風の言魂

[懐かしの想い出] カテゴリの記事

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  麻布大学

  後輩がチーフの墓参りに行ってくれた。同窓会の帰りに大学に寄った時に墓参りにも行ってくれた。妹さんにお供えも渡してくれて、丁重な電話もいただいた。やっぱり泣いてしまう。そういう想い出も、とうとう完全な過去のものとなった。大学は学園祭の最中で、サッカー部のブースにも寄ったらしい。彼も私もサッカー部のキャプテンだったのだ。昔は2部とはいえ上位で争っていたのだが、今では「5か6部らしいです」とは・・・(涙)後輩の土産は大学の生協で売っていたという↑『夢』しかも裏に学長の印がある。その印には確かに『政岡』の文字が・・・。昔、嵯峨で隣のイスでコーヒーを飲んでいた薬理学の助手だった先輩。いつの間にか講師、助教授、教授となって、今や学長まで上り詰めた同窓生の星!そしてその中身は↓関西では三笠まんじゅうといいますが、あのドラエもんのどら焼き。夫婦ともども大好きなアイテムです(嬉)しかも『麻布どらやき』!どら焼きの真ん中にまで↓『麻布大学』懐かしい響きとともに、あの頃を思い出しました。味も美味しかった。ごちそうさま!

  2008.11.09

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• さようなら チーフ

  昨日、大学時代の友人からの電話で"チーフ"が亡くなったことを知った。それこそ、私が喫茶店を生業としている根幹の部分を作ってくれた人だった。たぶん70歳ぐらいだったと思う。心から哀悼の意を表します。大学時代に寮生活だったが、そこでの生活が嫌で、先輩に教えられて以来、まったくいりびたっていたのが"嵯峨"だった。グランドでサッカーをしているか、部屋でJAZZを聴いているか、それとも"嵯峨"でコーヒーを飲ませてもらっているか、ほぼそれだけの大学時代だった。"チーフ"と呼ばれていたその店の主は、学生にコーヒーを振舞っては、楽しそうにしている温和な人だった。そんな"チーフ"に甘えては、多くの学生が毎晩のように、食事を取らせてもらったり、コーヒーを飲ませてもらったりしていた。家財道具の世話をしてもらった者もいて、世話になった学生は数知れず。ただ曲がった事は嫌いだったから、何かですごく怒っている姿も見た事があるが、それはよほどの事。たいてい許してくれたし、寛大な心を持っていて、学生たちの良き相談相手だった。夜中に時代劇の再放送を見てからでないと店じまいしなかったし、「ラーメンでも食べにいくか」と夜中に先輩の車で食べに行く事もあった。「ちょっと裏に行く」と言って平気で3時間ぐらい帰ってこなかったり、朝行くと寝坊してて店の準備を勝手にしたりもした。そうそう、店を誰かにまかせて風呂に行くのも好きだった。何故か山下達郎に興味を持って、たしかコンサートにも行ったはずだし、絶対読まないようなサウンド&レコーディング・マガジンの山下達郎特集を見せると、俺にも買って来てくれとせがむような人だった。よくJAZZをテープに録音してあげて"嵯峨"でかけたっけ。ウエザー・リポート、パット・メセニーも好きだったな。マイルスのビッチズ・ブリューのLP2枚組も持っていたな。洒落てたおじさんだった。20人も入ればいっぱいになる小さな店で、それこそ常連と呼ばれる人たちに"チーフ""昭ちゃん"と慕われていた。ある日「ちょっと手伝って」と言われて、古い漫画を袋に詰めて、近くのスナックへ持って行った時のこと。"チーフ"よりもっと年上のおばちゃんがやっている店で、そこの棚に古い漫画を置いてやっていた。「いつもすまないねぇ」と言われても「なんでもいいな」とテレもせず、おばちゃんが作ったまずいインスタントラーメンにお金を払っていた。しゃべり口調が横浜弁で、ちょっとカッコ良かったけれど、どこか○○○系の危うさもあって、実際引くやつもいた。それでも大学の多くの歴代の先輩たちからも好かれて、大学へ来たとき、土産片手にまず"嵯峨"に顔を出していた。若い頃に大病をしたとかで、俺は長生きできないから結婚しないんだよと、風呂で傷口を見せながら語っていたけれど、学生たちが子ども代わりだったのだろうか。本当に可愛がってくれた。何年か前、体調崩したと聞いて、いてもたってもいられず日帰りで会いに行った時、病院のベッドの上にちょこんと座っていたのは、まぎれもなくあの頃の"チーフ"だったけれど、その後、人ずてにどんどん衰えていってるような話だったので、この日の来る事は覚悟していた。その日の朝、私は本当にたまたまバイトに招き猫の話をしていた。開店の時に宅急便で"チーフ"が送ってきてくれた招き猫。最初はちょっと気恥しくて箱に入れたままだったけど、あまり店がうまくいかなくて、ふと思い出して箱から出して飾ったら、それからあっという間に昇り調子になったというウソのような話。響子さんと二人で感謝して、毎日手を合わせて、ちょっと汚れたらお身拭いだといって奇麗にしたり、大事にしてきた。あれも昔の想い出。"チーフ"に連れていかれた真夜中の銭洗い弁天での不思議な体験。真っ暗な山の参道にある、こうこうと明かりを付けた茶店の賑わい。暗いほこらの中の奥でざるに入れた小銭を小川で洗ったこと。水商売のひとが巳の日に集う別世界だった。そんな銭洗い弁天の霊験あらたかな招き猫。きっと商売繁盛を祈ってくれたに違いない。感謝感謝。そういえば最近、お袋に会いに行った時にもふと"チーフ"の話になって、私の作るクリームシチューが美味しかったらしく、彼には料理の才能があるとお袋は言われたそうで、お袋の薄れかけた記憶の中にも"チーフ"の言葉が残っていた。ただ"チーフ"に作ってあげたのはハウスのクリームシチューの素で作ったやつだったんだけどなぁ・・・。訃報によって私にとっての大学時代が本当に終わったのだと感じた。もう渕野辺に行っても"チーフ"には会えない。何年か前の見舞いの時に立ち寄った渕野辺も別な町になってしまっていたけれど、それでもあそこにさえ行けば"チーフ"には会える気がしていた。"嵯峨"の扉の向こうには、いつもの"チーフ"が笑顔で出迎えてくれるはずだった。しかしそれももう叶わなくなった。悲しいけれど心の中でさようならを言った。お別れはそれでいい。そしてこれからも"チーフ"の存在を店の中で空気として感じるだろう。招き猫に手を合わせる時、JAZZや山下達郎を聴く時、"チーフ"直伝の味、ピラフを作る時、そして何より、ちょっと濃い"嵯峨"の味を真似てコーヒーを入れる時。ずっとそばにいるような気がするはずだ。嵯峨のチーフへ。不義理なやつでしたが、今でも喫茶店をやりつづけています。"チーフ"の入れてくれたキャラバン・コーヒーの、濃いブレンドがきっかけで始まった喫茶店家業を、これからもできる限り夫婦で仲良く続けていくつもりです。心から感謝の気持ちに替えて・・・本当にありがとうございました。そしてお疲れさま。どうか天国から見守っていて下さいね。安らかにお眠り下さい。合掌

  2008.09.15

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  アディダス　カントリー

  ユニフォームを着てのお仕事は軽快に過ごしています。やはり綿素材のものと違ってサラサラ感がいいですね。いろいろ買いましたが、ご披露はゆっくりと・・・。昨日の休みに靴を買いました。これがまた渋い・・・(苦笑)黒い靴は"いかつい"のですが、やはり厨房で仕事していると、せっかくの白い靴が黒々となってしまって、洗っても元通りにはなりません。昔からアディダス派だったので、いろいろ買いましたが、全部末路は黒々・・・(涙)一番履いた靴はアディダスのカントリーですね。一番のお気に入りと言ってもいいぐらい。ところが、ある日の靴屋で「カントリーはもう作らないそうです」と言われて、大ショックで慌てて夫婦で一足ずつ買いました。絶対に無くならないで欲しいと思っていましたが、それ以来、どこへ行っても置いてないので、やはり在庫が無くなり次第消え往く運命なのかも・・・。絶対人気商品だったと思うんだけどなぁ。以前流行ったコーラのキャップでアディダスのシューズ特集がありまして、プロフィールにも載せていますが、カントリーを当てました。それがこれ↓やっぱり可愛いですよね。なんとか復刻して欲しいです。

  2008.07.24

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  懐かしきモノたち

  フィギアを集める趣味は、たまにノスタルジックな気分にさせてくれます。今回、自分の部屋を整理してフィギアを並べ易い食器棚の使用許可がおりたので、せっせと集めたサッカー・フィギア奇麗に並べて悦に入ってると、棚の上にスペースができたので、そこにサッカー以外のモノを並べようと、しまってあった箱から、これぞ! というものを出しました。その一部がこれ↓もちろんメインは長嶋ですが(笑)それでもサンダーバード1号や鉄人28号、そしてスバル360。それぞれ一世を風靡した懐かしいものばかりです。実物はかざれないので(苦笑)、フィギアがあれば眺めて楽しい時間が過ごせます。けっこうこういうものも子どものオモチャと捨てたもんじゃないでしょ?

  2008.07.14

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  ハンバーガー

  昨日は買い物が多く、奈良まで行ったのにそのまま帰ってきた。途中でホームセンターや食材屋に寄ってお買い物。そんな時、小腹が空いたのでマクドへ行こうという事になって、とうとう憧れの・・・メガマック!!!ずいぶん昔になるけれど、マクドナルドがまだ日本に入ってきてない頃からハンバーガーが好きだった。中学生の頃、自転車で行ける行動半径の中で、ハンバーガーを食べさせてくれるスーパーの地下食堂街のパーラー(笑)お小遣いの中からなんとか一個食べた。もちろんお腹が満たされる事は無かったけれど、幸せなひととき・・・。それからスープを付ける贅沢を覚え、二個目を食べる贅沢を覚え、幸せの絶頂だったのに、なぜか行かなくなった。どうしてなんだろうなぁ。マクドナルドができてからは、よく食べたけれど、あの頃の美味しさは忘れられない。さぁメガマックの出番です! (笑)これだからメタボになるんだなぁ(苦笑)ごちそうさまでした。でもこれからはビックマックで十分です(爆)

  2008.05.29

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• V9

  いわゆる巨人ファンである。銭湯の下足札の3番が欲しかったくちである。そして、9年連続無敵の優勝を味わせてくれたチームに、今も愛情を感じている。1番は赤い手袋のスイッチヒッター、センター柴田だった。最初は背番号12だったと思う。2番は高田の時もあったが、やはりセカンド土井。バントがうまく守備も最高だった。オリックスの監督も渋く務めていたけれど、イチローを使いこなせなかった監督と呼ばれ続けている。今回のセレモニーで弱った姿を見て愕然としたが、3月にすい臓癌の手術を受けたらしい。そして、ここまで回復したのだと見せたかったのだろう。目頭が熱くなった。そして3番、ファースト王。いわずと知れた世界のホームラン王だ。4番、サード長嶋。5番、ライト末次。この5番が大変な打順で、ONの後を受け持つのは並大抵ではない。とっかえひっかえ、色々な選手を入れ替えた。でも、末次だな。6番、ショート黒江、7番レフト高田、8番キャッチャー森。この並びは色々で、でも必要だった選手ばかり。9番に高田を入れて、1番柴田と連動させたりもしてた。そして9番はピッチャー堀内。エースは彼しかいない。左の高橋一三、エースのジョーの城之内、金やんも来たけど、堀内が一番!王は現役の監督、高田も日ハムのGMだから来れない。長島はユニフォームではなかったけれど元気にやってきた。土井の姿には驚いたけれど頑張って欲しい。そして、みんななるべく元気で、またいつの日か集まった姿が見たい。こころからそう願います。

  2007.06.08

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• 伏見稲荷

  子どもの頃、記憶の一番深いところに、おばあちゃんがいる。お袋のお母さんなんだけど、本当に私を大事に可愛がってくれた。私は住んでいる場所にちなんで"学園前のおばあちゃん"と呼んでいた。まだ、おばあちゃんが今里に住んでいた頃、2歳下の妹が生まれる前から、おばあちゃん家にあずけられていて、その頃、工場をやっていたので、そこの住み込みの従業員も含めて、みんなに可愛がられて育ったようである。もの心ついてからは、事あるごとに色々言われて、正直それが痛かった。学園前に住むようになって、夏や冬の休みにはもちろん、週末にも頻繁に遊びに行ってたが、そのおばあちゃんとよく行ったのが、神社仏閣へのお参り。石切、生駒、荒神、そして稲荷へとよく行ったものだった。正月を挟んで、歳玉をせしめにいくために親籍が集まるおばあちゃん家に行くと、決まって3日の朝早くから、伏見稲荷へと出発し、初もうでの山めぐりをした。どんどん登って小高い山を一巡りして、鍋料理を食べて帰ってくる。そして帰りに土産もの屋でおもちゃを買ってもらった。子どもの頃の一番の楽しみだった。今日、ほぼ40年ぶりに伏見稲荷に行った。いつもは車で行ってたが、近鉄→京阪を乗り継いで、伏見稲荷駅から歩いて行った。参道にあった土産もの屋さんはまだあったが、あまり狭くて小さい建物に月日の流れを感じた。大社でお参りを済ませて、ずんずん山道を歩き、鳥居を何本もくぐって四ツ辻と呼ばれる頂上に辿り着き、そこから伏見から京都への風景を見たら、おばあちゃんの姿を思いだした。そこから少し下がったところへ拝みに行く後ろ姿の記憶を追いかけて、木々の深い山道を歩いていった。周りの風景は薄暗く静けさが心地よかった。そして目的の場所に辿り着いた時、そこが"御膳谷"と呼ばれていたと思いだして、帰り道、同行してくれた奥さんに向かって、「御膳谷、御膳谷」と連呼していた。小高い山を登って降りて、二人とも疲れきっていたけれど、なんか懐しい気持ちにつつまれて、気持ち良かった。おばあちゃんに会えた気がして嬉しかった。あの頃、もっと優しくしてあげられてたらと悔やんでいるけれど、いつでも見守ってくれているような気がしている。今日、思いきって伏見稲荷に行って良かったです。おばあちゃん、ありがとう。

  2007.06.06

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• 大好き コロッケ

  子どもの頃、散髪は嫌いだった。あの首筋をガリガリやるバリカンが嫌いだった。市場の中にあった大衆理容の店は、奥に座敷があって、順番待ちの子どもが、マンガを読めるようになっていて、一つはそれが楽しみで嫌々散髪に行った。そしてもう一つの楽しみは、店の前のコロッケ。たぶん肉屋さんだったと思うのだけれど、店頭でコロッケを揚げていた。お袋に晩ご飯のおかずにコロッケを注文した。コロッケがあればそれだけでOKの食生活だったので、一番の幸せが散髪の後に待っていた。中学生の頃、友達の家の近くにやはり市場があって、遊んだ後で揚げたてのコロッケを買いに行った。自転車に乗りながらコロッケをほおばった。寒い日はコロッケがあればヌクヌクとなった。いまでもその市場はあって、コロッケは毎日揚げられている。この頃はスーパーで売っている、揚げたてでないコロッケを食べているので、それほど美味しいと思わなくなった。ちょっと寂しいところへ友人がお土産でコロッケを買って来てくれた。その店の名は"つよしのコロッケ本舗"以前から気になっていた店だったけれど、見つけにくくて行けなかった。そしてようやく口にできたクリームコロッケは美味しかった(嬉)ありがとうY君!次はシンプルな肉入ポテトコロッケを、よろしく! (笑)

  2007.03.29

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• 本当に久しぶりの

  引っ越しのおかげで、久しぶりに出会えた懐かしい物が色々あります。昔よく行ってたJAZZ喫茶のマッチ、Mt.FUJI JAZZ FESTIVAL'87のテレカ、コールマンのランタンに火をつける道具、試合で吹いたホイッスル、万博のスタンプブック、カードや手紙も沢山・・・。そんな中、我が愛機、マーチンD-35の保証書が出てきました。お買い上げ日がSeptember 5,1978、そして製品番号が374426でした。この番号は1977年製造のものらしく、30年前のものという事になります。それで懐かしくて、押し入れの中からギターケースを出しました。店に持って行って、ギターの達人Yさんに見せたら、「弦張り替えよか」と言ってくれたのでお願いして、その上ポリッシュで磨いてくれました(感謝)そして試し弾き・・・鳴らない(涙)指が当たって音が出ません。あ～ぁ・・・。それからしばらく弾く事1時間。閉店時間まで指の感覚を思い出すように弾いてました。結局、元の感覚は出てきませんでしたが・・・。指先も痛くなったし、初めてギターを弾いた頃を思い出しました。中学生の頃、C-Am-F-G7の循環コードを必死に弾いて、自分たちで作った曲を練習しました。文化祭で寸劇をやったのですが、そのテーマソングを友達が作ってくれたのです。題して「カンチョウX団のテーマ」(笑)本当に毎日毎日練習した。それから、色々やってましたが、その次に必死に練習したのがマーチンを買った時。それも友達とフォークグループを作ったからでした。毎日毎晩よく弾いたものでした。懐かしい思い出は思い出として、今は指が痛い(苦笑)ちょっと練習して、何か弾けるようになりたいです。

  2007.03.04

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• 古いスチール本棚

  引っ越しで何が大変だったって、それは本。雑誌や文庫本、ハードカバーも含めて、ずいぶん処分したけれど、それでも引っ越し屋さんが驚くほど本があった。とりあえず縛ったものの、本当は詰めのほうが楽だったと後で聞く。大きな荷物は数えるほどだったのに、本で手こずったようだ。その本の山と格闘して、本当なら捨てるはずだったスチール本棚を、結局2つ組み立て直した。やはり本は本棚へだと確信した。かなりの分量が収納できたし、見栄えも良くなった。このスチール本棚は大学の時に買ったものだから、すでに30年は経っている。その間、専門書やレコード、そしてマンガや文庫本で埋まったものが、今はサッカー雑誌に変わっている。それでも少し汚くなったものの(掃除してないからだが・・・)、十分使用に耐えるんだから、捨てるなんて事を言ったらバチが当たるってもんだ。ここで使う人になったのだから、これで一生モノになったのかも?まだまだ整理できてないが、今この日記はパソコン部屋で書いている。頑張って行こう!!!

  2007.02.16

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• バレンタインデーの事

  2月14日はバレンタインデーで、チョコを沢山抱えた女性が走り、虫歯になる男性が増える日でもあります。しかし、僕たち夫婦にとっては忘れられない日でもあるのです。それは、つきあい始めた記念日だという事だけでなく、大事に育てていたウサギのピョン太の命日だという事です。奈良に移り住んでマンション生活になったわけですが、やはり犬が飼えず、子どものいない僕たちにとって、当時、人気の出始めたウサギを飼おうという事になりました。探して見つけた灰色の背中に10円玉ぐらいの白いハゲのある小ウサギを、ありきたりのピョン太という名前にして、部屋で飼い始めました。ゲージの隙間から飛び出して、テレビやラックの下に隠れたり、オシッコを後ろに飛ばす習性があるのを知らなくて、クロスをドロドロにされたり、そこらじゅう噛みまくるのには困りました。しかも、なつかない・・・(汗)抱き癖をつけなかったので、たまに抱くと抵抗して、爪を立てました。結局最後まで抱けなかった・・・。10年以上経ったある日、頬のあたりが少し腫れて来て、明らかに腫瘍のように見えました。獣医に連れていく事も考えましたが、色々な事を考えて止めました。そして、それからしばらくして元気がなくなり、2月14日の夕方、奥さんが見に行くと死んでたそうです。苦しんで死んだ様子に悲しくて、それでも10年以上も共に生活した家族として、きれいなタオルに包んで、その頃買って植えたばかりの桜の木の下に埋めました。春になると年々大きくなっていく桜はピョン太が咲かせてくれていると信じています。そして毎朝手を合わせ、僕たち夫婦を見守っていてねとお願いしています。ピョン太はウサギのくせに人参はあまり食べなくて、ビスケットやパンが好物でした。今日も食パンをスライスして供えました。また今年も桜を咲かせてねと願いながら・・・。

  2007.02.14

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• 夜遊び少年団

  今から25年前、まだ24歳の頃、国家試験の浪人の身の上だった。大事な時間をつぶしては、友人たちと夜な夜な遊び耽っていた。何をするではなく、24時間営業のファミレス(主にデニーズ)で、薄いアメリカン・コーヒーを何杯もガブ飲みし、飽きる事なく人生を語っていた。(否、くだらない話をしていた)そしてそのうちに、同じ年の仲間で、フォーク・グループを作り、1日限りのLiveを開こうという事になった。それぞれ身の上に変化がある頃で、何かそこから逃避しようという<思いもあったかもしれない。夜な夜な集まっては練習し、ようやくコンサートにこぎつけた。そのコンサートの衣装として、トレーナーに手作りのアイロン・プリントを貼付けた。グループ名とは違ったけれど、スタッフまで含めて、名付けて"夜遊び少年団"。我ながら気持ち良いほどの、そのものズバリのネーミングだった。写真はTシャツだが、オリジナルはトレーナーだった。人気が出たので、その後Tシャツとして数枚作り増して、後輩たちに売った。本当に気に入った、今でも愛着のある名前だ。今日、久しぶりに奥さんと仕事が終わってから、11時までやっているイオンタウンに行こうという事になり、車で出かけたのだか、帰る頃になって何だかあの頃が甦ってきた。車でかかっているのは、あの頃のカセットテープではなくCDだけれど、山下達郎のSunday SongBookのエアチェック。あまり月日の移り変わりを感じさせないチョイスだったせいもあるだろう。仕事終わりの束の間の時間。ちょっと遠出をした甲斐のある癒しの、夜遊びの時間となった。

  2006.11.01

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• 切手

  郵便局に用事で行って目に入った切手の本。そういえば八尾に引っ越した頃だから中学生だったと思う。切手の収集が流行った事があり、誰もが切手ブックとピンセットと切手の本を持っていた。寄ると触ると切手の話。"月に雁""見返り美人"だのが高く取り引きされ、切手屋さんも子どももたちで賑わっていた。それぞれが持ち寄って言い値で売買が成立していたし、子ども同士でも切手の取り引きで盛り上がっていた。しかし、いつの間にか廃れて(飽きて)どこかにやってしまった。しばらくして、高校時代に切手屋さんの前を通ったら、もうその店は無くなっていた。趣味とはいえ、切手はお金だからなぁ・・・。ふと思い出したのは、切手のシートが沢山残ってるって事。1枚1枚の切手は誰かに処分されてしまって残ってないけど、郵便局で買ったシートは確かに残っていて持っている。あれは宝の山なのか? (笑)

  2006.10.06

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• 給食の無い日

  学校に通っていた時、給食が好きでした。今は給食もパワーアップしたそうですが、脱脂粉乳の世代には、揚げパンもごちそうでした。ある日、豚汁が出ましたが、何故か嫌いな人が多く、タンクの中にいっぱい残ってしまいました。好きな人はおかわりしていいのがルールだったので、何度も食べていましたが、給食の時間が終わっても食べていて、昼休みが終わって、体育の時間になっても食べてたものだから、校庭から先生に怒鳴られた(苦笑)あと、ランドセルのポケットにジャムやマーガリンの残りを入れてたものだから、つぶれて大変な事になってしまった事もある(汗)コッペパンがカビ生えてたり・・・。中学に入ると弁当やら菓子パンやらで給食はなくなるわけで、あとは大学の寮の学食が近いぐらいで、あの懐かしい匂いは遠い記憶の彼方です。で、なんでそんな話かというと、夏休み前で今日から給食が無くなるそうで、近くの小学校の先生が大勢来てくれて、大忙しだったというオチ(笑)明日もたぶん違う学校か違う学年の先生が来てくれると期待しています。頑張るぞ!

  2006.07.19

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• 卒業式

  今日は中学校の卒業式。姪っ子も目出たく卒業しました。店には、お馴染みさんが来て、あの小さかった子が卒業なんだと知りました。時は過ぎる・・・。小学校は6年の時に転校して、そこにはあまり馴染めなかったので、卒業したという喜びはありませんでしたね。それよりも中学校での新しい生活のほうが楽しみでした。そこで今でも付き合いのある友だちと出逢い、中学の卒業は悲しくはなかったけれど、感慨がありました。やはり思い入れですね。高校の卒業とともに上京したので、その事で寂しかったし、大学の卒業は、進路がまったく違う方向だったので嬉しくなかっただけ。単純に別れというよりも、別の感情ばかりでしたね。新しい出発を祝う日なんだけど、もう明日には高校の合格発表がある。明日も喜ばしい日でありますように。

  2006.03.16

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• 大学からの便り

  突然、卒業した大学からお知らせが届いた。けっこう立派な封筒で、中身もカラー写真ありの、なかなかお金のかかっているお知らせでした。同窓生というだけであって、その筋の仕事に就いているわけではないので、その冊子の中身はあまり有益なものではありませんが、写真は懐かしいものでした。その中に、新校舎の建築現場が写ってました。その場所は、学生時代にサッカーに明け暮れたグランドでした。しかし、あの場所は隣の付属高校との共有で、全国高校サッカーに2年連続出場しているサッカー部のグランドでもあったはず。どこか他にできたのかなぁ?寄付の話もなく、健全な経営をなさっているんでしょうが、昔は、御世辞にも綺麗とは言えない校舎や学生会館、食堂、寮、クラブハウスだったのに・・・。時代は変わる・・・。

  2006.03.02

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• 冬の好きなもの

  冬の夜空を見ていると、ホント蒼くて冷たい。それでも、いつも見えるオリオンが温かく見守ってくれている。冬が好きな理由の一つに、そんな冬の夜空があります。子どもの頃、寒い夜に目覚めると、ちょっとお酒の入った親父が帰ってきていて、お餅を焼いて砂糖醤油につけて食べていました。本当に美味しそうな匂いで、大人は夜中に好きなものが食べれていいなぁと思ったものでした。でも今では餅は嫌いです(苦笑)食べ飽きたのかなぁ?その餅は親父が勤めていた会社でつくんですが、叔父さんの会社だったので、いつも行ってました。その理由は、夜泣きラーメン。近くの屋台を会社の裏に呼んできて、社員のみんなに食べさせていました。そしてそれに便乗!その頃から大好きだったんですよ、ラーメン(笑)今でも、冬の朝、ハァーっと白い息を吐くのが好きです。寒いのは判っているんだけど、あえて白い息で確認するのが好き。春が近づくと消えていくんですよ、ある日ね。すると温かくなる嬉しさよりも、冬が終わってしまう寂しさを感じます。毎日寒いですが、あの天気予報の「今日は真冬なみの寒さでした」に疑問があります。12月は真冬じゃないんですか? (疑)

  2005.12.07

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• 小学生の頃

  守口市の小学校へ通っていた頃、それこそ運動が苦手で、すばしっこい割には、鉄棒やマット運動、跳び箱などが苦手でした。しかも、4年生まで"金槌"。ツベルクリンの陽転で、1年間プールに入れず、それはそれで嬉しかったのですが、その後、まったく泳げなくなっていました。それらのすべては恐怖心からくるもので、跳び箱や鉄棒で落ちたら痛いやろなぁとか、マットで背中打ったら息できへんとか、ましてや水泳は息継ぎで水飲んだら苦しいやんとか・・・。けっこうビビリの部類だったと思います。その頃の担任は3年からずっと同じ先生で、スポーツが得意で水泳部の顧問までやっていました。良いところも悪いところも知っていてくれたので、引っ込み思案のできの悪い生徒を何とかしてやろうと思ったのか、「明日から水泳部に入れ」と"金槌"に向かって言ったのです。そりゃあ驚きました。だって"金槌"ですよ・・・(汗)それでも、授業が終わった後でゾロゾロプールへ向かう同級生に混じって、着替えてプールに入ると、プールのはじっこで個別指導をしてくれました。「息継ぎができないならしなくていい」そういうと、息が続くまで平泳ぎで前へ進みました。それはそれで結構いけるもんです。それを何回かやった後、「苦しくなったら大きく手でかいて頭を上げろ」と言われて、そのままやってみると不格好ながら息継ぎできました。そのうちに泳げる距離が伸び、ターンができるようになり、後は疲れるまで泳げるようになりました。その夏が終わり、冬が来て、嫌いなはずの運動場での体育は、いつしか好きな時間となっていました。下手は下手なりに、続けてやってみました。その頃、先生がラグビーをやっていた事もあって、みんなでラグビー・ボールを蹴って追い掛ける事が好きになり、今のフットボール好きに繋がっていったのかもしれません。6年生の秋に引っ越しをして、一緒には卒業できなかったけれど、申し込みをしていたのか、後日卒業アルバムが届きました。集合写真には入ってなかったけれど、上の隅に小さな写真の自分がいました。卒業していったのだから、本来ならばいないはずの自分を見つけた時、きっと先生が「ほとんどいたのだから」と加えてくれたのだと思い嬉しかった事を覚えています。それからは、友人たちと同窓会のように先生宅へ尋ねて行ってお会いしたのと、結婚式に招待状を出したら来て下さったぐらいしか御会いできませんでしたが、年賀状は毎年欠かさず出しては戴いてました。必ず一言自筆で何か書いて下さって・・・。しかし、今日の郵便で奥様から喪中の葉書を貰い、その縁も途絶えた事を知りました。先生は9月に亡くなっていたそうです。中学卒業の時の担任も高校卒業の時の担任もすでに亡くなっています。どちらかというと早くに亡くなってしまった感じでしたが、最後に残った恩師と呼ぶに相応しい最後の方が亡くなってしまいました。自分も歳を取り、失っていくものが多くなっていく日々。それでも想い出は、その分増えていくと思います。恩師が亡くなった悲しみは、若い頃の颯爽とした風貌と置き換えて、懐かしく偲ぼうと思います。安部先生。今、僕がこうして元気でやっていられるのは、あの日、先生が水泳へと誘って下さったからです。ひ弱な僕をスポーツ好きへと導いて下さり、今日の土台を築いていただきました。本当にありがとうございました。安らかにお眠り下さい。

  2005.12.01

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• 三丁目の夕日

  ビッグコミックに連載中の『三丁目の夕日』。映画になってますねぇ。懐かしい時代の懐かしい話題が一杯ですね。昭和33年に東京タワーができたってのは知らなかったなぁ。当時のテレビ、白黒ですが、12万したそうです。サラリーマンの初任給が9000円の時代です。確かうちには早くからありました。親戚が集まってプロレスを見た覚えがあります。テレビの前に画面が大きく見えるレンズみたいのをつけて、14インチが18インチぐらいに見えましたっけ(笑)昨日、渡辺プロの50周年記念イベントがあって、懐かしい顔ぶれが集まってました。そう言う事も懐かしい何かを思い出すきっかけです。ザ・ピーナッツ、シャボン玉ホリデー、夢で逢いましょう。そういう番組が好きでしたね。他にもベンケーシーや宇宙家族ロビンソンなどの外国番組。ヒッチコックアワーは怖いくせに覗き見してました。紅白は国民的番組でしたし、ひょっこりひょうたん島が始まるまでに遊びは切り上げました。懐かしいなぁ・・・。昭和30年代、ちょうど小学生の頃、今と違って、コンビニやテレビゲーム、iPod、何もなかったかもしれないけれど、今は失ってしまったものが何でもあったような気がします。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』がうけてる理由はそんなとこでしょうか?見たいけれど、映画館には行かないかなぁ(苦笑)

  2005.11.11

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• 巨人愛

  いささか薄れてしまったプロ野球への想い。先日の長嶋の復活で少し思い出しかけましたが、やはり不甲斐ない現状にガッカリします。今年もダメでしょう。堀内監督の命運も尽きました。早く退陣して、体を愛おしんで下さい。この頃の部屋の模様替えのついでに、古い本の整理もしましたが、そんな中から"月刊ジャイアンツ"が大量に出てきました。どうしてこんなに買ったんだろう? と思いましたが、当時は夫婦で巨人の応援をしていたんですね。それから、だんだん廃れてきて、サッカーにシフトしてしまったというわけです。1994年の日本一の特集号も何冊かありました。1993年の"長嶋茂雄の365日"という本もありました。1992年の井上一馬著"巨人日記"なる本も出てきました。俺は巨人が好きだったんだなぁ・・・。

  2005.07.16

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• おかえりなさい

  長嶋巨人終身名誉監督(長いなぁ)が東京ドームに帰ってきました。少し足をひきずって、右手はポケットの中に忍ばせて、しかし表情には病やつれを微塵も感じさせず、とびきりの笑顔をプレゼントしてくれました。子どもの頃は、銭湯の"3"の下駄箱の取り合いでした。何かしら"3"という数字を追いかけていたと思います。あの、王がバッキーともめて、その後死球を受けて、燃える長嶋が敵討ちのようにホームランを打って以来、どうしようもなく長嶋ファンになってしまっていました。"3"を追いかけるのは、ベッケンバウアーの"5"を追いかけるまで、しばらく続きました(笑)それほど我が人生に影響を与えてくれた人なのです。今でも、特別といってもいい存在です。脳硬塞で倒れたと知った時、何を思っていたのだろう?ただただ命だけはと必死に祈っていたかもしれない。平静を装っていても、実は心は震えていたかもしれない。何より、自分の中で太陽のような存在を、失ってしまうかもしれなかったから・・・。そして一命を取り留めて、数日後にリハビリを始めたと聞いて、それこそ震えがくるぐらい感動したものだった。アテネには行けなくて当然のはずなのに、命がけでも行ってしまいそうな姿に、そこまで無理をしなくてもという思いと、だからこそ我が長嶋なのだという誇り感じた。そして、あのヘナヘナ文字のサインに事の重大さを感じながらも、いつか元気になってくれる、いつかスタスタ歩き、皆を笑わせ、熱い気持ちにさせてくれる、そういう日が来る事を祈っていた。そして7月3日。"3"の日でした。おかえりなさい。本当なら、あなたの場所はスタンドではなく、グランドであるべきなんだけど、今日を新たなスタートの日として、いつの日か、長嶋茂雄がグランドに立つ日を夢見ています。その時は、何か勝負を賭けているんだろうなぁと思いつつ・・・。

  2005.07.03

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• このところ

  懐かしい大学時代の友人たちのチェーン・メールが、毎日飛び込んで来るようになった。現在50人ぐらいに送られているそうで、いつか同窓生200人に届けばいいねぇと書かれてあった。まぁ無理かもしれないけれど、不可能ではないだろう。今は10人程度が頻繁に書いているけれど、これからの活動に期待してます。中には本当に懐かしい人の名前もあって、語学の教室ですぐ後ろだった女性には、学生活動のようなものに引っ張られかけたし、国家試験の時にカンニングさせてやった、今では先生と呼ばれている奴もいる(笑)大半が学生当時につき合いのなかった奴らで、何か一緒にやった記憶もないけれど、その顔は頭に浮かぶから不思議なものだ。卒業アルバムでもあれば(もちろん捜せばあるはず)、200人すべてが思い出されるだろう。単科大学で、単位制ではなく学年制だったので、4年間ほぼ同じ面子で進むのだ。そして最後の国家試験が待っていて、大半が無事試験に合格して、何年かの下積みの後、見事に開業していく。このチェーンに繋がっている人は、ほぼ先生と呼ばれている人だ。ちょっと違和感はあるけれど、先生になれなかった俺は、それでも楽しく読んでいる。想い出のチェーンに繋がっていると安心しながら・・・。

  2005.04.14

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• 学園前

  どこにも学園前という地名があると思います。なんたら学園の前に、バス停や交差点があって、学園前となるわけです。近畿の人には学園前といえば近鉄奈良線の学園前駅ですよね。帝塚山学園の前にある駅だからというわけですが、昔は芦屋と並ぶ人気だったようですが(ホントかよぉ)、どんどん古びた町となっていきました。道も狭いしね。今は駅前にいろいろビルができて、それなりに賑わっています。あいかわらず道は狭い(笑)子どもの頃、おばあちゃんが住んでいまして、毎週末になると、近鉄に乗って学園前まで来てました。ちょっと大きい家(めちゃくちゃ大きい家が並んでいるので)で遊んで、駅前にあったショッピングセンターにもよく買い物に行きました。パーラーがあったんですよ(笑) 死語? (爆)子どもだからパフェとかね、それが楽しみでした。たぶん上から見ると円形で、中心部がスーパーでした。市場しかない頃の話ですよ。40年以上前、想い出の一番深い部分です。隣の駅は菖蒲池という駅で、あやめ池遊園地がありました。去年、閉園しましたが、ここも懐かしい場所です。夏はプールもあって、おじさんに連れていってもらいました。ある年は、プールに連れていってもらった次の日、朝から大騒ぎになっていて、おじさんが盲腸になって緊急手術。そのおじさんが自慢げに、かき氷にサイダーをかけて食べていたので、サイダーに氷を入れると盲腸になると信じていました(笑)あやめ池には、絶頂の頃のタイガースが来た事もありました。ボーリング場もあったし、小さいながら動物園もあった。池に飛び込んでいくウォーターシューターもありました。今は工事中ですが、更地にしていました。ちょっと寂しい情景でした。車で10分ほどの場所ですが、40年以上前の想い出の場所です。

  2005.03.29

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