職務経歴書は人となりが浮かんできます。。
私のような紹介会社の人間や人事で採用をしている人もそうでしょうけれど、職務経歴書を見ると、その人となりまでがわかってきます。ご自分の経験を時系列関係なく得意分野のみ強調する人。就業歴や異動歴に沿って経験を書く人。細かい実績まで書く人や反対に関わった職務しか書いていない人。勿論、書類選考が通らないと面接までいかないので、職務経歴書の書き方ノウハウは大事ですが、私とすれば、その経歴書からにじみ出る個性も大事な要素かな、と思います。一時期、大規模リストラが起こったとき、アウトプレースメント会社で習ったフォームそのままの職務経歴書を多数拝見しました。私とすれば、あまりにもキレイにまとまりすぎて、かえってその人のキャリアが持つ迫力に欠けるような印象を持ちました。結局、採用する側とすれば、その人がどういうキャリアの変遷を経たのか、何に強みがあるのか、迫力を持って伝われば、フォームなんて関係ないのです。(見にく過ぎるはいけませんが。)それとやはり転職歴が多い人の経歴書は辛いです。時系列で読んでいくと、キャリアが分断されてしまっている人が多いからです。転職歴が複数ある人でも、確実にキャリアが成長して、転職している人もいます。その違いはどこにあるかというと、前者のようにキャリアが分断している人は、転職先での職域や職位が変わらないまま、また次に転職をしていたり、転職先で、これまでの違った職種を経験したものの、そこでの職域や職位が変わらず、また転職している人です。後者のように転職歴は多いがキャリアアップしている転職をしている人は、転職先で職域や職位が広がり、次の転職でもますます職域や職位が高まっている人です。外資は転職歴を気にしないと考えている人も多いですが、あくまでも後者のような人を指すのです。職務経歴書はほんとにわかるものです。転職する気がない人でも、一度職務経歴書を書いてみると、自分のたな卸しが出来ますよ。。。落ち込む場合もありますが、そんなときは、これからのキャリア形成を考えるために使うことをお薦めします!今日はまじめに書きました。。【ようやく復活】おとといのすさまじい胃腸炎からようやく復活しました。まだうどんしか食べられませんが。。前触れもなくやってきたので、参りました。。季節の変わり目だからでしょうか??気をつけないと。。