懲りずに走るお盛ん中年
アメリカ人の同僚とたまたま2週間前に出走したマラソン大会の話をしていたところ、この週末にも州の北部でマラソン大会があることを教えられた。2週間前のレースの翌日から1週間ほどドイツに出張していた上、この前のレースでは万端の準備をした割にはショボい結果に終わったことからモチベーションが下がっていたこともあり、オイラはここ2週間ロクに走っていなかった。オマケにレース後の反動で、食いたいものをバクバク食っては寝るという生活を(ロクに運動もせずに)半月の間続けていたために、体重もレース前より2キロ弱増えてしまっていた。加えて、ミシガン州北部とは言え5月下旬ともなれば最高気温は20℃を余裕で超える。2週間前のレースでもあの直射日光と気温に負けてペースダウンしたわけだし、さすがにその大会は遠慮しておこうと思っていた。しかし、昨日の晩、興味半分にその大会の公式ウェブサイトを見ていて「定員の1500人まであと100人!」などという表示を見ているうちに、なんとなく申し込まないと損なような気がしてきて、気がつくとネット申込書の送信ボタンを押してしまっていた。そのあとで大会の詳細情報を見ていて「しまった!」と思った。レースの開催が土曜日なのである(注.通常、マラソン大会は日曜開催の場合がほとんどである)。開催地まで自動車で片道4時間半。前日の金曜日はえてして残業になりがちである。深夜ドライブで駐車場で仮眠してそのまま出走か。何んせ参加費用の60ドルはクレジットカードで支払い済みで、いまさら取り消しは効かない。こうなったらせめて60ドル(+ガソリン代)の元を取るためにも意地でも出走せねばなるまい。そんなわけで、今日仕事が終わった後で慌てて通算19足目のランニングシューズを買いに行ってきた。2年前に初フルマラソンを走った時に履いたニューバランスのあるモデル の最新版である。前回のマラソンの際に買ったシューズは、レースの結果が悪かった間接原因とも思われるので、今回は却下である。このシューズを履いて初マラソンの気持ちにちょっとだけ(笑)還って、悔いのないよう全力を出し切ってきたいデース。関係ないが、これらのシューズはデトロイト郊外のニューバランスの専門店で購入しているのだが、今日の店員のお姉ちゃんは可愛いくて親切だった。シューズを試着させてくれる際に、オイラの向かいの椅子にかけて紐を結び、股下に両手で拡げたシューズを差し出してくれるのだが、それに自分の足を挿し入れるオイラは不謹慎な雑念を追い払うのに苦労した(笑)。なんでも彼女もあさってのこのレースに出るそうだ。「泊まる場所は決まってるの?私の知り合いが○○(←開催地)にアパートを持ってるんだけど…」などと言い始めるので、年甲斐もなくドキドキしてしまったではないか。今日はほんとは pinkoysterさんの日記に応えて生理時の性交について書こうと思っていたのだが、あさってのマラソン大会から帰ってきてからにする。