カテゴリ:短編
if・・・
もしも・・・ あの運命の分岐点で・・・ 私はある言葉を思い出した。 『パラレルワールド』。 前に読んだSF小説にあったわ。 パラレルワールド――並行世界。 我々の暮らしている現実とは似て非なる、 別の世界のようなもの。 パラレルワールドはSFの世界では 一般的な概念で、物理学の世界でも 理論的な可能性があるらしい。 だとすれば、私がいるこの世界は パラレルワールドの一つなのかしら? 私という人間が何人も存在してる・・・。 『if・・・』――恐ろしい運命の分岐点。 人生には無数の『if・・・』がある。 それが偶然なのか、必然なのか、 正しいのか、間違ってるのか、 『if・・・』の答えは誰にもわからない。 それは宿命のいたずらかもしれませんね。 その後、いつの間にか元の世界に戻っていた私。 夢だったのか幻想だったのかわかりませんが、 物理学では、この世界は11次元だという話もあるし、 違う次元に迷い込んでいたのでしょうか・・・。 いずれにしても一度しかない人生。 どういう結果であったとしても、 悔いのない一生を送りたいものですね。 ― 完 ― ブログ作家 kane お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/01/21 06:22:55 AM
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