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カテゴリ:ことば
3分以内に10の英文を書く、というミニテストのことを書きました。

ほかにも、長文読解をしたあとなど、

「今読んだこのテキストに出ている単語をひとつでも含む短文を、制限時間内に、できるだけたくさん書きなさい」

というドリルをすることがあります。英語の能力(作文力)と同時に、頭の柔らかさを鍛えるためのドリルですね。

こういうドリルをすると、3分程度で、10~15ぐらいの英語の文を書ける生徒と、同じ時間に3文程度しか書けない生徒に分かれます。

えてして、英語が得意な生徒は、難しい文を書こうとして考え込んでしまったりするんですね。確かに、立派な短文ができているのですが、この場合、内容よりも数です。

「できるだけたくさん、と言ったのだから、頭をパッと切り替えて、簡単でもいい、似たような文ばかりでもいい、たくさん書いた人が高得点ですよ。」

もちろん、間違った英文はカウントしません。

これは、何のためのドリルかというと、

1)英文は、主語と動詞(と目的語)があればいいんだ、という基本をからだで覚えるため

2)英文を書くという行為をテキト~にこなすことで、気軽に書けるようになること

3)まずは "I" と書いて、それから考える、次に "went" と書いてみて、そこでまた考える
(これが実は、英語を英語の語順で考えるということ)という「英語頭」に切り替える

さらに進めて、今書いた英文のどれかを「できるだけ長くしなさい」というドリルをします。

たとえば、"I went to school." という英文を、

I went to school yesterday.
I went to school by bicycle yesterday.
I went to school by bicycle with my brother yesterday.
I went to school by bicycle with my brother yesterday morning, but came home alone in the evening, because...

もう、どんどん、ドンドン、いくらでも長くなりますよね。

で、今度は、一番長い、つまり一番単語数の多い一文を書いた人が一番、というドリル。もちろん、時間制限を設けます。

わたしも一緒にトライするわけですが、わたしが26語の英文を書く間に、生徒が28単語という長文を書いたのに負け

参りました!

このドリルも、もちろん、英語の組み立て方の練習なんですが、同時に、時間制限を設けることで、ぼ~~っとした頭をクロックアップするという狙いもあります。

みなさんも、たまに、いかがですか?





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最終更新日  2006年08月14日 18時37分46秒
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