アジア人男性の序列
カナダのTV番組で、毎日の通勤電車を舞台にしたコメディ(Train 48)があるらしい。あいにくオイラはこの番組を見たことはないが、いわゆる「予告編」のCMを見たところ、毎日同じ時刻の列車に乗り合わせる白人黒人東洋人、老若男女、肉体労働者・サラリーマン・OL...といったさまざまな背景を持つ連中の繰り広げる車内での会話によって成立するコメディらしい。この「予告編」では、登場人物のひとりであるアジア系の男性が、控えめな喋り方でこんなセリフを語る。「アジア人の男は、女性のパートナーとしてホントに申し分ないですよ。まず大抵の場合、アジア人男性にすでにガールフレンドや恋人がいることはないのでいつアタックしても断られることがないし、…それにアジア人男性は器用なんで、いろいろと身の回りの役に立ちますよ。そして何よりも、彼らをパートナーにしたら、“よこ取り”しようとする人がまず現れないですから。」こう言うアジア人の役者を見て、TVの前の視聴者は「まさに!」とばかりに大笑いするのだろう。オイラもまったく上手いことを言うものだと笑ってしまった。アメリカに住んでいた頃、誰が言っていたのか忘れたが、「アメリカ国内における人種の序列」という話を聞いた。人種を“序列化”した場合、「男性性」に関しては1) 黒人2) 白人3) ヒスパニック・アラブ系4) 東洋人という序列があり(注.経済や政治といった要因を加味したばあい、1位と2位は逆転する)、“男”の魅力としては東洋人男性は最下層にある、という話だ。一方、女性に関しては1) 東洋系(中でも日本人)2) 白人3) ヒスパニック4) 黒人という序列が厳然として存在する(注.映画のようなメディアのイメージでは、1)と2)は逆転する)、というのだ。まあ、極論ではあるにしても、大雑把なところは当たっていると思う。異人種間のカップルを見たらそれは明らかだ。白人・黒人・ヒスパニックの男性と東洋系(とくに日本人)の女性とのカップルは、それ以外の異人種の女性に比べたら圧倒的に多いように思う。ハッキリ言って、比較的おしとやかな東洋人(とくに日本人)女性はアメリカやカナダの都市のような人種のるつぼにおいては、男性からの需要がもっとも高いと言える。逆に、白人女性とヒスパニック男性や黒人男性とのカップルはテレビの画面でも街中でもザラに見掛けるが、「東洋人男性」とのカップルを見掛けることはそう滅多にないよな。結果として、「日本人の国際結婚」といえば、通常は「日本人女性と白人(>黒人>ヒスパニック/アラブ系)男性」をイメージする。一方、日本人男性が国際結婚したといえば、まずイメージするのは「アジアの花嫁」ではなかろうか。比率で言っても、異人種間の国際結婚をした日本人女性と男性の数は余裕で10倍くらいの比率の相違がありそうだよな。「男性性」を具体的に言い換えると、「体格」と「性格的な男らしさ」だろうか。もちろん、体格の中には「性器の大きさ」が含まれる。性格的なことはさておき、性器の大きさを含めた体格において、東洋人男性が全人種の中で最下位に来るのは否定のしようがないことだろう。アメリカのある深夜番組で、ある白人の若い女性が、「『交際する上でチンポの大きさが関係ない。』なんて言っている女がいたら、それはウソを言っているか、快感をまだ知らないだけだ!」と断言していた。まあ、これがテレビを意識した発言であることを差し引いても、まったく的外れな発言ではなかろう。実際、オイラは日本人男性と結婚した、性ケーケン豊富な白人女性に直接聞いたことがあるのだが、彼女は「長さはあまり関係ないが、太さは重要だ。」と真剣なまなざしで語っていた(笑)。結論から言えば、日本人男性は「セックスを主要な目的としてパートナーを求めている(異人種の)女性」とは相性が良くないであろうことは言えそうだ。言い換えれば、日本人男性が白人だの黒人だのヒスパニックの女性と付き合いたければ、「プラトニックな女性」を探すのが得策なのかも知れないな。オイラ自身は、幼少の頃から「自分の性器が大き過ぎるのではないか」と悩んだことこそあれ、短小で劣等感を感じたことがないので、あいにくこの件を裏付けるような切実な体験談がないのだが、なんせそちらの方の欲求に関しては淡白なほうなので、アメリカの学生時代に女友達のひとりが「私は結婚したらセックスは1日おきの頻度でやりたい」と言うのを聞いた時は、「この女とはあまり深入りするのはよそう」と思ったものだ。とくに30代も後半になって、かつマラソンが生活の中心となっている今となっては、週1やるのさえオックウだろうなあ。…ま、相手の居ないオイラにとってはどうでもいいことだけどさ。...あ、海外の女性とのステディ(あるいはアバンチュール)な性関係に関しては、オイラの学生時代からの友人であるロンドン在住の鰻坂氏の赤裸々な日記がよい資料であることを付記しておこう。http://plaza.rakuten.co.jp/unagizakahikaru/diary/