私の好きな寺社仏閣 西国三十三箇所札所第十三番 石光山石山寺
私の好きな寺社仏閣西国三十三箇所札所第十三番 石光山 石山寺カトリック教徒ですが、個人的に由緒ある寺社仏閣に興味があります。また四国は讃岐の国に住んでいますので、四国八十八箇所を廻ったこともありました。今回はこれまで行った寺社仏閣の中で大好きな建物をご案内致します。この寺は紫式部が「源氏物語」を書き始めるにあたって、須磨の巻の情景のイメージを思い付いた事で有名ですね!光源氏が須磨に流されて都の華やかな様を思い出して涙に暮れる場面が、この地で十五夜の月が琵琶湖に映る情景から思い浮かんだと云われています。長女が休みで帰って来ていたので、大学へ戻る見送りがてら石山寺へ家族と一緒に行く事にしました。本当は立命館大学の在学・卒業生の父兄対象の「教授に依る歴史学的考察による京都近辺歴史案内」に参加出来ればと考えていました。しかし、家族揃って歴史に触れたくなって、今回の小旅行に出掛けたのでした。石山寺はご存知のように「西国三十三箇所観音霊場の札所」です。歴史的に札所としての存在と云うより、この寺は文学の薫り高い文芸・芸術の寺になります。平安時代には先ほどの紫式部だけでなく、『蜻蛉日記』の藤原道綱母、『更級日記』の菅原孝標女、 『和泉式部日記』の和泉式部などが、この寺について書き綴っていました。また松尾芭蕉はこの寺へ何回も住み込んで多くの句を詠んでいます。近世では島崎藤村が境内の密蔵院に二ヶ月ほど滞在して作品を書いています。他に源頼朝が東大門、多宝塔などを寄進したと伝えられています。それでは写真にて石山寺をご案内致します。東大門硅灰石蓮如堂と本堂への石段紫式部が「源氏物語」を書き始めた部屋多くの大きな写真を使いましたので、ブログより大きな写真を載せられる私のホームページへ申し訳ありませんが、下記のリンクよりお越し下さい。↓私の好きな寺社仏閣