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　かすみ草の原っぱ

[お出かけ・余暇] カテゴリの記事

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クリスマスの夜は

The True Story FUZZ

2010.12.20

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ダンスカーニバル

ひょんなことから、さまざまなジャンルのダンスを一同に観る機会があった。ジャズダンス、コンテンポラリーバレエ、ヒップホップ、タップ、ブレイクダンス、ベリーダンス・・・。なめらかで繊細な動き、緻密な機械的な動き・・・。人の肉体、体の動きの美しさが極限まで鍛えられ、引き出され、謳歌されている。ライトに照らされ、目の前で繰り広げられる動きが、幻想のように感じられる。人の肉体は、こんなにも美しく、こんなにも多様な動きができるように造られている。ひととき、御手によって造られ、息を吹き込まれたものの素晴らしさに、しっとり浸る。

2010.10.09

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春を見つけに♪ What a happy day !

今日まで守られ導かれ生かされてきたことに感謝し、祝ってくれる人が居ることを幸せだなぁ～と思うMy Birth Day.娘は昨日、起きたとたんに先取りして言った。「おめでとう！今日は結婚記念日だから、明日はお母さんの誕生日だね！」そして、"HAPPY和みのモンブランプリン"を選んで買ってくれた。息子も今朝「おめでとう！」って言ってくれた。朝から「よい一日を！」なんてお祝いメールを頂いた、せっかくのspacial day。天気も良く思いと体がムズムズしてきて、陽射しに誘われて春を見つけに外へ飛び出したくなった。急きょ午後の予定をキャンセルし、お茶を持って子ども達と公園へGo!目指すは自転車で20分強のとある公園。子ども達は児童公園でさんざん汗を流し、私は春の風と砂埃のなかでベンチでの～んびり。よく手入れされている植物園の花壇や木々、池の水鳥を楽しむ。子ども達は、お決まりの"自然史博物館クイズラリー"コース。悠々と水面を滑る白鳥。ほら、桜も！こんな花も！幸せいっぱいのspacial day!WHat a happy day!

2009.03.28

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期末慰労YAKINIKU会

それぞれの修了式が終わり、通知表をもらってきた。今年度もいよいよ終わりへ。なんとなく、一区切りの時。決算の後はまた忙しくなるのだけれど。と、思い立って、家族で慰労会！いざＹＡＫＩＮＩＫＵ屋へ。あえて、食事と会話しかできない場所で。ビールと冷茶と冷茶と冷茶で、乾杯。「今年度もお疲れさま～！」普段口にすることのないグレードの肉や一品を、一口一口味わう。この1年間、それぞれがそれぞれの場所で、また健康も守られて過ごせたことを感謝しつつ。今日は、量より質で。こういうのも、たまにはいいよね。ごちそうさま～♪

2009.03.25

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ひとり　日常から離れて

家事以外の予定のない日。午後からのひと時を自分だけのものとしました。(とても贅沢！)ある「クリスマスゴスペルコンサート」と銘打ったイベントに当たったので一人でお出かけ。子ども達、ご自由に！実は、どんな方々が歌われるのか知らなかったのですが、クリスマスソングもあったしそれなりに楽しめました。(とくにこだわりがないもので)彼女は音楽ジャンルとしてのゴスペル(ブラックゴスペル)を歌っている方でした。ソウルフルな歌声との紹介文どり素敵な歌声。聴衆もおそらくほとんどがその体も心も揺さぶられるようなノリを楽しんでおられたことでしょう。ひとり会場の最後列最端の席で、歌詞をしみじみ味わう。会場の加減か、歌声が響きすぎて英語の歌詞が聞き取りにくかったのが残念。でも、聞き取れた歌詞が心に染み入る。やはりゴスペルはゴスペル。歌詞そのものが叫びであり祈りだ。ノリノリの会場の中で、ひとり異空間だったかも？！(礼拝の時の方がノリノリやなぁ・・・)帰り際のアンケート用紙に"God bless you！"とだけ記入して帰途へ。さあ、今夜はお鍋だ。準備は整えてあるし。家族とともに温まろう。

2008.12.20

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「ブタがいた教室｣

前回映画を観に行った時に、劇場で予告していた映画。これは、子ども達と一緒に観てみたいと。「ブタがいた教室」ありがたいことに今日は1日、映画の日。息子がクラブから帰宅してからとなると、近場では夕方遅い時間からの上映となる。明日も休日だし、いいか。6年生、最後に食べるという約束で学校でブタを飼うという授業。公開したばかりなので結末には触れませんが、このような生身の授業を実際にした先生がいらしたということに驚き。新聞広告で御本人のコメントが載っていたけれど、未だにこの授業についての葛藤があるという。生身の生き物の世話の大変さ、多々のハプニング、命のいとおしさ。卒業間近になって、いよいよこのブタをどうしようという話し合いを何回も重ねるが、話は平行線。結論が出せない。結末を知らされていない子ども達の、白熱の、涙ながらの議論。うちの子たちは、何を感じ、何を考えただろう。生き物の命を食しているという実感のない生活。私も含めて。この映画、初のベルマーク付き映画(半券の額面の1／100)らしい。さっそく、学校に持って行かせよう。

2008.11.01

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「おくりびと」

今日は、1ヶ月以上ぶりの休みの平日。職場は慢性人手不足なので、行ってもよかったんだけど、たまには丸1日空けておきたかった。そうと決めていたある日、映画紹介の記事が目に留まった。「おくりびと」納棺師という職種があること自体知らなかった。意識したこともなかったと言うべきか。そういえば、2年前の祖母の死の際には納棺の儀があった。ああ、あの方々だ。丁寧にしてくださった、その立ち振る舞いを思い出す。安らかな旅立ちをお手伝いする仕事。よし、観に行くぞ。水曜日はありがたい！(映画のレディースデイ)朝起きたら、息子の風邪気味がひどくなっているようで、本人と相談した上で欠席を決定。お弁当は作ってあるので、寝かせておいて私は家を出る。タオルの準備、ＯＫ！冷たい母かも。人の死に際の、きれいごとでない状況、感情。生きている同志の思い、関係。生業としての納棺師。夫婦、親子、友人、家族・・・確執、ゆるせない思い、そして理解、和解。故人が残したモノがどんな取るに足らないモノであっても、形ないものとして何かが人の心に残される。納棺師の美しい仕草、手元、立ち振る舞いによって、人がこの世での最後の尊厳を添えられる。御遺族の思いに寄り添って。｢死というのは、門だ。別の世界へ旅立つ門だ。｣｢また会おうな、といって送り出すんだ。｣火葬場の炉の点火係のセリフ。重すぎず、微笑ましく、言葉数も多すぎず、心の中で感情や思いが渦巻くような、そんな映画でした。息子も、無事に家で寝ていたようです。モックンかっこいい。作品の中の手の表情を見ていると、とても優しい方なんだろうなと思いました。

2008.10.22

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手のり○○

自然溢れる場所で、神の御手の中で子どものように遊んだ一日。何にも捕われず、思い煩いに支配されず。目の前の木の枝に蜻蛉が留まった。いたずらして、トンボの大きな目の前で、人指し指をグルグル。と、蜻蛉が一瞬クラッとしたのか?!飛び立ってよろよろと指の方へ。とっさに指を天に向けてみると、なんと!トンボが先に留まった。6本の足でしっかり私の指先をつかむ。小さいながらもしっかりとした質量感。わぁ～～～～！急いで、そっと、近くの友達に知らせる。彼女はケータイで写真を撮ってくれようとしたんだけれど、なかなか取り出せない。どれくらいの時間かな。数十秒ぐらいだったろうか。彼女がケータイを取り出せたとほぼ同時に、飛び立った。指先には、トンボの質感だけが残っている。幸せな数十秒。

2008.10.13

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秋空の下　被造物を見に

午前中クラブがあると思っていた息子が、行く時間になって確認したところ、今日は練習がないという。よし！時間が空いた！前から行きいと思っていた、動物園とすぐ横の美術館へ行くことを即決。久々に子どもとのお出かけ。動物園も美術館も中学生まで無料というのが、とってもありがたい。財布とお茶、タオル、ティッシュだけ持って、出発。久々の動物園に、ウキウキ。ひとつひとつの動物を眺めていると、ほんっとにユニークな形、素晴らしい機能を持っているなぁと感心する。子ども達と一緒に感嘆し、楽しみ、私もご機嫌！お昼は駅前で買ったおにぎり。旨い旨い。昼からもうろうろしていて、はっと気づく。暑くて脱いで鞄に掛けていた、私のロングシャツが、ない！子ども達と別れて、今来た道を逆戻り。かなり戻ったけれど、見当たらない。お気に入りのシャツだった。でも、なぜか気持ちはそんなに慌てていない。案内所で訊いてみたけれど、届いていない。それでも、なぜか気持ちはそんなに慌てていない。動物園の残り半分をゆっくり見たあと、最後にもう一度案内所で訊いてみた。あった！！やっぱり、という思い。飛び上がって涙が出るほど、嬉しかった。明るい気分で、美術館へ。前売りを購入していた佐伯祐三展が目的。この方のことは、詳しく知らないけれど。ただ、私の出身高校の大々先輩ってだけで興味を持った。彼の年表に沿って観ていくと、画風がどんどん変わっていく。常に何かもを求め模索を続けていた情熱の人だったのだろう。同じ建物をいくつかの違った画風で表現していたのが興味深かった。子ども達は足が疲れて休憩したそうだったので、私も少し足を速めざるを得なかったのが残念だけれど、子連れで観に来れたのでよかった。少しお茶休憩をして、帰途へ。1人なら、駅前ビルをうろうろするんだけどなぁ。でも、かなり充実満喫の休日でした。

2008.10.04

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予定のない休日

今日は休日、予定もない。息子は午前中クラブ。その他は予定未定？私は珍しく朝から買い物。パンと牛乳、野菜、家庭用品などを買いに。工場直販の安売りパン屋の前を通りがかり、人だかりに誘われて店内へ。昼頃にはすっかり売り切れるらしい。開店早々なら、こんなにパンの種類があるんだ！と妙に感動。思いがけず安くて美味しいパンが手に入り、心も軽い。スーパーでは、休日の朝なのに買い物客がいっぱい。そうか、今日は火曜朝市なんだ。平日なら朝から買い物に行くことがないので、パン屋も朝市も頭になかった。なんだか、得した気分。家族みんなが家にいると、昼ごはんもちゃんとつくらなくちゃ。午後からはそれぞれ予定がぽしゃったり、不意の予定がはいったり、心づもりがあったようで、結局それぞれに過ごす。娘の友達が家に集まってきたので、それを放ったらかしにしてふらりと外出するわけにもいかず。家ですること・・・家ですること・・・。結局だらだらと過ごし、少し昼寝をして・・・。本当は本当は、ふらりと美術館にでも行きたかったなぁ。何もせずに、過ごしちゃったなぁ。何も・・・。ん？！・・・ゆっくり休んだ。夕方までに今日の新聞が読めたし、洗濯物を取り入れてたためた。夕ご飯にちょっと凝った惣菜を作った。早めに食事の支度ができた。家族で食卓を囲めた。結構、いい日だったのかも。あ！じっくり読みたかった資料があったんだ。寝る前に気づく。もう、眠い。計画性のない、休日。

2008.09.23

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一学期　お疲れさま会

肉食べたい･･･という声が、家のから聞こえてくる。ベジタリアンというわけではないので、料理に肉は使っているのだけれど、薄切り肉じゃ、質量とも物足りないのか？！というわけで、久々に家族だけでの外食。肉買ってきて家で焼く元気がなかった。お気に入りの焼肉屋へGo!ただの外食、というのもつまらないので、こじつけ。「一学期、お疲れさま～！｣で、乾杯。子ども達にもジュースを頼んでやった(これは珍しい。いつもは｢お水、飲んどき。」で、済ます)。肉だぁ～～！それぞれに(自分も含めて)お疲れさまの気持ちをこめながら、焼き、タレを漬け、ほおばる。うまい！！これで精つけて、夏休みも頑張れよ～～！これは、子ども達への声。親たちは夏休みがないもんね。大満足で帰宅し、篤姫を楽しみ、くつろぐ。夏休み、始めの、日曜の夜。

2008.07.20

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生き物　ばんざい！

今年に入って初めてのような気がする、家族揃っての休日。1泊温泉旅行を企画。この日を楽しみに、それぞれの日常の仕事を頑張ってきた。疲れが積もり積もっているにもかかわらず。目的は温泉、海水浴、景勝地観光、アドベンチャーワールドと盛りだくさん。観光シーズンでもないので、道路も観光地もホテルも空いていることだろう。問題は天気、梅雨の真っ只中なので、天にお任せ。目的地への道中では雨が降っていたけれど、午後からは薄日が差してきた。魚の直売所で、各種魚のお惣菜を楽しむ。クエの潮汁、白身魚のキモ和え、甘酢あんかけ、フライ、甘鮭の剥き身焼き。グラスボートで海の底の日常を覗きハリセンボンやチョウチョウウオ、クマノミとすれ違う。岩場の潮溜まりではウニやフジツボとご対面。真っ白な砂浜では滑らかな細かな砂の感触を楽しむ。シーズン前だからかゴミもなく、足の裏の砂の感触が心地良い。子ども達は浮き輪と共に、波と戯れる。目いっぱい遊んだ後は、早めにチェックインして、身体の汗と塩気を温泉で流す。開放的な露天風呂。霧雨さえ心地良い。次の朝は大雨。でも、アドベンチャーワールドに向かう。園内は屋根のあるところが多くて、それほど支障なかった。イルカショー、アシカショーを見たり。此処のショーは、迫力、構成、訓練とも、他とは一段格が違うと思った。パンダを見たり、様々な動物を間近で見たり触ったり。カバの餌やりなんて、初めて！餌をねだってあんぐり開けたカバの大きな口に吸い込まれそうになりながら。ライオン夫婦のデートシーンも目撃。此処の動物達は、みな元気に動き回っている。飼育担当の方々の並々ならぬ努力と配慮があるのだろう。この2日間で、生き物の素晴らしさを満喫、家族の時間を満喫。嬉しいなぁ。終わっちゃったなぁ。

2008.06.22

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休日の活用

子ども達を連れて、かねてから友人に聞いていた二色の浜海浜緑地まで足をのばしました。友人によると、いつ行っても駐車場は空いていて、水遊びやバーベキューも出来る穴場だという。家を出るのが遅くなり、着いたのは11時頃になってしまったけれど、確かに駐車場にはまだまだ余裕がある。渋滞にも遭わなかった。車を降りて見渡してみると、水上バイク用の設備がメインのよう。バーベキュー用の炉もあり、持込でバーベキューできるエリアもある。玉砂利の敷き詰められた浜で水遊びも出来る。ちょっとした売店や、自動販売機もあるが、遊具といえるものはない。日差しは夏のようだけれど、日陰にいると海風で肌寒いくらい。芝生の上にシートを敷いて、寝ころぶ。子ども達は、ひたすら水遊び。おにぎりとお茶だけの、シンプルなピクニック。肉の焼ける匂いをおかずに。テニスラケットと、ゴムひもつきの練習ボールを持参していたので、久々にボールを打つ。が！数分すら打つのが精一杯。すぐ、へばってしまう。情けない。打って疲れては昼寝し、また打っては昼寝し。子ども達は、イソギンチャクやフナムシにも出会ったらしい。何も考えず、ひたすらぼ～～～っとした、数時間。貴重な、貴重な、何もしない時間。ただ、強い日差しと、爽やかな潮風を身体に感じる。あ～～、休んだ～！って感じ。

2008.05.03

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明日への遺言

ひっさびさの朝からの休日にふと思いついて観に行った「明日への遺言」。せっかくの休みだからこんな考えさせられるような映画じゃなくて、もっとパァ～っとした映画にすりゃいいものを、と自分で思いながら。ま、でも、それが私の性分か。つまり気味の鼻と喉のイガイガと少々の頭痛を気にかけながら。車で2～30分のシネコンへ、初回目指して！道が意外と混んでいて、劇場に入ったら予告編が始まっていました。ぎりぎりセーフ！チケットカウンターでは、席はかなり空いている様子だったけど・・・。誰も、座っていない・・・。しばらくたってようやく、一人入ってきた。たった2人の貸し切りだ！映画は、裁判に至るまでの様々なシーンから始まる。そして、裁判のシーンがBGMもなく淡々と流れる。それぞれの立場の登場人物の、微妙な表情の変化から、感情や内面の変化を読み取る。心のやりとりが伝わる。何がテーマかと言われると、いろいろな捉え方があるように思う。戦争、責任、上司と部下、家族、夫婦・・・。結構、深いように思われる。深すぎて、感じ取れない部分の方が多かったかもしれないゆえ、浅はかな感想しか抱けなかったのかもしれない。あとからじんわりと、何かの機会に思い出し、感じるものがでてくるのかもしれない。

2008.03.12

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だらり、ゆったり、ほっこり　素敵な出会い

家にこもっていても風邪の完治する気配がないので、気分転換に外にで出ました。銀行・郵便局回りをして、近所のショッピングセンターへ。少しぼーっとする頭で、目的もなく、だらだらゆったりとウィンドウショッピング。見るのは主に雑貨系。と、思いがけない場所で友人にばったり。彼女からの心遣いに感謝していたところだったので、直接お礼を言うことができてとても嬉しい。時間制限がないので、いつもは立ち寄らない店にまで足を踏み入れる。ここでも出合った、素敵なもの。新発売の広告を目にしたときから気になっていた、墨の香りのする筆ペン。3色の香りを生で楽しめました。やっぱり、いい！！特に、伽羅の香がいい！！買いもしないのに、とっても幸せな気分。(なかなか衝動買いできないのです、家に愛用の筆ペンがあるし)昼も過ぎて、気になっていたカフェに入る。ここでも出合った、素敵なもの。"新発売"ハニージンジャーティー、ハニージンジャーモカ、ハニージンジャーミルクティー。風邪の治りきらない私にぴったり!モカとコーンとほうれん草とベーコン入りホワイトソースのフォカッチャ(パンピザみたいな)をオーダー。ひとり、席に座る。見えないけど、本当はふたり。なんとも贅沢な時間。ハニージンジャーモカは、想像以上に美味しく、柔らかな甘味ときりっとした辛味で心も身体もほっこり。ホワイトソースのフォカッチャも美味しかった♪帰りに、ショッピングセンター内のスーパーで、普段買わないデザートを私(と、余れば家族)のためにいくつか買って帰りました。3つも、素敵な出合いがあって、温かく幸せな気分です。かなり気分転換できたようです。動いた方が、治るのかな。人やものから、元気をもらえる。帰ってから、いろいろな方へのプレゼントを用意しなくてはならなかったと、思い出しました頭、ぼーっとしてたしなぁ。来週には、元気になって、いつもの生活に戻れるかな？

2008.01.04

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手の中に　いのち　あり

ある温泉街のます池で、ます釣りをしました。かえしのない針から地面に転げ落ちた鱒を、手で掴もうと追いかけました。滑ってのた打ち回る鱒を、両手でがっちり抑えました。手の中で、全身の力を漲(みなぎ)らせて、跳ね回りますいのち　ここに　あり。いのちの力を、実感。

2007.09.25

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遊園地

スルッとKANSAI第3弾は、みさき公園。南海電鉄ばっかり。家の最寄り駅は、スルッとKANSAIが使えないJRなので、バスに乗って南海の駅へ。この路線も3日連続。開演直後に到着したら、まだ人もまばら。混む前に乗り物へGO!何年ぶりかに遊園地に来たので、乗り物件をどれくらい買ったらいいのか見当がつかない。足りなくなるごとに1000円(1100円分)ずつ買い足していった。中途半端にあまらせたくないので、先に何に乗りたいか訊ねておく。でも、そこは子どもと大人の頭の構造が違う。子供の予定は未定なのだ。そして、後から後から追加される。ハァ～、仕方ないね。私の中のけちけち虫が頭をもたげていたけれど、夫がそれとなく閉じ込めてくれた。「お金ないわけじゃないんやし、子供の日やからええやん。」ああ、ありがとう。不必要な節約精神が大手を振るところだった。そこからは、子どもたちの気のむくまま、園内をうろうろ。私も、息子が生まれて初めてジェットコースターなるものに乗るのに付き合わされた。20年近くぶり?!大丈夫かな?絶叫系ではなかったので、終わってみると意外と物足りなかった。動物園を回り、ふれあいコーナーで幸せそうに動物と触れ合う子ども達を、暑い中ぐったりしながら待っていた。風邪気味の夫もかなりしんどくなってきたよう。結局夫は先に帰り、子ども達と私だけ最後にイルカショーだけ見て帰ることにした。イルカショーは、時間を待ってみた甲斐があった。トレーナーのお姉さん達も、彼女達の仕事でありながら、イルカとの時間が心から楽しんでいるようだった。子ども達も大満足、私も。帰りの電車はまた、3人で爆睡。これもまた3日連続。あとで娘と話をした。「お母さん、将来何になりたい?・・・Sちゃん(娘のこと)ね、イルカかおサル。」「イルカかおサルって・・・じゃ、お母さんはマンボウ。」帰宅後ニュースを見て、ぞっとした。同じ日に、ジェットコースターでひどい事故が起こった。なんてこと!やりきれない。楽しいはずだった、休日。浮かれていた気持ちが、引き戻された。

2007.05.05

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高野山

スルッとKANSAI第2弾は世界遺産でもある高野山。バス、南海電鉄と乗り継ぎ、橋本から乗り換え、極楽橋でケーブルに乗換え。乗り換えるごとに車両の数が2両、1両と減り、橋本からは通勤通学の満員電車のよう。そのまま単線を40分ほど行くのは、結構きつい。おまけに山をぐんぐん登っていくものだから、電車は軋み左右に揺れ、山側に乗っていた娘はとうとう気分が悪くなってしまった。谷側なら景色が見えてましだったかも。途中の駅で下り電車のすれ違い待ちで、少し外に出て休憩。なんとか持ち直しました。極楽橋からのケーブルカーは満員のため1台乗り過ごして2台目で上りました。こんな乗り物がない時代は歩いて登ったことを思えばずいぶん楽して登っているはずなのですが、それでもきつい、人ごみがさらに気分を悪くします。高野山駅にようやく着いたら、今度はバス乗り場でまた長い列。結局高野山ではどこへ行っても、バスを待つにも乗るにも人ごみにまみれてしまいました。でも、さすが世界遺産の地域。道路の両脇は延々と各種お寺が立ち並びます。どれも古い建物ばかり。空海の開山から約1200年というその時空が感じられます。そこに集まる、たくさんの人々、車、バイク。年配の人が多かったように思います。杉木立の中に立ち並ぶ、たくさんのお墓。歴史の苦手な私でも知っている有名な武将の墓もたくさん。新しいものでは、企業の創業者の方々とか。古いお墓は苔生し、杉の樹の成長に押されて墓石が傾いているものも多数、誰も訪れていないようなお墓も多数。この地にお墓を建てたからには、たいそうな思いが込められているのだろうが、それとて永遠ではないのだなぁとしみじみと思う。結局拝観料のいるような所には入らず、昼食も持ってきたおにぎりとから揚げと、箸休めに満開のボタン桜と枝垂桜で済ませ、職場へのお土産(いつも他の人に頂いているので)のみ購入。最後に人気のないお寺は、静かでよかった。古い古い塔の形の美しさに見入る。シャクナゲがちらほら咲いていたが、満開だったらさぞかし華やかだったろう。人も多くなるけど。親も子も大変疲れ、帰途の電車の中ではまた家族4人して爆睡。遊びも疲れます。けれど、貴重な家族揃っての時間です。今日の夕食も簡単に、ホットプレートでのお好み焼きで済ませました。

2007.05.04

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人ごみを避けて紀州へ

後半4連休、今年は特に予定を立てていなかったけれど、先日立ち寄った駅で見たチラシに惹きつけられた。スルッとKANSAI3dayチケット。使えるエリアを見たら、かなり遠くまで行けます。バスも乗り放題。これはかなり使えそう!思い切って家族4人分購入した。どこに行こうかと家族会議。遠すぎると行くのに時間ばかりかかるし･･･とりあえず1日目は南海電鉄で和歌山市へ。少し前の新聞の日曜版に紹介が載っていた和歌山城へ。天守閣からの眺めがいいらしい。和歌山市駅で降り、歩いてもいける距離をバスに乗って城へ。新緑の季節、浅緑がまぶしい!人も多くない!(←これ、大切)お城のたたずまいはこじんまりとして緑に囲まれていて、いい感じ。古き物の美しさ。内部は博物館とされていたので、外観とのギャップに少し戸惑う。大阪城ほどではないけれど。期待していた天守閣からの眺めは、空が霞んでいたため絶景とは言いがたかったけれど、それでも気持ちよい景色だった。昼食は、和歌山ラーメンの店を探し、堪能した。でも、近所でもかなり美味しいラーメン屋があるので、味はまぁまぁといったところ。ラーメンを食べながら、思いを馳せていた。ラーメン屋さんって、毎日毎日何時間もかけて毎日同じ味になるようにスープを取り、麺を茹で、振る舞っている。いくらラーメン好きでも、毎日毎日同じことをし同じ味を完成させていくという仕事は、並みではないだろう。同じことをしていたらすぐに飽きてしまう私にとっては、全く想像すらできない仕事。いつも同じ味であたりまえ。今日はちょっとスープが違う、となるとお客さんは来なくなってしまうだろう。大変な仕事だなぁ、と敬服。ご馳走様でした！昼からは養翠園に行こうと、駅まで戻りバスを調べたところ、1時間に1本しか出ていない。こりゃ、行き難いよ。急遽行き先変更し、紀三井寺へ。こちらはバスの本数も多そう。山の中腹なので、またよい眺めがあることだろう。階段を上り、古い樹木や海を望む景色を楽しんだ。参拝はしないけれど、こういう古い建物や樹木のある静かな一帯には、心静まる雰囲気があるなぁと思う。そして、何かを求めて来ておられる方たちを、思う。本当に頼れるお方は"ここ"におられるのではなく、いつでもどこでもあなたを愛しておられるのだよと。自宅用お土産に、見たことのない春光柑というみかんを買い求めました。あっさり、すっきりとした甘味と酸味が絶妙。4月いっぱいで収穫時期のほぼ終わりだそうです。帰りの電車の中では、家族揃って爆睡。座れてよかった。晩御飯は、簡単に鰆のきのこ出汁煮、海草豆腐サラダとなめこ汁で済ませました。やっぱりお家ご飯は、落ち着いていいねぇ。

2007.05.03

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漕いだ歩いた・・・歩いた漕いだ

ハイキングに家族で参加しました。お弁当と水筒を持って♪子ども達、歩けるかな?4人分の交通費を少しでも浮かそうと、N駅まで約25分(子どもに合わせたスピードで)の自転車ツーリング、そこから集合場所のI駅へ。I駅からは他の参加者の方と、片道約５kmの道のりを堺自然ふれあいの森へ向かいます。駅からニュータウンを抜けると、谷あいの畑の真ん中を歩きます。道路は舗装されてはいますが、蓮華畑、雲雀のさえずり、一面畑と広い青空です。約1時間歩き、ふれあいの森に到着。子ども達もよく歩きました。ここは40年前までは里山だったそうですが、田畑を作ったり手入れをする人がいなくなり荒れていたのを手入れし、自然環境の保護、活用、復元を図っていく"里山の保全"を目標としています。ボランティアによる里山保全、管理、提供プログラムがなされてるそうです。人工的なものは、殆ど何もありません。森の館とトイレぐらいです。ゴミは持ち帰り、売店、自動販売機も遊具もありません。散策道が山の中に整備されていますが、柵は木と刈り取った竹を釘も使わずうまく組み合わせてあります。ベンチも丸太の組み合わせ。灰皿やゴミ箱もありません。これほど徹底して何もないところって、すてき!!到着したらみんなお腹がぺこぺこに減っていて、お弁当をばくばくもりもり食べちゃいました。その後、里山散策コース、ガイド付き自然観察コース、ネイチャークラフトコースのいずれかに参加できます。子ども達はクラフトへ、夫と私は自然観察コースに参加しました。ボランティアガイドさんが、説明をしてくださります。アリジゴク、クロバイの花、シリブカ樫のドングリ、これは磨くとぴかっぴかに黒光りするそうです。淡い透き通るような新緑とその合間からこぼれる光が目に沁みいります。うぐいすの鳴き声も間近で聞こえます。ホーホケキョは縄張りの主張、ケキョケキョケキョは近すぎるぞ!こっちへ来るな!の意味だそうです。いくつかある池は、昔はため池として使われていたそうです。コースの帰り道、足元に新しそうな小さな"糞"が！なんと、イタチだそうです。すれ違った人が、さっき出会ったといっておられたそうなので、その子かもしれません。会いたかったな♪約1時間の散策の後、夫と自然観察から戻ると、どこからか鳥の鳴き声のような・・・と思ったら、娘が竹にどんぐりの鳥を付けた笛を上手に鳴らしていました。手で穴をふさいだりすることにより音の高低やメロディーができるのです♪子ども達はちょっと疲れていたけれど、帰り道も歩きました。１時間ほど待ってバスで、という手もあったようですが。息子が｢お腹が痛い。｣と言い出しましたが、タクシーも通らなかったしバス停もタイミングが悪かったので、ゆっくり何とか歩きました。街の喧騒から離れ自然に囲まれた時間は、子ども達にとっては貴重な体験のときだったと思います。疲れた～と言っていたけれど、また来たい(こんなに何もないのに!)とも言っていました。駐車場が40台分ぐらいあるので、次回行くなら車にしちゃうかも。

2007.04.28

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Human Player

職場のちょっとしたお付き合いでHuman Playerを手にしました。エゴグラム性格診断の50の質問に答えて22タイプに分類された自分がこの中で生活します。自分の分身のようなものでしょうか。90％当っているという話です。家族や友達も登録でき、相性診断や一緒に行動するなどします。全くのお遊びです。で、性格診断された私は｢頑固親父の石頭タイプ。清く正しくがモットーで煙たがられる。｣だそうです!説明を詳しく読むと、｢こんなん違うわ～!｣と全く否定することができないだけに、結構笑えます。ちなみに、職場の人たちは｢低次元のなまけものタイプ｣｢悩める優等生タイプ｣がいます。家族が帰ってきたら、診断してみよう!ちなみにHPからでも診断できるようです。家に帰ってHPで同じ診断をしてみたら、今度は｢ごくフツーのタイプ。自分をアピールするものが足りない。」となりました。あんまり当てになりませんね。神さまに似せて創られた私たちは、その全てを神さまに知られています。きっと、人間の知恵による型には当てはまりきらないのでしょうね。

2007.04.13

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春の日差しに抱かれに

春分の日、子ども達と植物園へ。穏やかに晴れて、気温も昨日より少し上がりそう。事前に開花情報もチェック!いつもは自転車で向かうのだけれど、今日は息子が怪我をしていてハンドルを握れないと言うので、電車で。お昼はどこかで買おうかと思ったが、ふと昨夜の山菜御飯が残っていることを思い出し、お弁当箱2つに詰め、冷やご飯で作ったおにぎりと冷凍のオムレツを添えて出発。少し冷たい風までもが心地良く感じられました。長居公園に入ると、アーモンドの花が満開。桜よりふた周りほど大きな花でした。植物園内ではまずこれにご対面。ムスカリです。ミツバチたちが、足の付け根に花粉だんごをくっつけて一生懸命蜜を集めていました。私はというと、地面に這いつくばって接写！忙しく動き回る蜂にはうまくピントが合わず、写真に収まりませんでした。猫柳は蕾からぐん！と伸びて花になっていました。あんずの花も満開。心なしか甘い香りが漂っているような気がしました。サンシュユ↑、ギンヨウアカシヤ、ラッパ水仙、クリスマスローズ、はなな↓、モクレンなどにも会えました。ここにもミツバチが見えます。珍しい白いタンポポもみっけ！先に訪れた友人に｢マンサクがきれい！」と教えていただいていたのですが、残念ながらすでに花の時期が終わってしまっていたようでした。ゆっくりゆっくり散策し、花と緑の情報センターの展示を眺め、帰りに園外の花屋に寄りました。昨年、思いがけず黄色いミニ薔薇を買ったところ。今回は、イースターカクタスというサボテンを買いました。蕾がいっぱいついています。イースターの頃には満開になるのでしょうか。楽しみです。-----帰りの駅の構内で、娘が｢お出かけセットがない。｣と言いました。小さなポーチほどの手提げ鞄に、ハンカチ、ティッシュ、ばんそう膏、おもちゃの口紅と手鏡などが入っていました。ばんそう膏が少なくなっていたから補充してきたの！と行きしなに嬉しそうに言っていた物でした。習い事の時間が迫っていたので、戻ることもできませんでした。次の日、電話をしてみましたが、届いてもいなかったし(すぐに見に行ってくださったようですが)見当たらなかったようです。最後こんなことが起こるなんて、ちょっと残念でした。

2007.03.21

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サントリー山崎蒸留所と和菓子ねりきり体験

小学校PTA研修旅行、夏休み前から企画し始め、ようやく当日を迎えた。昨年度は参加が21名と少なかったので、今年はどうだろうと案じていたが、40名の募集に対して44名の申込み!結局当日キャンセルなどで42名の参加となった。コースは、サントリー山崎蒸留所見学と八つ橋庵かけはしにて湯葉や豆乳などをふんだんに使った京風和食バイキングと和菓子の練りきり体験。バスに乗り込んで全員揃ったところで、せっかくこうして一日を共に過ごすことになった方たちの自己紹介。ついでに、子供のころ好きだった教科(得意じゃなくてもいいことにして)も紹介していただいた。特にないけど、給食の時間が好きだった!走り回ってばかりだった!という方も居られ、結構盛り上がったかな。以前、山崎蒸留所の隣町に住んでいたことがあり、そこで息子を出産した。バスはその町を通って蒸留所に向かったので、息子が生まれたクリニックや住んでいた団地をこの目で見ることができて、感無量!山崎蒸留所は天王山のふもとにあり、宇治川木津川桂川の3本が合流して淀川になるあたりでもあり、水も空気もとても美味しいところ。すぐ裏には竹林や木々があり、ちょうど紅葉の季節でもあり錦のような風景も楽しむことができた。蒸留所では、案内のステキなお姉さんに連れられ、ウイスキーができるまでの行程を、五感で体感することができた。発酵棟ではもち米を蒸したような香り、蒸留棟ではウイスキーのようなそれでいてとってもフルーティーな香り、貯蔵庫では山積みにされた重厚な樽に囲まれ、自分の生まれ年や結婚した年などの樽を探す。落ち着いた空間にずっと浸っていたくて、友人と｢あ～、掃除係でいいから、ここで働かせて!｣などと言い合った。試飲コーナーでは、照明を落とした静かなバーのような落ち着いた雰囲気の部屋に通され、美味しい水と美味しい氷でハーフロックという飲み方で"シングルモルト山崎12年"と"響"を堪能した。ウイスキーは雰囲気で飲むものだと、実感。今までに飲んだこともないほど美味しく感じられた。きっと、家で同じ物を飲んでも、それほど美味しくは感じないのだろう。よっぽど雰囲気作りからしなければ。夫にお土産を買い、集合写真を撮ってバスへ乗り込む。バスで今度は京都市内へ。西京極陸上競技場の近くの八つ橋庵かけはしへ。道が混雑しておまけに到着が30分も遅れてしまった。昼食バイキングとねりきり体験もあり、お土産を買う時間もとりたいのに。今日お休みを取って参加する予定だったPTA会長さんは、急に朝から会議が入ったとかで、こちらで現地集合となった。無理しなくても、と申し上げたのだけれど、几帳面な方なのでちゃんと昼食時に来られた。結局、昼食時間は1時間ほどしか取れず、体験でしっかり1時間。お土産もざっと見てさっと買う時間しか取れなかった。参加者の皆さんに申し訳ないなぁ。ねりきり体験は、日常ではすることのない体験だったのでとても楽しめた。道具も下準備も全て整えられておりお店の方の説明どおりに作るだけなのだが、しろ餡とぎゅうひをあわせたあるという生地の扱いが非常に難しい。すぐに乾燥してしまうし、手の温もりで溶け出し手にくっついてくる。それでも何とか3つ作りあげた。箱に入れ、○○作という名前入りのシールを貼って出来上がり。(1つ食べちゃったあとで、写真を撮ったので2つだけ)校長先生やPTA会長さんも楽しんでおられたようだ。PTA会長さんはまた仕事に戻らなくてはいけないようで、ここで解散。結局現地集合現地解散になってしまいました。バスでご一緒できなくて残念。せめてもということで、バスの中からみんなで会長さんに手を振ってさしあげた。帰りのバスでは、お楽しみ大抽選会。商品提供は、近所のコンビニ。そこで働く前役員の方が、期間が終わって余った景品類を分けてくださったらしい。1等商品は、夏祭り景品としては使いづらかった"Bonsaiツリー"ライトがつきクリスマスソングが流れるそうだ。くじ箱を回し、1等から渡していく。な、なんと、1等は同行してくださった校長先生!(ぴったりと言うか　^o^;)校長室に飾ってもらって、是非見せてください!とお願いしておいた。旅の友(お菓子いろいろ詰め合わせ)を配ってあったのだけれど、食べる時間もなかったね。午後からはおなかいっぱいだったし。予定到着時刻より30分ほど送れて帰校。子ども達は宿題をして学校で待っていてくれたよ。企画者として細かい配慮の行き届かないところもあったけれど、一応無事に終えることができて、ほっとしたよ。後は当日キャンセルの方への返金、会計報告作成、写真焼き増し、仕分けと配布など。ふぅ～あとちょっとだ。早めに終わらせてしまおう。

2006.11.28

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エコファームの収穫

暑いくらいの日差しの中で、じゃが芋、さつま芋の収穫と、菜の花の苗植えを行った。実際、近隣の街では最遅の夏日を記録したとか。生い茂った葉の根元にじゃベルを入れ、体重をかけて土を起こすと、蛙やカナヘビがピョコピョコ飛び出した。驚かせちゃった?静かに冬眠の準備をしていたのかもしれないね。時期的には遅めなのか、さつま芋の葉は半分ほど黄色く枯れかけていた。甘くなるとケラに食われると聞いていたのだけれど、虫食いはあまりなく立派なさつま芋が顔を出した。葉の軸を佃煮にしようと、一本ずつ手でちぎったが、先月採った軸と比べると青みが褪せている。母がこの佃煮が好きだと言っていたので、今回は送ってあげようと思う。昆布や干しいたけ、かつお節をたくさん入れてさっそく炊こう。畑には冬野菜が根をどっしり張り、葉を存分に伸ばし広げて、弱くなった日差しを精一杯受けている。子孫を残すために、栄養を蓄えるために。それを、わたし達人間が頂くのだ。野菜たちの生命力を横取りしているようだけれど、頂く時にはこの風景が目に浮かび、天(太陽や雨)と地と野菜の恵みに感謝せざるを得ない。こんな風に人間は養われている存在に過ぎないのだ。畑ではこんな野菜も見かける。レース状になってしまった葉。野菜たちも、個々では生態系の一部。青々とした葉の上にはモンシロチョウが産卵の最後のチャンスとばかりに舞っている。土の中には、ケラやカナヘビ、ミミズ、蛙、ゲジ・・・。持ち帰った小松菜を茹でると青虫まで茹だっていたこともしばしば。すぐには食べきれずにしばらく置いておくと、葉に新しい糞が。帰りに、小松菜、大根も持ち帰らせてもらった。大根の葉は黄色いところがないほど青々と美味しそう!ボランティアとして手伝っていることになっているが、恵みを存分に頂いているのは、実はわたしの方なんだ。

2006.11.10

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帆船、海王丸

海王丸が近くの港に寄航し、イベントをするという情報を得た。帆船を見たくなって、子ども達を連れて出かけてきた。目的の場所がなかなかわからなかったけれど、視界に白い帆が見えたときには心が躍った！あそこだ！広々とした駐車場が設営されていた。目の前に、帆船、海王丸。真っ青の空に白い帆が映えて、美しいとしか言いようがなかった。湾の向こうの山々も、稜線がかなりはっきり見えていた。せせこましく生きている日常からちょっぴり離れて、大きな視点を与えられたような気がした。スピーカーから流れる、船の説明を聞きながら、実習生達が帆を畳む様子を見ていた。たくさんあるロープのうち必要なロープを、タイミングを合わせて引いていく。声をかけ、気持ちを合わせて。大まかに畳んだ後は、帆のところまでのぼって、手で折畳みロープで巻きつけていく。はるか上の方で、その足元はロープ一本。普段は揺れる海上での訓練。訓練とはいえ、まさに、真剣。

2006.10.21

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モロヘイヤ

前の土曜日に、エコファーム農場の手伝いをしてきた。農場にぼうぼうに生えているモロヘイヤを、茎ごと一抱え貰ってきた。そのうち半分ぐらい、葉を摘み取り、洗い、新聞の上に広げてベランダで干している。2,3日でからからに渇いてきた。全体を手ですくいかき混ぜると、なんともいえない良い香りがしてくる。そういえば、モロヘイヤ茶ってあったっけ？全てがからっからになれば、フードプロセッサーで(ミルの代わりに)挽いて、粉にして保存。これで随分かさが減る。ふりかけにしたり、スープに散らしたり、卵焼きに混ぜたりできそう。この食べ方は教えてもらったところで、今回初めて挑戦する。鮮やかな色と、なんともいえない香りが楽しみ♪まだ冷蔵庫に、生の葉が茎ごと眠っている

2006.09.27

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プラド美術館展

今日から給食が始まり、子ども達は4時ごろまで帰ってこない。仕事も休み。家でやることも溜まっているのだけれど、今日は自分に「夏休み、子ども達との密着の時間、お疲れさま～」のご褒美で、プラド美術館展に足を運んだ。美術史や絵画については無知なので、単純に"絵"を楽しむために行った。自分のペースで、絵の解説に目を通し、一枚の絵を心ゆくまで眺める。時には近寄って。数ヶ月前からアートのようなものをかじっているので、構図のとり方や筆のタッチ、明暗の表現も気になるところ。細部まで繊細に書かれた大きな絵に、圧倒される。カトリックの宗教画もたくさんあって、興味深かった。ただ、この時代の宗教画は広告の役割もしていたようで、全てが聖書に基づくものでは内容に思われた。それでも、ノアの箱舟に乗り込む動物たち、サムソンとライオン、エゼキエルの幻視、洗礼者ヨハネの首を持つヘロデヤ、漁師の子であった12弟子のひとりアンデレ、十字架を抱くキリスト、トマスの懐疑、パウロの改宗、最初の殉教者ステパノなどはじっくり見入った。平日の午前だったので、混雑もしていなかった。気付くと正午過ぎ、贅沢な午前だった。

2006.09.05

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静岡～2日目

朝起きて朝食前にひと風呂。何度入っても、いいお湯。朝食はそば粥にヤマメの開きにこまごまと上品な箸休め、香の物など。雨あしが強くなってきたが、昨日の散歩の際にカメラを携行し忘れたので、傘を差して再びさんぽにでる。バスの時間にもまだ間がある。子ども達は、2回目のためか雨のためか、幾分疲れ気味。雨の中、山々渓谷に抱かれて、存分に澄んだ空気と湧き水と静かな景色を楽しむ。さすがに傘を差しての吊り橋は渡らなかった。ダム湖の上に架かる吊り橋の袂まで行くには、谷を何十mも降りていかなくてはならないのだ。バス停まで戻り、バスを待つ間にお土産屋さんで雨宿りとお土産の物色。濡れた体でほかにお客のいない店内に入ると、店番のおばさんが緑茶を入れてくれた。雨で少し冷えた身体には、温かく甘かった。「どこから?」「大阪から。いいところですね。」少しお土産を買って、バスに乗り込む。帰りも観光ポイントでのアナウンスが入る。(行きのバス内でも、あった)再び細い急な山道を、川沿いに千頭駅へ向かう。ここで昼食をとり、SL資料館を見学し、駅構内に入る。目の前にSLが1台停まっている。どうやら予約したSLはこれではないようだ。でも、蒸気を吐く機関車の運転席に子ども達は乗せてもらえた。しばらく見ていると、石炭を入れられ始め、蒸気が「シュッシュッ」と規則正しく上がり始めた。水タンクへの水の補充も終わったようだ。「シュッシュッシュッシュッ･･･」という音を聞いていると、わたしの心臓の鼓動も呼応するようにドキドキしてくる。目の前のSLの迫力、人間って、なんて素晴らしいものを造る知恵が与えられたんだろう!それとともに、これほどのエネルギーを生み出すためには多くの労力と燃料が必要なんだと見せつけられる。SLの中で聞いた話では、石炭1個で進む距離は40cm、千頭から金谷まで約4kmを走るには約1tの石炭と7tの水が必要なんだそうだ。機関車の中はもちろん高温、その中で3人(だったか)の人たちが機関車を動かすために労働する。石炭をくべ、補助し、運転をする。電化された列車では、どれほどのエネルギーを使ってそれだけのものを動かしているのか(エネルギー効率は遥かに良いのだろうが)、目にすることは出来ない。エネルギーを作り出しているのは、ずっと離れた発電所なのだから。そこでどれほどの燃料や自然エネルギーを使い、どれほどの人の労働によってエネルギーが作り出されているのかわからないまま、それがゆえに、わたしたちはエネルギーを湯水のごとく消費してしまっているのではないだろうか。作られている現場を知ることがなければ、大切に使うことなんて考えも及ばない。食べ物にしても、飲料水にしても、衣服にしても。"MOTTAINAI"という言葉がはやっているようだけれど、作られている現場を、作っている人の顔を知れば、おのずと作られたものを大切にするだろう。さらには、ゴミとなった後の、モノの行方。ゴミとなった瞬間に消えてなくなるものではないということ。あるいは、排泄物の行方。普段は見ることも、想像することすらしないで済む、豊かな国。初めと終わりを知ること、それは、今与えられているこの命に関しても、大切にするために。記しているうちに、話が飛躍しちゃった。予定のSLに乗り、女性車掌さんのアナウンスや生歌を聞き、川幅が広くなった大井川添いの風景と茶畑、沿道や河原(や公営プール＆浴場?!)で手を振ってくれる人々に手を振りながら、金谷駅まで戻ってきた。金谷駅から掛川駅まで2駅、そこから新幹線で新大阪へ。SLと新幹線という両極端と思える列車を乗り継いできた。SL列車やあぷとラインでは、何分もの列車到着時刻の遅れなんて全く気にならなかったのに、新幹線では3分ほどの遅れでもイライラする。人は時間を有効に使おうとすればするほど、余裕がなくなっていくのかもしれない。乗り物ばかりで交通費のかかった旅だったが、思い切って足を伸ばした甲斐があったなぁ。

2006.07.17

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静岡～1日目

朝8:44着の静岡駅で、静岡出張だった夫と落ち合う。そこから登呂遺跡へ。こじんまりした博物館にも拘らず、人が途切れることがない。静岡駅に戻り、JR在来線で西へ9駅、金谷駅へ。大井川鉄道金谷駅にて、予約済みのいいふろプランクーポンを購入。さっそく大井川鉄道に乗って千頭駅へ。大井川沿いに線路は続く。広い河原では、釣りや川泳ぎを楽しむ人たちが手を振ってくれる。空気がきれい、景色が目に優しい。線路沿いにはあちらこちらに大小さまざまの茶畑。千頭駅で井川線(さらに山へ)への乗り継ぎの間に軽い昼食をとった。線路の幅は狭くなり、大井川の川幅もぐんと狭く岩も大きく険しくなり、崖をぬうように車体をきしませながらゆっくり電車が走る。町営のプール＆風呂(露天あり)のなかから、水着姿や木塀の向こうから裸の上半身姿の中年男女たちがいっせいに手を振ってくれる。町を挙げての歓迎に嬉しくなる。あぷといちしろ駅でアプト式列車を連結、国内唯一のアプト式を使い鉄道日本一の急勾配1,000分の90を、長島ダムまで上り下りしている。実際に車内に横向きに立っていると勾配がわかるほど。長島ダムで降りてすぐにUターン、奥泉駅にてバスに乗り換え。バスで30分かけて細い、すれ違いもできないところも何ヶ所もあるような山道を寸又峡温泉へ。近くにそびえる2000メートル近い山々は南アルプスの前峰だそうだ。とりあえず宿にチェックインした。このあたりは静岡県内でも品質のよいお茶の産地として有名なのだそうで、お茶がとってもおいしかった。宿で、今回の旅の同伴家族と合流。彼らは静岡在住なのだ。夕方早かったので、夢の吊り橋までさんぽ。途中の山々の聳え立つ渓谷の景色、大自然に抱かれて、ただただ黙す。湧き水を口に含み、冷たさと甘さで身体に力が漲る。ダム湖の水の色がとってもきれい、その上にかかる吊り橋を慎重に慎重に渡る。真下は、真っ青な湖面。1時間半ほどの散歩を終えて宿に戻り、温泉を楽しむ。単純硫黄泉だということだが、硫黄の匂いは全く気にならず、その滑らかな柔らかな、いつまで浸かっていてものぼせることのないようなお湯だった。公営浴場が「美女作りの湯」と言われるだけあって、肌はすべすべつるつる！夕食は、鮎、猪?、山菜、葉わさびなど、丁寧に素材を活かして作られた上品な料理だった。皿数も多く、お腹いっぱい、大満足。ゆったりと、ひたすらぼーっと、空気と景色と飾らないもてなしに包まれる。こうして1日目は過ぎて行った。

2006.07.16

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連休の旅行

夏休み突入の一足前に、家族旅行を計画しました。きっかけは、夫の出張。連休初日に静岡出張が入いり、「その後家族でどっか回ろうか。」という提案に即決。で、静岡ってなにがあるの？と、静岡出身の友達に訊いたりネットで調べたり･･･結局のところ、自然を満喫することにした。目的はふたつ。登呂遺跡(注※これは自然ではない)と大井川鉄道。ＳＬ列車に乗り、できればあぷとラインにも乗りたい。寸又峡温泉に泊まり、グリーンシャワーロードを散策する予定。結構、秘境のようだ。楽しみ～！日曜日は朝7時の新幹線に乗って静岡駅で夫と合流。2日間、食事の支度をしなくてもいいってのが嬉しいよね。

2006.07.14

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「東京タワー」

知人が貸してくれた「東京タワー」リリー･フランキー著頭の中で思い浮かぶままの情景を言葉にしたような、文章。なかなか読むのに慣れなかった。本の帯には全国の書店員が絶賛する紹介文が所狭しと書き連ねてある。何故、何故だ?この本に、感動も共感も覚えなかった。こんな家族もあるのか、とは思った。たまに目に留まる、人生に対しての鋭い視点には、なるほどと思えた。最後に出てくる母の手紙を読み、子どもを思う母の思いは、こんなにも深いものなのかとも思った。でも泣けなかった。貸してくれた人は、最後すごく泣いたと言っていた。冷めて読んだのね、と言われた。確かに、読みながら冷めていた。新聞の社会記事を見ながらも涙ぐむ私なのに。

2006.05.07

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家から一歩も出なかった日

予定がなくなり、家から1歩も出なかった。家の中にたまっていた事を、丸一日やっていた。昼食もいい加減に、めりはりもなく。身体は疲れているはずはないのに、夜になったらとても疲れていた。休息とは、何しないで過ごすことではなくて、何かほかの事に目を向けることなのかもしれない。趣味とか、散歩とか。誰かが言っていた。「仕事は楽しんで、趣味は一生懸命に。」

2006.04.21

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子どもへの怒り爆発によって素敵な時へと導びかれた

昼ごはんを作って、子ども達を呼んで待っていた。配膳の手伝いに来るはず。来ない。もう一度呼んだ。来ない。お腹減ってないんか!ご飯食べたくないんか!子ども達の部屋へ行き、怒り爆発!今日が初めてじゃないんだもん。夕食時もしょっちゅう。それをいい加減にしかしつけてこなかった自分にも腹が立った。毎日わたしがどんな思いで食事の用意をしているか、とくと言って聞かせた。栄養バランス、好み、ここ数日との献立とのバランス、家にある材料の中で。ぶつぶつと怒り続ける。やっとの思いで食事を終えたが、こんな食卓は嫌に決まってる。いっしょにおいしく食べられること、食事が与えられていることを喜び、楽しく食べたいのに。午後、娘の買い物に付き合う予定だったが、いつも子ども達の都合に合わせるのが無精に嫌になった。ふと思いたって、梅でも観たら気分が落ち着くかもと植物園に行くことにした。「あんたたち、どうするん。行きたいんならついて来てもいいで。」と冷たく言って出かける用意をした。かわいそうな子ども達は、わたしを気遣っている様子でついて来た。悪かったとは思っているんだろう。快晴で暖かな日だった。自転車を漕いで20分ほど。入場料大人200円、子ども無料。近くのスーパーで買ったお茶2つで176円。安い気分転換だ。まずわたし達を出迎えてくれたのは、満開のラッパ水仙たち。知らなかったんだけれど、ラッパ水仙ってみんな太陽のほうを向いて咲いている。花を撮っていると、子ども達がカメラの前でポーズを取る。「撮って欲しいん?」と訊ねると「うん!」と声をそろえてにっこり言う。子ども達を撮った後、満開の菜の花に出迎えられた。たくさんのミツバチが、待ってましたとばかり飛び回り蜜を集めていた。向こうの方に、お目当ての梅の木。梅林というほどでもないので、一本ずつ眺める。八分咲き位のの濃い色の梅。香りも濃かった。三分咲きぐらいのピンクの梅。まだ蕾の固い木。同じように日の光を浴びて、ぬくもりに包まれているのにこんなにも違う。まるで自分の頑なな心を見ているよう。少し先の小川の脇に猫柳が。ふわふわが光に透かされてなんとも言えず見とれてしまった。猫柳の下の岩に腰をおろして、しばし休憩。物思いにふける。帰り道に通ったハーブ園では、枯れたままのハーブの中に確実に準備を進めているラベンダーを見つけた。真っ直ぐ天に向かって伸びて。素敵な花たちだった。けれど、子ども達の顔を見るとまた頑なな心が蘇る。そんな感情を手放せないのは、わたし自身。持ち続けるのも、しんどいものだ。昼より少しは和らいだが。植物園を出たところに、花の売店がある。ふらりと誘われるように行って、目にとまった黄色いミニ薔薇。目が離せなくなって、家に連れて帰ることにした。今日の出来事の記念。黄色い薔薇を見るたびに思い出すため。親も子も･･･。

2006.02.25

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3度目の金剛山

今日はロープウェイ駅よりずっと手前の登山口から山頂への挑戦。家族4人で登りはじめた。坂道、階段、階段、階段、階段、階段･･････。永遠に続くように思われた、階段、階段、階段･････。階段はきつい。子供の脚にもきつそうだ。小2の娘は、のぼり初めから「疲れた～」の連発。何か生き物を見つけたら立ち止まり、また十数歩進んでは休むような調子。それに合わせる親も大変だ。山道の道すがら、ところどころにお地蔵さんが置かれていた。木の板が添えてあって、イラストとともにことばが書かれてあった。「人生やってやれないことはない。　やらずにやれるわけがない。」とか「野に咲く花は競わないから美しい。花になれない人間のわたし。」などなど。しんどいだけの山道ではなく、それを読むことが、ちょっとした楽しみでもあった。今回は、積極的にすれ違う方々と挨拶をした。山のマナー、なんだよね？息子にも娘にも勧めた。息子が「こんにちは～。」と挨拶をすると、しんどい顔をして歩いてきた人たちが微笑んで息子の顔を見て挨拶してくれる。子供の挨拶って、人に元気を与えられるものなのかもしれない。一瞬元気になった人を見ると、わたしたちも元気が沸いてくる。その、一瞬のやりとりの様子が嬉しかった。来る人にも来る人にも、追いついた人にも･･･。ようやく山頂にたどり着いた。爽快な空気。遥か向こうの山地まで見渡せる景色。この展望地には3度目にして初めて来た。階段はきつかった。娘も良く頑張った。息子は頂上についたとたん、鉄棒をしに行った。(何故か鉄棒やブランコがある)帰りも同じ階段コース。ひたすら、重力に引っ張られるように下山していく。もうあまり若くないので膝に負担がかからないように･･･と思っていたら、ふくらはぎがパンパンに張ってきた。とってもヤバイなぁと思ったが、自分の脚で駐車場まで下りるしかない。休憩しもって、脚を騙し騙し。ようやく駐車場の近くの小川にたどり着き、水に足を入れて冷やした。足がよほど熱を持っていたのだろう、水がとてつもなく冷たく感じた。しばらく冷やすと足も少し冷えてきたのか、水がぬるんできた。ふくらはぎはパンパンで痛い。太腿も少し張っていて圧迫すると痛む。まさに、筋肉痛!こんな運動不足なわたしの脚にもまだ、筋肉痛になるような筋肉があったことに嬉しいような驚き。昨日、バレエ1日体験に参加したので、その筋肉疲労も相まって、今回の筋肉痛はかなりきつい･･･。

2005.08.21

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初めてのバレエ体験レッスン

数年前に娘をバレエ教室の見学に連れて行ったときから、憧れとなった。近くで親子バレエ体験があるというので、さっそく申込み、参加した。子供たちにも「一緒にやろうよ～」と誘ったのだけれど、見事にフラれちゃった。動きやすい服装でドキドキしながら会場へ。若い頃は、柔軟性には自信があったのだが、さすがに十○年経つと見る影もない。はじめのストレッチで思うように曲がらず、苦悩の表情にて耐えるのみ。じっくりじっくり、普段伸ばすことのない筋を伸ばしていく。基本の立ち方と、手の位置を教わる。それらを動作やステップと組み合わせる。頭ではわかってるんだよー。身体に即座に指令が行かないのよ。指令が到達しても、その通りに身体が動かないのよ。ああ、情けなや。１児の母でもある先生の身体のしなやかさ身軽さにうっとり。あぁ、若い頃はあれぐらい柔らかかったのよ～。(過ぎ去った過去は戻らない)今からでも、毎日ストレッチすれば、ちょっとは柔らかくなっていくのかしら?ともかく、全身を動かすのって気持ちがいいね!帰宅途中自転車を漕ぐのに、股関節と足の裏の筋がガクガクしているのを感じました。きっと明日(あさって?)筋肉痛だわ。

2005.08.20

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バス日帰り子連れ愛･地球博

前日は朝6時起きの練習、20時20分就寝(子ども)。当日私は5時起き。子どもは5時半起き。母子3人で覚悟を決めて行って来た。バスは最寄の乗り場を6時45分頃出て、新大阪を経由して7時25分ごろ発ち、途中15分くらいの休憩をはさんで10時半前には駐車場に着いた。西ゲートもほとんど列はなく、てにもつ検査と金属探知もスムーズに。会場ゲートを入ったが、見学ルートを想定せずに来たものだからどちらに向かえばいいのかわからない。とりあえず、グローバルループ(大回廊)へ。息子の言うまま、目に付いたところから見学していく。バスは17時発なので「並ばなくていいところを見ていこうね」と申し合わせしておいた。夏休みで混んでいると思ったけれど、空いていそうなところだけを廻っていたためか、それほどでもなかった。結局廻れたのはグローバルコモン３・４・５だけ。それも、ちょっとでも並んでいたパビリオンはパス。それでも、行ったことのない国に思いを馳せるのは楽しい時だった。見どころも多かった。せっかく余暇で行くのに、つぎへつぎへと気が急くよなぁと思いつつ。息子はもう一度行きたいという。娘はもう二度とごめんだろう。私も、もう一度行ってもいいなと思う。こんどは、アジア、アメリカの国々と日本館、赤十字館、遊びと参加ゾーン、瀬戸会場なんかを観てみたいな。企業館はあまり興味がない、というか、何時間も待って入るほどの価値を感じないだけ。空いていたらもちろん入りたいけどね。外は暑かったけれど、ほとんどが館内で過ごしたのでさほど身体に堪なかった。会場で驚いたのは、ゴミ箱。ゴミ分別は6～7種類。普段、ゴミ不分別のS市に住んでいる私には、よ～く考えなくちゃ何をどこに入れたらいいのかわからない。ゴミをばらして捨てるべきだったし、まとめて捨てたところが間違っていたと、すぐ後に気付く･･(汗)。だいたい、何に分けているのかぱっと見て理解できなかった。普段の鍛え方が甘いことを実感。燃えるゴミ、プラスチック、ペットボトル、燃えないゴミ、割り箸、飲み残し。覚えているだけでもこれだけ。ラップは?アルミホイルは？御菓子の個包装は?やはり、一つづつ考えながら捨てるべきだった。帰りは途中25分の休憩を入れて新大阪に20時、朝集合したところに20時半頃。でも、それから息子の強い要望で夕食食べて帰って10時前。私はバスの中で持ち込み弁当で済ませたかったんだけどね。わがまま息子に甘い私･･。ちなみに、印象に残ったパビリオンは、トルコ館、北欧館、ロシア館、イギリス館、アイルランド館、イタリア館･･･。結構あったよ。21日の入場者数は、結構少なめだったよう。※持って行ってよかったもの。・キャップつきの1.5l牛乳パックを洗って、お茶を入れて凍らせて持っていった。もう一つ、１lのお茶(キャップつき紙パック)も凍らせて。・保冷バックの威力はすごかった。帰りまで氷が残っていたよ。お茶対策は万全だったけど、重かったぁ～。手作りのおにぎりも中に入れていたから、安心だった。・ハンドタオル人数分。バスの中の冷えすぎ調節、会場内では濡らして首にかけておくと気持ちよかった。※持っていったけれど使わなかったもの。・折りたたみ椅子。並ぶ必要がなかったので、使わなかった。・日傘。荷物が多すぎて手に持てなかった。・着替え。ほとんど館内だったので、子どもも汗だくにはならなかった。・バスの中用首クッション。バスの座席が狭すぎて、リュックから取り出せなかった。※バスの中でしか使わないものと会場の中で使うものの荷物を分けておけば、会場に持ち込む荷物がもっと減らせたなぁ。

2005.07.21

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金剛山へ

家族で金剛山へ行った。行くのは初めて。朝食中に思いついて行くことにした。気軽な山のようだったので、お茶だけ持ってさしたる準備はなく。でも万が一遭難するといけないので、若干の食糧と、もう一枚着るものを持っていった。行きは林道を通って登った。山道だと思っていたら、ほとんどずうっとコンクリートで固めてある道だった。これじゃあ、遭難のしようがない。安心した。けれど、途中から坂がどんどん急になり、その急な坂がひたすら続く。普段運動不足の私には、筋肉の疲れというより細胞の酸欠状態だった。心臓がドキドキし、息が荒くなる。娘は疲れたり張り切ったりで、ペースがめちゃくちゃ。息子の方はまだある程度一定のペースで歩いていたが、ひたすら喋っていたので心臓がドキドキしていたようだ。山の鳥のさえずりに心が清められ、目の前で何かをしていたミソサザイに見入り、木々の呼吸を感じ、見慣れぬ小さな花々に目を癒され、木漏れ日や爽やかで清らかな風をあび、湧き水でのどを潤す。この山が、この木々が、この水を与えてくれている。その水は、甘くやわらかく冷たかった。そして、自然にあるもの、神の創造物の美しさに感動する。ようやく坂が緩やかになり山頂付近のキャンプ場にたどり着いた。ミュージアムの展示を観て、屋上の望遠鏡で太陽の黒点やプロミネンスの観察をして、昼食タイム。標高約1000mの空気はおいしかった。帰りは、子どもたちの希望でロープウェイに乗って下りた。その後郷土資料館へ立ち寄り、すぐそばの"日本一小さな道の駅"で休憩。また行きたいな。家族みんなで。-----夕食後、ひどい頭痛に襲われ、早めに布団に入った。子どもたちが看病してくれた。氷をポリ袋に入れてタオルに撒いて持ってきてくれたり。足をマッサージしてくれたり･･･。頭痛の痛みの中、嬉しいひとときでした。

2005.05.06

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自然との出会い、人との出会い

ひっさびさに、家族で長居植物園に行った。暖かい(暑いくらい!)気候になったので、きっと何か花が咲いているだろうと･･･。お茶を持って、お弁当は植物園の近くの御用達スーパー○イフで調達。自転車で行ったので、移動は楽チン。思えば子どもたちが小さい頃は、夫婦がそれぞれ自転車の後ろに子ども1人ずつを乗せて重いペダルを漕いで行ったものだ。今は、自分の体重分だけで済むので、随分楽チンだ。子どもが漕ぐ自転車の安全確保、主に大声出して誘導するのだけれど、には注意を払わなくてはいけないが。子どもって不思議なことに、「道の端を通りよ!」と言っても道のセンターラインに吸い寄せられる。住宅街の車の少ない道を通るのだが、時々通り過ぎる車にハラハラする。4台の自転車で一列になって走っていると、通りすがりの叔父さんが「みんなで、どっか行くんか?」と、笑顔で声をかけてくれた♪植物園は中学生以下無料なのが嬉しい。眩しい日差しの中、園内を散策。バラはたくさんの蕾が開花の準備をしている中で、ポツリポツリと咲いていた。見事だったのが、シャクヤク。子どもたちは、一人一人自分の好きな花の前で記念写真。竹林では、竹や笹にもたくさんの種類があるんだなと感心。たけのこもたくさん生えていた。カラスノエンドウの群生場所では、大量のアブラムシとテントウムシの幼虫。そして、羽化したばかりと思われるテントウムシ。眩しい日の光の下で食物連鎖やら昆虫の変態を目の当たりにした。なんて素晴らしい生き物たち。娘と一緒に小さな小さな花に見とれていると、通りがかったおばさんが「これは忘れな草の原種だねぇ」と教えてくれた♪日当は暑かったが、木陰に入ると爽やかな風が涼しい。お弁当を食べてごろりと横になる。子どもたちは小川で飛び石遊び。お弁当も持たずに家を出てこられる気楽さ。お金さえ持っていたら、どこででも食べもの飲み物を買うことが出来る。便利だなぁ。便利すぎるよなぁ。いいんだろうか、こんなに便利すぎる生活を続けていて。(以前動物園に行ったときも、こんなこと考えていたよなぁ)便利なおかげで、気が向いたらいつでも体ひとつで自然の恵みを感じに出かけられるんだよなぁ。今更、やめられないよなぁ。せめて、ごみを持ち帰ろう。園内でも、ごみがポイ捨てされているのを見た。残念な思いだった。いくつかは拾ってみたのだけれど･･･限がなさそうでやめた。結局こんな私の思いも中途半端なものだと思う。お決まりの、博物館見学、小学生クイズラリーをし、園外の公園でしばらく遊ぶ。子どもたちは遊具で、大人たちはフリスビーで。暑かった。娘が、真っ赤な顔をして戻ってきた。体が火照っている。目が少しうつろで、何となくやばい。すぐに木陰で休ませ、お茶を飲ませ、タオルを濡らし顔や首筋を冷やした。間もなく息子も戻ってきたが、同じように顔が真っ赤だ。軽い日射病だったんだろう。帰りの自転車を漕いでもらわなくちゃならないので、ゆっくり休憩し、またまたスーパー○イフでアイスを買って体(胃腸?!)を冷やした。何とか元気が戻ってきたので、夕方早めに家路についた。家族で過ごした楽しいひとときをありがとう。今日出合った名も知らぬ人や、草や木にありがとう。

2005.04.29

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豊かで便利な街中の動物園にて

今日は卒業式のため、下級生はお休み。子どもたちが退屈だろうと、動物園へ連れ出した。久々の動物園。ほとんど何も用意せずに、水筒だけ持って。お金さえあれば、どこででも何でも必要なものを買うことができる。豊かな世の中だなぁと思う。動物園の最寄り駅に着き、昼ごはんをどこかで買うことにした。お弁当、パン、ハンバーガー。持ち歩けるものなら何でもその辺で売っている。と、空模様が怪しくなり、ぱらぱらと雨が降ってきた。予報では晴れだと思っていたが、ひどくなるといけないので、これまた雨具を調達。3人分315円でちゃんと調達できた。こんなに便利だから、出かけるにも何も考えずに何も用意せずに出てきちゃうのかもね。調達できそうになければ、天気予報を確認して、怪しければ折りたたみ傘や雨合羽を持っていっていただろう。お弁当を、たとえおにぎりだけにしても、用意して行ったことだろう。必要になったときに必要な分だけお金で買うことで、ごみも増やしているんだろうな、と我に帰ってみる。ごみって、便利さの証であり代償のように思う。いよいよ動物園に入園。中学生以下は無料なので、とても安上がり。こういうところに税金を使ってくれるのは、大いに結構だと思う。何年ぶりかなぁ。前に来たのは、6年ぐらい前だったろうか。平日だったしまだ肌寒い気候のためか、空いていて楽に回ることが出来た。小学校や保育園らしき子どもたちの遠足もちらほら。雨が降ったりやんだり、だんだん風も出てきて冷えてきた。子どもたちは薄着なのに平気なよう。暖かいジャンバーを着てはいたがセーターが薄手だったので体がどんどん冷えてきた。ひそかに腹巻をしてきていたので、それでも少しはましだったのか。ゆっくり動物を見るのが好きだ。目を合わせて。彼になった気分で。ラクダの反芻の様子に見入ったり、オランウータンと見詰め合ったり、トビの鳴き声をまねしてみたり、ペリカンの広げた羽の大きさに驚いたり、キリンの首の細さを発見したり、豪快なカバの遊びに出くわしたり、アシカの餌の100円にしてはあまりの貧相さに腹を立ててみたり、コアラのように1日15時間も眠りこけたいと思ったり、昨年死んでいなくなっていたホッキョクグマの空の場所に寂しさを覚えたり。もっと、もっと、ゆっくり、じっくり。でも、寒すぎてそれどころではなかった。元気な子どもたちは、おなかの減るのも忘れてあちらこちらで見入っている。空腹と寒さで、平常心をすっかり失った私。ようやく昼ごはんにありつき、少しほっとするが、寒い。温かいお茶を飲んでも、寒い。最後に爬虫類館に入って、ようやく暖かさを感じた。けれど、暑い暑いという子どもたちに催促されて、結局体は温まらなかった。疲れて休憩。子どもたちは「冷たい飲み物が飲みたい!」というし、私は熱いコーヒーが飲みたかった。再び、便利さの恩恵にあずかる。いつもは人間の間だけで暮らしているけれど、こうやって他の生き物のそばによって見ると、まあなんて多種多様の生き物が、本当は一緒に暮らしているんだろうと思う。けれど、普段は地球上で一緒に暮らしているだなんて思っていなくって、食べられる肉を食べ、利用できる皮などは利用し、畑を荒らせば駆除し、彼らの住むところを直接的に間接的に狭めてしまっている。結果として、地球環境の汚れ、生態系の破壊、回りまわって人間自身が住みにくい環境となっているのではないだろうか。いくら科学技術が発達し、膨大な情報が行き交い、人間が世界を支配している(かのように見えても)、人間は地球での間借り人にしか過ぎないのでは。そういう謙虚さって、たまには思い出してもいいんじゃないかな。ひとつ残念なことがあった。動物の近くで、子どもと祖父らしき人がいた。子どもが、おもちゃの火薬銃(っていうのかな?音だけ鳴るやつ)を鳴らしていた。近くにいた動物は、"バン!"という大きな音のたびにビクッと驚かされていた。祖父らしき方も、それを止めない。注意もできない自分も悲しかった。

2005.03.18

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スペクタクル「十戒」

ミュージカル「十戒」を観に行った。原作は旧約聖書出エジプト記(ということでいいだろう)。聖書と映画「十戒」のビデオ予習をしていったので、ストーリーは何となくわかるはず。何年かぶり、ひょっとして結婚してから初めて観に行ったミュージカル。わくわく。子どもたちを朝から実家に預けに行き、実家から会場へ。やっぱり生の舞台はいいねぇ!セリフはなく、フランス語の歌と日本語の字幕でストーリーは進んでいく。ああ！フランス語がわかったら、字幕を気にせずに舞台だけに集中できたのに!ほんっと、残念。｢ジュテーム｣ぐらいよね、わかるのは。字幕の歌詞を追いながら、舞台のダンスも観るのは、初めのうちはとっても忙しかった。それでも、とっても素敵な歌とダンスは充分感じられた。うわさの、紅海が割れるシーンも圧巻でした。すべてが美しかった。美しすぎた･･･歌も、衣装も。オペラグラスを忘れていったので、役者さんたちの表情が見られなかったのが残念。テーマは、不変の｢愛～恋愛、兄弟愛、親子愛｣(だと思う)モーセの召命とか信仰、何よりも神様の存在感っていうのはあまり強く表現されていなかったように思う。聖書にはない脚色もあるし。それはそれで現代に通じる親しみやすいストーリになっているのかもしれない。最後に契約の箱が登場した。聖書を読んでいるだけではイメージしにくかったが、こんな箱だったのかなとイメージとして見ることが出来た。それでも、歌詞のところどころに聖書(神様)からのメッセージを感じられて、涙した。(う、わたしぐらいか、涙しているのは･･･)十戒の歌もあった。フランス語でこれを歌えたら、かっこいい！十戒の内容は、現代にも十分通じる内容だしね。歌詞をじっくり味わいたくって、ついでにフランス語に慣れ親しみたくって、CDも買ってきちゃった。もちろん日本語対訳つき。お薦めメッセージを、歌詞から抜粋してみる。「たった一つでも生きる理由があるのなら　それは大切なこと、　運命だとしても。　そして宿命だとしても、　どうか生きてちょうだい。」「日が昇ってから　その日が沈むまで　誰もがそれぞれの夢をもつ。　共通点があれば　相違点もある。　お互い、自分だけの夢がある。　弱さも、強さも同様に持ち合わせた　それぞれの夢」「神よ、もう私をお許しください。　もし、人間でいることが最大の罰だというのなら｣「モーゼ、どこに生まれようと、　人の心には愛があるわ。　モーゼ、それがどんな愛でも、　お前がどこへ行こうと変わりはしないの。　　そこがお前の鎖を解き放し、　最も自分らしく生きられる場所だから　モーゼ、どこへ行こうと、待つ人がいる。　辛抱強く、お前の中にある愛を待つ人が。　愛は変わらない。　だからお前がお前でありながら、　以前のお前とは同じではないことに　悩むことはない。」「許すのです。許されざる者を、」「私たちの魂を汚すことは、　誰であろうと決してできないはず。　私たちは武器を前にしても、　決して屈服しない。｣「貧しき者も、　富める者もよく聞くがよい。　今ここに、　今現在、もしくは千年後に向けて　明言されるべきことがある。　人生というものは、永遠に繰り返すものである　･･･　人生というものは、　際限のない始まりである。　･･･　人間が手にする未来が　人生を再び築きあげるためのものだということ。　人生というものが永遠に繰り返すものであるという以上に。　私をおいて他に神があってはならない。　いかなる像も造ってはならない。｣「私達が、愛は与えるものということを知れば、　それがまた人を愛する想いを生むだろう。｣「私達が、愛は分かち合うものということを知れば　それがまた人を愛する想いを生むだろう。」「人生は、　なんて短い。　それに、　なんてはかない。　だからこそ、　時間に追われて生きるなど、　真の人生を、　素通りすること。」「私達は、太古の昔から、　何世代にも渡って、　愛を求め続けている。」「神は愛です｣　ヨハネの第1の手紙4:16　(かすみ草的こじ付け)

2005.02.26

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健康カーニバル

毎年この時期には、夫の職場のおまつりがある。福利厚生の一環だ。朝から家族で出かけていって、お楽しみのプログラムを回る。今年ははじめて開会前に到着したので、余裕を持って回ることができた。わたしの一番の目的は、体力チェック！毎年、行うのだ。項目は、握力、背筋力、垂直跳び、立位体前屈、腹筋持久力(30秒で何回できるか)、(今年はなかったが)伏臥上体そらし、そして最後に体脂肪チェック。各項目は、女性の年齢平均以上で、まぁまぁ納得。体脂肪率も女性でちょうどいいくらい。しかし、わたしの身長の理想体重って、現体重よりも約10kgも多い。わたしが理想体重になったら、完全に"体脂肪オーバー"じゃない？これって変だなと思う。今回は、握力を計る時に体に力を入れたはずみに、側腰の筋を痛めてしまったようだ。ストレッチは一応したんだけれど、横は伸ばしていなかった・・。甘かったな。(毎年、どこか痛めちゃうのよね。若くないってことよね)ナインゴールをやっていたので初挑戦。5球中3球入って、景品をゲット！全くの、ビギナーズラックよね。後から欲を張ってもう一度挑戦したら、1球も入らなかったわ。子供たちは、変わり自転車に乗ったり、フワフワで遊んだり、楽しんでたよ。雲ひとつない穏やかな秋晴れの下で、家族で食べたお弁当はおいしかった。満たされた一日でした。

2004.10.24

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東洋陶磁美術館と中ノ島図書館

昨日のお出かけ。実は木曜日に突然夫が「今度の土曜日、白浜の温泉へ行こうか。」と言い出した。日帰りならと思ってよくよく話をすると、「温泉へ行くなら泊まりでないといった気がしないなぁ。」と言う。2日前に言われたって・・・日曜日にはもう半月も前から予定を入れてしまっていたのに・・・。急にキャンセルもできないなぁ、こんな理由じゃあ、と思い返答を渋っていると、カレンダーを見て「あ、日曜日予定があるんか。思いつきやから、気にせんでいいで。」と言ってくれて、ほっ。その代わりと言っちゃなんだが、大阪市立東洋陶磁美術館へ行くことになった。特別展の青磁を観たいと、夫が以前から言っていたのだ。子供たちを連れて電車を乗り継ぎ、先日の台風で水に浸かったバラ園を通り到着。中に入って、その建物の造りに驚いた。ホールや廊下の壁と床はすべて石でできている。自然採光を取り入れた中ほどのホールや展示ケースもあった。ホールの装飾も立派な美術品。ここに座っているだけでもゆったりとした気分になり、時の流れを感じさせない落ち着きが得られる、そんな空間。これらの展示品は昔の大阪商人の、そしてそれを引き継いだ財閥系グループのものであったのを、大阪市へ寄贈したという。昔の"民(みん)"の力と心意気はたいしたものだったんだなと感心する。展示品のなかには国宝や重要文化財もあり、そのコレクションの質の高さはたいしたものなのだろう。詳しい知識はないが、いいものというのは心をつかむものだなと思う。しばし見入って、満ち足りた気分。次に、大阪府立中ノ島図書館に入る。中に入るのは初めてなので、館内見学。板張りの廊下のミシミシいう音や油の匂い、好きだなぁ。建物中央の回り階段もすばらしい。いい時代を思い起こさせるこういう建物がとても好きだ。(余談だが、わたしが通っていた高校にも、このような古い建物があった。数年前の建て替えによって、今は跡形もないのが寂しい)これも、大阪府がその昔図書館を作る計画を立てた時に、時の財閥当主が建物の寄付を申し出たと言う。儲けるだけ儲けるのではなく、設けたら地域社会に還元するということは、見習うべきだと思う。大阪にはこのような"民"の力による公共事業が多くなされてきたと聞いたことがある。すばらしい伝統のある町なんだと感心する。重厚な建物は、そこにいるだけで感じられる空気があるよなぁ。歴史の重みというか、それを建て、守ってきた人間のすばらしさとか。家に戻ると、コンクリートとビニールクロスに囲まれた部屋が待っていた。

2004.10.17

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なにわ海の時空館と南港野鳥園

(本当は11日に行ったのだけれど、いつ行ったのかは重要ではない)家族で近場へお出かけ。車を西へ走らせ南港へ向う。目指すはなにわ海の時空館。一通り観た印象としては、大阪市が(市制100周年事業の一環として)復元した菱垣廻船を入れて展示するためだけに作ったような施設だと思われた。それにしてはお金かけすぎなんとちゃうん？わざわざ海底トンネルを掘って陸にある入り口と展示館をつながんでも・・・。海底トンネルの天井には何箇所か窓があって、大阪湾の海が見えるというけれど、ヘドロのようなものが漂う濁った海中を見せるのは逆効果のように思えた。いや、これを見て、一人一人を"海を綺麗にしなあかん!"と奮起させるためなのかもしれない!大阪市の狙いはいったい・・・。入館料を払った挙句、いくつかの体験・映像コーナーがあるが、それぞれ300～400円。実際に利用している人は、残念ながら見なかった。（もちろん我が家族も）50円とか100円ぐらいなら「ちょっとやってみよか」と思うだろうに。唯一、大阪市の施設の良いところは、小学生以下無料ということ。ちょっとだけ助かる。これらが、大阪市民の方々の貴重な税金で支えられているということに、感謝しよう。ありがとう。帰りに、すぐ近くの南港野鳥園に寄ってみた。埋立地の端に木々の生い茂る公園に丘と人工干潟がある。干潟に直接入ることはできなくて、そこに集う野鳥を観察する場所がある。人気もあまりない。都会のすぐ近くで静かに木々に囲まれて時間を過ごすには良いところだと思う。木々の間からは、コンテナ用クレーンがいくつも見える。静かだ。すぐ向うは都会の雑踏だというのに。近く管理棟をリニューアルするらしい。確かに、錆びれていた。（今日は辛口だった）

2004.10.10

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生協の豚肉の生産者を訪問した

今日はコープ委員会のバスツアー。産直(産地直結)豚肉のメーカーである大里ミートセンター(OK牧場、三重県津市)を尋ねた。雨が降りそうな天気の中、予定参加者全員を乗せて津市へ向う。順調に走って現地に到着。丁寧なお出迎えを受けたあと、豚舎の近くまで行って説明を受ける。雑菌が入るので豚舎には一般の人は入れない。従業員も、シャワーを浴びて着替えて入る。トラックも車両の消毒をしてからでしか入れない。抗生物質の乱用を避けるために、清潔な冷暖房完備の豚舎となっている。その代わりに、生後3週間ほどの子豚を連れてきてくれた。かわいい子豚に触り、その温かさを感じる。そのあと、加工場で細切れ肉の袋詰や餃子の生産風景を見学。工場内に入るのに、作業着を着て防止とマスクをして、さらに掃除機で服の表面を吸い取りエアシャワーを浴びて入るそうだ。説明を聞いたあとは、お楽しみの昼食。ご好意で用意してくださった焼肉用の豚肉をたらふく食べた。昼食後は本日のハイライト。豚の解体即売！半身の枝肉となった豚さんが、テーブルの上に横たわっている。先ほどのの子豚も、何ヶ月かすればこんな姿になるんだなぁ、なんて思う。子豚の温かさが、手に残る。そうだ、旧約聖書にはノアの大洪水の後、神様が人間に肉を食べることを許されたと書いてある。ただし、血を抜いてから。この肉は「食べてもいいよ」って言われた肉なんだ。大切に食べなくちゃ。そんなことを思いながら、手際よく各部位に解体されていく豚肉と職人さんのナイフ捌きに目が釘付けとなる。小袋に分けられた豚肉は、一袋200円という破格の値段で分けていただいた。この有り余るご好意には感謝しても仕切れない。これは、生協とこのメーカーとの長年の信頼関係によって培われたものなんだなと思う。おなかも心も満足して、バスは帰途に着く。事故もなく、体調不良もなく全員それぞれの家へと帰っていった。肉といえば、スライスされトレイに載ってあるものだという感覚が常々あるが、こうして産地を訪れると改めて、生き物を食べているんだと実感する。そして、良い肉を生産するために良い豚を育てていらっしゃるという、生産者の方々の日々の努力を垣間見ることができる。子供たちも連れて行ったのだが、それぞれに何か感じただろうか。

2004.10.02

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橿原市昆虫館

橿原市昆虫館に行ってきた。車を走らせ峠を登りきると眼下に奈良盆地が広がっていた。周りが本当に山に囲まれている。さらに車を走らせ、盆地の中に山がぽこぽことたたずんでいるのが見えてきた。有名な大和三山の畝傍山、耳成山、天香久山を地図で確認する。今みたいにビルが建てられていない昔は、りんとした姿で天を仰いでいたことだろう。そう思いをめぐらせ感動に浸る。間もなく目的地に着いた。山を少し登ったところのこじんまりとした昆虫館。中の展示も決して多いとはいえなかったが、標本中心の昆虫館が多い中、生きている昆虫の展示が比較的多いことに驚いた。生きている昆虫を世話し展示し続けるのは、大変なことだろうと思う。はしゃぎながら観て回った。特別展で「毒虫・コワ～イ虫｣があり、その横で虫とのふれあいコーナーがあった。ふれあいコーナーでは、野生のゴキブリや大型の甲虫類に触ったり、鏡面のような光沢のあるオオゴマダラチョウのさなぎを見ることができた。自然にこんなぴかぴかのものができるなんて！それも、中でチョウが生きている！せっかくここまで来たので、明日香村をドライブしようといっていたのだが、息子が急に腹痛！と言い出したので断念。家路についた。よいお天気に恵まれた、彼岸の一日でした。昆虫館の横には整備された墓地があって、お墓参りの人でにぎわっていました。

2004.09.23

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蜻蛉池公園

久々に、家族で公園へ。おにぎりと水筒を持って、車で1時間ほどの蜻蛉池公園へ向かう。大きな遊具があって広い公園だ。張り切って朝早く出発したので、まだ人はまばら。子供たちは大きな遊具へ、親たちはバドミントン。ちょうど風もない。1時間ちょっと経って、早めのお昼ごはん。だいぶ、人が増えてきた。キッズパスポートのスタンプをもらうために管理事務所を探しながら散歩。スタンプはもらったけれど子供たちはまだまだ遊びたい。親たちは疲れてきた。子供たちが遊ぶ横で、親たちは腰をおろして、ぼーっとする。心地よい風に吹かれて、横になって目をつぶってみたり、人間ウォッチングをしてみたり。家にいるとなかなか感じられない、ゆったりとした時間、空間。感謝だなぁ。夫が午後から予定があったので、そろそろ帰り支度。貴重な休息時間も終わり。家に帰ったら、また仕事。家事が待っている。あ～リフレッシュした！！

2004.09.20

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「夕映えの人」加賀乙彦著

ある人に加賀乙彦を勧められて、まずは一番短そうな小説を図書館で借りてきた。それが「夕映えの人」だった。読みやすい文体。登場人物の様子がさらっと書かれてあり、主人公の雇われ精神科医がひょんなことから雇われ院長になり、ある事件がきっかけで退職するに至り、その後の人生をも描く。その大きな流れの中で、何人もの人が老いて病み、または突然亡くなっていく。それに伴う、感情や意見のもつれ、立場の激変。子供たちは成長し、家を離れる。さらっとした文章を束ねていくと、奥深く考えさせられる小説だった。他の本も読んでみたいと思った。

2004.08.24

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キッズプロジェクト・大和川かんさつ会

日本一汚いことで有名な大和川。この川はずっと昔から今の姿であったわけではない。中甚平という方が当時の幕府に陳情し、今からちょうど300年前に付け替えが行われた。それまでは今の柏原市から北上し、河内を通り淀川に合流していた。そのため、河内では大雨のたびに大洪水となった。付け替え後大和川は大阪湾に流れるようになったが、このことは周辺の環境や歴史に大きな影響を及ぼした。貿易、商業が盛んだった堺港は、大和川が運んでくる土砂によって砂地が広がり、港としての機能が失われていった。海岸線も沖のほうへ移動していった。詳しい知識がないので、前置きはこの辺にしておく。今年は付け替えから300年に当たるので各地で記念のイベントなどが行われている。その一環として、堺キッズプロジェクト、という取り組みもある。つい3日前に、これに関わっておられるある小学校の先生から連絡があって、大和川かんさつ会を行うから来ないかと言われた。場所が家のすぐそばだったので二つ返事で参加することにした。当日、観察ポイントの陸橋下に子供2人と一緒に集合。間もなく、電話をくださったK先生がこられた。講師は環境科学博士・大阪産業大学講師、谷幸三さん。大きな声の面白いおっちゃんだ。川の水質と水生生物の種類との関係に詳しい。川で見られる水生生物の種類によって水の汚染度が１(きれいな水)～４(大変汚れた水)の4段階に分けられるそうだ。大きな声での挨拶をし、観察開始。各自が川の砂をすくいさらして砂の中に紛れる小さな生き物を探す。始めは川に足をつけるのもためらわれた。なんてったって水質ワースト１の大和川。しかし、化学物質による汚染ではなく、富栄養化の汚染ということを聞いて、勇気を出して足を入れる。生ぬるい。14:45現在気温33℃、水温32.5℃だった。しばらく探していると、なにやら動くものが・・・。右の方の細長いのがビロードイシビル、左の方のがアオモントトンボのヤゴだそうだ。しばらく探して、最後に谷先生が解説をしてくださった。川について、トンボについて、カニについて。テナガエビ、モクズガニ、ヒル、クロイトトンボのヤゴ、ウスバキトンボ・・・。アオサギやフナもいる。先生が言われるには、近くでアユの産卵が確認され、もう少し下流ではウナギやチヌの稚魚がいるらしい。そういえば、子供たちの小学校の校歌には「チヌの海」という歌詞がある。水生生物から見た大和川の汚れ具合は、２少し汚れた水～３汚れた水、だった。30年程前に比べたら随分水質が改善されているそうだ。もっときれいになって、泳げるようになればいいな。大和川クイズもあって、楽しい学習だった。１．大和川流域の人口は？２．大和川の汚染原因は産業排水何％？生活廃水何％？３．大和川から回収されたごみは5年間でゴミ袋36万袋。では、毎日(1日当たり)何袋分？４．水は栄養がありすぎると濁り、魚が住めなくなる。　味噌汁1杯を魚が住める水にするには、風呂おけ(300L)何倍分の水で薄めなくてはならない？　油500mlは？[答え]１．200万人以上２．産業排水20％、生活廃水80％３．毎日200袋４．味噌汁→風呂おけ4.7杯(1400L)　油→風呂おけ330杯（10万L)

2004.08.11

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夫と子供たちのいない間に・・・日帰り一人旅

朝、子供たちをキャンプの集合場所に送っていき、夫は今夜は出張で外泊。今日は晩御飯のことも考えずにのんびり出来る！前から気になっていた"栄光のオランダ・フランドル絵画展"に行くことにした。電車で丸々1時間強。電車の中ではぼーっと本を読んでいたので気づかなかった母校。目的駅について「しまった！久々の景色をよく見ておけばよかった。」学生時代にはよくうろうろした街。卒業後は、そして震災後も来ることがなかった。懐かしい風景、山々、海風。平日のため館内はまぁまぁ空いている。説明ガイドブックを片手にゆーっくり見入る。美術の歴史や画家や○○派などという知識は全くないが、絵そのものをじっくり見る時間が好きだ。画家は何を思って描いたのだろうと想像しながら。解説文にも載っていないような細かい部分の発見が、ちょっと嬉しかったりする。花瓶いっぱいの花の絵に実は色々な昆虫がかかれてあったり。遠くから全体を観、近くによって細部を観る。常設展も入れたらゆうに1時間半館内にいた。目的はそれだけだったが、せっかくおしゃれな街に来たのだから、ちょっとお茶でも、と思ったが、ちょっと歩くだけで有名洋菓子店やパン屋の喫茶やカフェがそこかしこにある。自宅用のパンを数切れ買って、休憩する店を探した。結局有名洋菓子の喫茶店は値段も一流で、小心者の私には入る勇気がなかった。独りで入ってもねぇ。(単にけちなだけ)結局そのあたりでは有名な某パン屋のカフェに入った。カフェラテとおやつパンを口にして、帰る英気を養う。主婦のサガで持参したおにぎりは、結局口に入らずじまいだった。お茶ももちろん持参。重いのに。しかし、足が疲れた・・・。帰りもほぼ1時間で駅から駅に着いた。貴重な、独りの1日。夜はまだ続く。夜は、たまたま同じ日に他のキャンプに子供たちを参加させたママ友たちの集まりがあるかもといううわさを聞いて、連絡を取り、急きょ参加。でも、明日は仕事なので早く帰ったよ。暗い家に帰り、独りで入浴し、布団に転がって、ゆっくり聖書を読む。ああ、至福の時間。寝る前に布団に転がって本を読むのが大好きなのに、子供ができてその時間が取れなくなったため(同じ部屋で寝ているから)さっぱり本を読まなくなってしまった。さあ寝よう。いま、離れたところにいる夫と子供たちにも、Have a good night!

2004.08.03

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大昆虫王国展

大の虫好きの家族みんなで、大昆虫王国展に行ってきた。夏休み真っ只中の日曜日、開場すぐに到着してたのに、たくさんの人、人、人。それでも、親も子供も昆虫見たさに意欲的に人の合間を縫って展示に見入る。めったに見られない虫、虫、虫。物販もあって、いろんな昆虫グッズや化石、標本類も豊富だった。本当はね、珍しい綺麗な蝶の標本、欲しかったの。でも、小さいのでも3000円から大きいのや6種セットガラスケース入りになるとウン万円。立派な落ち着いた応接室でもあるような家に住んでいれば買ったであろうが、うちではたんすの上に置きっぱなしで誇りまみれになるのが関の山。断念した。主人も欲しそうだった。しばらく二人で見入って、吟味していたの。タランチュラや珍しい甲虫類の標本もたくさんあったよ。人ごみにちょっと疲れたけれど、満喫！こんなに様々な姿の生き物(昆虫だけでも)を間近で観て改めて自然の偉大さを思ったよ。夏休みの一コマとして子供の心に残ってくれたらいいな。

2004.08.01

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ダンスカーニバル

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期末慰労YAKINIKU会

ひとり 日常から離れて

「ブタがいた教室｣

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手のり○○

秋空の下 被造物を見に

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一学期 お疲れさま会

生き物 ばんざい！

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人ごみを避けて紀州へ

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春の日差しに抱かれに

サントリー山崎蒸留所と和菓子ねりきり体験

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帆船、海王丸

モロヘイヤ

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静岡～2日目

静岡～1日目

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家から一歩も出なかった日

子どもへの怒り爆発によって素敵な時へと導びかれた

3度目の金剛山

初めてのバレエ体験レッスン

バス日帰り子連れ愛･地球博

金剛山へ

自然との出会い、人との出会い

豊かで便利な街中の動物園にて

スペクタクル「十戒」

健康カーニバル

東洋陶磁美術館と中ノ島図書館

なにわ海の時空館と南港野鳥園

生協の豚肉の生産者を訪問した

橿原市昆虫館

蜻蛉池公園

「夕映えの人」加賀乙彦著

キッズプロジェクト・大和川かんさつ会

夫と子供たちのいない間に・・・日帰り一人旅

大昆虫王国展

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