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テーマ:英語のお勉強日記(8043)
カテゴリ:ことば
高2の長文読解の授業の最初は
「日本語に訳さないで読む」 という話で始まります。 センター英語を始めとして、今の英語長文の主流は、小難しい 英語を逐一日本語に訳すのではなく、比較的素直な、そのかわり 量のある英文を読んで、その全体の流れと、求めるポイントを 素早く的確に見つけるというタイプの問題です。 そのためには、日本語とは語順がほとんど逆になっている英文を いちいち日本語に訳していたのでは、時間が足りません。 そこで、英文を素直に頭から順番に理解する、読んだら日本語に 訳さずにイメージ化する練習の第一歩として、 ものすご~~~~く簡単な英文を、絶対に2度読みしないように 1行ずつ隠しながら読む、という授業をします。 使うのは、なんと、中学2年の長文問題。これならさすがに、 1つも知らない単語はありません。読み終わったら、簡単な 質問を英語でします。みんな、ちゃんと答えられます。 「ね、単語を知っていれば、スラスラと読めるよね。センター英語 の長文だって、もっと単語をちゃんと覚えていれば、このくらいの 速さで読めるんだよね。」 そして、中学3年の教科書を音読する宿題を出します。絶対に 2回読まないこと。段落の終わりまでは、同じリズムで読み、 立ち止まらないこと、読み終わったら、どんな話だったか、 思い出すこと。 でも、簡単な英文だと思って軽く見ちゃいけません。たとえば、 今日使った英文の最初の文を、もう一度読んでもらいます。 One day, Ms.Yamada, an English teacher, came to her school. 「主語は?」 「Ms.Yamada」 「英語は、主語から始めるんじゃなかったっけ? どうして、One day で始まってるのかな?」 実は、ここに英文の構造のとても大事なポイントがあるんですね。 みなさんも、考えてみてください。 答えは、あした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月10日 22時23分14秒
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