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テーマ:英語のお勉強日記(8041)
カテゴリ:ことば
中3英語の1:1授業。
英語は得意科目、学年トップクラスの実力というMさん。 都立国際高校を志望しているので、もっと力をつけたいという希望。 「ご要望は?」とたずねると、即座にきっぱりと、 「英作文を書くとき自信がありません。前置詞の使い方とか、まだまだ不安です。」 という答え。 ためしに、かなり難しい並べ替え問題を解いてもらうと、ほぼ完璧。 構文の使い方はマスターしているということですから、あとはもう、とにかく「たくさん書く」ことですね。 こういう生徒を教えるのは楽しい反面、責任重大でもありますね。 学校の授業や英会話スクールでは教えてくれない、参考書からは感じ取れない「何か」を提供できないといけませんから。 前置詞が不安というMさんには、練習問題に出てきた have been to と have been in の話をしましょうか。 have been to は「行ったことがある」 have been in は「ずっと住んでいる」 と、スラスラ答えるMさんに、「どうして?」と聞いてみる。 う~~ん、と考え込んでしまうMさん。 意地悪ですよね。 学校では、「こう覚えなさい」で終わってしまいがちですから。 そこで、ホワイトボードに図を描きます。 to は、矢印がどこかに向かって届いているイメージ in は、囲まれて中に入っているイメージ つまり、これを北海道に置き換えると (絵が下手なのは、スルーしてね・・・汗) to Hokkaido は、外から北海道「に来た」っていうのがわかるでしょ。この人は北海道の人じゃないわけネ。 だから、have been to は「行ったことがある」 in Hokkaidoは、北海道の「中に居る」、どこかから来たんじゃなくて、北海道に所属してるわけネ。 だから、have been in は「ずっと住んでいる」 (また、今住んでいないとすれば「住んでいたことがある」ということ) 前置詞はこうやってイメージでとらえるようにすると、読むときも書くときも楽になりますね。 なんて話をしていると、50分なんてアッという間で、ああ、宿題を出す時間がなくなってしまった・・・(反省) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月11日 22時44分29秒
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