風の言魂

[訃報] カテゴリの記事

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• 追悼 円谷幸吉を見つけた人

  今日の新聞の死亡記事欄に畠野洋夫氏が亡くなったとあった「1964年東京五輪男子マラソン銅メダリストの円谷幸吉のコーチ」と書いてなかったら 見逃す記事だった小学2年の時 東京五輪はあり 教室にテレビが置かれてみんなで応援していたマラソンを見たかどうかは忘れたが その後 何度も 円谷がヒートリーに抜かれて3位になってしまう場面は見た映像とは恐ろしいものだった何年かして こんな歌が流れてたピンク・ピクルス『一人の道』http://www.youtube.com/watch?v=SfWGs_jx4HA&feature=related&fmt=18銅メダリストになった円谷は その後 椎間板ヘルニアで走れなくなった五輪後 結婚の約束をしていた人と無理矢理別れさせられメキシコでの金メダルに過度の期待をかけられ自分で命を絶ったのだった店に『栄光なき天才たち』という漫画があって円谷幸吉とアベベをとりあげてある最後に円谷の有名な遺書が書かれてある「父上様、母上様」で始まる文面は 家族への感謝の言葉ばかりで「幸吉は 父母上の側で暮らしとうございました」と結ばれているスポーツに命を削られた 一生だったと思うその円谷を見出し 育て 守ろうとした教官でもあった畠野氏が亡くなったまた昭和の一頁が終わってしまったあの世で 円谷幸吉さんがが待っています楽しく一緒に走って下さいね心からご冥福をお祈りします

  2009.12.06

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• 訃報 元祖 風小僧 山城新伍

  今朝のワイドショーで、山城新伍死去の報が流れていた。享年70歳。まだまだ死ぬ歳やないやろうと思いながら、老人ホームでの死去に驚きと寂しさを感じた。そもそも、私が名乗っている風小僧を、山城新伍が初代と思っていたが、今回調べてみると2代目だったらしい。初代は目黒祐樹となっている。それでも私が覚えている風小僧は山城新伍だった。それから白馬童子となっても、やっぱり山城新伍は風小僧としか思えなかった。世の中の娯楽が映画からテレビへと移行していく時のスターであり、その後、いろいろ問題も起こしたりしたが、やっぱり愛すべきキャラだったし、晩年、糖尿病で苦しんで、70歳でこの世を去らねばならなかったのは、本当に哀れだと思うし、寂しかっただろうなぁと思う。世の中の移ろいは、スターであっても忘れ去るものなんだなぁと・・・。心より哀悼の意を表し、これからも風小僧1956として真摯に言霊を残していきたいと感じました、ご冥福を祈ります。

  2009.08.14

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• 哀悼 サー・ボビー・ロブソン

  敬愛するサー・ボビー・ロブソンが亡くなられました。享年76歳でした。つい最近、サー・ボビーをセント・ジェームズ・パークに迎えて、ドイツvsイングランドの試合が往年の名選手たちで行われました。その場に集まった選手たちに迎えられた車いす姿のサー・ボビーは、手をふりながら観客たちに挨拶をし、幸せな時間を過ごしたように思えます。バルセロナ、ニューカッスル、そしてイングランド代表を率いて、攻撃的な姿勢をくずさず、サポーター達を心地よくさせてくれるチームを作り上げました。あのモウリーニョの今があるのはサー・ボビーのおかげと言って差し支えないし、数多くの選手たちを育てあげた事にも疑いの余地がありません。なんとなく親しみが湧いてくる姿がフィールドに戻ってくる事はなくなりました。サッカーをこよなく愛したサー・ボビー。安らかにお眠り下さい。

  2009.07.31

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• 巨星落ちる

  音楽界の巨星、マイケル・ジャクソンが突然亡くなりました。朝一番のニュースだったので驚いたのなんの・・・。どこか長生きできそうもない雰囲気ではありましたが、50歳で死んでしまうとは想像できませんでした。言われている薬物による心臓への負担が心不全を引き起こしたのでしょうか?ジャクソン5 でのデビューはリアルタイムでは見ていません。なんと1966年にデビューして68年にはモータウンと契約していたというから、小学生の頃だったんだ・・・。なんと私より2歳下のマイケル・ジョーゼフ・ジャクソンは、4人の兄とザ・キング・オブ・ポップへの道を歩きはじめていたんですね。MTVでビート・イットやスリラーのPVを流していて目を奪われたし、ウイ・アー・ザ・ワールドはチャリティ・ソングの先駆者的活動でもありました。先取りするという事はそれだけで世界をリードしているのです。もちろん近年はスキャンダラスな面ばかりがクローズ・アップされ、幸せな晩年では無かっただろうと感じますが、それでも本人にとっての50年は、我々の何百年もの時間が濃縮された日々だったのだろうと思います。音楽を楽しんできて、マイルスが亡くなった時もショックでしたが、ポップス界を引っ張ってきたマイケルが亡くなって、大きな存在だったと感じます。ただ、LPのスリラーは昔買って聞いていた記憶があるのですが、CDになってからのものは買った記憶がありません。LPからCDへの移行していく中で、中心的な存在だったなぁと思い出しています。ムーン・ウォークは格好良かった。あのシルク・ハットを投げたときに起こる歓声が、ザ・キング・オブ・ポップそのものだったと感じます。Good Bye,Michael.

  2009.06.26

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• 哀悼 忌野清志郎

  忌野清志郎が亡くなってしまった。ギターを弾き始めた頃、今ほどロックしてなかったRCサクセションが、「僕の好きな先生」を唄っていたのを聴き、大好きになり歌っていたものだった。あの時の衝撃があったから、たまがデビューした時もさほど驚かなかった。もっと昔にすげえバンドがあったんだぜぇと感じていたんだ。仲井戸麗一はあくまでも"古井戸のチャボ"であって、"RCサクセションのチャボ"ではなかったんだけど、ストーンズのミックとキースのようなカッコいいボスとチャボのRCは、永遠のロック魂を聴かせてくれた。今でも「スローバラード」「雨あがりの夜空に」「トランジスタラジオ」は口ずさむ。"昨日 車の中で寝た"という単純な歌詞を、忌野清志郎が歌うとなんであんなに魂が入ってカッコいいんだろう?泉谷しげるが、葬式には行かないと言ったのは、死を受け入れたくないという偽らざる気持ちなんだろうなぁ。死に顔を見さえしなければ、いつまでだって死んでない事にできる。またいつか会える気がするのかもしれない。美空ひばりだった石原裕次郎だって、尾崎豊だってマイルス・デイビスだって、死んでないと思えば自分の中では生き続けていくものだ。ウィキペディアは便利なもので、常々、RCサクセションのRCとは何だろう? と思ってたんだけど、今回調べてみたら、　中学の同級生だった忌野、小林、破廉の3人でバンド「ザ・クローバー」を結成　↓　高校進学によりザ・クローバー解散　↓　忌野と小林は上級生と「リメインダーズ・オブ・ザ・クローバー (クローバーの残党)」 を結成　↓　「リメインダーズ・オブ・ザ・クローバー」が自然消滅　↓　破廉がバンドに戻りバンド名を「リメインダーズ・オブ・ザ・クローバー・サクセション（クローバー～からの継続）」の省略形から「RCサクセション」と命名　　↓　1972年3rdシングル「ぼくの好きな先生」がヒットというもので、1972年だから高校生になっていた頃なんだなぁ。懐かしい話。もう一つ懐かしい話。ふきのとうのLiveを見に行くのに会場を勘違いしてしまい、大阪厚生年金会館だとばかり思って、入り口まで気づかず、チケットを見せたら「ここじゃないですよ」と言われた。よく見ると「RCサクセション」とポスターが張ってある。どうりで集まってくる若者の頭が異常にツンツンしてカラーも度派手だったっけ(笑)忌野清志郎が亡くなってRCサクセションもこれで主がいなくなり消滅。さてさてあれほどのパワーを持ったロック魂を持った奴は出てくるのか?合掌

  2009.05.02

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  訃報 フレディ・ハバード

  『処女航海』『VSOP』など大好きなトランペッターだったフレディ・ハバードが亡くなりました。心臓発作で死去されたそうです。またJAZZの巨星が一つ流星となってしまいました。トランペットが好きな私は、マイルス・デイビスが最初に好きになったのですが、マイルスが怪我等で第一線を離れていた時、それを埋めるようにフレディが好きになり、そして盟友ハービー・ハンコックの1965年の作品『処女航海』での演奏で、心を奪われてしまいました。その後、VSOPとしての作品群でも演奏は際立ちましたが、大事な唇の病気で引退を余儀なくされました。一度は復活しましたが、突然我々の前から消えてしまいました。先に行ったコルトレーンやドルフィ、トニー・ウイリアムスとあの世でセッションして下さいね。あなたが亡くなっても音楽は残ります。まだまだ楽しませていただきます。ありがとうございました。

  2008.12.30

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• 哀悼 日本サッカー協会 元会長 長沼健氏

  今日のオマーン戦について書いていたら↓日本サッカー協会 元会長 長沼健氏 死去の報を見た。77歳 肺炎だったそうで、早すぎる死去だったと思う。日本サッカーへの功績は計り知れず、ご逝去に心から哀悼の意を表します。いよいよホームでのオマーン戦。岡田監督は現状での最高の選手を揃えて戦いに臨むだろう。そこには、勝つという結果を導き出す以外の選択肢はないはず。育成など度外視して、まずは勝つという事を考えてスタメンを決めるはず。選手をピッチに送り出せば、ゲームの半分はそこで決まるし、あとは疲労と戦術の見極めでの選手交代とハーフタイムでの指示ぐらいのもの。ジタバタすることはない。準備はできているはず。自分たちを信じて戦うだけ。頑張れ! 日本!

  2008.06.02

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• 哀悼 ロイ・シャイダー

  今朝は朝刊の休刊日で、コンビニでスポーツ紙を3部買いました。いろいろ見ていると芸能面は昨日のグラミーの話題がトップでしたが、下のほうに「ロイ・シャイダー氏死去」という訃報が載っていました。「フレンチ・コネクション」や「ジョーズ」「オール・ザット・ジャズ」で、渋い演技を見せていましたが、一番りお気に入りは「セブン・アップス」。重犯罪者を追いつめて、7年以上の刑に送り込むチームの映画でした。カーアクションも凄くて、何よりロイ・シャイダーが渋くてかっこ良かった。髪型はクルーカットで服装もアイビー・ルックだったと思います。あぁ惜しい人を亡くしました。ご冥福をお祈りします。

  2008.02.12

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• ヘビー・ウェザー

  ジョー・ザビヌルが亡くなりました。ウェイン・ショーターなどとウェザー・リポートを作り、『ヘビー・ウェザー』などがヒットした。クロスオーバーからフュージョンという流れの中で、シンセサイザーを多用するものの、本質はJAZZの本流であるという自負、そしてその後のワールド・ミュージックへの傾倒は、目のつけどころというか、芸術しての音楽の枠を広げる役割を担ったのだなぁと思いました。↑のジャケットは『8:30』ですが、以前勤めていたNOISEの壁に手書きで模写してありました。毎日それを見ながら仕事していたわけですが、今にも音が聞こえてきそうなジャケットでした。ご冥福を祈ります。

  2007.09.11

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• 訃報 天才ドラマー富樫雅彦 逝く

  日本のジャズ・ドラマー、天才 富樫雅彦が逝きました。67歳。故あって下半身不随となってもドラマーであり続けた男、富樫。手元にある『SPIRITUAL NATURE』は何故か手にとるアルバムです。ドラマーとしてビートを刻み続ける術を失ってからも、2本の手を使って、さも手足4本あるが如くの音を作り上げました。主なジャンルはフリー・ジャズだったので、どのアルバムも聴いたというわけでなく、ジャズ喫茶で耳にすると、オッと思ったものでした。今日、新聞で訃報を見てCDをかけました。和のテイストがJAZZと融合して、ハッとさせられる音が聴こえてきました。ご冥福をお祈りします。

  2007.08.23

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• JAZZの巨人 マックス・ローチ 逝く

  今日の夕刊にマックス・ローチの死亡記事が載っていました。とうとうこの日が来たのかと感慨深いものがありましたモダン・ジャズがまだヨチヨチ歩きをしていた頃、ビ・バップと言われていた頃、ジャズ・アット・マッセイ・ホールというアルバムができました。今では各楽器の伝説の人と呼ばれている、アルトサックスのチャーリー・パーカー、トランペットのディジー・ガレスピー、ピアノのバド・パウエル、ベースのチャーリー・ミンガス、そしてドラムのマックス・ローチ。この5人が一堂に介した唯一のアルバムがマッセイ・ホールでのライブ・アルバムです。一癖も二癖もある強者ばかりの中で、冷静にリズムをキープできたドラマー、それがマックス・ローチでした。その後、トランペットのクリフォード・ブラウンとのコンボを作りましたが、クリフォードの自動車事故で短命のコンボとなりました。この頃のアルバムは名盤揃いですね。公民権運動などでの活動がクローズ・アップされ、↑『WE INSIST!』のアルバム・ジャケットを見ても、何か言いたい事があるかのような挑戦的な目つきです。晩年はどんな音楽を極めていたのでしょうか?今頃はチャーリー・パーカーやディジー・ガレスピー、クリフォード・ブラウンやバド・パウエルらとセッションをやっているのかな?いよいよJAZZの巨人と言えるのはソニー・ロリンズだけになりました。ご冥福を祈ります。

  2007.08.17

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• 阿久悠 死す

  どんな偉人といえども、時代を語るのにこの人と言える人は少ないと思う。1970年代、だれもが口ずさんだ曲の数々。ピンクレディーや沢田研二、都はるみ、八代亜紀、小林旭、河島英五、和田アキ子、山本リンダ、森田健作、岩崎宏美、桜田淳子、石川さゆり、西田敏行、尾崎紀世彦、森昌子、etc....ペドロ&カプリシャスの「ジョニーへの伝言」「五番街のマリー」、Charの「気絶するほど悩ましい」、堺正章の「街の灯り」、あべ静江の「みずいろの手紙」、そして「宇宙戦艦ヤマト」・・・きりがない・・・。どれもが口をついて出てくるフレーズばかりです。スター誕生で、それこそスターを生み続け、70年代をリードし続けました。高校野球にも愛情深く接せられ、奇しくも夏の大会が始まろうとしている時、闘病との戦いを終えられました。いやぁ、寂しいですね。ご冥福をお祈りします。

  2007.08.02

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• 訃報 カール・ゴッチ 死す!

  小さな頃、プロレス好きだったので、おばあちゃんと一緒に力道山を応援していた。決まって最後の最後に炸裂する空手チョップに心躍らせていた。しかし、あっけなく暴漢に刺されて力道山が死ぬと、豊登が短い間を繋ぎ、ジャイアント馬場とアントニオ猪木の時代となる。その頃にはプロレス・ファンというほど見なくなっていた。ある時、UWFという新しい団体がストロング・スタイルの究極型として登場して、その背後にカール・ゴッチの名前を見る事になった。カール・ゴッチ、プロレス好きにとっては伝説の名前である。ルー・テーズとの死闘や、そのストロング・スタイルの美しさは、無冠の帝王として語り継がれていた。UWFの面々とのスパーリングを見ても、現役さながらの動きで、若手を圧倒する姿は迫力満点だった。しばらくしてアントニオ猪木との試合もあったようだが、いつしか表舞台では見なくなった。そして今日の新聞に訃報が載っていた。享年82歳。ご冥福をお祈りします。

  2007.07.30

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• 追悼 無責任男

  生まれてからしばらくたって、記憶が残るギリギリの頃の話。小学生の頃だと思うんだけれど、日曜日のプロレスが始まる少し前、夕方にあった音楽バラエティ、その名も"シャボン玉ホリデー"牛のマークの提供だったからシャボン玉? (謎)♪シャボン玉ランランラララララン～♪とザ・ピーナッツが歌うテーマソングで幕が開き、コントや音楽があり、最後にハナ肇とザ・ピーナッツが締める。その時にかかる曲がギターの奏でる"スターダスト"ほんとうにお洒落な番組でした。その中心的な人物が"昭和の無責任男"植木等だったわけです。"お呼びでない""はいそれまでよ"は言わずと知れた流行語であり、"スーダラ節"や"ゴマスリ行進曲"は、昭和を彩った名曲ではないかもしれないけれど、愛唱歌として親しまれていました。ハナ肇とクレージーキャッツは、バンドとしても一流で、音楽コメディというジャンルを確立して、後のドリフターズに繋げました。後年はメンバーそれぞれが個性的な役者としての道も歩んでいましたが、心のそこではバンドとしてのクレージーキャッツを、きっともう一度やりたかったでしょう。ハナ肇、石橋エータロー、安田伸と順々に亡くなって、バンドとしてのクレージーキャッツはなくなりましたが、植木等が番組に登場してくれれば、クレージーキャッツを思い出せました。それももう終わりです。お疲れ様でした。天国であの"クレージー・リズム"に乗って、楽しくにぎやかにお過ごし下さい。"昭和の無責任男"植木等さん。 ありがとうございました。

  2007.03.28

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• 訃報 マイケル・ブレッカー

  コルトレーン以後、もっとも人気が高くなったサックス奏者のマイケル・ブレッカーが、白血病のため治療の甲斐無く亡くなられました。享年57歳。精力的に演奏活動を続けて来た彼が、突然の病に倒れたニュースは衝撃的でした。その後、治療の効果で快方に向かい、ハービー・ハンコックのコンサートに飛び入りで演奏したニュースに安堵しましたが、2007年1月13日に帰らぬ人となりました。セッションマンとしても一流で、来日したポール・サイモンや、アート・ガーファンクルのコンサートのバックで演奏していた姿を思い出します。ウインド・シンセサイザーも使いこなし、兄のランディとのブレッカー・ブラザーズ・バンドは、フュージョン界のトップでしたし、マイク・マイニエリなどと組んだステップス・アヘッドも一時代を築いたと思います。近頃では自身のリーダーアルバムをコンスタントに制作し、グラミー賞の常連でもありました。死の2週間前に、多くのミュージシャンがマイケルの激励の為に参加したアルバムガ完成していて、3月には発売との事。涙なくしては聴けない遺作となりそうです。ちなみに、勝手にERのマーク・グリーン先生と姿をダブらせていて、ERを見ていてマイケルには外科医の才能もあるんだと錯覚するほどでした。コルトレーン派のマイケルが亡くなった報に続いて、コルトレーンの未亡人であるアリス・コルトレーンの訃報も飛び込んできました。天国でコルトレーンと一緒にセッションを楽しんでほしいです。合掌。

  2007.01.15

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• JB 落ちる

  ジェームズ・ブラウンの名を聞くたびに思い浮かべる友がいる。クリスマスに貰ったメールは、その死を悲しむもので、驚いたのと同時に、感慨深いものもあった。この友人のおかげで、我が家にはJBにまつわるものが多々あるが、自分で買ったものは一つもない。テレビで録画したLiveのテープがあるかな?すべて彼の受け売りである。DVDを見せてもらった時は、若い姿に感動し、歳を取ってからはたまに事件でニュースになり、それでもまだまだ一線級だった。ああいうエンタテイメントは、アメリカでも少なくなっているんじゃなてだろうか。映画『ゲロッパ』もまだ見ていないが、そういうパロディチックなものも許してしまう、度量の広さが感じられ、素晴らしいなぁと感じていた。日本のバラエティにもよく出ていました。惜しいなぁ・・・。あっ、そうだ!彼が持っていないであろうJB関連のCDがあったんだった!追悼の意味で送ろうかな?

  2006.12.26

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• 同級生が亡くなりました

  大学のチェーンメールで、同級生の訃報を受け取りました。共に大阪から神奈川へと同じ大学へと進む事になったわけですが、歳も違うし、なんとなく持っている雰囲気も違い、ただ大阪出身というくくりでの友人でした。もちろん、卒業してから一度も会ってないし、どこで何をしているのかも判りませんが、たまたま同業者でもある同窓生の集まりに来たようで、チェーンメールには名を連ねていました。たった一つ上なだけなのに・・・。カンニング中島、岸田今日子、青島幸男と立て続けに亡くなり、芸能ニュースは暗い話題ばかりでしたが、ある意味、訃報が届くのはその人を思い出す機会を与えてくれたのだと、今日はそう思いました。加藤君のご冥福を祈ります。

  2006.12.21

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• 訃報　村上信夫

  帝国ホテル、元総料理長の村上シェフが亡くなられました。84歳でした。帝国ホテルに行った事は一度もありません。だから、村上シェフの食事に感銘を受けた経験は、残念ながらありません。しかし、テレビや書籍にて、食というものへの温かい心配りに感動したものです。たしか昔やっていた、ゆかいな仲間たちだったかなぁ、村上シェフと帝国ホテルを紹介する番組があり、コンソメスープの作り方を説明しておられました。とても手がこんだ作り方で、さすがだなぁと納得しました。もちろん、フランス料理を勉強した事もなく、一生懸命に料理の研究をしたわけでもないので、村上シェフに感謝するなどおこがましいのですが、それでも若い頃、料理というものの奥深さを、教えて下さった方として、記憶に残る方でした。御冥福をお祈りします。

  2005.08.04

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• 追悼　中山恒明

  学生時代、本屋で見つけたのが、『神と人間の間　ガンをねじふせた男 中山恒明』という本でした。その時は、かなり感銘を受けたはずなのに、中身は忘れてしまいました(汗)それもすべて、勉強していた道と違う道を歩んだからでしょう。ガンという言葉も、知人が患ってしまった時にだけ、思い出す言葉となりました。できれば見たくない言葉です・・・。つい最近、新聞で訃報を読み、あぁ亡くなったんだなと感慨に耽り、今日の夕刊の追悼抄で詳しく読みました。あの「白い巨塔」の主人公、財前五郎のモデルともいわれたそうです。享年94歳で天寿をまっとうされました。御本人はガンとは関係のない老衰で死去されました。御冥福をお祈りするとともに、また自分の想い出が一つ消えていきます。確か、当時の日記に、「物言わぬ動物の痛みを知るためには　神の域に達しないといけない」などといっちょ前の事を書いて、その入り口にも辿り着けなかった挫折を味わいました。でも生半可な気持ちでなれるものでもなく、今では良かったなと思っています。神と人間の間。この気持ちをどれほどの医師たちが、持っていてくれているのでしょう?

  2005.08.02

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• すきがあったらかかってこんかい!

  近畿圏で住むものにとって、土曜日の正午は、ホンワカワッカ～のテーマソングの、吉本新喜劇の時間であった。子ども心にも、その面白さは刻まれている。花紀京、平三平、原哲男、桑原和夫、そして"奥目の八ちゃん"こと岡八郎。八ちゃんは、本日未明に亡くなられました。「くっさー、えげつなぁ～」「すきがあったらどっからでもかかってこんかい!」のギャグは、大阪の子どもだったら、1回は使った事あるでしょう。ちょっと奥まった目(笑)コミカルな動作と泣かせる演技。大好きな吉本の芸人でした。吉本の改革もあり、退団後は体調を崩し、好きなお酒が過ぎ、アルコール依存症にもなられましたが、たびたびテレビに出られて、健在ぶりをアピールされてました。巨星が落ちるたび、昭和に生まれた者として寂しくもあり、入れ代わって輝く新喜劇のスターたちに、少しでも先人たちのギャグの切れ味を身に付けて欲しいと、願うばかりです。御冥福をお祈りします。

  2005.07.26

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• なっとう、そらまめ、ぴーなっつ

  NSPの天野滋さんが亡くなりました。古きフォークファンの頃、好きだったグループでした。『夕暮れ時はさびしそう』♪こんな河原の、夕暮れ時に　呼び出したりして、ごめんごめんこういうフレーズがさらりと歌えるグループでした。NSPを想う時、思い出す友人がいます。高校生の頃、毎日のように一緒にギターを弾いていたF君。かぐや姫やアリスとともにNSPもやりましたよ。彼がラジオでNSPのライブの模様を録音して、"なっとう、そらまめ、ぴーなっつ"のエピソードで大笑いしたものです。どうしてるのかな?そう、あれから30年経ってしまったんだなぁ。つい最近、テレビ欄でNSPの文字を見かけ、「僕らの音楽」で久しぶりにその音を聴き、相変わらずのヘタウマな姿が嬉しかったのに、その頃、すでに病魔は天野さんを蝕んでいたのですね。今朝、新聞の芸能欄を見て愕然としました。今、見直していると、あのcharが嬉しそうにギターを弾いていました。『歌は世につれ』♪歌は世につれ　人はだれでも　過ぎていった昨日に　すがりついてる"これからピーク"って言ってたじゃない・・・。ここのところ、高田渡、坂庭省悟と好きだったミュージションが亡くなり、そのつどショックでしたが、つい最近、元気そうな姿を見ただけに、大きな空虚感が漂います。それでも、残したものとしての音があり、記録としてのCDがあり、記憶としての歌声がある。そして「僕らの音楽」は宝物となりました。番組の最後はやはりこの曲。『さよなら』♪きのうまで　そうだったように　明日も　このままで　いたかった♪さよなら　さよなら　さよなら　さよなら本当に、さよなら。

  2005.07.05

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• 追悼　"大"大関貴ノ花

  小さな頃は相撲が好きだったようです。昔、高知の田舎へと祖母と夏休みに遊びに行った時、近くの爺さん婆さんを集めて、自慢気に栃錦の土俵入りを見せたそうです。テレビがそれほど普及していない時期、もちろん相撲取りなど来る事のない地方では、土俵入りなどは噂には聞くものの、実物は知らず、子どもの得意気な姿に本物を想像したでしょうね。微笑ましいでしょ? (笑)それからも、何度か大阪場所を見に行きました。枡席から離れて、裏に行くと、大きな相撲取りがいて、じかに触れたんですよ。ほんとに大きかった・・・。貴ノ花は好きでした。あの頃、細くてね、それでも土俵際の粘り腰がすごかった。強過ぎて憎まれてた横綱北の湖に立ち向かって、破った時は座ぶとんが舞い、興奮したのを覚えています。病気で昇進には縁が無く、横綱にはなれませんでしたが、記憶には残る偉大なお相撲さんでした。息子二人を横綱に導きながら、晩年は家族内が不和だったようですが、55歳の人生は短かすぎます。心から哀悼の意を表します。

  2005.05.30

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