私の人生論 目に見えるものは見なさんな
私の人生論 目に見えるものは見なさんな [ 美輪明宏 ]歌手、俳優、演出家として活躍し、審美眼が鋭く、芸術文化への造詣が深い唯一無二の存在として知られる美輪明宏氏、待望の最新刊。 1945年、当時10歳だった著者は、長崎の自宅で原爆投下の被害に遭う。中学卒業後、歌手を目指して単身上京。1957年に「メケ・メケ」がヒットし、「神武以来の美少年」「シスターボーイ」などと脚光を浴びるが、自ら同性愛者であることを公表すると、世間から糾弾され人気が急落。1966年、日雇い労働者の母親をテーマに自ら作詞作曲した「ヨイトマケの唄」が大ヒットし、再ブレイク。『黒蜥蜴』の原作者である江戸川乱歩や、その戯曲化を手がけた三島由紀夫とも交流を深めた。 差別や偏見に屈することなく、果敢に道を切り拓いてきた著者が、生き方、人間関係、教育、仕事、政治、経済、社会問題、国際情勢、戦争などを豊富な人生経験をもとに存分に語り尽くす。 酸いも甘いも知る時代の先駆者からの、今こそ伝えたい渾身のメッセージ。 【目次】 第1章 身の回りにある幸せを見つめ直す 第2章 人との向き合い方 第3章 子供たちの未来のために 第4章 新しい時代の働き方 第5章 デジタル社会への警鐘 第6章 よりよい社会をつくるために 第7章 政治に求めること 第8章 戦争のない世界へ