A Tribute to Mr. Rogers
金曜日: ランニング8キロ(45分) 土曜日: 水泳1.8キロ(55分) 自転車34キロ(1時間10分) 日曜日: ランニング10キロ(1時間)今週末は「泳いだ後に自転車で走る」というのを初めてやってみた。使う筋肉が根本的に違うせいか、自転車をこいでいてあまり違和感はなかった。スピードも落ちていない。…しかし、その日の夕方たまたま横になったが最後、夕食時もすっ飛ばし、夜中まで目は覚めなかった。いわゆる“オリンピック・ディスタンス”と呼ばれる計51.5キロ(水泳1.5km、自転車40km、ランニング10km)程度の距離でもこの疲労なのだから、その4倍の距離にあたるアイアンマンを完走するために求められる体力のレベルを想像すると、自分の目指す山の頂上がいかに遠いものかを思い知らされる。それにしても、厄年の3分の1がほぼ無事に過ぎたことは喜ばしい。今のところ会社もクビにならず、ケガや病気で入院することもなく、郡山ハルジウェブサイトが削除になることもなく済んでいる。不遜な鬼畜野郎がどんなヒドイ目に遭うのかを愉しみにサイトを訪問されている人は、残り3分の2に期待いただきたい。ところでワタシは明日からまた今年もケルンに出張である。深夜の2時半だというのにこれから荷作り。Mr. Rogersについて本名: Fred McFeely Rogersアメリカの最長不倒長寿子供番組「Mr. Rogers’ Neighborhood」のホスト。アメリカで生まれ育った50代以下の者であれば知らない者はいないと言っても過言ではない。1928年生まれ。ピッツバーグの鉄鋼産業長者の令息で、家にこもりがちな病弱な子供時代を過ごす。大学を卒業後、牧師を志し神学校に進学する予定であったが、当時公共放送が始まったばかり(50年代前半)のテレビの世界に興味を持ち、NBCに入局。その後地方局に移動し子供番組を製作。人形劇とトークの2部構成は、その後の「Mr. Rogers’ Neighborhood」にも引き継がれた。やがて番組は日本でいえばNHK教育テレビにあたるPBSに移動し、全国ネットで放映されるようになる。1980年代には平日午前の子供番組としては異例の視聴率10%弱を記録し、米国外でも放映されるようになった。大学時代には音楽を専攻しプロ級のピアノを演奏する彼は、番組で使われる数々の歌を自作自演した。同番組は毎回彼がテーマソング「Won’t You be my Neighbor?」を歌いながら部屋に入ってきて、ジャケットをカーディガンに着替えて「Hello, neighbor!」とあいさつするところから始まる。最後は毎回「It's Such a Good Feeling」のエンディングテーマを歌いながらカーディガンをジャケットに着替え、「I like you just the way you are.」と言って部屋を出て行く場面で終わる。渡米まもなく英語のハンディキャップがあっても100%聴解できる番組として留学生のワタシをとりこにし、そのストレートなメッセージは明日無きパンク野郎の心を開かせた。2003年に胃癌で死去、74歳。