PCE-DUO購入
いきなり標題と全く関係ない話で恐縮なんですが、先日サッカーワールドカップの一次予選、日本×クロアチア戦をTV観戦いたしました。結果はご存知だと思うのですが、これで限りなく日本の一次予選突破の可能性はなくなったわけであります。まぁ確かに確率論で言えばですね、可能性もゼロではないのですが初戦のオーストラリア戦に完敗した時点で実質的にはほぼ決まったようなものだと思います。私はサッカーに関してはド素人なので、各国の戦力分析などと言ってもTVや新聞の受け売りも受け売りで、あえて披瀝するのもおこがましい限りなのですがそれでもグループFの戦力は、オーストラリア<クロアチア<ブラジルであるという見方は、そう的外れでもないかと存じます。同試合の視聴率を見ても、サッカーに関する世間的な関心が非常に高いということは言うまでもないわけですが、故に選手および関係者はともかく各マスコミにおいても悲観論と言うか、単なる現実論なのですがネガティブな発想は悉く封印しているように見受けられます。勿論世間一般のサッカーに対する興味が失われるのは何としても避けたいところなのでしょうが、どう考えても現実的でない可能性を云々するのは特にマスメディアという立場においてあまり意味があるとも思えないのですが如何でしょうか?閑話休題。そろそろ本題を。少し前に10年以上の長きにわたって使用してきた我が家のPCEコアグラフィックス+初代CD-ROMROMシステム(+アーケードカードPRO)が昇天した件について、当時代替機を物色した際、初代DUOの裸中古の価格帯が7~8000以上であると書いたものであります。あれ以来何度となく大阪は日本橋の中古ゲーム屋を徘徊しておったものですが、何故かPCE全体の品薄→価格高騰の傾向にあり、当初平積みで溢れていた在庫が見る見る少なくなり、それに伴って価格の方も軒並み上昇してまいりました。具体的には、初代DUOの裸中古が\1~12,000以上。箱説完品ならば\14000以上と、最早10年以上前の中古ハードの値段とは思えませんが、実際そうなのはどうしようもありません。先のブログでもちらっと触れましたが、この市場価格の高騰にはPSE法の影響が少なからず関係しているようにも見受けられます。(今後中古販売されないカモ→今のうちに買っとけ、みたいな)たかだか中古ゲームの売買に関して株式市場並みに世情に敏感なあたりは意外と言えば意外ですが、それだけ”いつでもプレイできる環境”が失われることに対する潜在的な不安があるという事実の裏返しではないでしょうか。ともあれ、ちょっとでも安くて状態の良いモノを選ぶなどという悠長なことも言っていられなくなってきたので、かなりポイントが溜まっている某店で出物があれば即ゲットしよう、と思っておったところ、先日その店の中古売場にてPCE-DUOの裸中古を発見。AVケーブル、ACアダプタ、コントローラー付きで\11500也、更にアーケードカードDUO\1500を追加して計\13000、ポイント使っても一万円を切るのがやっとという、手痛い出費となりました…。正直ゲーム関係の出費で、ここまで不毛に近い虚無感に襲われたことはかつてなく、無事購入できたにもかかわらずこの喪失感は一体いかなる心境に因るものか判断がつきかねますが、ともあれプレイ環境の維持という至上命題は解決したものであります。で、動作確認も兼ねてスーパーCD-ROMROMからは『スプリガンマーク2』を、アーケードカードからは『ストライダー飛竜』を、ついでに初代ROMROMから『シャーロックホームズ探偵講座』をそれぞれ実家から持ち出してプレイ。実際壊れてから以降というより、PCE自体長らく触っていなかった経緯もあって、非常に新鮮な気持ちでプレイすることができました。…ってよく考えたら今の自宅でPCEをプレイするのって初めてなような気がするw機会があれば個々のタイトルについても紹介していきたいと思います。(何せモトは取らないとw)