さらに見ていくと、"it isn't and it's not" の並びは 検索では245件出ていますが、かなりの確率で it's not の 続きがある。つまり、文末に来ることは少ないというのが わかりました。 "it isn't." と言い切ることは多いが "it's not." と言い切る形はどこか不自然だ ということなんじゃないでしょうか。 それから、例は少ないのですが、 2)強い否定に使うことがある 「愛はセックスと同じものだろ?」という男の言葉に "It's not and it isn't." と女が答える場面が、オンライン小説の中にありました。 この場合は(1)とは違って、同じ主語を繰り返して2度言っている と考えていいのかな。繰り返しを避けるために、違う表現で2度 否定している、ということでしょうね。 用例が少ないので、これ以上はわかりません。 さらに、漂流して違う浜辺に上陸してしまうことになるのですが、 I amn't の形はどうして無いのか、(実際にはこの形を使う方言が あるようですが)とか、He'sn't は可能か、とかね、疑問は つきないのです。 気が向いたら、また探してみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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