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テーマ:英語のお勉強日記(8043)
カテゴリ:ことば
3分以内に10の英文を書く、というミニテストのことを書きました。
ほかにも、長文読解をしたあとなど、 「今読んだこのテキストに出ている単語をひとつでも含む短文を、制限時間内に、できるだけたくさん書きなさい」 というドリルをすることがあります。英語の能力(作文力)と同時に、頭の柔らかさを鍛えるためのドリルですね。 こういうドリルをすると、3分程度で、10~15ぐらいの英語の文を書ける生徒と、同じ時間に3文程度しか書けない生徒に分かれます。 えてして、英語が得意な生徒は、難しい文を書こうとして考え込んでしまったりするんですね。確かに、立派な短文ができているのですが、この場合、内容よりも数です。 「できるだけたくさん、と言ったのだから、頭をパッと切り替えて、簡単でもいい、似たような文ばかりでもいい、たくさん書いた人が高得点ですよ。」 もちろん、間違った英文はカウントしません。 これは、何のためのドリルかというと、 1)英文は、主語と動詞(と目的語)があればいいんだ、という基本をからだで覚えるため 2)英文を書くという行為をテキト~にこなすことで、気軽に書けるようになること 3)まずは "I" と書いて、それから考える、次に "went" と書いてみて、そこでまた考える (これが実は、英語を英語の語順で考えるということ)という「英語頭」に切り替える さらに進めて、今書いた英文のどれかを「できるだけ長くしなさい」というドリルをします。 たとえば、"I went to school." という英文を、 I went to school yesterday. I went to school by bicycle yesterday. I went to school by bicycle with my brother yesterday. I went to school by bicycle with my brother yesterday morning, but came home alone in the evening, because... もう、どんどん、ドンドン、いくらでも長くなりますよね。 で、今度は、一番長い、つまり一番単語数の多い一文を書いた人が一番、というドリル。もちろん、時間制限を設けます。 わたしも一緒にトライするわけですが、わたしが26語の英文を書く間に、生徒が28単語という長文を書いたのに負け 参りました! このドリルも、もちろん、英語の組み立て方の練習なんですが、同時に、時間制限を設けることで、ぼ~~っとした頭をクロックアップするという狙いもあります。 みなさんも、たまに、いかがですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月14日 18時37分46秒
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