指定都市大会詳報
無事に帰ってきました。夕方からさっきまで、ぐったり寝ちゃいました。まだ眠いよ~。 昨日はぎりぎりまで仕事して、タクシーで新神戸に滑り込み。神戸市の一行総勢14名になんとか合流。 新幹線の2時間ちょいは、PTAフェスティバルの打ち合わせや、今夜の余興の練習。「日P、文部科学省への要望は?」って紙が回ってきたので『見せたくない番組アンケートはやめましょう(PTAのイメージを損ないます)』『PTAという組織の対応部署を、社会教育だけでなく学校教育の方面にも広げてください』とか書いておきました。真剣にそう思ってるんだからねっ! 小倉に1時前に到着。みんなでラーメン横町に行って昼食取って、会場兼宿泊所であるリーガロイヤルホテルに(去年の大阪大会もリーガロイヤルでした)。チェックインすると、全員がツインルームのシングルユーズ……。 快適だけど、そんなもったいないことしないでいいと思うなぁ。 会長、事務局長が打ち合わせている間、一時間ほどあったのでお仕事。 2時半から開会行事。挨拶は北九州市Pの会長、北九州市長、日Pの会長の3本。市長の挨拶が、戦前の父兄会や、戦後GHQの指導で作られたばかりのPTAの自由闊達な雰囲気に触れていて面白かったです。 3時から分科会。わたしは第4分科会『PTAと広報活動』 京都市小P連、昨年から単位PTA、父親会を対象に、「一斉メール配信機能付き単Pホームページ」の開設を提案、費用については2年間は教委の予算で全額補助するとのことでした。 とりあえず市教委が1,800万の予算を組んだと聞いた段階で、神戸ではムリ~。 で、学校HPとは原則無関係ってあたり、「PTAという組織を学校の外に置いておくために、市教委が金を積んだのか?」なんて邪推してしまうわたしは心の狭い男でしょうか。 そもそも単PのHPを一般に公開することの意味(イントラネットとの優劣)とか、メール配信と電話連絡網の関係(どちらかがどちらかを補完する?)とか、いろいろ考えることの多い2時間半でした。 分科会終わって集合した神戸の一行、余興の練習をみっちり。もう汗だくだったりします。 さて、6時半から交流会。13都市から集まった200人ほどの大宴会。博多から札幌まで、各都市7分の持ち時間で、歌に踊りに手品にジャンケン大会。 わが神戸は……『はばタンカーニバル』を全員で踊って、のじぎく国体のPRをさせていただきました。わたしは例によって着ぐるみの中~。これが当たり前のような気がするのが自分でも不思議~。 最後は地元北九州市Pの音頭で、会場の全員がひとつの輪になって盆(?)踊り。拍手拍手のお開きでした。 ウチの小学校に視察に来てくれた札幌の方、川崎の方、シンポジウムで知り合った京都の方、ネットで知り合った初対面の方。いろんな方といっぱいエールの交換をしました。 PTAの集まりでバカ騒ぎを行うことについてはいろいろな意見があるでしょう。わたしも、あまり派手派手しくやるのはどうなの? と思っちゃいます。でも、全国から熱心に活動している人が集まるわけですから、刺激になるのは確かです。これをどう活かすかは参加者の心がけ次第……。 その後、神戸市メンバーで近くのカラオケ屋に行ったら……昨年とまったく同じように、京都の皆さんと隣合わせ。で、昨年と同様、かいちょーは京都の部屋に乱入して吼えたりするのでありました……。 2時間歌って解散。小P連会長の部屋で1時間ほどあれこれ話し、風呂に入って仕事して、寝たのは4時過ぎでした。 * * * 翌朝、起きたら8時! 7時に目覚ましかけたのになぁ。不思議……。 あわてて食事に下りたら、まだけっこう食べてる人も、わたしより後に来る人もいたんで、いいんですけどね。 9時半に全体会の開会。分科会報告に続いて、フリーアナウンサーの林田スマさんの講演「ことばとこころ」 いやもう、話の上手いおばさんでした(名前からおばあさんを連想していましたが、わたしより1回りほど上なだけ)。御自身がPTAの副会長はじめ役員を何度も経験したことがあるとあって、ぐいぐい引き込まれるお話でした。子どもさんや親ごさんとの具体的な会話を例に引いて、コトバの大切さを教えてもらいました。 ひとつの嬉しいコトバをバネにして、人は頑張れるもんです。 親としてわが子にかけるコトバ、地域の子どもたちにかけるコトバ。よくよく考え、じっくり観察して、子どもたちを伸ばしていけるような、お互いに切磋琢磨できるようなコトバを紡いでいきたいもんだと思いました。 神戸のみんなで昼食後、新幹線に乗るまで3時間ほどもあったので、ひとり別行動させてもらって(みなさんは小倉城など行かれたようです)散髪したり、銀行行ったり、買い物したり、ここ数週間のあいだ心のゆとりがなくてできなかったことを片づけて。 新幹線も爆睡、帰ってからも爆睡の1日でした。エネルギーのもらえた出張でした。