わんわ!
Lunaは1才と3カ月になりました。女の子で、しかもおしゃべりな兄がいるから話し始めるのは早いだろうと予想していましたが、そうでもないようです。まだ「ママ」も「まんま」も言いません。とても気が強く、自分の主張が通らないと全身で抗議します。机の上のものを指をさして「あーっ!」=>「あれとって!」机をバンバン叩きながら「あーっ!」=>「ごはん ちょうだい!」Stellaをバシバシ叩きながら「あーっ!」=>「わたしが さき!」要求する時は、全て「あーっ!」嫌なことは「ぎゃーっ!」と拒否し、ものを落とすと「あーあ…」楽しいことには「きゃははは~」と笑います。よく「パパ」とか「パパパ」とか発音するけれど、パパのことを言ってるわけでもないようです。そんなLunaが先日、犬のぬいぐるみを指して 「わんわ!」と言いました。 「ほんとだ ワンワンだねぇ」Stellaの初めての言葉は「ばなな」だったけど、Lunaの初めての言葉は「わんわ」に決定です。ところがその後、猫を見ても 「わんわ!」と言うことが分かりました。 「そっかぁ、ワンワンもニャンニャンも『わんわ』なんだね」テレビにサルが映った時も、 「わんわ!」 「そっかぁ、動物はみんな『わんわ』なんだね」アリを見つけた時も、 「わんわ!」 「そっかぁ、生き物はみんな『わんわ』なのね…」そしてこの間、車に乗っていて交差点で止まった時、 「わんわ! わんわ!」と、何かを指さしながら叫んでいました。みんなLunaが指さす方向を見てみましたが、生き物らしきものは見当たりません。 「何を言ってるんだろうねぇ」 「何にもいないよねぇ」すると、Stellaが 「車のこと『わんわ』って言ってるんじゃない?」と言いました。もしかして、動くものはみんな「わんわ」なのかも。ボキャブラリーが少ないうちは、一つの言葉の示す範囲が広いのです。