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テーマ:英語のお勉強日記(8043)
カテゴリ:ことば
学校では、こう習うんですよね。
lie 横たわる(自動詞) 活用は lie lay lain 不規則活用 lay 横たえる(他動詞) 活用は lay laid laid 規則活用 で、一緒に覚えるものだから、ただでさえまぎらわしい動詞が 頭の中でぐちゃぐちゃになってしまう。 そもそも「横たえる」「横たわる」って、誰が最初に訳したのか 知りませんが、日本語として普通に使います? 「少女はお人形をベッドに横たえた」って、言います? ベッドに置いた、寝かせた、と言うほうが普通じゃないでしょうか。 「少年は芝生の上に横たわっていた」って、これも言わないでしょ。 芝生の上に寝てた、寝転がってた、と言うと思う。 ですから、授業では「横たえると横たわるは忘れなさい」と教えます。 lay は「置く」と覚えたらいい。 (ただし、平らに置くときに使う) お人形をベッドに置く、 本を机の上に置く、 手のひらを頭の上に置く、 テーブルクロスをテーブルに広げて置く、etc. lie は「居る、ある」と覚えればいい。 (ただし平らな状態にあるときだけ) 芝生の上に(寝転がって)居る、 犬が床にねそべって居る、 川が町の真ん中にある、 海が2つの国の間にある、 原因は事実の中(または下)にある、etc. この説明をしたら、 「なあるほど」と納得したすぐ後で、 「でも、どっちが自動詞で、どっちが他動詞だったか、 すぐわからなくなるんですぅ・・・><」 それは困った。どうしよう・・・ う~~~~ん、 lie lay lain lying lay laid laid laying この活用はだいじょぶ? だいじょうぶだったら、しょうがない、こうしよう。 lie の i は jidousi の i lay の a は tadousi の a どうだっ! 「ほんとだぁ~~~っ!これでもうカンペキ!!」 クラス全員が大喜びで納得してくれたのは嬉しいのですが、 これが高2のクラスだというところが、なんというか、 複雑な気持ちです。 こういう基本的なところを積み残して、ここまで来てしまったのは ゆとり教育とか、学校システムの限界とか、いろいろあるのでしょう。 だから、「高2にもなって・・・」と嘆くのはやめておきます。 逆に、「高2になっても」こういう基本的なことを質問できる場として 塾の存在、わたしの存在にも意味があったんだと思いたいです。 でも、やっぱり、 「君たち、それで間に合うのか??だいじょうぶか??」 と、心の中でおもいっきり叫んでしまうわたしでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月19日 21時16分03秒
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